【漫画】管理職って「堅苦しい」「つまらない」ものなの?
[最終更新日]2023/11/03
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管理職・マネージャーって「堅苦しい」「つまらない」ものなの?
若手社員の方の「管理職になりたくない」という意見は、近年やや増加傾向にあるようです。
その理由の多くは、「責任が重そうだから」、「忙しそうだから」、「業務内容が面白くなさそうだから」といったもの。 リクルートマネジメントソリューションズが2016年に実施した「新人・若手の意識調査2016」のアンケートでも、その様相は如実に顕れています。
参考:新人社員に訊いた「あなたは管理職にどれくらいなりたいですか」のアンケート結果
──さて、管理職・マネージャーの仕事は本当に、(多くの若手社員の方々が想像しているような)「堅苦しい」「つまらない」ものなのでしょうか。
管理職・マネージャーになった際には、4つの不安が訪れる?
JPC東大調査のデータ分析によると、管理職・マネージャーになった際にあるネガティブ感情は、大きく以下の4つがあると言います。
- A:目標達成不安
- B:板挟み不安
- C:業務量不安
- D:現場離脱不安
Aの目標達成不安とは、その名の通り「自チームまたは自分自身が管理職・マネージャーとして新たに掲げられた目標を達成できるかどうか」という不安です。
Bの板挟み不安もなんとなくイメージ付きますよね。「上司」と「部下」、または「トップ」と「現場」の間に挟まれた状態になることへの不安です。
Cの業務量不安は、管理職・マネージャーになって増加するであろう業務量を処理しきれるかという不安。
そして最後のDの現場離脱不安は、これまで長く携わっていた現場業務を離れてしまうことへの不安です。
これら4つの不安が実際に現実と化して、かつそこから抜け出せない状況になるとしたら、確かに管理職・マネージャーは大変で、かつ面白みのないものになってしまうことでしょう。
一方で、「管理職・マネージャーならではのやりがい・醍醐味」もある
さて、ネガティブな印象の声ばかり目立つ管理職・マネージャーですが、果たして当の管理職・マネージャーの方々がどう受け止めているかというと、意外にも(と言って良いのか分かりませんが)ポジティブな意見も多く見られます。
以下は、当サイト「マネージャーライフ」が、管理職の皆さんから体験談を募集させていただいた際のコメントの抜粋です。
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私が考えた戦略を、社内のみんなが一丸となって取り組んでくれたおかげで、会社創立以降最高の売り上げを達成したとき。──嬉しかったですね。社会人人生で、一番の達成感を得られました。
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とあるトラブルを、チームで切り抜けたとき、上司含め皆からとても感謝されました。──いえいえ、社員のみんなが頑張ってくれたからです。むしろ私は、私は何もやってないのでは?と思ってしまうほどで、それでこんな感謝を言われるのはおこがましい位だと思っています。しかしこれが管理職なんだと、改めて思いました。
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仕事は大変ですね。ですが、その分やりきった時の達成感はあります。特に、みんなで目標に向かっていくときの空気が好きですね。チームで楽しくかつ一致団結して頑張っております。
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管理職になって、プレシャーは増えましたね(苦笑)。ですが、平社員の頃に感じられなかった達成感もあります。なにより、私の事を慕ってくれる後輩も多く出来ました。 以前よりも仕事のやりがいは感じられるようになったと思います。
上記コメント群を見ていると、「チームとの協働」や「皆で頑張って成し遂げたときの達成感」の感情は、管理職・マネージャーの立ち位置だからこそ強く感じられるところもありそうですよね。
──さて、以下にご紹介しますのは、そんな「管理職のやりがいや働き甲斐」にアプローチするお役立ち記事です(後半2つは、逆に「管理職へのネガティブ感情が払しょくできない…」という方向けの記事です)。
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