【朝礼ネタ】格言シリーズ⑨─「努力・ストイックさ」について

[最終更新日]2020/07/27

お役立ち情報
0
朝礼ネタ格言シリーズ⑨努力・ストイックさについて

努力やストイックさは、多くの人が興味を持ち、学びたいと思う分野になります。
それゆえに朝礼スピーチで努力やストイックさを主題として取り上げれば、聴き手を引きつけることができるでしょう。

しかし、ただ単純に「努力は素晴らしい」「ストイックさを大事にしよう」と話しても、人の心に訴えかけることは難しいです。

そこでこちらでは、偉人の格言を軸に努力やストイックさを伝えられるスピーチを紹介します。

<スポンサーリンク>



Index

目次

朝礼のネタ:「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。福沢諭吉

今日は福澤諭吉の格言、「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」を紹介したいと思います。
突然ですが皆さんは、「今がずっと続いたらいいのに」や「現状が維持できればいい」といった気持ちになったことはありませんか。

変化は人間にとってストレスとなるので、現状維持が1番良いと感じることは、決して不自然なことではないでしょう。

でももしかしたら、その現状維持は思っている結果をもたらさないかもしれません。
そのヒントが、福澤諭吉の格言から読み取ることができるのです。

福澤諭吉の格言「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」を見てみると、現状維持を望んで進まない人は、後退していくと言っていますよね。

なぜ進まずに現状を維持しているのに、後退することになるのでしょうか。
これは、自分と他者との対比が関係しているのだと私は思います。

つまり自分が止まっている間にも、基本的に周囲は進んでいくことになるため、相対的に自分の立ち位置が以前よりも後退することになるのです。
福澤諭吉の格言は、こういった「相対的な立ち位置の後退」を表しているのだと考えられます。

現状維持だけでは、いずれ自分の立ち位置が後退してしまうかもしれません。
私もかつて「別に今のままでいいや」と現状維持を肯定していたら、同期にどんどん置いていかれた経験があります。

私自身は何も変わらなかったのですが、同期たちが努力して進んでいったことで、相対的に後退したような感覚を味わいましたね。

この格言から「現状維持は後退につながる」という知識を得ることは、努力を始めるきっかけになると私は思います。

福澤諭吉の言葉通りになるのなら、退かない選択をした人は、必ず進むことができるのです。
それは仕事などで選択を迷ったときに、頼りにできる指標になるのではないでしょうか。
今日を機会に現状から退かない意思を学んで、前に進むための選択を意識してみてください。

福沢諭吉の格言を紹介する前に知っておきたい、「福沢諭吉ってどんな人?」

福沢諭吉(1835.1.10-1901.2.3)日本の武士、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。現在の慶應義塾大学の創始者。1984年より、一万円札紙幣の表面肖像に採用されている。

画像参照:Wikipedia

福澤諭吉は19世紀に生きた日本の思想家・教育者で、1万円札に写真が使われていることで有名です。
23歳のときに江戸で開いた蘭学塾が後の慶應義塾大学として現代に残り、今でも三田キャンパスの中には福澤諭吉の石碑が立てられています。

父親が早く他界したことで幼少の頃から苦労してきた福澤諭吉は、それでも不平不満を言わない努力の人だったそうです。

その姿勢や思想は多くの人の精神を啓蒙し、有名な学術書「学問のすすめ」などによって現代でも参考とされています。

先のスピーチで紹介した「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」も、学問のすすめにある言葉です。

スピーチの際にはなるべく学問のすすめに目を通して、自分で気になったものを構成に盛り込んでいくことも考えられます。

朝礼のネタ:「目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない。」

マイケル・ジョーダン

皆さんは、何か目標達成のために努力をするとき、基準のようなものを持っているでしょうか。
バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンは、「目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない。」という格言を残しています。

本日はこの言葉を頼りに、目標を達成するための努力の方法について考えてみます。

マイケル・ジョーダンは、「全力で取り組むこと」が目標達成の努力に必要だと格言の中で言っています。
では、全力で取り組むとは、具体的にどういったことなのでしょうか。

私は、全力とは「脇目もふらずに目の前のことに集中すること」だと考えます。

努力の対象となるもの以外を遠ざけ、目の前のやるべきことだけをストイックに見つめること。
「そこに近道はない」と格言の中で断言されていることからも、そういったまっすぐさを見出すことができるのではないでしょうか。

これは一見簡単そうに思えるかもしれませんが、「目の前のことに集中する」というシンプルな行為は、意外と難しいものです。

目の前のことに集中しようとして、つい他のことに気を取られてしまったという経験は、多くの人がしていると思います。

それは「全力で努力をしても意味がないかもしれない」という疑念を持ってしまうことが、理由になっているのかもしれません。

しかし、マイケル・ジョーダンのような偉人がこの格言を残していることを知ると、本当に全力で取り組めば目標は達成できるのだと、信じることができるのではないでしょうか。

何か達成すべき目標があり、そのために何をすべきなのか迷ったときは、今日紹介した格言を思い出してみてください。

マイケル・ジョーダンの名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「マイケル・ジョーダンってどんな人?」

マイケル・ジョーダン(1963.2.17-)元バスケットボール選手。その実績から、「バスケットボールの神様」と評されている。

画像参照:Wikipedia

マイケル・ジョーダンとは、NBAを代表するプロバスケットプレイヤーです。
「エアジョーダン」という呼び名の所以である跳躍力をはじめとした高い身体能力が多くのファンを引きつけ、2003年に40歳で引退するまでに合計で6度の優勝を経験しました。

NBA歴代最高とも言われるマイケル・ジョーダンですが、彼の魅力はプレイだけでなく、その人間性にもあったと言われています。

練習熱心で負けず嫌いな姿勢はときにトラッシュトーク(試合前や最中に行われる言葉による挑発)にも発展しましたが、バスケに対する真剣さは多くの人が認めるところでした。

マイケル・ジョーダンの格言をスピーチに使う際には、そういった本人の「熱さ」を構成に盛り込むことも考えられます。

朝礼のネタ:「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」

険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。シェイクスピア

皆さんは「シェイクスピア」という名前をご存知でしょうか。

ロミオとジュリエットやマクベスなど、作品のことを知っている人は多いかもしれませんね。
シェイクスピアはその鋭い洞察力から、さまざまな格言を残しています。

今日はその中から、「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」という格言を取り上げてみたいと思います。

「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」という格言からは、ペース配分の重要性を知ることができます。

つまり目標という名の丘を登り切るためには、いきなり全力で駆け登るのではなく、ゆっくりと歩くペースを守ることが大切だと伝えているのです。

皆さんも何か努力をするときには、最初ほど気持ちが昂って、一生懸命に取り組むことが多いのではないでしょうか。

しかし、最初に力を使い果たしてしまえば、その後継続するためのスタミナがなくなってしまい、中断や挫折を招いてしまいます。

また、目指すべき丘についてよくわからない状態で走り出すと、転んで怪我をする危険もあるでしょう。
そういった失敗を避けられるように、シェイクスピアは「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」という言葉を残したのだと思います。

私も最初だけものすごく努力をしたけれど、その後はズルズルと惰性で続け、最終的に目標に届かないまま辞めてしまうという経験を何度もしてきました。

ペース配分を考えずに、ただそのときの勢いに任せて動いてしまったことが、継続を妨げているのだとシェイクスピアの格言に出会って気づけましたね。

目標を見据えた努力は、基本的に短距離走ではなくマラソンです。
そのため瞬発的なスピードよりも、最後まで走り切るペース配分が重要になります。
皆さんもこれからはペース配分を考慮して、最初ほどゆっくりと歩き始める努力を意識してみてください。

シェイクスピアの名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「そもそもシェイクスピアってどんな人?」

ウィリアム・シェイクスピア(1564.4.26-1616.4.23)イングランドの劇作家、詩人。ルネサンス演劇を代表する人物。代表作に『ハムレット』『マクベス』など

画像参照:Wikipedia

シェイクスピアは、16〜17世紀に活躍した詩人・劇作家として、現代でも知られる偉人です。
ハムレット、リア王、テンペストなど、今現在も劇として披露される数々の作品を世に残し、ルネサンスの代表的な人物のひとりとしても挙げられます。

幼少時こそ順風満帆だったシェイクスピアですが、その後父の没落や早期の結婚、7年間の失踪などさまざまな苦労を経験します。

現在のような劇作家として活躍しはじめたのは20代の後半になるため、最初からずっとその才能を活かしきれていたわけではないのです。

つまりシェイクスピアの「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。」という格言は、自らの経験から出た言葉であると考えられます。

スピーチで使う際にはその点に言及して、シェイクスピアのような才人でさえも最初から上手くやれたわけではないことを説明するといいでしょう。

朝礼のネタ:「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」

努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。王貞治

野球界の大スターである王貞治は、「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」という格言を残しています。

皆さんはこの言葉を聞いて、どのような感想を持つでしょうか。

もしかしたら、人によってはこの格言に納得できないこともあるかもしれませんね。
しかし、この格言は努力をする際の、「効率的な思考の切り替え方法」として活用できるのです。

皆さんもきっと、「自分の努力は足りているだろうか」「十分に頑張れているだろうか」といったことを考えて、現状に迷ってしまうこともあると思います。

その悩み迷っている時間は努力が止まってしまうだけでなく、その後のモチベーションも下がることになるでしょう。

しかし、先に挙げた格言を知れば、「目標が達成されていない=努力が足りていない」という図式が理解できます。

つまり努力中は努力が足りていないことが当たり前になるので、努力をできているかで悩む必要はないのです。

これがとても重要なポイントで、そのことに気付ければ、つい悩みそうになってもすぐに思考を切り替えることができます。

悩む時間をそのまま努力することに使えるようになるため、より目標に向かって効率良く進んでいくことができるでしょう。

私も自分の努力に自信が持てなくなったときには、この格言を思い出して「努力が足りていないのは当たり前」と思考を切り替えられるようになりました。

そのおかげか今では努力をすることが嫌いではなくなり、集中力も増したように感じますね。

皆さんも努力中に感じる悩みや不安は効率良く切り替えて、時間を上手に使っていきましょう。

王貞治の名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「王貞治ってどんな人?」

王貞治(1940.5.20-)日本の元プロ野球選手・監督。史上3人目の三冠王達成者。国民栄誉賞受賞者第一号である。

画像参照:Wikipedia

王貞治とは、日本のプロ野球で活躍した伝説的な選手として記憶される人物です。
史上3人目の三冠王、シーズン通算868本の本塁打、監督としては巨人をV9に導いたことなど、多くの実績が数えられます。

国民栄誉賞の第一号者でもあり、まさに国民的なスターだと言えるでしょう。

そんな王貞治は格言が示す通り、野球に対して真摯でストイックだったそうです。
しかし、ただストイックなだけでなく、ファンへの感謝を忘れずに誠実な対応を取り続けたことでも知られています。

スピーチの際にはその点を導入すれば、王貞治の人柄が柔らかくなるため、聴き手も格言に納得しやすくなるでしょう。

朝礼スピーチで「努力・ストイックさ」をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチで努力やストイックさをネタにするときには、意識しておきたいポイントがいくつかあります。
少しの工夫を取り入れることで、格言を軸にしたスピーチはより良いものとなるのです。
ただ格言を紹介するだけのスピーチにならないように、以下の要素を確認しましょう。




効果的なワンフレーズを入れ、聴き手を注目させる

努力やストイックさを朝礼スピーチで話すには、効果的なワンフレーズで聴き手の注目を集めるのがポイントです。

重要な部分や期待を煽る冒頭でワンフレーズを導入すると、聴き手はスピーチの続きに興味を示すようになります。

たとえば「でももしかしたら……」「これがとても重要なポイントで……」といったフレーズを適宜挟み込んで、聴き手を話に集中させる工夫をしていきましょう。

基本的にワンフレーズは、「絶対にここは聞いてほしい!」というタイミングで使うものです。
しかし、あまりにフレーズを入れすぎると、特別感が薄れて効果が期待できなくなります。
「スピーチ内で1回だけ」などといったルールを決めて、無闇に使いすぎないように気をつけましょう。




「努力・ストイックさ」について前向きなメッセージを伝えられるよう、シンプルな構成に

努力やストイックさをスピーチで使う場合には、前向きなメッセージになるようにシンプルな構成を意識します。

人によっては努力やストイックという言葉に対して、ネガティブな印象を持っていることもあります。
そのためスピーチでの取り扱い方によっては、聴く意思が削がれてしまうこともあるのです。

特にスピーチの中に伝えたいことを詰め込みすぎたり、構成が曖昧で話が飛んだりすると、意図せずにメッセージが後ろ向きになってしまうこともあります。

聴き手に努力やストイックさを前向きな形で伝えられるように、シンプルでわかりやすい構成を目指しましょう。

シンプルな構成にするには、核となるメッセージを最初に決めます。
そのメッセージを前向きで肯定的なものに設定することで、努力やストイックさという概念を魅力的なものとして伝えることができるでしょう。

方向性を明確にするためにも、核となるメッセージをまずは決定することを意識してみてください。




合わせて読みたい

まとめ)努力やストイックさは朝礼スピーチでも活用できる

努力やストイックさは、朝礼スピーチの題材としても有効に活用できます。

朝礼でネタにすることで、具体的な努力の方法やストイックさの意味について悩んでいる人たちに、有益なヒントを与えることもできるでしょう。

こちらで紹介したような偉人たちの名言と合わせることで、より親身なものとして聴き手に届けることができます。

努力やストイックさについて話したいけれど、上手に伝えることが難しいと感じている場合には、こちらを参考にスピーチの構成を考えてみてください。

<スポンサーリンク>