【朝礼ネタ】「失敗」との向き合い方

[最終更新日]2019/09/18

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朝礼ネタ失敗との向き合い方

失敗という言葉にはネガティブな響きがあります。できることなら失敗は避けたいと誰しもが考えていることでしょう。

しかし、仕事において失敗はつきものです。新しいことや困難な課題に取り組むからこそ、失敗を経て次のステップに進むことができるのです

では、失敗が避けられないものだとしたら、その失敗とどのように向き合っていくか?を考えるほうがいいでしょう。

そこで、この記事では朝礼スピーチで「失敗との向き合い方」をテーマに話す場合のスピーチ例を紹介します。朝礼スピーチのネタを探している人は、ぜひ参考にしてください。


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目次

急いでいる方は気になる以下のネタを押してください。

朝礼のネタ:失敗した時の立ち直り方(レジリエンスを高める)

皆さんは、自分で自分のことをストレスに強いと感じますか?

失敗して落ち込むのは誰でも同じだと思いますが、そこから立ち直りが早い人と遅い人がいるように感じたことはないでしょうか?今日は落ち込んだ気持ちを引きずらず回復する「レジリエンス」についてお話しします。


私は高校・大学とバレーボール部に所属していたのですが、大学時代のポジションはセッターでした。

アタッカーが打ちやすいトスを上げるのがセッターの役割です。

あるとき、私は試合の大切な局面でトスをミスしてしまい、そのことが直接の原因となって試合に勝てなかったことがありました

当然、チームメイトに対しては平謝りです。チームメイトは慰めてくれたり励ましてくれたりしましたが、しばらくの間は落ち込んだ気持ちのままだったのを覚えています。

しかし、あるときふと「謝ってばかりいても仕方ない」「どうすればトスの精度を高められるかを具体的に考えよう」と思うようになりました。

チームメイトにも協力を呼びかけて練習に付き合ってもらったり、自分のフォームを動画で撮影してもらいチェックしたりしました。ただ気に病んでいるばかりではなく、少しでも改善しようとする気持ちを具体的な行動に表したことで、チームメイトにも「同じ轍を踏みたくない」という気持ちが伝わったのではないかと思っています。

あのとき、私は「失敗したあと一度落ち込んだら、その後は具体的な行動を考える」という立ち直り方を学んだのだと思います。

失敗しても何らかの具体的な防止策を考える。

これが、私にとって失敗から立ち直るレジリエンスを具体化する方法です。


朝礼スピーチのコツ)話し言葉や会話口調を挿入する

スピーチでは、聞き手の共感を得ることが非常に重要です
聞き手がまるで自分のことのように捉えられれば良いスピーチですし、いかにも他人事のように感じてしまうようであれば良くないスピーチなのです。

聞き手にとって共感しやすい言葉の1つに会話口調があります。上のスピーチでは「謝ってばかりいても仕方ない」といった心の声を話し言葉で演出することで、そのときの感情を再現し臨場感を持たせる効果を生んでいます。

原稿を読み上げたような平坦なスピーチと比べて感情移入しやすく、自分だったどう感じるだろう?と自分のことに置き換えて考えてもらえる可能性も高くなります。

このように、スピーチでは意図的に会話や話し口調を挿入することで、聞き手の感情移入を容易にし、臨場感を持たせやすくなるのです。


朝礼のネタ:「良い失敗」をするために心がけたいこと

おはようございます。今日は「良い失敗」という話をしたいと思います。
世間一般では失敗という言葉は良くない意味で使われますので、「良い」失敗と聞くと違和感があるかもしれません。

皆さんご存知の通り、私は営業部で働いているわけですが、初めて担当したお客さんのことは今でも覚えています。

何か提案しなくてはと必死に話すのですが、一方で「断られたらどうしよう」「あまり言い過ぎると嫌がられるのでは?」と感じていたところがありました。

結果的に、そのお客さんとの商談は成立せず、悪い予感が的中して断られてしまいました。


それからも、期待していた商談が土壇場でひっくり返り、ご破算になるといったことを何度か経験しました。

すると、お客さんが断りたくなるタイミングやそのときの「空気感」のようなものが徐々に分かるようになってきたのです。

一度断っても、期間を置いて「あのときの話なんだけど・・・」と興味を示してくれる人がいることも経験的に分かってきました。

時間をかけて説得することや、相手の気が変わるのを待ったほうがいい場合もあることを経験的に知らなかったために、契約まで漕ぎ着ける前に諦めていたところがあったのです。

断られることを恐れてばかりいたら、このことはずっと学べなかったと思います。

失敗を恐れて行動しないと、何もせずに終わってしまうという「失敗」をすることになります。

はじめから打率にこだわらず、打席に立つ回数を増やすことでヒットの打ち方が体感として分かってくるということもあるのですね。

失敗するごとに軌道修正を重ね、少しずつ成功へと向かっていくことができるのなら、これは「良い失敗」と言えるのかもしれません

これからも、失敗を恐れず、失敗するなら「良い失敗」にしようと心がけていきたいです。


朝礼スピーチのコツ)長い説明・複雑な説明はNG

・・・つまり、私の言いたいことはですね、□▲×○●※☆◎§÷□▲×○●※☆◎§÷ □▲×○●※☆◎§÷ □▲×○●※☆◎§÷ □▲×○●※☆◎§

話が長い人・話が分かりづらい人は、ふだんの人間関係においても良い印象を持たれないことが多いものです。

実は、このことはスピーチにも当てはまります。

ときどき、スピーチで良いところを見せようとして複雑なたとえ話をしたり、難解な故事成語を使ったりする人がいますが、聞いている側としては「一体何の話だろう?」と感じてしまいます。

そして、スピーチが終わってからも「結局、何がテーマの話だったのか分からなかった」といった感想を持たれてしまいやすいのです。

聞き手が興味を持ってスピーチを聞いてくれる状況を作るためにも、できるだけ「シンプルに」「分かりやすく」を心がけて話すことが大切です
できるだけコンパクトな説明にまとめることで、伝わりやすいスピーチになるのです。


朝礼のネタ:「失敗は成功のもと」って本当?

「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、これって本当でしょうか?
今日は、このことわざが科学的にも正しかったというお話をしたいと思います。

ある実験で、マウスに入り組んだ迷路を歩かせ、どの経路を選ぶかを調べました。

迷路には行き止まりの道もあるのですが、おもしろいことにはじめ行き止まりの道を何度も選んでしまうミスが多かったマウスほど、最短距離を早く見つけたというのです。

なぜかと言うと、ミスが多いマウスはいろいろな道を選ぼうとして、道草をくって歩き回るようになるからだそうです。

ゴールにたどり着くには幾通りもの道があることを、失敗を通じて理解するようになるからでしょう。

考えてみると、このことは私たち人間にも当てはまります。失敗するとそのときは恥ずかしい思いをするかもしれませんが、「失敗してもこの程度なのか」と分かるようになります。

いろいろな方法を試して、その中に失敗例があったとしても、結果的に成功につながるヒントを得る機会を多く手にすることができるのですね。

反対に「絶対に失敗してはいけない!」と凝り固まってしまうと、試行錯誤を繰り返す機会を失ってしまうことになります。すると自分の中の「引き出し」も増えていかないため、大事なところで「ぶっつけ本番」のような状態になってしまいます。

失敗を恐れるあまり、結果的に成功につながるヒントを失ってしまうのですね。


失敗の1つ1つは成功とは関係ないように見えるかもしれませんが、試行錯誤を繰り返すことで成功へとつながる確率が高まっていきます。

「失敗は成功のもと」という言葉の意味に立ち返って、失敗を恐れることなく試行錯誤を繰り返していきたいものです。


朝礼スピーチのコツ)キーメッセージは1つに絞り込む

朝礼スピーチはごく限られた時間で行われますので、あれもこれも伝えている時間はありません。

話が終わったと思ったら「それからもう1つ」と続ける人がいますが、これでは話の軸がぶれてしまい、かえって言いたいことが伝わりにくくなります。

多くのメッセージを詰め込めば良いスピーチになるかと言えば、決してそうではないのです。

スピーチで伝えるメッセージは「1つ」に絞り込みましょう。

もし言いたいことがいくつかあって絞り込めないと感じるのであれば、「10秒スピーチ」だったらどうするか?を考えてみてください。さすがに10秒では、2つも3つもメッセージを詰め込むことはできません。

必然的に「最も伝えたいこと」が絞られ、キーメッセージが浮き彫りになってくるはずです。


朝礼スピーチで「失敗」をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチで「失敗」をネタにするときの注意点

ここまで、調整スピーチで「失敗」をテーマに話す場合のスピーチ例を紹介してきました。

実は、朝礼スピーチで「失敗」について話すのはやや風変わりなことです。自身の失敗談やそれにまつわる経験を大勢の前で話すことをためらう人が少なくないからです。

そのため、朝礼スピーチで失敗について話す場合には、いくつか注意しておいたほうがいいポイントがあります。
とくに気をつけておきたい3つのポイントについて確認しておきましょう。

朝礼スピーチで「失敗」をネタにするときの注意点  □ 内容はポジティブに!  □ 聴き手の「共感度合」を意識する  □ 先人たちの失敗談も参考に




「失敗」をテーマにするからこそ内容はポジティブに

「失敗」という言葉には、どうしてもネガティブなイメージがついて回ります。

「失敗について話します」と切り出しておいて、結局「失敗して大変でした」というだけの話で終わってしまっては、スピーチを聞いている人も暗い気持ちになってしまいかねません。

失敗について話すからこそ、話の落としどころとしてはメリットが得られる内容になっているなど、ポジティブな印象を残す内容になるよう注意しましょう。


良い題材としては、
笑い飛ばせるちょっとした失敗
教訓や改善策を得られた失敗
子どもの頃の話など昔の失敗
などが挙げられます。


反対に良くない題材としては、
最近起きたばかりの社内の問題
モラルの面で問題のある失敗
救いのない致命的な失敗
などは、話を聞かされた側が反応に困ってしまうことも考えられますので避けたほうが無難でしょう。





自身の失敗談を話すときはここに注意!

自身の失敗談 〇 or ×

聞いている人の側の負担を考慮するという意味では、失敗の中でも「自虐ネタ」と捉えてもらえるような失敗を軸にスピーチを組み立てるのがおすすめです。

話す人自身のキャラクターにもよりますが、ふだんから冗談をよく言うようなタイプの人であれば、「笑い」によって共感を得やすくなるでしょう。

ただし、選ぶ題材やタイミング、話す人自身のキャラクターに合っているか、といった視点を持つことも大切です。たとえば、ふだん物静かな人が急に自虐ネタを話し始めると、周囲は「ここで笑っていいのだろうか」と戸惑ってしまう可能性があります。

そういった場合は「二度寝してしまった」「忘れ物をしてしまった」といった、誰もが一度は経験している失敗談を取り上げることで、「私もそういう経験がある」と親近感とともに、スピーチに対する共感を得やすくなるでしょう。





「失敗」をポジティブに捉えたスピーチの例

Stay Hungry. Stay Foolish.”(ハングリーであれ。愚かであれ。)の名言で知られるスピーチにおいて、スティーブ・ジョブズ氏は次のように語っています。

「当時は分りませんでしたが、アップルを首になったことは、私にとって最も良い出来事だったのです。
成功しているという気重さが、全ては不確かという、ビギナーの気楽さに再びなりました。 そのことが私を解放し、その後の私の人生を、再び最もクリエイティブな時期の一つにしたのです。」

自ら設立し、大きく育ててきたApple社を解任されるという出来事は、普通に考えれば悲劇でしかありません。

しかし一方で、成功に対して「気重さ」を感じていたとあるように、失敗したからこそ「身軽さ」を手に入れられたと捉えることもできるのです。
「これ以上失うものはない」という状況まで堕ちれば、あとは再び駆け上がっていくしかありません。決定的な失敗の経験を、最も大きな成功へとつなげた例と言えるでしょう。

大きな失敗から大きな成果を得られたというギャップのあるストーリーは、人を引き込み、感情を揺さぶるものです。

大きな失敗と成功はめったに経験することではありませんが、ギャップを伴うストーリーを経験したことのある人は、思い切ってスピーチのテーマに取り上げてみてもいいのではないでしょうか。


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まとめ)失敗を「乗り越えた」体験そのものがスピーチのネタになる

面白く印象に残るスピーチには、話す人の個人的な体験や思いが込められていることが少なくありません。

失敗の経験をテーマに取り上げるのであれば、すでに解決したことについて客観視した上で話すはずです。つまり、失敗を経験しながらもそれを乗り越え、何らかの教訓を得たという体験そのものがスピーチのネタになるのです

失敗について話すのは恥ずかしいと感じる人もいるかもしれませんが、自分が思っている以上に失敗の経験が参考になる場合もあるのです。ぜひ、失敗との向き合い方についてスピーチを考えてみてください。