【朝礼スピーチのネタ】9月の朝礼ネタ

[最終更新日]2022/12/15

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朝礼スピーチ。9月の時事

9月には多くの記念日がありますが、その中には朝礼スピーチのネタとしても使えるものもたくさんあります。
そういった記念日と結びつける構成を考えることができれば、自然な形で有益な情報を職場に届けることができるでしょう。

しかし、いきなり「9月の記念日に関係した朝礼スピーチを作成しよう」としても、パッと構成を思いつくことは難しいかもしれません。

そこでこの記事では、9月の記念日をネタにした朝礼スピーチの具体例を紹介します。
スピーチで話す内容が思いつかない、9月という時期にピッタリと合った話を考えたい。
そんな方はぜひこちらを参考にしてみてください!

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Index

目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:防災の日(9/1)に「防災意識」を考える

9月1日は防災の日

9月1日は「防災の日」ですが、皆さんは日頃から防災に関しての準備を行なっていますでしょうか?

なかには防災グッズを準備したけれど、そのまま一度も使わずに放置したまま……なんて人も多いかもしれません。

実際に使うことを想定していない防災準備は、いざというときに役に立たせることが難しいものです。

そのため防災グッズをそのままにしている人は、この機会に一度中身を確かめて、いくつか実際に使ってみることをおすすめします。

使ってみて初めて「もっとこういう機能が欲しいな」「これは荷物になるだけだな」といった問題点に気づけるでしょう。

私もとりあえずお店で買った防災グッズをまとめて袋に入れていたのですが、実際に開けてみると無駄なものが多く、なかには古すぎるせいか使えなくなっているものもありました。

今は防災グッズの中身をシェイプアップして、有益なものだけを厳選して保管してありますが、もしそのままにしてあったらと思うと怖いですね。

防災グッズを揃えるだけでなく、それを使える形にまで整えることが、防災の準備になると覚えておいてください。

日本赤十字社の意識調査によると、20代の約半数が防災の日を知らないと回答したそうです。

もちろん防災の日を知らなくても準備を進めることはできますが、防災に対する意識を高めるためにも、できるなら関連する知識のひとつとして把握しておくことがおすすめされます。

防災への備えとして重要なのは、実際の準備だけでなく「防災に対する意識」です。

日本では数種類の災害に対しての備えが必要となるため、万が一を考える習慣を大切にしていきましょう。

朝礼スピーチのコツ)不安や緊張を楽しむことが大切!

朝礼スピーチの最中に不安や緊張を感じる場合には、「積極的思考」によってその状況を楽しむことがおすすめです。

「緊張しているけど楽しみたい」「不安を乗り越えた先に成長がある」といったポジティブなイメージを持つことが、結果的に不安や緊張を克服するきっかけになるでしょう。

不安や緊張は無理に抑え込もうとすればするほど、「抑制の逆説効果」によってその感情が逆に高まってしまうというデータがあります。

自分の感情をごまかすことはできないため、スピーチに不安や緊張を感じてしまったのなら、それを偽らずに受け止める方向へと思考をシフトしていきましょう

これから先どんなにスピーチに慣れたとしても、まったく緊張しなくなるわけではありません。
緊張などの感情とも上手く付き合っていくことが、朝礼スピーチにおいては重要になると覚えておきましょう。

朝礼のネタ:国民栄誉賞の日(9/5)に偉人から学びたいこと

9月5日国民栄誉の日

9月5日は国民栄誉賞の日ですが、皆さんは国民栄誉賞を受賞した人をどれくらい知っていますでしょうか。

あらゆる道を極めた人たちが華々しい成果とともに受賞していますが、個人的には野球のイチロー選手が気になりますね。

イチロー選手は2001年に国民栄誉賞の受賞を打診されていますが、現役の選手であることを理由に辞退しています。

このストイックな姿勢は彼の行動に広く現れていて、ビジネスの現場に生きる私たちも大いに参考にできるものとなっているのです。

イチロー選手は「結果は本番前に決まっている」という意識の下でプレーをしていて、常に万全な準備を行うよう心がけているとのこと。
どんな結果が出ても後悔しないと思える段階まで自分を作り上げることが、さまざまな偉業を成し遂げるメジャーリーガーにまで達した理由になるのでしょう。

ある種当たり前のようにも感じられるこの意識をしっかりと自分に植え付けることが、偉業を達成するための一歩であったことは感慨深いです。

普通に仕事をしている私たちも、このように準備に対する高い意識を持つことはできるので、継続していけばいずれは何かを達成できるかもしれませんね。

同時にイチロー選手は、「準備は言い訳を排除していくこと」という言葉も残しています。
自分ができることをすべて行い、言い訳のしようがないほど準備をして初めて、万全な状態になるということでしょう。

私もこれらの考えからヒントをもらい、明日の仕事に必要な準備は必ず前日に行い、失敗の理由を準備段階に作らないよう心がけています。

しっかりと準備をした上で失敗したのであれば、その原因を見つけて次に活かすことが可能です。
しかし準備の部分にミスがあった場合、それは完全な怠慢であり、自分自身を責めるしかなくなってしまいます。

それは無駄な時間となってしまうので、イチロー選手の言葉を頼りに、これからも可能な限り言い訳を排除した準備を行なっていくつもりです。

皆さんもぜひ、国民栄誉賞に関連する偉人たちを参考に、何かを学び取ってみることをおすすめします。
誰もが雲の上の人たちであるように感じられますが、その考えや志からは多くのことを学べるので、一度気になる人をとことんまで調べてみると、得るもの、感じられるものは沢山あると思います。

朝礼スピーチのコツ)スピーチは身近なことに結びつけるのがポイント!

今回の偉人のように、日常とは遠い存在や対象をテーマに話すときには、なるべく身近なことに内容を近づけていくことがポイントです

自分には遠い話だと感じるほどに、多くの聞き手は興味を失ってしまいます。

最終的にはスピーチそのものに対する苦手意識ができてしまう可能性もあるので、常に身近なものへ話をまとめていくことを意識しましょう。

「偉人も実はあんな失敗をしている」「偉人でも私たちと変わらない部分は多い」といったギャップを入り口とすれば、よりスピーチは聞きやすい形になります。

スピーチを作る際にはまずはその偉人について深く知り、身近な要素を抽出することから始めてみましょう。

朝礼のネタ:物事を簡単に「白」「黒」つけるのはダメ? 今こそ求められる「曖昧さ耐性」について(9/6:黒の日)

「曖昧さ耐性」について9/6:黒の日

9月6日は「黒の日」とのことですが、皆さんは物事を白黒つけたいタイプでしょうか。それとも、特に曖昧なままでも気にしないでいられるタイプでしょうか。

一般的にははっきりと白黒つけたいタイプの方が、「仕事ができる人」のように感じられるかもしれませんね。
しかし、実は物事を簡単に白黒つけてしまうことには、デメリットもあると考えられるのです。

本日はすぐに物事を白黒つけるのではなく、「曖昧」な状態を受け入れることの大切さについて、皆さんに紹介してみたいと思います。

まず皆さんに知ってもらいたいのが、「曖昧さ耐性」という言葉です。
これは20世紀の女性心理学者フレンケル=ブルンスヴィックによって提唱された概念で、「曖昧な状態をどの程度許せるか」といったことを考える指標として使われています。

この曖昧さ耐性が低い人は、中途半端な状態をなかなか許すことができず、それが原因で不安を感じるなどの心理的負担がかかりやすいと考えられるのです。
この曖昧さ耐性の低さは、日々のストレスが蓄積しやすくなるといったデメリットにもつながります。

逆に曖昧さ耐性が高い人は、物事がはっきりしていない状態でも動じずに対応でき、その期間を楽しむ余裕さえ持つことができます。
現状を受け入れて今できることを優先できるので、効率的な行動を起こせるという長所につながるのです。

つまり白黒をつけなくても平気でいられるような、言い方を変えれば曖昧な状態を受け入れられる心の余裕を持つ人の方が、曖昧な場面では上手に立ち回ることができると考えられるのです。

この曖昧さ耐性を軸に考えると、必ずしも白黒はっきりとつけるタイプが優秀というわけではないことがわかります。

私は以前、仕事でもプライベートでもとにかく答えのない中途半端な状態が嫌いで、「今度っていつ?」「なるべくってどれくらい?」とはっきりさせたいタイプでした。

しかし、この曖昧さ耐性という言葉を知り、必ずしも白黒つけることが正しいわけではないという事実に気づき、眼から鱗が落ちる思いでした。
今ではなるべく曖昧さを受け入れて、どっしりと構えていられるように意識しています。

曖昧で不確かな状態をいかにして受け入れるかは、今後の生き方にも関わってきます。
この機会に皆さんも曖昧さ耐性を高めて、曖昧な状態を受け入れられるようにしてみてください。

朝礼スピーチのコツ)メッセージの取りこぼしが無いよう、事前のイメージトレーニングを忘れずに!

スピーチを行う際には、伝えるべきメッセージを取りこぼさないように、事前にイメージトレーニングを行うことがコツです。

イメージトレーニングをすると話の流れと着地点を明確にすることができるので、うっかりメッセージを伝え忘れるといったケアレスミスを防ぐことができます。

それは安定感のある上手なスピーチにつながり、聴きやすい話し方を身に付けることにもなるでしょう。
伝える側の視点と聴き手となる人の視点でイメージトレーニングを行えば、より客観的でわかりやすいスピーチに仕上げることもできます。

他にも、イメージトレーニングを繰り返すことでスピーチに慣れることができるので、本番での緊張を解きやすくなるというメリットもあるのです。

スピーチが苦手だという人は、できる限りイメージトレーニングを繰り返して、事前に頭の中で経験を積んでおくことがおすすめです。

朝礼のネタ:日本の「ファッションショー」のはじまりは?(9/21:ファッションショーの日)

9/21ファッションショーの日

突然ですが、皆さんは本日9月21日が、何の日なのかご存知ですか。

本日は日本で初めてファッションショーが行われたことを記念した、「ファッションショーの日」として制定されているのです。

本日はこのファッションショーの日を記念に、日本のファッションショーの歴史について説明したいと思います。

日本で初めてのファッションショーは、1927年9月21日の銀座三越呉服店で行われました。
当時はまだ着物が主流だったため、着物姿で日本舞踊が披露されたとのこと。

今のように歩いて洋服を披露する形とは、大きく異なったスタイルで開催されたのです。
100年近く前にすでにファッションショーがあったのは驚きですね。

その後1930年には上野松坂屋でもファッションショーが開催され、1934年には資生堂によるビューティファッションショーも実施されました。

このように少しずつ日本でもファッションショーが文化として根付き、今のような服飾を披露する大規模なイベントとして成長することになったのですね。

9月の下旬は季節の変わり目なので、私はファッションショーの日を目安に新しい服を買う習慣を続けています。

これまではうっかりしているうちに秋になってしまい、慌てて秋服や冬服を買うというスタイルだったのですが、ファッションショーの日のおかげで、本格的に寒くなる前に衣替えの準備ができるようになりました。

皆さんも9月の下旬になったらこの日を思い出して、これからの季節の服を購入してみるのもおすすめですよ。

朝礼のネタ:9月の連休に、思い切って「断捨離」をしてみよう(9/24:清掃の日)

9/24:清掃の日

9月24日は清掃の日ですが、皆さんは普段から掃除をする習慣を持っていますか。

もし掃除をする習慣が身につかないという人は、思い切って「断捨離」をして片付けることもおすすめです。
断捨離には物を減らすことによるストレスの軽減や、日々の片付けの時間を削減するといった、数々のメリットがあります。

断捨離をして室内の無駄な物を最小限にすれば、掃除がやりやすくなるので習慣化もしやすくなるでしょう。
しかし、断捨離は意外とテクニックの必要な作業なので、いきなり物を捨て始めることは危険です。
そこで本日は、断捨離を行う際に注意しておきたい点と、私なりの対策方法を紹介します。

断捨離の失敗としてよく挙げられるのが、必要な物まで捨ててしまうパターンです。
特に最初の頃は、とにかく捨てることばかりに集中してしまい、後になってから捨てたことを後悔する人は非常に多いはずです。

後悔はストレスにもつながってしまいます。
そこで私が提案したいのが、「捨てたつもりボックス」の利用です。

断捨離の際にはまず捨てる物を選び、この捨てたつもりボックスに入れます。
その後捨てたつもりボックスをどこか目の届かない場所にしまい、しばらく放置します。

1週間ほど放置したのち、中に入れた物が改めて必要にならなかった、特にもったいないと思わなかったことを確認して、そのタイミングで本当に処分を行うのです。

もし万が一捨てたつもりボックスに入れた物が惜しくなっても、箱から取り出せば再び利用することができます。

いきなり捨てるという行為に走るのではなく、一度「保留」するというクッションを挟むことで、自分の中で本当にそれを処分していいのか考える時間を作れるのです。
すると断捨離に柔軟性が生まれるので、本当に不要な物だけを的確に処分していくことができるでしょう。

私も始めた頃はよく「捨てなきゃよかった」と嘆いていたのですが、この捨てたつもりボックスを作成したことで、後悔せずに断捨離が行えるようになりました。

断捨離の「離」という言葉には、物への執着から離れるという意味があるそうです。
しかし、執着しないということは意外と難しく、無理に離れればそれは心の負担となります。

断捨離によって無駄な負担を作らないように、9月の連休で断捨離を行う人は、ぜひ捨てたつもりボックスを使って後悔しない捨て方を実行してみてください。

朝礼スピーチのコツ)具体例を用いて聴き手がイメージをしやすいようにする

朝礼スピーチでは、具体例を取り入れて聴き手がイメージしやすい形に構成することがポイントです。
ただ事実やデータを並べるのではなく、具体的な例題や感想を伝えることで、聴き手はその話を自分に関係のあるリアルなものとして受け取れます。

それはスピーチへの没入感を高めて、話を楽しんで聴いてもらうきっかけにもなるでしょう。

具体例には自分自身の経験の他に、映画やテレビのシーンなどを取り挙げることも考えられます。
共通のイメージが持てるような印象深い作品を使うことで、よりスピーチのイメージを明確にできるでしょう。

構成を考えるときには、何か内容と関係するような作品がないか考えてみることもコツです。

朝礼のネタ:過度なポジティブが不幸を招く?(9/29:招き猫の日)

9/29:招き猫の日

皆さんは「ポジティブ思考」について、どのような印象を持たれるでしょうか。

おそらく多くの人が、「意識しておいた方がいいもの」「できるだけそうありたいもの」といった認識を持っているのではないでしょうか。

たしかにポジティブ思考は、人生を好転させることがあります。
しかし、過度なポジティブはときに毒となり、不幸やデメリットを招くことにもつながってしまうのです。
本日は過度なポジティブが持つ危険性について、皆さんと考えてみたいと思います。

ポジティブ思考とは要するに、物事を良い方向に捉えて、自分の糧とする考え方です。
たとえば「雨が降ったけど、お洒落な傘を使う機会になって嬉しい」といった形で、マイナスをプラスに転換する思考法です。

しかし、「ポジティブに考えなければいけない」という意識を強く持ちすぎると、それはときに心の負担となります。

無理やりポジティブになろうとすれば、自分の本心を偽ることになるため、心がアンバランスになってストレスが発生することもあるでしょう。

また、過度なポジティブは現実逃避にもつながります。

解決すべきことを無視して別のことに目を向けることは、言い方を変えれば「問題の先送り」に過ぎません。
現実逃避に近い過度なポジティブは、仕事やプライベートにトラブルを引き起こす可能性もあるでしょう。

このようなデメリットを抑えるために意識して欲しいのが「ネガティブな自分も受け入れる」という考え方です。

本当の自分を見つめ直して、ネガティブな部分もしっかりと受け止めること。
それは過度なポジティブを防ぐと同時に、ありのままの自分を認めて自分らしく生きるきっかけにもなるのです。

ネガティブ思考には、あまり「良くない」印象を持たれるでしょう。
しかし考え方によっては、「物事を慎重に考える」「不安に対処するための行動を起こす」といった有益な思考方法でもあります。

そのためあえてネガティブな思考も導入することで、現実を見据えた堅実な考え方ができるようにもなるのです。

今日のスピーチをきっかけに、「ポジティブが良い、ネガティブが悪い」というイメージを払拭して、本当の自分と向き合ってみると、明日からの生活が変わるかもしれません。

朝礼スピーチのコツ)スピーチを分かりやすく「三部構成」でまとめてみよう

スピーチが上手くまとまらないときには、「三部構成」を意識してみることがおすすめです。
三分構成とは、「オープニング」→「本論」→「クロージング」という3段階の構成を意識したものです。

オープニングで本日のテーマを提示し、本論でスピーチで1番伝えるべき内容を話し、クロージングでスピーチ全体をまとめる。
この流れが出来上がっていれば、多くの場合スピーチは聴きやすいものになるでしょう。

いきなり本論から入ったり、話をまとめずに突然終わらせたりといった構成は、聴き手を混乱させてしまいます。

スピーチではときに聴き手の意表をつくことで関心を得ることがありますが、めちゃくちゃな構成によって生まれた意表は、ただ聴きづらさを増長させるだけになります。

あくまでわかりやすさを重視した三部構成を取り入れて、中身のテーマや考え方で意表をつくようにしましょう。

朝礼のネタ:年度初め4月からの、半年間を振り返る

4月の年度初めから6ヶ月経ち、ちょうど折り返し地点となりましたが、皆さんは充実した時間を過ごすことができたでしょうか。

目標を達成できた人も、イマイチな結果だった人も、特に目標等を立てずに過ごしてしまった人も、この9月という時期を利用して、これまでの半年間を振り返ってみることをおすすめします。

さて、この「振り返り」という行為の重要性について、デービット・コルプ氏の提唱した「経験学習モデル」をイメージされる方も多いことでしょう。

経験学習とは、人は単に行動→経験の繰り返しでは学ぶことはできず、行動→経験→振り返り(省察)→イメージ化(概念化)→新たな行動…というように、経験をした後の振り返りがあるからこそ、学びや成長機会を得られるという考えです。

経験学習モデル

私はこの経験学習の考え方が好きでして、特に経験した後に振り返って、それを「イメージ化」するという考え方が良いなあと思っています。

実際、業務でもなんでも経験したことを単に振り返るだけでは「反省」するという行為とさほど変わりません(もちろん、反省も大切な行為ではありますが)。

ですが、振り返ってその経験を「ああ、この経験はこういうことなんだな」とイメージすることによって、その一連の出来事の背景にあるものを感じ取れたり、これからの行動や意識付けとも繋げやすくなるのではないでしょうか。

さて、みなさんがご自身の半年間を振り返ってみて、そしてその期間を「イメージ化」したときに、それはどんな様相として顕れるでしょうか。

そのイメージはきっと、これからの皆さんの未来の行動や指針にも役立てられるのではないかと思います。

朝礼スピーチのコツ)スピーチには主題が重要!

Key Message

朝礼スピーチを行う際には、主題となる「キーメッセージ」が重要となります。

「何をいっているのかわからなくなる」「途中でスピーチの方向性を見失ってしまう」といった人は、1つのスピーチに対して1つの主題を作ることを意識してみましょう。

「今日は〇〇について話す」と決めていれば、たとえ話が脱線しかかってもすぐに修正することができます。
主題があればスピーチの構成を考えることも容易となるので、魅力的な内容を作り上げるきっかけにもなるでしょう。

主題は「スピーチの相手にどう思ってもらいたいか」「自分をどう見て欲しいのか」「スピーチの目的」などからヒントを得て決めることができます。

自分が主張したい何かに沿った主題を見つけることが、スピーチを成功させるポイントになるでしょう。

朝礼のネタ:意外と知らない敬老の日の由来とは?

意外と知らない敬老の日の由来

9月の第3月曜日は「敬老の日」ですが、皆さんは自分の身の回りにいるご年配の方々に対して何かをする予定はありますか。

実は敬老の日とはそもそも、兵庫県のとある村が「老人たちに感謝して知恵を借りよう」ということを目的とした「敬老会」を開いたことが由来だといわれています。

つまりはただご年配の方々を労わるだけでなく、その経験や実績を尊重して、自分自身のプラスにしようというのが元々の敬老の日なのですね。

私もこの話を聞いて、「確かにご年配の方々は自分よりも長い期間仕事をしてきたのだな」と思い至り、敬老の日を理由に自分の父に仕事についての相談をしてみました。

父は積極的にそういう話をする人ではありませんでしたが、祝われているという意識からか、かなり深くまで自分の経験を語り、私にアドバイスまでくれたのです。

結果的に父のアドバイスは今の私にとって現状打破のきっかけになり、おかげで無事に仕事上の問題を片付けることができました。
ご年配の方々とつながることで、仕事に有益な情報やアドバイスを得られることは多いです。

敬老の日をきっかけに家族や親戚の年長者に敬いの気持ちを伝えて、同時に自分の悩みや困っていることを相談してみてはいかがでしょうか。

もちろん有益なアドバイスを得るには良好な人間関係が必要なので、年長者に対する気遣いは普段から行なっておくのがポイントです。

朝礼スピーチのコツ)最初の一言がスピーチへの興味を作り出す!

スピーチに興味を持ってもらえないときには、話し出しの一言目を突拍子のない意外なものにすることがおすすめです。

例えばいきなり四文字熟語から話し始めたり、偉人の残したセリフを使ったり、「あれは、いつのことでしょうか……」といった自分への問いかけでスタートしたりすれば、聞き手は異質な展開に驚くことでしょう。

「いつもと違う」と思わせることができれば、聞き手をそのままスピーチの内容に入り込ませることができます。

突拍子もない一言目で話し始めるのには勇気がいりますが、その効果は大きく、スピーチを興味深いものに見せるコツになるのです。

最初の一言目を特に印象深くさせるためにも、ゆっくりと静かに口から出し、じっくりと間を入れて話すのがポイントとなります。

雰囲気たっぷりに話し始めることができれば、聞き手の期待感を高めながらスピーチを進められるでしょう。

朝礼スピーチで「9月の季節ネタ」をテーマにする時の注意点

9月の主な記念日

1日 – 防災の日、キウイの日
2日 – 宝くじの日、牛乳の日
3日 – ベッドの日、ホームラン記念日、草野球の日
4日 – くしの日、クラシック音楽の日
5日 – 石炭の日、国民栄誉賞の日
6日 – 黒の日、黒豆の日、妹の日
7日 – クリーナーの日、CMソングの日
8日 – ニューヨークの日、国際識字デー、クレバの日
9日 – 救急の日、温泉の日、チョロQの日、九九の日
10日 – 全国下水道促進デー、下水道の日、屋外広告の日、クレジットカードの日、世界自殺予防デー
11日 – 警察相談の日、公衆電話の日
12日 – 宇宙の日
13日 – 世界法の日、司法保護記念日
14日 – メンズバレンタインデー
15日 – 老人の日、ひじきの日
16日 – 競馬の日
17日 – モノレール開業記念日
18日 – かいわれ大根の日、しまくとぅばの日
19日 – 苗字の日
20日 – 空の日、バスの日、お手玉の日
21日 – ファッションショーの日
22日 – 孤児院の日
23日 – 不動産の日、万年筆の日
24日 – 清掃の日
25日 – 10円カレーの日
26日 – ワープロの日
27日 – 世界観光の日
28日 – パソコン記念日
29日 – クリーニングの日、招き猫の日、接着の日
30日 – くるみの日、クレーンの日

引用元:Wikipedia





キーワードは繰り返し言って印象付ける

9月の朝礼スピーチを行う際には、話の軸となるキーワードを繰り返し使って印象付けるのがコツです。
その話の主題となるキーワードが伝われば、聴き手は話の全体像をイメージしやすくなります。

スピーチに対する関心も高められるので、構成の中でなるべくキーワードをちりばめるように配置してみましょう。

キーワードには、「ひとつだけ」「同じ言葉だけ」といった決まりはありません。
テーマにつながるものであれば、言い回しや表現を変えてもかまわないのです。

自然な形で話の中に取り入れられるように、テーマを伝えるキーワードを複数ピックアップしてみるのもおすすめです。





ワンセンテンス・ワンパーソンの法則を活用する

スピーチで話をするときには、ワンセンテンス・ワンパーソンの法則を活用することもポイントになります。

ワンセンテンス・ワンパーソンの法則とは、約3〜5秒の間隔で話す相手を変えるスピーチ方法です。

たとえば「今日は〇〇について話します」と言いながら目の前にいるAさんを約3〜5秒間見たなら、続く「皆さんは〇〇について何か知っていますか」という台詞のときには、後方にいるBさんを約3〜5秒見ながら話します。

このように複数の聴き手に目線を移して、「私はあなたに話していますよ」というアピールを行うのが、ワンセンテンス・ワンパーソンの法則です。

これを実行することで、聴き手の心をつかんでスピーチに引き寄せることができます。

目を合わせると話し手も「聴いてもらえている」という自信を持つことができ、モチベーションのアップにつながるというメリットがあるでしょう。

スピーチの際には可能な限りワンセンテンス・ワンパーソンの法則を意識して、全体に自分の視線を広げていくように話すのがコツです。





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まとめ)9月の朝礼スピーチには記念日を使って特別な構成を作るのがおすすめ

9月の記念日を使ってスピーチの構成を考えることは、そのときにしか話せない特別な内容を披露するということでもあります。

記念日をきっかけにしたスピーチを行うことで、驚きの考え方やアイデアを、職場の人たちに広めていくこともできるでしょう。

その月でしかできない魅力的なスピーチを構成できるように、9月の記念日を有効利用してみてください!

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