【朝礼ネタ】格言シリーズ⑫─「スティーブ・ジョブズの言葉」について

[最終更新日]2020/12/03

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スティーブ・ジョブズ(1955.2.24-2011.10.5)アメリカ合衆国の実業家。アップル社の共同設立者。アメリカ国家技術賞受賞。

参照:Wikipedia

Appleの共同設立者であり、現在のMacやiPhoneの地位を築いたことで知られる「スティーブ・ジョブズ」は、私たちの心に響く数々の名言を残していることでも有名です。

彼の言葉は今でも全く色褪せず、ビジネスの現場やプライベートでの悩みに大切なヒントを与えてくれます。
そのため朝礼スピーチのネタとしても使いやすく、聴き手に多くの感銘を与えるきっかけを作ってくれるでしょう。

この記事では、スティーブ・ジョブズの名言を参考にした朝礼スピーチの構成を紹介します。
スティーブ・ジョブズという現代の偉人が残した名言を軸に、新しいスピーチを考えてみてはいかがでしょうか。

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Index

目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:「ハングリーであれ。愚か者であれ。」

今日はあの有名なスティーブ・ジョブズの有名な言葉のひとつ、「ハングリーであれ。愚か者であれ。」を皆さんに紹介したいと思います。

スタンフォード大学の卒業式の際にスピーチを任されたジョブズは、終わりにホールアースカタログという雑誌に掲載されていた言葉「ハングリーであれ。愚か者であれ。」を引用して締めくくりました。 今回は、この言葉でジョブズが何を言いたかったのかを考察してみたいと思います。

ジョブズはこのスピーチ全体で、「点と点とつなぐ」「愛と敗北」「死」という3つのポイントを提示しています。

簡単に内容を説明すると、「点と点とつなぐ」とはジョブズが大学をわずか6ヶ月で辞めたが、その後も大学に残り続けて好きな勉強をし、のちのAppleにつながる「美しいフォント」に出会うというエピソードです。

「愛と敗北」は、自分の作ったAppleを追い出されたジョブズが、絶望しながらも決してあきらめず、新しい会社「Next」を作って最終的に再びAppleのCEOに返り咲く話のこと。

最後の「死」とは、2003年に膵臓癌と診断され、身辺整理が必要とされたジョブズが、「時間は限られている」という事実に気づき、その後もあきらめることなく治療を続けていくエピソードが語られています。

この3つのポイント、言うなれば人生のターニングポイントを支えたのが、ジョブズにとっては「ハングリーであれ。愚か者であれ。」という言葉だったのではないかと、私は思うのです。

もしジョブズが「ハングリーであれ。愚か者であれ。」という言葉を知らなかったら、大学を辞めたとき、Appleを追われたとき、膵臓癌の診断をされたとき、常識に囚われて行動ができなかったり、心が弱まって挫折したりしてしまったかもしれません。

ジョブズはこの言葉を知っていたから、どんな時もハングリーで愚か者であることができ、結果として人生を好転させられたのではないでしょうか。

何かを決断したり、行動を起こしたりすることには勇気が必要です。
間違っているのかも、意味なんてないのかも。
そんな考えが渦巻いて、足がすくんでしまうこともあるでしょう。

しかし、ジョブズがそうだったように、ハングリーで愚か者であること、つまり自分の思うままに行動することが、人生を好転させるかもしれません。

つい色々と考えすぎてしまうときには、ジョブズが残した「ハングリーであれ。愚か者であれ。」という言葉を思い出し、強欲に自分の意思をつらぬく勇気を持ってみてください。

朝礼スピーチのコツ)スピーチ本番前にイメージトレーニングをする

朝礼スピーチのコツのひとつが、本番前のイメージトレーニングです。
頭の中で繰り返しスピーチをイメージし、「こういう形で話したい」という理想を具体的なものにします。

すると具体的にどんな話し方や動きをすればいいのかが見えてくるので、実際のスピーチでも理想のイメージに近い状態で進めることができるのです。

それこそジョブズの言葉を使ったスピーチを行う際には、本人がスピーチをしている動画を参考にイメージすることも考えられます。

スピーチを複数回イメージしておくことで「慣れる」こともできるため、本番で緊張しやすい人には特におすすめです。

イメージトレーニングをする際には、「話し手である自分の視点」だけでなく、「聴き手となる人の視点」からもイメージをするのがポイントです。

聴き手から見てわかりづらい部分がないか、主張が強すぎる部分がないかを客観的に見ることができれば、スピーチの完成度はさらに高まります。

「自分が聴き手ならどんなスピーチを聴きたいのか」という視点に立って、自分のスピーチを見直してみましょう。

朝礼のネタ:「歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。」

歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。

皆さんは、スティーブ・ジョブズが残した「歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。」という言葉を聞いたことはありますか。

動機という言葉は私たちの生活でもありふれているものですが、なぜジョブズはそこに注目することになったのでしょうか。

今日はこの「歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。」という言葉の意味を、皆さんと考えてみたいと思います。

動機とは行動の起源、行動が生まれたルーツ、出発点と例えることができます。
一方で歳をとるということは、過去から遠ざかること、言うならば行動の動機から距離をとることだと言えるでしょう。

つまり私たちは歳をとるほどに、動機となった出来事や思いから遠ざかり、その内容を忘れやすくなると考えられます。

ジョブズはそうやって歳をとるほどに自分の動機がわからなくなることに気づき、「動機こそが大切」という認識に至ったのではないでしょうか。

動機がわからなくなると、何を目標としていたのか、何がモチベーションとなっていたのかが不鮮明になります。
それはいずれ行動の形骸化につながり、最初の動機が忘れ去られる原因になってしまうでしょう。

小さい話で申し訳ないのですが、私はこの名言を聞いた時「なぜ自分は趣味として読書を始めたのだろうか」と考えてみました。
最初の動機は自分の知識欲を刺激し、新しいジャンルや物事を意欲的に取り入れることでした。

しかし、今ではただノルマをこなすように本を読み、内容を振り返ることもなくただ「本を読んだ」という事実があることに満足しています。

これは動機を決めたときから私が歳をとってしまい、最初の意思を忘れてしまったが故に起きた事象だと考えられます。

ジョブズは、自分たちの第一の目標は「世界一のパソコンを創り出すこと」とし、企業を大きくすることや金持ちになることではないと話しています。

もし「歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。」という言葉に至らなかったら、Appleは私欲を求める一般的な企業となり、今のようなMacやiPhoneを作ることはなかったかもしれません。

それくらい自分自身で動機を理解しているかどうかは、未来を決めるきっかけになると考えられます。
皆さんも今日を機会に自分の行動の動機を思い出し、その大切さを今一度見直してみてください。

朝礼スピーチのコツ)エピソードを引用することで、聴き手の理解度が深まる

朝礼スピーチでは、エピソードを引用することで聴き手の理解度を深めることができます。
実際にあったエピソードを使うことで、スピーチの内容が具体的になり、聴き手が深くまで言葉の意味を見通しやすくなるのです。

たとえば引用するエピソードには、有名人の言動や映画のワンシーンなどが考えられます。
基本的にスピーチの内容に密接したものである必要があり、無関係のエピソードをただ面白いというだけの理由で取り入れることは避けましょう。

ジョブズの言葉を使ったスピーチの場合には、やはり本人のエピソードや言葉を使い、聴き手のイメージをより具体的なものにしていくことがおすすめです。

朝礼のネタ:「旅の過程にこそ価値がある。」

旅の過程にこそ価値がある。

皆さんはスティーブ・ジョブズの「旅の過程にこそ価値がある。」という言葉を聞いて、どんな印象を持たれるでしょうか。

短くてシンプルな言葉ですが、そこに含まれている意味にはとても強いメッセージ性が感じられます。
本日はこの「旅の過程にこそ価値がある。」という言葉から、見出せる意味について一緒に考えてみましょう。

結論から言うと、ジョブズはこの言葉で「旅を経験することそのものに意味がある」ということを言いたいのだと私は思います。

最初この言葉を聞いたときには、いわゆる「結果よりも過程が大切」という意味が込められた言葉かと思いました。

しかし、ジョブズの波瀾万丈な人生を考えると、結果を求めて旅をするのではなく、とにかく旅をしてさまざまなことを経験するべきという意味があるのではと考えるようになったのです。

なぜならジョブズの人生には、わかりやすい結果がないように思えるのです。
ジョブズはMac、iPhone、iPadなどを作った人物ですが、そのどれもが彼の人生を総称する商品というよりも、ひとつの過程であるように感じられます。

実際にMacもiPhoneもiPadも、今現在もジョブズの基本を元に発展を続け、より良いデバイスとして進化しています。

世界を変えるほどの発明も、ジョブズにとってはあくまで人生という旅の過程だったのだと思います。
だからこそ、旅の結果や目的ではなく、その過程を経験することに意味があるという言葉を残せたのではないでしょうか。

「旅の過程にこそ価値がある。」という言葉をそういった意味で捉えると、私たちの人生にも多くの価値を見出すことができます。

ちょっとした成果や頑張りにも価値があり、意味があるのだという前向きな気持ちになりませんか。
もし自分のやっていることに疑問や不安を覚えたら、ジョブズのこの言葉を思い出してください。
人生という旅の過程にあるあらゆるものが、自分にとって価値あるものに見えてくるかもしれません。

朝礼スピーチのコツ)メッセージはシンプルにまとめる

朝礼スピーチのメッセージは、シンプルにまとめることが基本です。
一般的に朝礼スピーチは短い時間の中で行われるため、話が冗長になると内容がまとまらず、中途半端に終了する可能性があります。

そのためなるべく不要な部分は削って、シンプルな構造になるよう意識することがポイントです。

目安として「1分=原稿300文字」程度を見積もっておくと、スピーチの時間を調整しやすくなります。
実際のスピーチの最中には話のスピードが変化したり、質問などのアドリブがあったりといった可能性もあるので、時間に余裕を持って原稿を作るのがおすすめです。

朝礼のネタ:「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」

何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。

Appleの共同創業者として有名なスティーブ・ジョブズは、「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」というちょっとロマンチックに聞こえる名言を残しています。
この言葉からどんなことを考えられるのかを、皆さんも一緒に考えてみましょう。

いきなりですが、皆さんは自分がどんなことに誇りを持っているか、何に愛情を持っているか即答できますか。

いくつか候補が見つけられるかもしれませんが、確実に「これだ!」と絞り込むことは難しいのではないでしょうか。
私たちは意外と、自分の主観や主体となる考えを自分自身で理解できていないことがあります。

そんなときにジョブズの「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」という言葉が、考えるひとつの基準になるのです。

たとえば私は何を捨てられるかと考えたとき、「見栄」や「建前」といったものを捨てることができる、捨てたいと考えました。

こういった要素を捨てることができれば、私はこれまで以上に自分に誇りを持って生活ができると思えたのです。
同じように何を守るのかを考えたとき、私は「家族」と「習慣」をピックアップしました。

どちらも今の私を作り出したものであるため、性質は違えど愛情を持って接することができる対象だと気づけたのです。

このようにして考えてみたところ、私はほんの少しだけ私という人間をこれまでより深く知ることができました。
そういった効果を引き出せるのが、この名言のすごいところですね。

ジョブズにとって捨てられるものがなんだったのか、守るものがなんだったのか、今となってははっきりとしたものはわからないかもしれません。

しかし、彼がその人生の中の芯のようなものを常に持ち続けられたのは、この言葉に当てはめて自分自身を知ることができたからなのではないかと、私は想像してしまうのです。

何に誇りを持てるのか、何を守れるのか。そんなことを考えるのはちょっと照れくさいかもしれません。
しかし、あのスティーブ・ジョブスの言葉だということを知ると、なんだか真剣に考えたいという気持ちになってこないでしょうか。

この機会にジョブズの「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」という言葉を参考に、改めてあなた自身のことを知ってみてください。

朝礼スピーチのコツ)スピーチは三部構成にすると魅力的になる

朝礼スピーチは、三部構成にすることで内容を際立たせることができます。
三部構成とは、落語を参考に以下のように構成する方法です。

  • ①オープニングとなる「マクラ」
  • ②スピーチのメインとなる「本論」
  • ③シメとなる「落ち」

スピーチの全体をこの3つに分類することで、話の筋道がわかりやすくなり、聴き手にとって魅力的な内容に仕上げられます。
話しているうちにスピーチが脱線してしまうときなどには、この三部構成を意識して整えてみましょう。

三部構成にすると、自分の作るスピーチのどこに弱点があるのかがわかりやすくなります。
「本論が短すぎるな」「落ちにインパクトがないから印象が弱いな」といった形で分析ができるので、今後の構成作りに活かすことも可能です。

朝礼スピーチで「スティーブ・ジョブズ」の名言・格言をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチでスティーブ・ジョブズの名言を使うときには、以下の2点を事前に確認しておくことがおすすめです。

ただ「ジョブズが好きだから」「最近ジョブズに感銘を受けたから」といった理由で朝礼スピーチのネタにしてしまうと、名言の意味やメッセージ性が伝わりきらないことがあります。

スティーブ・ジョブズの名言をネタにスピーチを構成するときには、まず以下を参考に注意すべきポイントをチェックしておきましょう。




その名言・格言に込められた思いや、人物の背景についてしっかり調査する!

スティーブ・ジョブズの名言を使うときには、本人がその言葉に込めた思いや背景を調査することが大切です。
ただ言葉を切り取ってそれを紹介するだけでは、ジョブズの真意や考えを伝えることは難しくなります。

なぜジョブズがその言葉を発したのか、どんな背景がその言葉を作ることにつながったのかまでを知って初めて、スピーチでその意味を本当に伝え切ることができるでしょう。

スティーブ・ジョブズは、その人生でさまざまなエピソードを残したことで有名です。
それは書籍や映画といった作品に残されているので、比較的調べることは簡単でしょう。

だからこそ聴き手にジョブズの知識が既にあるパターンも考えられ、生半可な知識では納得させられないかもしれません。

スピーチの構成を作る際にはまず入念に下調べを行い、格言を残したジョブズについて深く知ることから始めてください。




スピーチは「聞いている人のため」という意識を持つ

朝礼スピーチは、基本的に「聞いている人のため」に行うものです。
そのため「自分がジョブズのことを話したい」「ジョブズのファンとして一言伝えたい」といった主体的な気持ちでは、スピーチを成功させることは難しいでしょう。

ジョブズの名言を受け取って、聴き手が何かを考えたり、新しいことを始めたりといったことになって初めてスピーチには意味があったと言えます。

「自分がジョブズについて話せれば十分」という自己満足にならないように、注意してスピーチをする必要があるのです。

聞いている人のためになるスピーチを考えるには、「どう感じて欲しいのか」「どう考えて欲しいのか」という点を軸に内容を積み上げていくことがコツです。

メッセージをどう受け取ってもらうのかまで想定することで、聴き手について深く考えることができます。
それは聞いている人のためにスピーチをする心構えにつながるため、意識してスピーチの「受け取られ方」に注目することがおすすめです。




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まとめ)スティーブ・ジョブズの名言だから伝えられることがある

スティーブ・ジョブズという偉人が残した名言からは、本人のエピソードも含めてさまざまな意味を見出すことができます。

ジョブズらしい独特な視点を持つ名言も多く、話し手として自分なりの解釈を加えることで、非常に奥深いスピーチを構成することができるでしょう。

日常的に使われているiPhoneやiPadに関連した人物であることから、知名度の点でも申し分ありません。
たくさんの人の興味を惹くスピーチを作れるので、ぜひこちらを参考にこれからの朝礼スピーチのストックに加えてみてください。

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