管理職体験談:パワハラ上司に振り回され、「船舶免許」まで取らされて。
[最終更新日]2019/06/11
ある製造会社で管理職を務めている者です。
業務内容は顧客対応と監査対応、ISO、設備管理など多岐にわたります。
JuJuさん(男性 48歳)
- 職業
- 会社員
- 職種
- 製造業
- 年収
- 約700万円
- 従業員規模
- 50人
- 地域
- 大分県
Index
目次
「真面目にコツコツと」が私の信条。
特に顧客とのコミュニケーションが重要な仕事になります。
問い合わせやクレーム等があった際には、必ず期限は厳守。100%の回答と改善に努めていく必要があります。
他にもリスクマネジメントやISO管理・文書管理が主な私の役割となります。
私は真面目にコツコツと仕事に取り組む人間です。
それが長所であり、同時に短所にもなり得ると自分では考えています。
趣味はアウトドア全般で、サッカーやゴルフ、旅行、登山などです。
また2年前より災害ボランティアにも参加し、人の役に立てることに喜びを感じています。
仕事もプライベートも充実していると思います。
パワハラ気質の上司に振り回され。
管理職になってから苦労したことは、上司とのコミュニケーションです。
直属の上司にはパワハラ気質があり、私は毎日のように嫌味を言われたり無茶な要求に対応させられたりと気を揉んでおります。
中でも、最近に組織編成があったのですが、その際にこれまでと全く違う部署に、私も配置換えされてしまったのです。
そこは言葉を選ばずに言えば「仕事のできない部下の寄せ集め」のような部署で……。
それでも私はこれまで通り、業務効率を考え部下に指示出しをしていました。 すると、
- 上司
-
「なに勝手に進めてるの? そんな権限ある?」
そんなことを言われました。
私はその部署の管理職ですし、部下を統制していく必要はもちろんあります。
上司が何を言っているのかまったく理解できませんでした。
私だけでなく、他の社員にとっても、その上司は悩みの種でした。
反面教師として、これからの業務に取り組んでいこうと思っています。
正直、こんな状態がこれからも続くようなら、さらに上に報告することも検討しています。
パワハラ上司への、高まる不信感。
数年前、福利厚生拡充のために会社で船を購入しました。
その船舶免許を取得するように指示があったので、私は免許を取りました。
私のほかにも数名が取得したのですが、私もその他の社員も、特別に船を操縦したいわけでも釣りが好きなわけでもありませんでした。
あくまで会社の方針だから。全員がそう捉えていたと思います。
しかし、取得費用こそ会社負担ではあるものの、練習は休日返上でやらされることに。
さらに取得後も、例の上司から
- 上司
-
「いつでも操縦できるように慣らしておかなきゃだから。2ヵ月に1回は操縦してね」
と言われ、休みを利用しての船の操縦が義務付けられました。
- 社員
-
「こんなのはおかしい。パワハラだ」
私も他の社員もそう言っています。
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「退職」の道を選ばないために。
社内でも上司に向け「パワハラ講習」を行っています。
きっとその内容を忘れてしまっているか、もともとの直しようのない性格がゆえなのかもしれません。
しかし、その上司は人の上に立つべきではないと強く思っています。
1つの事例についてお話ししましたが、このようなことはほぼほぼ日常茶飯事です。
我慢できなければ「退職」という道もありますが、私にも家族がいますので、そう簡単には決断できません。
上司の行動や言動にいちいち腹を立てていては身がもたないので、目をつぶるしかありません。
仮にも私よりも経験の長い方なので、尊敬できる面もあります。
今後はコミュニケーションをもっと積極的に取り、関係性を深め、拒否感を無くしていこうと思います。
今後、私が目指していきたいこと。
私は誰かに憧れてもらえるような上司を目指そうと思っています。
気軽に相談できる兄貴のような存在が理想です。
私の会社は海外の方との関わりも多いので、多言語の取得にも力を入れていきたいです。
「直属の上司の言うことを聞く」というよりは、その上の「会社が求めていること」にも目を向けていけるようになりたいです。
そうやって常にアンテナを張り、管理職としてのスキルアップや人脈の裾野を広げられるように努めていきます。
「上司へのポイント稼ぎ」ではなく、正々堂々と、自分のスキルで戦っていきたいです。
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