管理職体験談:クレームから始まった、素敵な関係。

[最終更新日]2019/06/21

体験談
10
「そちらで買った商品、なんなんですかこれは!」前任者はすでに退職。代わりに私が謝罪に行くことに。

現在、私は地方銀行の営業職員として働いています。

中間管理職に就き、部下の指導を担当しています。
その他にも店舗全体の営業成績を上げるため、お客様先を訪問したり、ご来店を誘致したり。

わにさん(女性 34歳)
職業
金融業
職種
銀行員
年収
従業員規模
1,000人
地域
岐阜県

Index

目次

地方銀行の営業職に就いています。

お客様との接触の機会を増やし、ご相談に乗っています。
必要だと感じた際には、ご相談の解決方法にと、様々な金融商品をご案内・販売している次第です。

私は元来、負けず嫌いな性格だと思います。

仕事のやりがいはたくさんあります。
たとえば、お客様からお金についてご相談をいただけること。

これはお客様が私自身に心を開いていただけているからこそだと感じています。

お客様の貴重なお話に、逆にこちらが学ぶような機会も多々あります。

それらが営業成績にもつながっていくことは、日々の大きなやりがいとなっています。

趣味は旅行で、仕事上のストレスを海外で発散したりしています。

クレームは尽きなかったけれど……。

ある日、初めてお会いする男性のお客様宅に、金融商品のご案内のため伺いました。

その方は、私の前任者に対して大きな怒りを抱いていました。

お客様

「そちらから案内された金融商品の運用が効率が悪い!」

とのことでした。

前任者はすでに転勤していたため、代わりに私が謝罪へ伺うことになったのです。

一度や二度では解決できず、何度も何度も足を運びましたね。

「これからも精一杯サポートさせていただきます!」

そうしてお客様のご要望に真摯に向き合っていくうちに、今ではとても懇意にしていただいており、お金に関する多くの相談をいただくまでになりました。

つまり、信頼関係を築くことができただけでなく、金融のアドバイスまでさせていただける立場となったのです。

この出来事はとても嬉しく、思い出深いです。

当時の出来事を振り返って、今思うことは。

当時を振り返って、

「何事にも前向きに取り組むこと」

という教訓を胸に刻みました。

クレームから始まるお客様は山ほどいると思います。
金融商品は、市況により、良い時も悪い時もあるからです。

銀行員という仕事は、特にクレーム対応が多いと思います。
しかしそんな時こそ、何度も足を運び、お客様の悩みを聞き、フォローしていくべきだと思います。

もちろん厳しいお叱りもあります。
それでも真摯に受け止め、謝罪していくことで、関係が良好になることを身をもって体験しました。

(いつかはそのお客様と笑って過ごせる日がくる!)

と信じ、対応していくことが大切だと感じています。

その後も多くのクレームはいただきましたが、どの方とも良好な関係を築けています。

<スポンサーリンク>



私が思い描く管理職の姿。

管理職であることをいいことに、部下に仕事を押し付ける人も中にはいると思います。

例えば外回の途中に喫茶店でさぼっていたり、仲のいいお客様の所でくつろいでいたり。

そんな人は上司からも部下からも好かれることはないでしょう。
私は決してそういう人間にはなりたくありません。

管理職で高い給与をもらっているのなら、営業成績も部下より多く取ってこないといけないし、部下の成長を見守る立場でいたいです。

でないと会社で居場所が無くなっていっちゃいますからね……。

何事も部下任せではなく、まず一番に自分が先陣切ってやり遂げる位の勢いでいたいです。

管理職・マネージャーとして、今後目指していきたいことは。

今後目指したいこと、それは今よりもっと上の役職に就くことです。
つまり、支店長になりたいと考えています。

それには、今以上に部下や上司からの信頼は不可欠ですし、自分自身のスキルも上げていかないといけません。

数々の試験をパスする必要もありますし、人と話す仕事なので、仕事以外の知識も必要になってきます。

なので、まずは試験勉強に励むこと、そして、色々な知識を吸収していくことに尽力したいです。

もちろんお客様とも、今以上によい関係を築けていけたらと思います。

<スポンサーリンク>