【朝礼ネタ】時間の使い方

[最終更新日]2019/10/28

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朝礼ネタ。時間の使い方。

朝礼スピーチを使って職場に有益な情報を提供するのなら、「時間」というテーマは非常に魅力的なものとなります。

時間の使い方をアドバイスし、よりメリットの多い活動時間を作れるように促せれば、職場の人々の業務効率向上やスキルアップにも貢献できるでしょう。

今回は、「時間の使い方」を主軸としたスピーチをまとめて、実際に朝礼のなかで利用できる形で紹介します。

この機会に時間という概念を今一度振り返って、ビジネスの現場に応用できるようイメージしてみてください。



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目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

「1日が25時間あったら、増えた1時間で何をしますか?」

あと1時間あれば…

皆さんは有名な著書である「7つの習慣」のなかに、「明日から1日が25時間になったとき、その増えた1時間を使って何をしますか?」という質問があることをご存知でしょうか。

この質問は単純なようで非常に奥深く、具体的かつ自分にとってメリットが大きくなる1時間を想像できるかどうかで、実際の生活にも影響が出ると考えられるのです。

さて皆さんは、仮に1時間を余分に獲得できたとしたら、何をするでしょうか。ちょっと想像してみてください。

上手に1時間の使い方を想像できた人も、いまいち明確なビジョンが浮かばなかった人も、最初は「時間管理のマトリクス」と呼ばれる考え方を活用して、自分にとっての優先事項を決定することがおすすめです。

時間管理のマトリクスとは、物事を重要性と緊急性でランク分けし、4つのカテゴリーに分類する方法を指します。




時間管理のマトリックス

緊急 緊急ではない
重要 第一領域

・締切りのある作業
・クレームやトラブル対応
・病気や事故、災害
など
第二領域

・準備や計画
・自己投資や勉強
・健康維持
・人間関係作り
など
重要ではない 第三領域

・無意味な飲み会等の付き合い
・突然の来客や電話
・雑事
など
第四領域

・暇つぶし
・だらだらと長電話、テレビ
・必要性の少ない活動
・意味のない活動
など

重要性と緊急性の両方が高いものを「第一領域」、重要ではあるが緊急ではないものを「第二領域」、重要ではないが緊急なものを「第三領域」、重要でも緊急でもないものを「第四領域」として分類するのが基本となります。

さて、この時間管理のマトリックスにおいて特に大切とされるのが、「第二領域」と言われています。
緊急度が高くない為後回しにされることも多い第二領域ですが、個の成長や発展といった比較的長い時系列でみたときに、第二領域内の要素がキーになることが多いのです。

冒頭の質問「明日から1日が25時間になったとき、その増えた1時間を使って何をしますか?」についても、時間管理のマトリクスにおける「第二領域」内の要素を選ぶ人が圧倒的に多いそうです。

ちなみに、私はこの問いに対して最初は「1時間多く本を読む」程度の答えしか出せませんでした。
ですが、時間管理のマトリクスを理解した上で考え直したところ、「今の仕事に必要なビジネスマナーに関わる本を読む進める」といった具体的な目標に変えることができました。

もちろん1日の時間はあくまで24時間のまま変わりませんが、目標が意識されることで、毎日の無駄な時間を減らして「なんとか目標達成のための1時間を作れないか」と考えるようになりましたね。

それは結果的に時間の使い方を洗練させ、仕事の効率化や業務上の無駄を排除することにつながっています。

さて、皆さんでしたら「明日から1日が25時間になったとき、その増えた1時間を使って何をしますか?」の問いに対して、どのように答えますでしょうか。
ぜひ時間管理のマトリクスの「第二領域」を意識して、考えてみてみてください。

朝礼スピーチのコツ)伝えたいことと求められていることを合致させるのがコツ!

スピーチのテーマを考える際には、「自分の伝えたいこと」「聴き手が求めていること」をそれぞれ考えることがコツになります。

自分の話したいことに偏ってしまうと、聴き手を満足させることはできず、だからといって聴き手の要求を意識しすぎると、凡庸でつまらないスピーチになってしまいがちです。

伝えたいことと求められていることのバランスをとってちょど良いテーマを選ぶことが、意味のある朝礼を生み出す条件になるでしょう。

例えば経営者に向けて話すスピーチと、従業員に対して話すスピーチでは、求められる内容が変わります。

聴き手の性質に合わせてテーマを修正し、引用する文献や例題を変更することが、自分の伝えたいことをきちんと伝えるポイントになるでしょう。

朝礼のネタ:20歳で人生の半分は終了している!?

最近、時間が経つのが早いなぁ…

月日が経つのは早いものですが、フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱した「ジャネーの法則」によると、「人の体感によると、20歳の時点で人生の半分は終了している」そうです。

この法則が示すとおり、20歳を過ぎてから、特に仕事を始めてから「時間が過ぎるのが早くなったな」と感じる人もいるのではないでしょうか。

ジャネーの法則を人が感じる原因は、年を重ねるごとに時間の占める割合が変化し、体感時間が大幅に変わってくることが関係しているからだとされています。

その他にも代謝の低下による心理的な時間感覚のズレや、新鮮な体験が減ったことによる時間的な密度の低下などが年を取るごとに顕著になるため、20歳以降の時間があまりにも早く感じられるようになるのです。

私も仕事をして明日の準備をしているうちに、「もうこんな時間!?」と驚くことが多くなりました。

その他、学生時代では1日のうちに多くのスケジュールを詰め込むことが多かったですが、現在では「疲れるから」であったり「遅れが生じたときに、他の予定に影響が出ないように」であったりとあまり予定は入れないようにしていることもあって、その分1日の密度が薄まってきているように感じています。

つまり、時間の速さとは、時間の使い方をどれだけ「自発的に行えているか」にも大きく関わってくるのでしょう。

私はジャネーの法則を知ってから、まずは「すぐに疲れた」とならないように定期的な運動と身体づくりを行うようにして、また新しい行動やチャレンジの機会を積極的に取り入れることを意識するようにしました。

その結果かどうかは分かりませんが、以前よりは時間の流れはやや緩やかに、より充実した毎日を過ごせているように感じています。

もし今日の私の話を聴いて、「自分も、最近時間が経つのを早いと感じるようになっていた」と感じた方がいらっしゃったら、ぜひ「自発的な時間の使い方」を意識してみることをおすすめします。

朝礼スピーチのコツ)苦手の克服にはとにかく練習を!

スピーチが苦手だ、いつも人前に立つと緊張してしまう、そんな人はとにかく本番までに練習を行うことが必要です。

実際に声を出してスピーチを読み、聴き手の反応を想定して身振り手振りを加えて、なるべく本番に近い形になるように練習を工夫しましょう。

できるならたくさんの練習を積むことが効果的ですが、例え1回の練習であっても当日のスピーチに自信をつける結果につながります。

100回、200回と練習を重ねなければ意味がない……と諦めるのではなく、しっかりと準備をしてからの1回の練習に身を入れて、苦手意識を克服できるように努めましょう。

朝礼のネタ:無駄な時間をなくす方法

今この時間、 きっと無駄。

突然ですが、皆さんは「忙しくて、暇な時間をなかなか取れない」と感じることはありますでしょうか。
仕事でそう感じる方もいるでしょうし、もしくはプライベートでそう感じている方もいるかもしれませんね。

さて、この「忙しい」という状況ですが、この状況が慢性的に続く場合は、その時間内に「無駄な時間」が含まれていることが多いそうです。

忙しいなかで頑張っているのに、その中に「無駄な時間」が含まれているなんて、なんともやるせないですよね。できたら無駄な時間なんて無くして、もっとゆとりを持たせたい。

でも困ったことに、人は多くの場合その無駄な時間に無自覚ですので、すぐに「この時間は無駄だからやめよう」という風にはなかなか考えられないのです。

では、どうすれば良いのかというと、意外に答えは簡単です。

──それは、忙しい期間において「行動記録」を取ることです。

例えば「1日」や「1週間」というふうに一定の期間決めて、その間に取った行動は煩雑にならない程度に細分化し記録してみるのです。かつ、それぞれの行動について「どれくらい時間をかけたのか」も併せて記録しておくと良いでしょう。

この行動記録ですが、私も実際にやってみました。
仕事で非常に忙しいと感じていた時期があって、そのうちの1週間の業務(残業含めて65時間)に取った行動を記録してみたのです。

私の1週間の行動記録は、

・社内会議:15時間(合計7つの会議 ※準備時間含む)
・社外打ち合わせ:30時間(合計5つの打ち合わせ ※準備時間・移動時間含む)
・部下への指導・面談:5時間
・企画業務:5時間
・事務作業:5時間
・その他:5時間

といった内訳となりました。

つまり、明らかに会議・打ち合わせに自分の時間の大半が奪われていたのです。その期間、「なんでこんなに忙しくしているのに、企画業務や事務作業が進まないんだろう…」と思っていたのですが、当たり前ですよね。期間内でそれぞれ10%も時間をかけられてなかったんですから。

それから私は、これまで参加していた会議・打ち合わせについて、「本当に自分が参加しなくてはいけないものか」を改めて確認していきました。すると、参加しなくても良いものや他の社員に任せられるものが多く見つかり、その結果半分以上の会議・打ち合わせに参加しなくても良いことが分かったのです。

その後、私は以前よりも忙しさを気にせずゆとりをもって日々の業務を進められる様になりました。

ですが、最近また忙しくなってきたなと感じています。もしかしたら、新たな「無駄な時間」が発生してきているのかもしれませんね。近々また「行動記録」を取って、無駄な時間探しをしてみたいと思います。

朝礼スピーチのコツ)朝礼スピーチでの丸暗記は逆効果!?

朝礼スピーチのためにきちんとした原稿を作ったとしても、それを丸暗記して話すと、逆に不自然さを生み出す可能性があります。

そのため原稿はあらすじを把握する程度に留めて、なるべくそのときの空気感を反映したアドリブを大事にすることがおすすめです。

丸暗記でスピーチを行う場合、仮に内容が一部飛んでしまったときなどに焦りが生じてしまい、ミスを誘発するきっかけを作ってしまいます。

それよりもあらすじを頼りに着地点を見定めながらスピーチをする方が、その場その場での修正が可能なので、より柔軟に話を続けることができるでしょう。

朝礼のネタ:時間の使い方を見直すために「何をやらないか」を決める

これはやる。これはやらない。

皆さんはこれまでの人生のなかで、「これはやらないようにしよう」と決意したような経験はありますか。

時間を有効活用する際には「何をやるか」に注目しがちですが、実は「何をやらないか」を定めたほうが、より効果的なことが多いそうです。

例えばオバマ元大統領やFacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ、Appleに革命を起こしたスティーブ・ジョブスなどは、毎日着る服を選ばないことで有名です。

「時間」は万人にとって平等に与えられるものですが、当然ながら1日は24時間、1年は365日を超えて付与されることはありません。つまり、限りがあるということですね。

先に挙げた人たちはそのことを充分に理解した上で、率先して「やらないこと」を見つけ出し、その分で浮いたリソースを他の重要な事柄にかける時間・エネルギーに回しているということでしょう。

実は、私もひとつ「やらないこと」を毎日実践しています。それは、就寝時においてベッドにスマホを持ち込まないこと。これ、結構おすすめです。

寝る前にスマホをだらだら観ていて、気づいたら1~2時間経ってしまったという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。私も以前まではそうでした。

ですが、あまりにも無駄な時間を費やしやすいのと、寝る前にスマホのライトを観るせいで睡眠も浅くなりがちでしたので、「この習慣は、自分にとって何のメリットもなく、デメリットばかりだ。絶対にやらないようにしよう」と決めました。

それ以降、睡眠時間もしっかり確保できるようになって、翌日も早起きになり、毎日の時間をより充実して活用できるようになっています。

なにかを「やろう」と決めて実践するのは何かとエネルギーの要るものですが、「やらない」ことを決めて実践するのはそれほどエネルギーはかかりません。むしろ節約できるくらいでしょう。

皆さんも、より充実した時間の過ごし方を目指して、まずは「やらないこと探し」をしてみてはいかがでしょうか。

朝礼スピーチのコツ)スピーチでは自分が「その話を選んだ理由」を聴き手に伝えよう!

スピーチを行う際には、なぜそのテーマを話の中心として選んだのかを説明し、自分の気持ちを伝えることを試してみましょう。

何を考えてこのスピーチを行っているのかが伝われば、聴き手はより内容に集中しやすくなり、素直に話を受け止めやすくなります。

それは共感を得るスピーチの下地となるので、積極的に自分の気持ちや考えを言語化するタイミングを図ってみましょう。

どれだけ論理的で有益なスピーチであっても、そこに秘められている意図や感情を読み取ってもらえないと、淡白で冷たい内容に感じられてしまうものです。

朝礼スピーチで「時間の使い方」をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチで「時間の使い方」をネタにするときには、あらかじめそのテーマについての見識を深めておくことを意識されることをおすすめします。例えば定説や理論について紹介する際は、出展元や提唱者についても確認しておいた方が安心です。

また、以下2つのポイントも併せて確認しておくと、より有益なスピーチに繋げられるでしょう。ぜひご参考下さい。




「時間の使い方」テーマで話す際は、「身近なエピソード」「共通の話題」をセットにすると話しやすくなる

身近なエピソード+共通の話題

「時間の使い方」は多くの方々にとって日々の生活に直結する内容であるため、このテーマで朝礼スピーチを行う場合、「聴き手から興味を持ってもらえやすい」というメリットがあります。

しかし興味を持ってもらいやすいテーマだからこそ、聴き手から「なんかよく分からない」「自分とは関係なさそう」と思われてしまうと、一気に白けたムードになってしまうといったリスクもあります。

そのような状態を回避するうえで有効になるのが、「聴き手に共感してもらえる具体例」をスピーチに盛り込むことです。

例えば身近なエピソードを盛り込んだり、同じ職場であれば共通の話題をテーマに絡めて紹介するということですね。

また、「興味深いテーマ」+「共感できる具体例」は、いわば朝礼スピーチにおけるゴールデンコンビです。「時間の使い方」でスピーチをする際は、ぜひ共感できる具体例をセットで伝えることを意識してみてください。




聴き手の「時間の使い方」に持っているネガティブな印象を取り除く

時間の使い方に興味がある人たちは、「上手く時間を使えていない」と自身の時間への取り組みについて過小評価しているケースが多いです。

そのため、時間の使い方に関するスピーチをする際は、そのような人達が実践できそうな解決策や改善方法を用意しておくと良いでしょう。

イメージとしては、聴き手に「自分もできるんだ」「今日からやってみよう」といったポジティブな意識を与えることです。

また、聴き手にポジティブな印象を与えていく際には、「最後の締め」がとても重要です。
色々な話をしたけれど、最終的に前向きな結論にたどり着けたという事実があれば、聴き手は自然とそのスピーチ全体をポジティブなものとして受けとめやすくなります。




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まとめ)スピーチで「時間の使い方」を話すことが人生を変えるきっかけに!?

時間の使い方について考えることが重要であるとわかっていながら、なかなか具体的な行動に移せない人は大勢います。

だからこそ朝礼スピーチでこのテーマを扱うことが、誰かの人生を変えるきっかけになるかもしれません。
上記の構成を参考にスピーチを組み立てて、ぜひ時間の大切さと改善の手法を職場に伝えてみてください。

職場全体で時間の使い方を考えることができれば、普段の業務内容や環境を改革することにもつなげられるかもしれません。