【朝礼ネタ】AI(人工知能)について

[最終更新日]2020/01/17

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朝礼ネタ: AI (人工知能) について

AIに関する話題をニュースメディア等で見かけることが多くなってきました。

今後、AIの進歩に伴って人間が担ってきた仕事が奪われる可能性があるなど、センセーショナルな取り上げ方をされることもあります。

テクノロジーの進歩を心待ちにしている人もいれば、人間の在り方が機械によっておびやかされることへの不安や反感を抱いている人もいることでしょう。

この記事では、朝礼スピーチのネタとしてAIを取り上げる場合、どのような話し方があるかを4つの切り口で紹介しています。朝礼スピーチのネタを探している人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:シンギュラリティはやってくる?こない?

Is singularity coming?

皆さんは「シンギュラリティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

おそらく、多くの人が一度は耳にしたことがあるはずです。シンギュラリティとは、「技術的特異点」という意味です。AIが進化していくと、いつか人間の頭脳を超えるときが来るのではないか、と言われることがあります。シンギュラリティとは、まさにその時のことを指しているのです。

AIが人間の頭脳を超えるということは、人間がこれまで担ってきた頭脳を使った仕事が機械に置き換えられていくことを意味しています。

たとえば、弁護士は過去の膨大な判例を参照して判断を下しますが、膨大なデータから適切と思われる解を見つけるのはAIの得意分野であり、弁護士の仕事はいずれAIに代替されるのではないか、と考える人もいるのです。

著名な学者や文化人、経営者などの間でも、シンギュラリティが将来訪れるかどうかについては意見が分かれています。

シンギュラリティが訪れると考える人の中には、2045年など具体的な時期についての予測も聞かれます。

シンギュラリティが独裁者となったり、いずれ人類を滅ぼすような脅威となったりと、恐ろしい未来を予測する人もいます。

一方で、シンギュラリティは来ないと予想する人は、人間の知性とAIは別物と考えているようです。過去にも人工知能と呼ばれる機械は発明されてきましたが、いずれも人間の暮らしに与える影響は限られていたとして、今後もシンギュラリティのような劇的な変化は訪れないと考える人もいます。

さまざまな予測がなされているシンギュラリティ。皆さんはどう思いますか?

朝礼スピーチのコツ)「シンギュラリティ」のスピーチをする前に知っておきたい、「そもそも、シンギュラリティとは?」

そもそもなぜシンギュラリティへの懸念が議論されているかと言うと、AIはデータを取り込んで「学習」するという性質を持っているからです。

近い将来、AIが自分自身をアップデートし改良していく方法を学んでいくことができるようになるとすれば、加速度的にAIの進歩が速まり、人間が予測しないレベルまで進化してしまうことも絶対にないとはいえません。

コンピュータのCPUに利用されているシリコンチップと人間の大脳は、基本的な働きがよく似ていると言われています。生物の脳内では電気化学的なスイッチのオン・オフによって信号のやりとりがなされていますが、人工の電子回路のスイッチは生物の100万倍以上の速度で動作させることができます。

こうした事実を根拠として、AIが進歩することで人間の頭脳よりも優秀な知能になり得ると予測する説が出てきているのです。

朝礼のネタ:AIの定義・解釈は様々ある?

AIと聞いて、皆さんはどのようなものを想像しますか?Pepperのような愛らしいロボットでしょうか。

世代的なものかもしれませんが、私などは映画「ターミネーター」のような、人間と区別のつかないサイボーグをイメージしてしまいます。

ところで、実はAIにはいくつかの定義があり、その解釈もさまざまであることをご存知でしょうか。

たとえば、現在すでに開発が進んでいるAIの中には、スマホアプリに搭載され「ユーザーの嗜好を学習して最適化された情報を提供する」といった働きを持つものがあります。

他にも、囲碁やチェスなどのゲームで人間と互角に渡り合ったり、ものによっては名人を凌ぐほどの判断力を持つものも登場していたりします。

こうしたAIは意思や感情を持っていません。単純に、専門とするゲームなりユーザーの傾向なりを学習し、判断するだけのAIです。こうしたAIは「弱いAI」と呼ばれるそうです。

弱いAIがあるのなら、強いAIという概念はあるのだろうか?と思いますよね。

もちろんあります。先ほど例に挙げたターミネーターは架空のサイボーグですが、人間と同等かそれ以上の知性を持つという意味で、強いAIと言えます。ほかにも「ドラえもん」が実現するとしたら、これも強いAIということになりますね。

現在、開発が進められ実用化されているのは弱いAIです。しかし、今後AIの研究開発が進むにつれて、強いAIに近いものが作られていく可能性もあります。

このように、さまざまなAIの定義や概念がありますので、世の中の動きや進歩のスピードに置いて行かれることのないように意識したいものですね。

朝礼スピーチのコツ)専門用語は避け、わかりやすく伝える

AIなどテクノロジー系のトピックに詳しい人ほど、つい専門用語を盛り込んで話してしまいがちです。

しかし、こうした分野の話題に明るくない人や、どちらかと言うと苦手意識を持っている人にとっては、専門用語が出てきたとたんに「分からない」「苦手だ」という気持ちになりがちです。

分からないと感じた瞬間から聞く気がなくなってしまいますので、難しい・分からないと感じさせない工夫をする必要があります。

専門用語はできるだけ避けるか、どうしても使わなくては説明がしづらい場合は身近なものにたとえるなどして、わかりやすく伝えることが大切です。
聞き手にはさまざまな人がいることを踏まえて、理解度や知識量に合わせた話し方をするように心がけましょう。

朝礼のネタ:身近なあのサービスも、AIが絡んでいる?

AIと聞くと、まだ少し先の未来に実用化されていくもの、というイメージを持っていませんか?実は、すでにAIが活用されているものが身近にあることをご存知でしょうか。今日は、私たちの身近にあるAIの技術についてお話しします。

まず、皆さんの多くが利用しているスマートフォン。iPhoneを使っているという方、どのぐらいいますか?(挙手してもらう)

……結構いますね。iPhoneにはSiriという音声コントロール機能がありますが、単にスマホを操作するだけでなく、質問に答えてくれたり、ちょっとしたジョークを言ったりと、人との簡単な会話ができるレベルになっています。これは音声認識に特化したAIによって実現している技術です。

最近、スマート家電という言葉を聞くようになりましたが、そのうちの1つ、スマートスピーカーにもAIの技術が使われています。

Amazonが提供しているスマートスピーカー「Alexa」は、天気予報を音声で伝えたり、レシピを検索したりといったユーザー好みの動作を学習し、使う人に合わせた機能に最適化していくことができます。AIによる学習の効果を活用しているのです。

さらに、最近では資産運用のアドバイスをしてくれるAIも登場しています。……と聞くと何か専門的なもののような感じがしますが、誰でも利用できるスマホアプリに搭載されているのです!

膨大なデータから適切な投資先を見つけるという作業は、まさにAIが得意とするところだそうです。

このように、AIは私たちの身近なところで、徐々に人間の判断や思考を補うものとして実用化されつつあります。これからは家電や自動運転車にもAIが搭載されるなど、ますます私たちの暮らしの中でAIが活用されていくことでしょう。

朝礼スピーチのコツ)具体的な事例を説明する際は、事前リサーチを入念に

スピーチを分かりやすいものにするためには、具体例を入れるのが効果的です。具体的に例を挙げることで、聞き手にとって身近な事例をイメージしやすくなり、スピーチの内容に聞き入ってもらえる効果が期待できます。

一方で、例に挙げた内容に間違いがあると、スピーチ全体の信憑性が疑わしいものに思えてしまい、説得力が著しく下がってしまうことも考えられます。聞き手の中にはスピーチのテーマについて詳しい人もいるはずですので、「今言ったことは間違っているぞ」と気づくこともあるはずです。

具体的な事例を挙げて説明するのであれば、事前にリサーチをしっかりと行い、疑わしい点や曖昧な点を残したままスピーチ本番にのぞむことのないようにしましょう。

朝礼のネタ:「なんて良い曲なんだろう」と思った音楽が、AIが作ったものだったら?

皆さんは音楽が好きですか?

私は最近、就寝前にヒーリング音楽を聴いてから眠るようにしています。

どのぐらい効果があるのか分かりませんが、気持ちが落ち着いて寝付きが良くなるような気がしています。このように、音楽は人をリラックスさせたり気分を高揚させたりと、私たちの感情と密接に関わるクリエイティブなものというイメージがありますね。

では、良い曲を聴いて感動したとき、その音楽を作曲したのがAIだったとしたら、皆さんはどう思うでしょうか?

ひょっとしたら、機械に感情を弄ばれたような気分になるかもしれません。

AIによる作曲は実際に可能なレベルとなってきており、AIが作曲した曲に歌をのせてリリースしたアーティストも実在します。

AIによる作曲で必要なのは音楽理論などの知識ではなく、「クラシックロック風」「90年代ポップ風」といった音楽スタイルの「オーダー」です。あとは楽曲の長さなどを指定するだけで、わずか1分ばかりの時間で曲が作れてしまうというのです。

これを芸術に対する冒涜と見る人もいるかもしれません。
でも、少し見方を変えればテクノロジーの力を借りて誰もが表現や創作に携わることができるようになるわけです。

このように、AIはテクノロジーとクリエイティビティを結びつける役割を果たすことがあると言われています。

AIの進歩は、芸術の在り方にも影響を与えていくようになるかもしれません。AIが作った楽曲で人間が感動する時代——。皆さんは、どう思いますか?

朝礼スピーチで「AI・人工知能」をネタにするとき知っておきたいこと

AIに関する朝礼スピーチ例、いかがでしたでしょうか?

AIは近年メディアで引き合いに出されることも多くなり、話題性のあるテーマです。聞き手の中には強い興味関心を持っている人もいるはずですので、面白い切り口で話すことができれば聞き手を惹きつけるスピーチになるでしょう。

ただし、AIを朝礼スピーチで取り上げるにあたって、忘れてはならない注意点もあります。せっかくスピーチを考えて発表するのですから、最後に念には念を入れて注意点を確認しておきましょう。




話し手はなるべく「ニュートラル」な立ち位置で

AIの開発そのものは1960年代から行われてきましたが、技術者ではない一般の人が受け取る情報として広く流布されるようになったのはここ数年のことです。

AIに限らず、新しいテクノロジーの台頭を心待ちにしている人がいる一方で、慣れないテクノロジーに脅威を感じたり、快く思わなかったりする人もいることを忘れるべきではありません。

朝礼スピーチでAIを話題に取り上げた場合、肯定的な意見を寄せてくれる人だけでなく、中には後ろ向きな意見や感想を持つ人もいることでしょう。このように、さまざまな見方や考え方があるのが当然であり、自然な姿と言えるのです。

AIに関する情報は、憶測や不正確なものも含めてさまざまな話がメディアをはじめ、SNS等でも取り上げられています。

まずは事実をメインにニュートラルな立ち位置で伝えることを心がけ、ほんのスパイス程度に自分自身の考えや意見を取り入れるぐらいがちょうどいいでしょう。

AIに対してあまりに肯定的/否定的な見方に偏ってしまったり、個人的な意見を述べることに終始するようなスピーチになったりしないよう、注意しておく必要があります。




「AI(人工知能)ってよく分からない、難しそう…」という人を意識した話の構成に

テクノロジー系の話題は、聞き手によって持っている情報量が大きく異なることを念頭に置いて伝えることが大切です。そもそも「AIという言葉はよく聞くけれど、何なのかよく分からない」「機械の話はどうも苦手で…」といった感じ方をする人もいることを考慮する必要があります。

スピーチを構成する際、聞き手となる同僚の顔をイメージしてみましょう。

AIに詳しそうな人も、そうでない人もいることでしょう。よく知っていそうな人にとってはより丁寧に伝わり、あまりよく知らない人にとっては噛み砕いた説明になるよう、話の内容や言葉の選び方を調整していくのです。

たとえば、唐突に「ディープラーニング」という言葉を使って全員に伝わるだろうか、よく分からない人もいるのではないか、という視点に立って考えてみることが大切です。

コツとしては、AIに関する話題がやや苦手かもしれない人をターゲットにすることです。

これによって、親切で分かりやすい説明になる傾向があります。スピーチは文字を目で追いながら聞くのではなく、声だけで伝えるため、どちらかと言えば易しめの内容のほうが伝わりやすいのです。




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まとめ)AIについての分かりやすいスピーチで差をつけよう

AIをテーマに取り上げたスピーチは、少々ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。技術的なことまで含めると正確に伝えられる自信がないと感じたり、専門用語を分かりやすく伝えられるか不安だと思ったりするケースもあるはずです。

しかし、AIは間違いなくここ数年の中でホットなトピックの1つです。聞き手の誰もが耳にしたことのあるキーワードのはずですので、分かりやすく伝えることができれば同僚のスピーチに差をつけることもできるでしょう。

この記事で紹介したスピーチ例を参考に、ぜひご自身の朝礼スピーチを考えてみてください。

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