【朝礼のネタ】チームワークについて

[最終更新日]2019/07/26

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Speech:チームワーク

ビジネスの現場において、チームワークという言葉をよく耳にします。頻繁に使われている言葉なので、何気なく聞き流してしまいそうですが、改めて考えてみるとチームワークとは何でしょうか?ほとんどの職場において、部署やプロジェクトなどチームで仕事に取り組む場面は多いことでしょう。

そこで今回は「チームとは何か」「どうすればチームワークによって成果をあげられるか」について取り上げた朝礼スピーチの例をご紹介します。

急いでいる方は気になるネタを押してください。



朝礼のネタ:「グループ」と「チーム」の違い

「チーム」と「グループ」の違い、わかりますか?

皆さんは「良いチームとはどんなチームなのか」について考えたことがありますか?「チーム」と似た言葉に「グループ」がありますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。今日はチームとは何か、について考えたことをお話しします。

私は今年で入社3年目になりますが、前職の制作部では3人から5人ほどのチームで仕事をすることがよくありました。あるとき、3人ともほぼ同世代の同僚とチームを組むことになりました。ふだんから仲の良い3人だったので、お互いに遠慮なく意見を言うことができ、とても居心地が良かったのを覚えています。

ところが、そのチームではいまいち成果があがりませんでした。恥ずかしながら、私はそのチームのリーダーだったのですが、同年代の仲間同士だからという意識が働き、あまりリーダーらしい役割を担うことができていなかったのだと思います。

3人の間には協調性こそありましたが、仕事の質を高めたり、何が何でも成果をあげようと背伸びをしたりといった貪欲さはありませんでした。協調性があるようでいて、実はお互いが居心地の良さに甘えてしまっていたところがありました。いま振り返ってみると、当時のあのチームはどちらかと言えば友人同士が集まった「グループ」に近かったのだと思います。

3人集まってそれぞれが100%の力を出すのではなく、目標を達成するために一人一人のメンバーが力を発揮し、100%以上の成果をあげることに意義があります。メンバーそれぞれが力を出し切るだけではチームワークにならないのです。うまくいかなかった事例の紹介で恐縮ですが、チームワークについて考えていただくきっかけになればと思い、共有させていただきました。

朝礼スピーチのコツ)スピーチは冒頭の1分間が勝負

他の人のスピーチを聞いたときのことを思い出してみてください。「今日の話は面白いだろうか」「自分にとって有益だろうか」の判断をいつどのタイミングでしていましたか?おそらく、ほとんどのケースでスピーチの冒頭部分で「面白そう」「興味がある」と感じるか、「よくある話だ」「つまらなさそう」と感じるか、決まってしまっているのです。

スピーチは冒頭の1分間が勝負です。そのため、第一声で何を話すかが非常に重要なのです。スピーチに対して興味を引きつけ、集中して聞いてもらうためにも、第一声を工夫してみましょう。

具体的には、「千里の道も一歩から、という言葉があります」など格言や故事成語から始める、「○○についてご存知ですか?」と問いかけから始める、「ちょうど去年の今頃このことです」といった回顧から始める、といった工夫をするとインパクトがあり、スピーチ全体に興味を持ってもらいやすくなります。

朝礼のネタ:「人を変える」のではなく「仕組みを変える」

本日は、「チームでの仕事の進め方に関する改善方法」についてお話しします

皆さんは日頃チームで働いていて、実はストレスを感じていることはありませんか?人が集まって仕事をする以上、お互いの考え方やものの感じ方にはどうしても差が生じますので、「なぜあの人はこうしてくれないんだろう」「もっと○○してくれたいいのに」といった小さなストレスを感じることは誰にでもあることでしょう。

今日は、チームの仕事の進め方を改善する方法についてご紹介します。

先日、ある企業でこんな問題が浮上していました。トイレが混雑してしまい、待ち時間が長くてストレスを感じている、というのです。そこで、トイレが混雑して待たなくてはならない状況になったら「待っている人がいますよ」と伝えるチャイムを鳴らすボタンを設置したそうです。

ここで興味深いのは、そのボタンはほとんど押されることがなかったにも関わらず、トイレの混雑は解消されたことです。なぜかと言うと、トイレの個室に入っている人は「待っている人にボタンを押させてしまったら申し訳ない」という心理が働き、個室の中でスマホを見るなど無駄な時間を極力削るようになったから、だったのです。

この発想は仕事にも活かせると思います。チームで何らかのストレスを抱えているのであれば、「もっと気遣いや配慮をし合いましょう」といった「人」を変えることに注力するよりも、仕組みそのものを変えてしまったほうが効果的でストレスも少ない可能性があるのです。

たしかに、人の性格や行動を変えるのは大変なことですが、必要な行動を取らざるを得ないような仕組みに変えるのはさほど難しいことではありません。チームで円滑に仕事を進めるには、人を変えるよりも仕組みを変える。皆さんのチームでも、ぜひ取り入れてみてください。

朝礼スピーチのコツ)抽象的な内容こそ具体的に伝える

スピーチの言葉は文字で読むのとは違い、音だけで情報を伝えていますので、印象に残るかどうかは伝え方しだいで大きく変わります。印象に残らないスピーチの典型が、抽象的で「フワッとしている」話し方です。

たとえば、「携帯電話の通信速度は昔と比べてだいぶ速くなりました」と言われても、「そんなことは知っている」と感じる人が大半でしょう。では、次のように伝えたらどうでしょうか。

携帯電話が発売された1987年当時と比べると、現在の通信速度はおよそ10万倍になっています

具体的な数値が加わったことで、「そこまで進化しているのか」「なるほど、この30年ほどでそんなに変わったのだな」と実感しやすくなり、話の内容が印象に残りやすくなるはずです。このように抽象的な内容を伝えるときこそ、具体的な例や数値を引き合いに出すように心がけましょう。

朝礼のネタ:チームワークが逆効果になる?

必ずしもチームワークが良いもの、とも限らないのです

チームで協力し合って仕事を進めることは、成果を上げるために必要と考えられています。ところが、チームワークによってむしろパフォーマンスが下がるケースもあることをご存知でしょうか。今日は、チームワークがかえって逆効果になってしまいかねないことを伝えるある実験について紹介します。

同室にいる8人に対して、50㎝ほどの棒を見せます。次に、30㎝、50㎝、80㎝の3本の棒を見せ、先ほどと同じ長さの棒はどれかを答えてもらいます。このとき、8人中7人はサクラで、わざと80㎝のものが同じ長さだと答えます。すると、間違えようのない簡単な問題だったにもかかわらず、他の7人に同調して80㎝のものが同じ長さだと答えた人が35%もいたのです。

これと同じことは、仕事でも起こる恐れがあります。会議や打ち合わせの場で、周囲の人が自分と異なる考えを述べたとき、「もしかしたら自分の考えが偏っていたのかもしれない」「自分の認識が甘かったのではないか」と考えて、多数派の意見に従ってしまいやすいのです。

あるいは、声の大きな人や話し方に説得力のある人がいると、その人の意見に引っぱられて全員が同じ結論に達してしまう可能性があります。このように、チームワークにおいては人が大勢いることによって同調圧力が生じ、誤った結論に達してしまう恐れがあるのです。

このような事態を避けるには、意見を順に述べるのではなく一斉に発表するようにしたり、より少人数に分けて話し合ったのち、全体で意見を摺り合わせたりする、といった解決策が考えられます。大勢で話し合ったから間違いないはずだ、と考えることには、リスクも潜んでいることを忘れないようにしたいものです。

朝礼スピーチのコツ)情報源もバリエーションを豊富にする

朝礼スピーチの順番が何度も回ってくる職場の場合、話すネタを探すのも大変かもしれません。だからといって、いつも同じようなテーマのスピーチをしていると「あの人はいつも経済の話ばかり」「毎回ネットで見かけるような内容を喋っている」と思われかねません。

スピーチテーマのマンネリ化を防ぐためにも、情報源のバリエーションを豊富にしていきましょう。ネットだけでなく書籍やテレビからも良い情報を得られる可能性があります。

また、同僚に関する良いニュースやおめでたい出来事などに絡めて話すのも、身近な話題として親近感がわきやすく、スピーチに関心を寄せてもらえる工夫として適しています。同僚の話題を引き合いに出すことで、職場の人間関係を良好なものに保っていく効果も期待できますので、情報源の1つに同僚も加えるのはおすすめの方法です。

朝礼のネタ:優れた成果を上げるチームとは?

「成果を上げるチーム」みなさんにとっての基準はなんですか?

皆さんは「優れた成果を上げるチーム」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?人間関係が良好なチームでしょうか。遠慮なく意見を言い合えるチームでしょうか。実は、メンバーにとって満足度が高いチームと成果を上げられるチームは必ずしも一致していないことが分かっています。今日は成果を上げるチームの条件についてお話しします。

2つの交響楽団があるとします。1つはメンバーの満足度が高い楽団、もう1つは各々が少しずつ不満を抱えている楽団です。演奏の出来栄えはと言うと、多少の不満を抱えていた楽団のほうが演奏の質が高いケースが多いそうです。なぜこのような結果になるのでしょうか。

私たちはチームで仕事をする際、さまざまな要因によって不満やストレスを抱えます。要因の1つとして「要求されるレベルが高い」ということも含まれているでしょう。メンバーそれぞれにとって現状よりも少し上のレベルの仕事を任されている状態はプレッシャーやストレスを感じやすく、場合によっては「無理難題を突きつけられている」といった不満へと変わりやすいのです。

しかし、チームは現状に満足するために結成されるものではありません。現状、居心地がよくストレスと無縁であることが大切なのではなく、常に少し高い目標を掲げ、そこに向かって前進していくことが重要です。そうして仕事で成果を出した結果、チームの仕事が評価され満足度が向上するべきなのです。

居心地の良いチームと成果を上げるチームは違うということ。私自身もつい居心地の良さを取ってしまいがちですが、チームの目的に立ち返って考えることが大切だと思いましたので、成果を上げるチームの条件について考えたことをお話しさせていただきました。

朝礼スピーチのコツ)スピーチに慣れない人は音読を実践しよう

スピーチの内容を前もってしっかり考えておいたはずなのに、いざスピーチ当日になると言葉が出てこなかったり、言い淀んでしまったりした経験はないでしょうか。こうしたことが起きる理由の1つに、「声を出して話す練習が不足している」ことが挙げられます。

スピーチの原稿をいくら目で追っていても、実際に声に出して伝えるのとは使う脳の領域が異なります。そのため、スピーチ本番で声を出して伝えようとすると、とたんにうまくいかなくなってしまうのです。

スピーチに苦手意識がある人は、自宅や車の中など、人に聞かれない環境でスピーチ原稿を「音読」しておきましょう。音読することでスピーチの内容が頭に入りやすくなるだけでなく、実際にスピーチをするときのイメージトレーニングにもなり、本番で落ち着いて話す余裕を持つことにつながります。

まとめ)朝礼スピーチで「チームワーク」をネタにするとき知っておきたいこと

チームワークという言葉は、一般的に良い意味で使われることが多いはずです。「チーム一丸となって」と言うと、一人で仕事に取り組むよりも成果が上がりそうだという印象を持つ人がほとんどでしょう。ところが、実際にはチームとして効果的に機能するためにはただチームを結成するだけでは不十分です。

チームがチームとして機能し、チームワークで成果を上げるためには、いくつかのハードルがあることを知識として持っておきましょう。

効果的なチームになるための4つのステップがある

効果的なチームになるまでには、「タックマンモデル」と呼ばれる4つのステップが存在します。

ただ人が集まっただけではグループに過ぎません。もともとよく知らなかった人がメンバーに含まれている場合も多いはずです。まずはお互いの理解を深め、目標を共有することで「チームになる」のが最初のステップです。

メンバー同士の理解が深まっていくにつれて、お互いの認識の違いや「考えが合わない人」の存在に気づき始めます。このような混乱期はチーム発足後の一定期間内に起こるべくして起こるものですので、どのようにしてこの時期を乗り越え、チームとしてまとめていくかを考えるのがリーダーの腕の見せどころです。

3つめのステップは統一期です。混乱期を乗り越え、お互いを尊重し始めたメンバーが再度チーム全体の目標を認識し、達成に向けて協力し合っていくことを確認します。これらの3つのステップを経て初めて、チームがチームとして機能する「機能期」が訪れるのです。

「まとまらないものをまとめる」のがチームの役目

チームにとって最も苦しい時期が、前述の4つのステップのうち「混乱期」であることは間違いないでしょう。多くの場合、人間関係が悪化したり問題が次々と噴出したりといったことが起こりやすい時期ですので、一見すると「こんな状態からチームがまとまるはずがない」と思えてしまうかもしれません。

しかし、チームは放っておけば自然にまとまるものではなく、まとまりにくいものをまとめる必要があるものです。

朝礼でチームワークを取り上げる際には、チームが抱えている目の前の課題をどう解決するか?という点に着目しがちですが、課題を乗り越えること自体がチームを「混乱期」から次のステップへと進めるための有力なきっかけになる可能性を秘めているのです。

このようにチームの問題を解決していくことが、将来的にチームが良い方向へと向かうためのステップになっている、といったポジティブな面も意識してスピーチをしてみましょう。スピーチの説得力が増すだけでなく、社内のチームワーク改善に一役買うような、有意義なスピーチにすることができるかもしれません。

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