【朝礼スピーチのネタ】8月の時事
[最終更新日]2022/12/15
夏が本格的に到来する8月という時期には、朝礼スピーチで話しておきたい内容がたくさん見つけられます。
しかし、「8月に関連していればスピーチの内容は何でも良い」というわけではありません。
聴き手にとって有益なものを提供できなければ、貴重な朝の時間を無駄にすることになってしまうでしょう。
そこでこの記事では、聴き手にとって有益となり得る8月のスピーチを紹介していきます。
下記のスピーチについて知ることは、話し手にとっても新しい知識や見識を得ることにつながります。
この機会に8月のスピーチに使える内容を、まとめて確認してみましょう。
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急いでいる方は気になるネタを押してください。
朝礼のネタ:長期休暇を有意義に過ごす方法
皆さんは、長期休暇を有意義に過ごすことができていますでしょうか。
有意義とは意味や価値があることを指す言葉であり、充実した時間や幸福な経験に対して使われることが多いです。
しかし慣れない長期休日とは多くの場合気が抜けてしまうものであり、無意義に過ごしてしまうことも珍しくないと思います。
どうすれば有意義な休日を過ごすことができるのか……そのヒントとなるのがマーティン・セリグマンが提唱する「5つの幸せ」です。
心理学者であるマーティン・セリグマンは、人間が幸福感や有意義さを実感する際には5つのパターンがあると分析しています。
「快楽」「没頭」「良好な人間関係」「意味合い」「達成」のいずれかに自分の環境が当てはまったとき、人は有意義に過ごすことができたと実感できるのです。
そのため長期休暇を有意義なものにしたいのなら、この5つのパターンに自分の生活を寄せていく必要があるでしょう。
ここで意識しておきたいのが、これら5種類のパターンすべてを体験するのではなく、自分に合ったものを選択するように動くことです。
現実的に不可能なものを追いかけるのではなく、自分の手が届く範囲に狙いを定めていくのがコツになります。
例えば私は「良好な人間関係」を選び、長期休暇は積極的に旧友たちと会う時間を作りました。
その結果、心身はとてもリフレッシュされました。
精神的な充足感だけではなく、その際に旧友から薦められた事柄から新しい趣味を見つけられたり、別の旧友のひとりとは仕事でもつながりを持てるようになりました。充実した機会に繋げられたため、長期休暇を有意義に過ごせたと自負しております。
皆さんも長期休暇に入るときには、先に紹介した5つのパターンから1つまたは2つに絞って選びだし、「充実した、貴重な時間を過ごす」ための指針にしてみてはいかがでしょうか。
朝礼スピーチのコツ)スピーチの際には話し方や姿勢にも注意!
朝礼スピーチを行うときには、話す内容だけでなく「話し方」や「姿勢」にも気を配る必要があります。
聞き手は言語、聴覚、視覚によって話し手から情報を受け取っていますが、その影響力はそれぞれ以下のようなパーセンテージで表せるのです。
・言語情報:7%
・聴覚情報:38%
・視覚情報:55%
「メラビアンの法則」と呼ばれるこちらのデータを参照すると、スピーチには話の内容よりも視覚による情報伝達が重要であることがわかります。
そのため良いスピーチを目指す場合には、身振り手振りを加えたり、自信のある態度を意識するのがコツとなるでしょう。
しかしメラビアンの法則を拡大解釈して、「見られている部分だけを意識すればいい」と考えるのは早計です。
あくまでスピーチの内容を含めた全体を整えつつ、話し方や姿勢にまで意識を回すようにしましょう。
朝礼のネタ:ハラスメントフリーの日(8/2)
8月2日は「ハラスメントフリーの日」と定められていることをご存知の方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
あらゆるハラスメントから解放されることを目的として株式会社クオレ・シー・キューブが創設した日であるため、社会人としては8月2日が来るたびに意識して考えを巡らせることがおすすめです。
ハラスメントという言葉には、「人を困らせること」「嫌がらせ」といったネガティブな意味があり、私たちは普段から気をつけてコミュニケーションを取らなければなりません。
しかしハラスメントの代表ともいえる「パワハラ」や「セクハラ」の他にも、ハラスメントにはさまざまな種類があることはあまり知られていないようです。
例えば年齢に関する悪意ある発言を行う「エイジハラスメント」、パソコンなどを使えないことに対して嫌味を言う「テクノロジーハラスメント」、SNSサービスで不快な思いをさせる「ソーシャルハラスメント」などが、職場で起こりやすいハラスメントだといえるでしょう。
「え、こんなことも?」と思われるかもしれませんが、相手が不快に感じる言動を行ってしまえば、それはひとつのハラスメントとして受け取られてしまうのです。
私もかつてSNSで積極的にコミュニケーションを取ったために、部下に精神的な負担をかけたことがありますが、これもひとつのハラスメントであったのだと反省しています。
世の中には想像する以上にハラスメントにつながる入口があることを、この機会にぜひ認識しておいてください。とはいえハラスメントを恐れるあまり、コミュニケーションが消極的になるのも問題です。
ハラスメントを意識しつつ円満な人間関係を築くには、まず相手について深く知ることが大切となります。
「この人は〇〇が苦手なんだな」と把握するだけでも、ハラスメントを行う可能性はグッと減るでしょう。趣味や考え方は人それぞれ違うのが当たり前なので、その違いを尊重してコミュニケーションを取ることが、ハラスメントのない職場の実現に貢献してくれるのです。
朝礼スピーチのコツ)ペーシングで相手に合わせた話し方を!
朝礼スピーチを完璧にこなそうとするあまり、自分本位なスピードで話を進めてしまうと、聞き手に内容を正しく理解してもらうのが難しくなります。
相手の感覚にあった速度で話を進められるように、スピーチを行う際には「ペーシング」の技術を習得することがおすすめです。
ペーシングとは相手の状態に合わせるテクニックのことを指し、主に話し方や呼吸などに注目する方法です。
聞き手の声の調子や会話のスピードに合わせて、スピーチ中の声の大きさやテンポを変化させることで、自然と聞きやすい環境に相手を誘導することができます。
特に朝礼の段階では頭がはっきりとしていない社員も多いため、最初はゆっくりとスピーチをはじめ、相手のリアクションに合わせて徐々にスピードを合わせていくのがおすすめです。
いつもスピーチを聞き流されていると感じるときには、このペーシングを意識してスピーチを行ってみましょう。
朝礼のネタ:「共」に「創」るとはどういうことか?(8/3:「共創する未来」の日)
8月3日は「共創する未来の日」として制定されていますが、皆さんはこの記念日についてご存知でしたでしょうか。
共創という言葉は様々なビジネスシーンで謳われるようになりましたが、そもそもこの言葉の真意について、「あまりピンとこない」という方もいらっしゃることでしょう。
「共創」の意味を言葉の通り「ともに創ること」と定義した場合、2人以上が関わる業務は全部共創ということになるんじゃないか──そう感じた人もいるかもしれませんね。
ですが、共創は「共創は未来を切り拓く力そのもの」と評価されることもあり、単なる共同作業を安易に共創と言うのはきっと適切ではないでしょう。ちなみに、「共創する未来の日」を制定した東京個別指導学院の齋藤勝己氏は、共創を「多様な人々が集い、ともにビジョンを描き、ともに創りだすこと」と定義しています。
私は、この言葉で特に「ともにビジョンを描く」という言葉がとても大切であるように思います。
皆さんは、日々の業務において、同僚または顧客・パートナーと「ビジョンや目標を共有しながら業務を行えている」と実感していますでしょうか。
おそらくここで実感できるかできないかが、共創しているかしていないかの違いになるのでは、と思います。
共創がなぜ今になって重要視されているかというと、それは現在、あらゆる市場(マーケット)が成熟し、新しいサービスが生まれにくくなっていることに起因します。
つまり共創は現在私たちが感じている閉塞感を打破するための、「新しい価値」の創出に繋げられると考えられているのです。もし、みなさんの中で日々の業務に行き詰まりを感じている方がいらっしゃったら、現在の業務において「共創」が実現できているかを振り返ってみて、共創への働き方を強めることが、ひとつの解決の道になるかもしれません。
朝礼スピーチのコツ)冒頭で「テーマ」を伝え、聴き手の関心を得る
朝礼スピーチでは、まず冒頭でテーマを伝えることが基本となります。
聴き手がテーマを理解し、関心を持ってもらうことで、スピーチのための環境を整えることができるのです。
「このテーマが気になる」「どんな話になるのだろう」という期待を煽るためにも、冒頭でテーマを提示していきましょう。
テーマを伝える際には、「〇〇(テーマ)を知っていますか?」といった形で聴き手にアプローチを行うのもおすすめです。
相手にテーマを想像させることができるので、より自分の問題として捉えやすくなるでしょう。
テーマを伝えること、相手にそのテーマについて質問をしてみること、まずはこの2点を意識してスピーチの構成を考えてみてください。
朝礼のネタ:俳句で「心のシャッター」を切ってみよう(8/19:俳句の日)
8月19日は「俳句の日」ですが、皆さんは自分で俳句を詠んだことはありますか。
おそらく多くの人が、俳句を考えることを難しく捉えてしまうかもしれませんね。しかし、5・7・5のリズムで詠むことと、季語を入れることさえ守れば、誰にでも俳句を作ることはできるのです。
今日は俳句を詠むということについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
皆さんは俳句を詠むときに、まず何を考えるべきだと思いますか。
(実際に何人かに意見を聞いてみます)
なるほど。いろいろな意見が出ましたね。
私の意見ですが、俳句を詠むときには「自分が一瞬のうちに何を感じたか、何を思ったか」を想像することが大事だと思います。
もう少し踏み込んで言うのなら、一瞬の心の動きを表現するための言葉を探す作業が、俳句を詠むということにつながるのです。
「俳句は上手い言い回しをするもの」という考えもあるかもしれませんが、自分の心の動きを捉えたものであるのなら、どのような言葉でも俳句になり得るのではないでしょうか。
俳句で一瞬の心の動きを表現するための工夫を、「心のシャッターを切る」という言い方をするそうです。
スマホが普及したことによって、デジタルのシャッターを切る機会は増えていることを考えると、とても面白い対比になりますね。簡単に景色や情景を写真に収めることができるようになった反面、そのときの心の動きを正確に捉えることは難しくなっているのかもしれません。
私はこの対比に気付いてから、少しでも心のシャッターの方を動かそうと思い、定期的に俳句を詠むようにしています。
決して上手なものではないかもしれませんが、自分の心の動きを表せるようになってきていると思いますよ。皆さんも、心のシャッターを切るという感覚で、自分の気持ちを俳句に収めてみてはいかがでしょうか。
作った俳句はスマホなどに簡単に記録しておけるので、将来見返すと面白いかもしれませんよ。
朝礼スピーチのコツ)スピーチを分かりやすく「三部構成」でまとめてみよう
朝礼スピーチを分かりやすくまとめるには、「三部構成」を意識することがポイントになります。
三部構成とは、「オープニング」「本論」「クロージング」の3つの要素によって構成されるものです。
オープニングではスピーチのテーマを説明し、聴き手に関心を持ってもらえるように努めます。
その後に本論へ移行し、スピーチで話したい内容を分かりやすく伝えます。
最後にクロージングで聴き手を納得させ、スピーチ後にやってみて欲しいことを伝えるのです。
この3つの流れでスピーチを構成することで、聴き手は大きな混乱もなく内容を理解することができます。
話が明後日の方向に飛んでしまったり、順序立てられていない語り口だったりすると、どうしても聴き手の集中力が削がれてしまうでしょう。
まずは最後まで聴いてもらうことが大切なので、三部構成でスピーチの内容を分かりやすくすることを試してみてください。
朝礼のネタ:蚊に刺されやすい人・刺されにくい人にはどんな差がある?(8/20:蚊の日)
8月にもなると蚊が増えてきますが、皆さんは刺されていませんか。
どうやら人によって蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人がいるようなのですが、皆さんはどっちに当てはまりますかね。
蚊が気になると集中力が落ちますし、寝るときにまで痒みが続くと寝不足になることもあり得るでしょう。
そこで今日は蚊に刺されやすい人と刺されにくい人の違いについて知り、今年の夏の対策を考えたいと思います。蚊に刺されやすい人とはつまり、蚊に見つかりやすい特徴を持っている人のことを指します。
具体的には「体温が高い人」「汗をかいている人」「黒い服を着ている」「運動や飲酒で二酸化炭素を多く出している」人ほど、蚊に刺されやすくなるそうです。自分で蚊に刺されやすいと感じる人は、心当たりがあるのではないでしょうか。
そして刺されやすい人の特徴がわかれば、この特徴から離れるほどに、蚊に刺されにくくなると考えることができます。
こまめに汗を拭き、暑くなったと思ったら水分を取って体温を下げ、黒い服を避けて、運動や飲酒を控える。
それらを徹底することで、今年の夏から蚊に刺されにくい人になれるかもしれませんよ。また、蚊に刺されないようにするのと同時に、蚊のいる環境を作らないことも重要です。
たとえば蚊の幼虫であるボウフラを成長させないように、水の溜まる場所を無くすことが考えられます。
自宅の中や玄関前などを掃除して、蚊が住める場所を潰していくのもおすすめです。私も昨年から、夏になると念入りに水回りを掃除して水気をなくしているのですが、蚊の出現確率は減ったように感じます。
特にベランダに置いたままだった水の張ったバケツを片付けたところ、蚊はとんと出なくなったようですね。
皆さんも蚊に悩まされることがあるのなら、この機会に蚊にとって辛い環境を作ってみてはいかがでしょうか。
朝礼スピーチのコツ)具体例を用いて聴き手がイメージをしやすいようにする
スピーチの際にはなるべく具体例を入れて、聴き手が話の内容をイメージしやすくなるようにします。
聴き手に「これはどういうことだろう?」という想像する時間が必要になってしまうと、その間に話している内容がスルーされる可能性があるでしょう。
そういったことを防ぐためにも、具体例を取り入れて聴き手のイメージを手助けすることが必要です。
たとえば「〇〇のようなもの」「テレビで〇〇を見たことはありませんか」といった形で、具体例を提示します。
それ以外にも話し手の体験を用いて、具体的な例を伝えることも考えられます。
「〇〇を体験したのですが」といった形で話すことができれば、リアルな感想を使って聴き手のイメージを刺激することができるでしょう。
朝礼のネタ:即席ラーメン記念日(8/25)
8月25日は「即席ラーメンの記念日」とされていますが、これは世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンの発売日が由来となっています。
皆さんの多くがチキンラーメンを食べた経験があると思いますが、この商品は日清食品の創業者「安藤百福」によって作られました。
彼は47歳でさまざまな事情によって全財産を失いますが、その経験に打ち負かされることなく、即席ラーメン作りに挑戦して今も人気を誇る商品を作り上げます。
この辺りはNHKの朝ドラでも放送されたため、ご存知の方も多いかもしれません。
安藤百福は「自分の周囲に、いつも好奇の目を向けろ」と言い、仕事においてヒントを探し続けることの大切さを説いています。
そういった意識が仕事の成果につながり、現代に続く日清食品の地盤になっているのでしょう。
私たちもこの精神から学び、行き詰まったり停滞したりしたときこそ彼の言葉を思い出して、自分の周囲から現状を脱却するヒントを見つけるようにしたいですね。
また安藤百福は、「どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ、人の役に立つことはできない」と説き、今という時間に合わせる大切さと、アイデアを保存しておく重要性を示しています。
彼がチキンラーメンの実用化まで時間がかかったように、事業によっては現段階では形にできないというパターンも多く見られるでしょう。
しかし今ダメだからと諦めるのではなく、「いつか使えるかも」と期待してアイデアをとっておくことも、仕事では重要な判断になり得るのです。
私もかつて仕事の先輩にボツにされたアイデアを保管して、時間が経ってから再提出したことがあります。
以前のときとはあらゆる面で環境が変わっていたので、無事そのアイデアを有効活用することができました。 今の段階では役に立たないアイデアや情報もきちんと管理して、いずれ来るかもしれないそのときに備えておくことがおすすめです。
朝礼スピーチのコツ)ワンセンテンス・ワンパーソンとジグザグ法で話にキレを生み出す!
用意した原稿をただ読み上げるだけでは、満足度の高いスピーチを行うことはできません。 キレのある話し方を実現するためにも、「ワンセンテンス・ワンパーソン」と「ジグザグ法」を理解して、スピーチ時に取り入れてみることがおすすめです。
ワンセンテンス・ワンパーソンとは文章の区切りごとに別の聞き手に視線を移動させていく方法で、動きのあるスピーチを形作ることができます。
ただ空中を見て話したり、特定の個人だけを見ていたりすると、どうしても聞き手全員の共感を得るのが難しくなります。
「自分にも関係のある話なのかも」と聞き手全員に思ってもらえるように、一呼吸ごとに視線を移していくワンセンテンス・ワンパーソンを意識して実行してみましょう。
さらにこの方法にプラスして、体の方向や視線の距離を大きく変えるジグザグ法を取り入れれば、躍動感のあるスピーチが可能です。
例えば右を向いて話をしていた場合、次のセンテンスで視線を移動させる際には、反対の左側を向くようにします。
同じように手前の人を見て話をしていたなら、次に視線を変えるときには奥の誰かを見るように意識するのが、ジグザク法の基本です。
視線を広く移動させることは聞き手に緊張感と期待感を生み出し、話に勢いをつけることができます。
ただ前を向いて話していた人は、この2つの法則を参考に視線と体の向きに気を使ってみましょう。
朝礼のネタ:ぼうっとしやすい夏だからこそ「深読みの機会」を大切に
夏は暑さのせいでついついぼうっとしてしまいがちですが、皆さんきちんと考えながら行動できているでしょうか。
暑さのせいでぼんやりしやすい夏だからこそ、ただ物事の表面だけをなぞって考えるのではなく、その奥にある部分を「深読み」することを意識してみるのがおすすめです。
深読みのためにはまず「思考を深め方」を知る必要がありますが、その基本は「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」「クリティカルシンキング」などに集約されています。
ロジカルシンキングとは物事を体系として認識し、話の筋道から矛盾をなくして考えることができる思考法です。
必要に応じて課題を細かく分けたり、具に分析したりするロジカルシンキングを学ぶことで、常に深読みするための地盤を身につけることができます。
ラテラルシンキングとは水平思考という言葉に訳され、前提を取っ払って発想を自由に広げていく思考法です。
多様性を利用する思考法となるので、学ぶことでひとつの物事を多角的に把握するきっかけになるでしょう。
クリティカルシンキングは批判的思考と訳される言葉で、前提条件を積極的に疑っていく思考法です。
「もっと良い条件や方法があるのでは」と改善を優先していく思考法となるため、スキルの向上や仕事の成果アップにつなげることができるでしょう。特にこの「前提を疑う力」こそが、深読みができる思考を育ててくれます。
私もこれらの思考法を少しずつ学んで、前提を疑うことを意識して仕事をしましたが、面白いくらいに新しいアイデアや自分の意見を見つけることができました。
皆さんも「自分の思い込み」「根拠のない噂」「古いルール」「基本的原則」「上司の意見」などといった一般的な前提条件を疑って、深読みをする習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
朝礼スピーチのコツ)あえて緊張させることがリラックスのきっかけになる?
スピーチの際に緊張しやすい人は、あえて緊張感を高めることで体をリラックス状態に誘導する以下の方法を試してみましょう。
・まず大きく息を吸って呼吸を止め、全身の筋肉に力を入れます。
(体全体が震えるくらいまで力を入れて、緊張状態を高めるのがポイントです)
・声と一緒に空気をすべて吐き出し、全身を緊張から解き放って脱力させます。
・この呼吸法を複数回繰り返し、体を緊張状態から引き離します。
リラックス状態を自分の力で作り出すことは難しいですが、緊張状態には意外とすんなり入ることができます。
その緊張状態から脱したとき、人はリラックスを強く感じることができるので、実は緊張こそがリラックスへの1番の近道になるのです。
スピーチの前にリラックスしようとして逆に上がってしまうという人は、ぜひこの方法で緊張感を克服してみてください。
朝礼のネタ:私の熱中症対策
新型コロナウィルスと共存しながら過ごす初めての夏ですが、皆さん熱中症対策は万全でしょうか。
マスクをする機会が増えると想定されるため、これまで熱中症にかかったことがない人でも、今年は十分に注意する必要があります。本日はそんな熱中症対策と、私が行っている具体的な方法をご紹介します。
そもそも、熱中症とは何が原因で起きるものなのでしょうか。
熱中症は体が周囲の温度変化に対応しきれないことによって、水分や塩分のバランスが崩れてしまい、体温調節が上手くできなくなることが原因とされています。よって熱中症対策を取るのであれば、暑さを避けることと、水分や塩分をこまめに補給することが重要となるでしょう。
ここで注意したいのが、具合が悪くなってからこれらの対策を取っても遅いという点です。
喉がカラカラになってから水分を取るのではなく、体が欲する前から意識することがポイントになります。しかし、仕事や家の用事で忙しくしていると、つい熱中症ギリギリになってしまうこともあるかと思います。
そこで私がおすすめしたいのが、熱中症対策のルーティン化です。たとえば「出かける前には必ず水分をとる」「1時間〇〇分は暑さを避けて休憩する」といった形で、熱中症対策になる行動を取り入れるのです。
たとえ喉が乾いていなくても水分をとる、疲れてなくても休憩する。
そういった安全圏での行動を、この夏は実践してみてはいかがでしょうか。慎重すぎると思われるかもしれませんが、マスクのことを考えると、これくらい気を遣っていくべきだと私は思います。
また、マスクは熱がこもるため熱中症のリスクが高まることから、上記のような対策にプラスして適宜取り外すことも考えましょう。
誰もいない空間や十分な距離を保てる場所では、こまめにマスクを外して熱中症にならないように気をつけてください。
朝礼スピーチで「8月の季節ネタ」をテーマにする時の注意点
8月には多くの記念日があるため、スピーチのネタとして利用することが可能です。
もしスピーチのネタ選びに迷ったときは、以下を参考に記念日を軸としたスピーチを実行してみましょう。
8月の主な記念日
1日 観光の日、夏の省エネ総点検の日
2日 ハラスメントフリーの日
3日 「共創する未来」の日
5日 タクシーの日
6日 広島原爆忌
9日 長崎原爆忌、野球の日、パソコン救急の日、パソコン検定の日
12日 国際青少年デー、君が代記念日
13日 深読みの日
14日 専売特許の日
15日 終戦の日
17日 プロ野球ナイター記念日
18日 高校野球記念日
21日 献血記念日
23日 白虎隊の日
24日 大噴火の日
25日 即席ラーメン記念日
26日 マザーテレサの日=ケア心の日
27日 寅さんの日
28日 民放テレビスタートの日
30日 冒険家の日
31日 大正天皇の誕生日
題材は「浅くても広く認知されているもの」を選ぶ
8月の季節ネタをテーマにする際には、浅くても広く認知されているものを題材として選ぶことがポイントです。
聴き手全員がイメージすることができ、かつ嫌悪感を示さない普遍的なものを選ぶことで、スピーチの内容は聴きやすいものになるでしょう。
トレンド重視のものやマニアックなものもスピーチの題材にはなり得ますが、聴き手全員の心に響くとは限りません。
また、スピーチの最中に題材に対する長い説明が必要になるなどの、手間がかかる可能性もあるでしょう。
浅いテーマを選ぶことに抵抗を覚えるかもしれませんが、自分なりの解釈や発見を加えれば、面白いスピーチに仕上げることはできます。
テーマ選びに迷ったときには、まず「広く認知されているだろうか」という基本を軸に、スピーチを考えてみるといいでしょう。
メッセージは1つに絞る
朝礼スピーチでは、基本的に盛り込むメッセージは1つに絞ることが必要です。
たくさんのメッセージを平等に伝えることは難しく、伝えきれるものと伝えきれないものが出てしまい、バランスが悪くなってしまうことがあります。
事前にメッセージは1つに絞り込み、その1つに全力を注ぐ形を心がけましょう。
スピーチのメッセージを1つに絞ることは、構成を考えやすくするというメリットもあります。
そのメッセージを軸に本論を展開していけば、伝えたいものをきちんとスピーチの中で披露することができるでしょう。
スピーチに慣れていないときには、まずはメッセージを1つに絞って考えるのがおすすめです。
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まとめ)8月のスピーチに困ったときはこちらを参考に
8月のスピーチで話せる題材は、このようにたくさんあります。
聴き手に取って有益になるようなスピーチを、いくつか見つけられたのではないでしょうか。
何を話せばいいのか分からなくなったときには、この記事を参考にしてテーマとスピーチ内容を考えてみてください。
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