10月の朝礼ネタ

[最終更新日]2022/12/15

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10月の朝礼ネタ

10月の記念日には朝礼のネタとして使えるものも多く、上手に取り扱えれば魅力的なスピーチを構成することができます。

聴き手に影響を与えるようなスピーチを目指す場合には、10月の記念日を軸に内容を考えてみることがおすすめです。

しかし、スピーチ作りに慣れていないと、聴き手の心に響くような構成を考えることは難しいかもしれません。
そこでこちらでは、10月の記念日を軸にしたスピーチの構成を紹介します。

「スピーチのネタが足りなくて困っている」「10月ならではのスピーチを行いたい」
そんな方々に役立つ構成を具体的な形でまとめましたので、スピーチを考える際の参考にしてみてください!

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Index

目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:松戸市で「すぐやる課」が発足した理由(10/6 役所改革の日)

10月6日、千葉県松戸市「すぐやる課」発足。

皆さんは普段「やらなければならない」ことに対しての行動を起こすまで、どれくらいのタイムラグが発生しているでしょうか。

すぐやらないと後になって苦労するのがわかっているのに、なかなかアクションを起こせないということはよくあると思います。

そんな人に知ってもらいたいのが、千葉県松戸市の役所に作られた「すぐやる課」です。

「すぐやる課」は役所仕事のレスポンスの悪さを改善するために作られた組織で、困っている市民の要望を受けてあらゆる業務をサポートする特別な仕事をしています。

あの有名なドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者であり、当時の市長であった松本清氏が作ったことでも有名ですね。

この「すぐやる課」の基本理念である「後回しにしない精神」は、私たちの仕事にも大いに活かすことができるでしょう。

「すぐにやる」という単純なようで難しい行動理念は、私たちそれぞれが普段から意識して取り組むべきものとなっています。

しかし私もそうですがすぐにその意識は忘れられてしまい、また後回しにすることを繰り返してしまうものです。

そこで「すぐやる課」の存在について知り、何かあるたびに「すぐやる課なら、どうするだろうか」と考える習慣を身につけることをおすすめします。

「すぐやる課」は50年近くもの間、市民からのSOSに対して急行するスタイルを続けてきました。

その実績と継続力を知識として取り入れて参考にすることができれば、自分自身の意識を高めて行動までの時間を短縮することができるでしょう。

「みんなも後回しにしているのだから」という言い訳の意識があっては、すぐに行動することは依然難しいままとなります。

しかし「すぐやる課のように自分も動けるようになろう」という意識に変えることができれば、それは自分自信をも変える大きな一歩にすることができるでしょう。

私もできる限り後回しの意識が出てきたら「すぐやる課」を思い出すようにしていますが、結果的にそれがスイッチのように作用して自分の背中を押してくれているように感じます。

この機会に多くの自治体に影響を与えた「すぐやる課」の実績を知って、ぜひ皆さんも普段の仕事のなかにすぐに動くためのスイッチを作ってみてください。

朝礼スピーチのコツ)スピーチを構成するには3段階を意識するのがポイント?

考え→事実→考え。① 最初に自分の 考えを言う② その事柄の   事実と比較③ 事実に対する   自分の考え

朝礼スピーチのように短時間で相手に何かを伝える場面では、「考え→事実→考え」の3段階で構成することもおすすめされます。

段階をしっかりと踏むことができれば聞き手に内容を理解させることが容易となり、スピーチの魅力を存分に伝えられるようになるでしょう。

3段階の構成は、例えば以下のようになります。

  • ①最初に自分の考えを話してスピーチの目的を定義づける
  • ②それを把握した上でその事柄に関する事実を話して比較する
  • ③最終的に事実に対する自分の考えを話す

上記のような流れを基本的な構成として利用できれば、スピーチはより明確なものとなり、興味を持って聞いてもらいやすくなるでしょう。

朝礼のネタ:「脳トレ」がもたらす効果(10/7:ミステリー記念日)

「脳トレ」がもたらす効果10/17 ミステリーの日

10月7日の「ミステリーの日」にちなんで、本日は、謎解きや簡単な脳トレが仕事のパフォーマンスに与える影響と、脳を鍛えるための方法を紹介してみたいと思います。

大流行したゲームソフト「脳を鍛える大人のトレーニング」シリーズの監修などで知られる川島隆太氏は、働く際のパフォーマンスは脳の状態によって大きく左右されると話します。
つまり脳の状態が良いほどに、仕事の効率も高まっていくというシステムが確立されているのですね。

とはいえ広く知られているように、脳は筋肉と同じくどんどん衰えていくものであるため、何もしなければ私たちの仕事のパフォーマンスは低下する一方でしょう。

しかし、脳はトレーニングを行うことでその機能を高めていくこともできるので、きちんと対応できれば仕事ぶりに良い影響を与えることもできるのです。

謎解きはそういった脳への対応のひとつであり、習慣化できれば何歳からであっても、脳を鍛え直すことができるそうです。

川島隆太氏によると、2種類の謎解きトレーニングを行うことが、脳を鍛えるポイントになるとのこと。

1つ目は「脳の回転速度を高めるための謎解きトレーニング」で、「簡単なドリルの早解き」や、「文章の速読や音読」を行って脳を動かします。

2つ目は「脳の容量を大きくするための謎解きトレーニング」で、目印となるものの位置や順番を記憶する「スパン課題」などを繰り返すことで鍛えていくことが可能です。

こういった2つのトレーニングをバランス良く行っていくことに加えて、自分の脳が活性化しているタイミングを知ることが重要だと川島隆太氏は話します。

「〇〇をした後ほど脳が活性化する気がする」という感覚を自分で掴むことができれば、的確に仕事のパフォーマンスアップにつなげていくことができるのです。

この機会にトレーニングの習慣化と、自分の脳が活性化するタイミングの確認を進めて、仕事のパフォーマンスを高めてみてはいかがでしょうか。

朝礼スピーチのコツ)聴き手の心を掴む「ネタ」を用意しておく

朝礼スピーチでは、聴き手の心を掴めるような強い「ネタ」を用意するのがコツです。
ただ情報を伝えるだけのスピーチでは、聴き手の記憶に残すことはできません。

思わず笑ってしまうようなエピソードや、関心してしまうようなネタを話の「つかみ」として仕込んで、聴き手にとって忘れられないスピーチにすることを目指しましょう。

インパクトが強いほどに聴き手は驚きを覚えるので、できるだけ印象深くなるネタを考えてみてください。

朝礼のネタ:PC・スマホによる「目の疲れ」に要注意(10/10:目の愛護デー)

目の疲れにご用心!

10月10日は「目の愛護デー」となっていますが、皆さんは普段から自分の目をケアしていますか。
コロナ禍の影響で在宅業務が増えたり、自粛のために家でスマホを見る機会が増えたりしているので、どうしても目に負担がかかってしまうこともあるでしょう。

そこで本日は、目の疲れを解消する方法を紹介してみたいと思います。

目の疲れ解消におすすめなのが、目のまわりのマッサージです。
目のまわりの筋肉をほぐすことで、慢性的な眼精疲労は和らぐことがあります。
大まかに4つのステップで実践できるので、ちょっと私のマネをしてみてください。

まず眉毛の下にあるくぼんでいる部分を、外側に向かって10回ほど押していきます。
続いて鼻の付け根を指でつまみ、上の方へ4回ほどグッと押しましょう。

さらにこめかみの部分に指を当て、優しく10回ほど押しながらぐるぐると回します。
最後にまぶたの少し下、指の第一関節ほど離れた場所を優しく10回押し回してください。

(全員がついてこれるように、ゆっくりと実践するのがコツです)

どうでしょうか。少し目のまわりがスッキリしませんか?
あくまで優しくマッサージするのがコツで、強く押しすぎないようにしてくださいね。

この方法は場所を選ばずにサッと行えるのが魅力なので、私はいつも意識してマッサージのタイミングを作っています。
目に疲れを感じたときには、こまめに今の4つのステップを実践してみるのがおすすめです。

パソコンやスマホなどを見続けると、視点のピントを合わせる「毛様体筋」が疲れてしまいます。
それは目のかすみや疲労感を引き起こし、さらに肩こりや倦怠感といった体の不調につながることもあるのです。

「たかが目の疲れ」と侮ることのないように、ぜひこの機会に目を労る習慣を身につけてみてください。

朝礼スピーチのコツ)話し始めは「ゆっくり」のペースを保つ

話し始めは「ゆっくり」としたペースを保つことが、朝礼スピーチのコツです。
いきなりまくしたてるように話をしても、多くの聴き手はそれについてくることができません。

また早口は緊張や焦りを感じさせ、スピーチがブレる原因にもなってしまいます。
そのためスピーチの最初はゆっくりとしたペースを意識し、落ち着いて話を進めていくのがポイントです。

スピーチに慣れてきたら、聴き手のペースに合わせて話す「ペーシング」を意識してみるのもおすすめです。
リズムや声の調子を聴き手に合わせて変えていくことで、スピーチの内容に一体感を持たせていくことができます。

より聴きやすい環境を作ることができるため、いずれはペーシングを含めたレベルの高いスピーチに挑戦してみてください。

朝礼のネタ:「いつの間にか生活費が足りない…」先取り貯蓄のコツとは?(10/17:貯蓄の日)

先取り貯蓄のコツ10月17 貯蓄の日

少し前に「老後資金として2,000万円が必要」という話が話題になりましたが、皆さんは普段から貯金はしていますか。

貯金のための方法としては、毎月決まった貯金額を先に差し引いておく「先取り貯金」が有名ですが、この方法を実践しているからといって、必ずしもお金を貯めていけるとは限りません。

むしろ間違った先取り貯金が原因となって、貯金ができない悪循環に陥る可能性もあるのです。
本日は先取り貯金のコツについて紹介し、効率的なお金の貯め方について皆さんと考えてみたいと思います。

先取り貯金では、必ず決まった金額を毎月貯金することになるので、問答無用でお金が貯まっていくように思えますよね。

では、ひとつのご家庭を例に出しましょう。
Aさんは手取り収入の48万円から、毎月8万円を先取り貯金として定期預金への自動積み立てを行っていました。

そのままであれば年に96万円が貯まる計算になりますが、毎月の暮らしを先取り貯金を差し引いた40万円で過ごすことが実際には難しかったそうです。

結果、毎月の赤字を定期預金とは別の普通預金から補填し、そのマイナス分は年2回のボーナスによって補うようになりました。

しかし、ボーナスはその他の大きな買い物にも使ってしまうため、気づいたときには普通預金がマイナスとなり、仕方なく定期預金からお金を引き出すことになったそうです。
つまり、Aさんの先取り貯金のお金は、結果的に生活費として消費されてしまっているのです。

これは、「先に貯金をしているのだから、後は何をしても良い」と考えてしまう人間の心理が原因だと思われます。

出費をしても「貯金しているから大丈夫」という意識が働いてしまい、お金が貯まっているという錯覚に陥ってしまうのです。

こういった錯覚から脱却するためには、まず家庭の現状を把握して「余剰金」を大きくしていくことがポイントです。
具体的には、

①現状の支出を把握する
②無駄なものや節約できる部分を削減する
③大まかな生活費を算出し、余剰金を明確にする
④余剰金を先取り金額として貯金する
(口頭ではなく、実際に書いて見せるのもいいでしょう)

という流れを意識することで、余剰資金を増やし、貯金を安定化させることがコツです。
余剰金の範囲で収まる金額を毎月貯金していけば、後から生活費を理由に預金を切り崩す必要がなくなります。

貯金とは、普段の生活あってこそのものです。
普段の生活にいくら必要なのかがわからない状態で先取り貯金を始めても、ただお金の流れをややこしくするだけとなります。

先取り貯金をしているのにお金が貯まらないという方は、この余剰金を軸にした方法で再度試してみることがおすすめですよ。

朝礼スピーチのコツ)具体例を用いて聴き手がイメージをしやすいようにする

朝礼スピーチでは、具体例を使って聴き手のイメージを想起させることもコツになります。
「〇〇のような……」と何かに例えたり、「〇〇円」「〇〇回」といった具体的な数値を盛り込んだりすることで、聴き手はスピーチの話を理解しやすくなるでしょう。

聴き手のイメージを引き出すことは、スピーチへの興味関心を高めることにつながります。
真剣に話を聴くきっかけになるので、朝礼スピーチを行うときにはなるべく具体例を使っていくことがおすすめです。

朝礼のネタ:アニメから学ぶ「生き方」のヒント(10/22:アニメの日)

10/22 アニメの日

最近はアニメ映画がブームになることも増えたように思いますが、皆さんは普段アニメーション作品を観る機会はありますか。
「アニメはオタクか子供のためのもの」という認識を持つ人も、たぶんいるのではないでしょうか。

しかし、アニメ特有の演出や構成は、ときに私たちに生き方のヒントをくれることがあります。
本日はアニメからどんなことを学べるのかについて、考えていきたいと思います。

私は、アニメというコンテンツからは「自分自身の価値観」を再発見できると考えています。
皆さんはアニメを観ているときに、「このシーンが好きだな」「このセリフが印象深いな」と感じたことはないでしょうか。

そうやって心を動かされた部分を分析すると、自分が何を大切にしているのか、何に感動するのかといった「価値観」を客観的に見出すことができます。

具体的な理由を持った自己分析を進めることができるので、アニメをきっかけにして自分を見つめ直すこともできるのです。

なぜアニメにそのような効果が見出せるのかというと、それは日本アニメ特有の「感情の谷」という概念が関係していると考えられます。

感情の谷とは、「アニメのキャラクターが世界が一変するような混乱に落ち込み、出逢いによって悟りを得て、ヒーローとして成長していく」というパターンのことだと、日本大学心理学科の横田正夫氏は話します。

こういったパターンに感情移入をすることで、私たち視聴者は物語を擬似体験し、キャラクターのように自分の心を高めることができるのです。

これは日本アニメならではの効果であり、アニメを観ることで価値観を再発見できると考えられる理由になっています。

私もジブリ作品を観て、熱く冒険の世界に身を投じる主人公の姿に心打たれると気づいたとき、自分の価値観を再発見できたように思います。
皆さんもぜひ、アニメを観て感情の谷を体験し、自分の価値観を改めて把握してみてはいかがでしょうか。

朝礼スピーチのコツ)伝えたいメッセージはシンプルにまとめる

朝礼スピーチでのメッセージは、シンプルにまとめることがポイントです。
いくつものメッセージをいっぺんに伝えたり、複雑な話を説明したりすると、スピーチ全体がわかりにくくなる可能性があります。

最悪の場合には全てが中途半端になって、聴き手にとって退屈なスピーチになってしまうでしょう。

伝えたいメッセージはひとつに絞り込み、その話で1番言いたいことだけを話すのが基本です。
スピーチを構成する初期段階でメッセージを決定し、それに合わせて肉付けをしていくような形にすると上手く考えられるでしょう。

朝礼スピーチは基本的に話せる時間が短いので、その点も考慮してメッセージはシンプルでわかりやすいものにしてみてください。

朝礼のネタ:文字・活字文化の日(10/27)に伝えたい、私の一押し書籍

10/27 文字・活字文化の日

10月27日は文字・活字文化の日ですが、皆さんは普段から本を読んでいますでしょうか。

簡単に楽しめるコンテンツが増えた現代では、書籍を読む時間を作ることは一種のスキルになりつつあると思いますが、本を読むことでしか得られない経験というものは確実に存在します。

もっといえばビジネスの現場で役立つ知識は本からしか得られないことも多いと私は思うので、この記念日をきっかけに皆さんには書籍を読む習慣を身につけて欲しいです。

何を読んだら良いのかわからないという方のために、まずは「7つの習慣」という有名な本をご紹介します。

7つの習慣は人間が成功するために何をするべきなのか、どういった生活環境を構築するべきなのかを書いた本です。

ビジネスの際に役立つノウハウはもちろん、家庭での問題や友人関係を再構築することにも役立てられるので、読んだ経験が将来を変えるきっかけになるかもしれません。

ビジネス哲学として読むやすい部類に入るので、普段読書をしない人はこの本を最初の一歩にすることがおすすめです。

もう一冊おすすめしたいのが、「君たちはどう生きるか」という吉野源三郎先生の小説です。

最近漫画になったことでも話題となりましたが、個々の生き方や人生の立ち位置を書いたこの小説は、まさに日本らしい自己啓発本として多くの人に読んでもらいたい本になっています。

ストーリーは主人公のコペル君の日常を軸とした親しみやすいものになっているので、簡単に読み進められるでしょう。

単純なようで非常に奥深い哲学的な内容は魅力なため、ぜひこの機会に読んでみていただきたいです。

私自身が強く実感していますが、本を読む習慣は新しい気付きや教訓を得る大切な機会となり、その機会はときにこれからの人生における決断・判断の場において大いに関わることもあります。

「現在あまり本を読まない」という方は、まずはご自身の興味・関心のある分野から、少しずつでも構わないと思います。まずは、本を読む楽しさやメリットを自分の感覚で味わえると、自然とその習慣は深まっていくのではないかと思います。

朝礼スピーチのコツ)自分がなぜ人前で話すのが苦手なのか分析してみよう!

話すの苦手人前で話した経験が全然ない 失敗することばかり考える スピーチの準備って何?

スピーチなど人の前に立って発言することが不得意だと思う人は、「なぜ自分が人前で話すことに苦手意識を感じてしまうのか」を客観的に分析することがおすすめされます。

苦手な理由を明確にできれば対処法を考えられるため、少しずつでも改善に向けて動けるようになるでしょう。

スピーチを苦手でなくなるためにはどうしたらいいのかを本気で考えられるように、自己分析の時間を作ってみてください。

例えば以下のような理由によって、多くの人が人前で話すことに苦手意識を感じているようです。

  • 人前で話した経験が少ない
  • 失敗をイメージしてしまう
  • スピーチのための準備の方法がわからない

こういった理由のなかに思い当たるものがあるのなら、今後はそこを改善点として意識し、苦手意識を克服していくことが求められます。

自分のなかにわかりやすい目的があると改善のために行動しやすくなるので、まずは苦手の理由を考えてみましょう。

朝礼のネタ:ビジネスマナーはなぜ必要?マナーの日(10/30)に考える

10/30 マナーの日

私たちは普段から当たり前のようにビジネスマナーに注意し、その前提の上で仕事をしていると思います。

しかし「そもそもなぜビジネスマナーは必要なの?」と考えてみると、なかなか明確な答えを出せる人は少ないのではないでしょうか。

10月30日はマナーの日なので、このタイミングでぜひ皆さんにはビジネスマナーの根本的な必要性について考えてみていただきたいです。

現代においてビジネスマナーが必要とされる理由は、大きく3つに分けられると私は思います。

1つ目は仕事で関わる人たちとの信頼関係を育むため、2つ目はトラブルやミスを回避するため、そして3つ目は自分の成長を実感するためです。

ビジネスの相手がマナーを守っている人だと、私たちは自然と相手を信頼する気持ちになり、安心して仕事を任せられるようになります。

同じように相手側も私たちのマナーを見て信頼できる人物かどうかを判断していることが想像できるため、関係を進めていくためにもビジネスマナーが必要であることがわかるでしょう。

仕事上のトラブルやミスを回避するためにもビジネスマナーは有効で、基本的なマナーを理解していれば言葉遣いや振る舞いから失礼な要素を排除でき、結果として相手を怒らせたり不快感を与えたりといったマイナス要因を回避することにも繋がります。

3つ目の自分自身の成長を実感するという理由は、なんとなくわかる人もいるのではないでしょうか。

マナーに配慮した行動は、他の人から「認められる機会」をより多く創出してくれます。
もちろん、他人から認められるということは根底に知識やスキルがあることが求められますが、そこにマナーが加わることによって、その評価がより適切になされるのです。

例えば、非常に優秀なエンジニアが2人いたとして、そのうち1人は相手への「マナー」の意識が行き届いていて、もう一人はマナーをないがしろにしていたとします。どちらのエンジニアがより他人から認められ、かつ信頼してもらえるようになるかは、言わずもがなでしょう。

そして、他人から認められることは自分への自信にも繋がります。

つまりはビジネスマナーの存在は、私たちに自信をつけて、ビジネスマンとしての次のステップへ進めるきっかけをくれるものだと言えるるのです。

これらの「マナーが大切な理由」は、あくまでひとつの考えに過ぎません。
もしかしたら、マナーの必要性について、全く違う理由を考える人もいるかもしれません。

ですが、そうやってマナーの必要性を「自分なりの考え」で考えていくことは、とても大事なことであるように、私は思います。

皆さんは、「なぜマナーが必要か」について、どのように考えますでしょうか。
「そんなこと考えたことなかった」という方は、ぜひこれを機に考えてみてください。

朝礼スピーチのコツ)具体性がスピーチの形を作り上げる!

具体性とは、「固有名詞」と「数値」

スピーチをわかりやすいものに仕上げていくためには、具体性を取り入れることが重要となります。
イマイチ話している内容が安定せずにふわふわとしてしまうときは、意識してこの具体性をチェックしてみましょう。

スピーチにおける具体性とは、主に「固有名詞」「数値」が関係します。
「〇〇(人物名)もやっていた」「全体の〇〇%が実施している」という具体性があると、スピーチの内容は一気にリアルで信憑性の高いものとなるでしょう。

具体性という補助輪を上手に使って、スピーチを目的地までしっかりと運転できるように準備してみてください。

朝礼のネタ:経済効果は1000億円!日本のハロウィン(10/31)について

10/31 日本のハロウィンについて

近年は日本でもハロウィンが定着しているので、今から10月31日が楽しみで仕方ないという人もいるかもしれませんね。

そんなハロウィンですが実は高い経済効果を残していて、その規模はなんと1000億円にも達するそうです。

その事実を考慮すると、ハロウィンがただのお祭り騒ぎではなく、企業が積極的に介入していくべきビジネスのフィールドであることがわかるでしょう。

ハロウィンの面白いところは、クリスマスやバレンタインのように元ネタとなっている外国の風習とは全く違った盛り上がりの仕方をしている点です。

日本のハロウィンには「トリックオアトリート」の概念がなく、ただ純粋にコスプレを楽しむ時間となっています。

それは別に悪いことではなく、むしろ独自性を見出せている分、これからも発展の余地を持つ市場だと判断できるでしょう。

そのため私たちはこれからも、ハロウィンに対してアンテナを貼り、ビジネスチャンスを模索していく必要があるのです。

私は直接的にハロウィンに参加することはありませんが、この季節がくると関連する商品をついつい買ってしまうことがあります。

これもまたハロウィンから派生する経済効果のひとつであり、場合によっては今後の伸びしろにつながる要素となり得るでしょう。

こういった形でつながっていく経済的な効果を想像することは、将来的に別の分野でビジネスを開拓していく際の練習にもなるので、この機会にぜひハロウィンをビジネス的な目線で確認してみてください。

朝礼スピーチのコツ)スピーチでは「間」を使って緩急をつけること!

朝礼スピーチを行う際には、意図的に話の最中に「間」を取って、緩急を付けていくことがひとつのコツとなります。

ずっと同じ調子で話し続けるスピーチは退屈さを感じさせる原因になるため、あえて話に揺らぎを加えていくことを意識してみましょう。

間を取る際には秒数を数えるのではなく、自分のタイミングで大きく息を吸ってみるのがおすすめ。

呼吸の時間を利用できれば自然な形で間を取り入れられるので、聞き手に違和感を与えることもなくなります。

さらに明確に緩急をつけるために、声の高低差を使いこなしたり、スピードを変化させたりすることも重要です。

音楽の「サビ」のように大切なポイントを緩急を使って強調することができれば、スピーチを楽しんで聞いてもらえるようにもなるでしょう。

朝礼スピーチで「10月の季節ネタ」をテーマにする時の注意点

10月の記念日

10月の主な記念日

1日 – 法の日、コーヒーの日、印章の日、日本酒の日、メガネの日、香水の日、デザインの日、福祉用具の日、浄化槽の日、国際音楽の日、電動工具の日
2日 – 豆腐の日、望遠鏡の日
3日 – 登山の日、アンパンマンの日
4日 – いわしの日、天使の日、陶器の日、里親デー、都市景観の日、探し物の日、証券投資の日
5日 – 時刻表記念日、レモンの日、折り紙供養の日、音楽芸術の日、統合医療の日
6日 – 国際協力の日
7日 – ミステリー記念日
8日 – 木の日、入れ歯の日、足袋の日、レーザーディスクの日、骨と関節の日
9日 – 世界郵便デー、万国郵便連合記念日、トラックの日、塾の日、道具の日
10日 – いのちに感謝する日、目の愛護デー、釣りの日、まぐろの日、缶詰の日、冷凍めんの日、銭湯の日、トレーナーの日、totoの日、JUJUの日、ドラムの日、ふとんの日Windows10の日
11日 – 鉄道安全確認の日、ウィンクの日
12日 – 石油機器点検の日
13日 – サツマイモの日、引越しの日、麻酔の日
14日 – 鉄道の日、国際標準化デー
15日 – たすけあいの日、きのこの日、ぞうりの日
16日 – ボスの日、世界食糧デー
17日 – 貯蓄の日、上水道の日、沖縄そばの日、カラオケ文化の日、秦野名水の日
18日 – 木造住宅の日、統計の日、冷凍食品の日、ミニスカートの日、フラフープ記念日
19日 – バーゲンの日、海外旅行の日、相続税を考える日
20日 – リサイクルの日、新聞広告の日、頭髪の日
21日 – 国際反戦デー、あかりの日
22日 – 方言の日、パラシュートの日、絹婚記念日、平安遷都の日、アニメの日
23日 – 電信電話記念日、津軽弁の日
24日 – 国連デー、ツーバイフォー住宅の日、文鳥の日
25日 – リクエストの日、民間航空記念日
26日 – 原子力の日、サーカスの日
27日 – 読書の日、世界新記録の日、テディベアズ・デー
28日 – 速記記念日、反韓デー
29日 – ホームビデオ記念日
30日 – 初恋の日
31日 – 日本茶の日、ガスの記念日、世界勤倹デー、陶彩の日
第3日曜日 – 孫の日

出典:wikipedia




キーワードは繰り返し言って印象付ける

10月の季節ネタで構成したスピーチをする場合、内容を象徴するようなキーワードを話の中で繰り返し発言して印象付けるようにしましょう。

キーワードを何度も口にすることで、聴き手にその言葉の印象やイメージを強く残すことができます。
それはスピーチそのものを印象付けることにつながるため、結果的に聴き手の満足度を高めることになるのです。

キーワードはひとつである必要はなく、スピーチの主題に関係するものであれば複数の言葉を全体で繰り返すことも考えられます。

スピーチ作成に余裕があるときには、キーワードを用いたオリジナルのスピーチ文を作成してみてください。




自己成長に繋がる「気づき」を取り入れる

10月の季節ネタを軸にしたスピーチを行う際には、聴き手の自己成長を促せるような「気づき」を取り入れていくのもポイントになります。

スピーチの目的は、「仕事のモチベーションを高めるきっかけ」や「自分に足りない要素を見つけるヒント」を聴き手に与えることです。

そういった向上心の発見から自己成長につなげる手助けをすることが、理想的なスピーチのあり方になるでしょう。

「気づき」のないスピーチは近況報告に過ぎず、聴き手にとって意味のあるものにはなり得ません。
ただ事例や既存の情報を話すのではなく、「これは自己成長につながるのではないか?」と聴き手に気づかせるようなスピーチを考えていきましょう。




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まとめ)10月のスピーチから聴き手を変えるきっかけを作る

10月ならではの季節ネタや記念日でスピーチを構成することは、聴き手の意識や考え方を変えるきっかけにもなり得ます。

関連するネタを軸にして新しい知識を提供していくことができれば、聴き手はこれまでの自分からさらに成長していくことができるでしょう。

10月ならではの要素を上手に使えるように、この機会にオリジナルの朝礼スピーチを構成してみてください。

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