【朝礼ネタ】格言シリーズ⑪─「幸せ・幸福」について

[最終更新日]2020/10/23

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朝礼ネタ:格言シリーズ⑪「幸せ・幸福」について

各分野で歴史を作ってきた偉人たちの格言・名言は、時に現代を生きる私たちの心の指標となることがあります。

偉人の格言を参考に朝礼スピーチを構成することで、次の行動へのヒントを聴き手に与えることもできるでしょう。

今回はそんな偉人の名言から「幸せ・幸福」について触れたものをピックアップし、それに基づいたスピーチ構成を紹介します。
こちらを参考にスピーチを作成して、聴き手の心に響くような朝礼を目指してみては。

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目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。」

「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。」

本日はジェームズ・マシュー・バリー氏が残した、「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。」という名言を紹介したいと思います。

ジェームズ・マシュー・バリー氏は、おそらく皆さんもご存知の作品『ピーターパン』を書いた劇作家です。
有名なファンタジー作品の作者が残した格言を、幸福について考えるきっかけにしてみましょう。

「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。」という格言を聴いて、皆さんは何を感じますか。

なかには、以前の私のように「自分がやりたいことをやる方が幸福なのでは?」と、疑問を感じた人もいるのではないでしょうか。

しかし、おそらくジェームズ・マシュー・バリー氏は、「自分の能力や環境を見直すこと」というメッセージをこの格言で言いたいのだと思います。

残念ながら、現実では誰もが自分のやりたいことが必ずできるとは限りません。
理想にこだわりすぎると、現実とのギャップにより心に負担がのしかかることにもなりかねません。

ジェームズ・マシュー・バリー氏はそういった状況を危惧して、自分の能力や環境に見合わないことを無理にするのではなく、やるべきことを好きになるように提案しているのではないでしょうか。

ではどうやってやるべきことを見つけるかですが、私はやるべきこととは「目の前にあるもの」だと思っています。

「これをしなければ前に進めない」「これをやることが当たり前になっている」
そういう目の前に既に存在するものが、自分にとってのやるべきことなのではないでしょうか。

やるべきことを好きになることは、日々のストレスを軽減してやりがいを生み出します。
つまりは幸福感を高めて、毎日を楽しく過ごすことにつながるのです。

皆さんは、自分のやるべきことを好きになれていますか。
ちょっとでも好きになる部分を見つけられれば、ジェームズ・マシュー・バリー氏の格言が言うように、幸せを感じられるようになるかもしれません。

この機会に自分のやるべきことを見直して、積極的に好きになれないかぜひ考えてみてください。

ジェームズ・マシュー・バリーの格言を紹介する前に知っておきたい、「ジェームズ・マシュー・バリーってどんな人?」

ジェームス・マシュー・バリー(1860.5.9-1937.6.19)イギリスの劇作家、童話作家。『ピーター・パン』の作者として知られる。

参照:wikipedia

ジェームズ・マシュー・バリー氏は、19〜20世紀に活躍したイギリスの劇作家です。
ファンタジー作品を数多く手掛け、ディズニーアニメーションでも有名な『ピーターパン』の作者として広く知られています。

1913年には准男爵の爵位を授かるなどの結果を残していることから、社会的にも成功した偉人だと言えるでしょう。

そんなジェームズ・マシュー・バリーの格言を紹介する際には、もっとも有名なピーターパンの作者であることを伝えつつ、「実はピーターパンは皆さんが知っているような童話ではない」と興味を煽る方法もおすすめです。

ピーターパンはアニメで知られるような腕白さを前面に押し出したものではなく、大人を敵視するような視線を向ける狂乱と死の雰囲気を纏った作品なのです。

これは幼少期に彼の兄が亡くなったことなどが関係しているようで、単純な子供向けのファンタジーを書いた訳ではないことが示されています。
こういった意外性を提示すると、聴き手は作者の格言により興味を持つようになるでしょう。

ただ「ピーターパンの作者です」と言うよりも強いインパクトを与えられるので、時間に余裕があるときには構成に盛り込んでみるのもおすすめです。

朝礼のネタ:「喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。」

「喜んで行い、そして行ったことを喜べる人は幸福である。」

皆さんは、『ファウスト』などの小説作品で知られるゲーテをご存知でしょうか。
詩人としても活躍したゲーテは、「喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。」という格言を残しています。

今日はこの格言から、私たちの行動を少し見直してみたいと思います。

私個人の考えですが、ゲーテの格言「喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。」は、結果や効率ばかりを求めることの見直しを促す内容に感じられます。

いくら結果や効率が良くて人から褒められたとしても、その行動そのものを自分で喜べないのであれば、幸福になることはできないとゲーテは言っているのだと思います。
喜べない行動が続けば、積極的に動く気持ちを維持することも難しくなるでしょう。

それは最終的に、喜んで仕事や趣味に没頭できなくなり、幸福から遠ざかることにもなってしまいかねません。

そこでゲーテの格言を参考にして、自分がどんな行動に喜びを感じるのか、「喜びの基準」を考えることをおすすめします。

たとえば「お客さんが喜ぶ」「自分の能力が高まる」「社内での評価を高める」などが、例として考えられますね。
何でも良いので、まずは自分がどんなことに喜びを感じるのかをピックアップしてみてください。

自分の喜びの基準を把握できていると、あらゆる行動の中から喜びを見出せるようになります。
するとやりたくない仕事なども、喜びを感じながら取り組めるようになるのです。

私も自分の喜びの基準を知ってから、「辛くてもお客様が笑ってくれるなら喜べる」といった考え方ができるようになりました。
結果的にやりたくない仕事にも幸福感を感じられるようになり、ストレスが減ったように思います。

どうせ行動をするのなら、少しでも喜びがあった方が幸福になれます。
この機会に自分の行動を見直して、本当に喜んで行動できているのかを一度考えてみてください。

ゲーテの名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「そもそもゲーテってどんな人?」

ゲーテ(1749.8.28-1832.3.22)ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者。代表作に『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』など

参照:wikipedia

ゲーテは、18〜19世紀に活躍したドイツの小説家・劇作家・詩人です。
代表作に『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』などがあり、全世界的に読者を獲得するほどの影響力があります。

そんな文学方面で有名なゲーテですが、その他にも自然科学や宗教学にも精通し、あらゆる学問に挑戦したことでも有名です。
さらに社交的な生活を行って恋愛にも力を入れていたことから、行動力の高さが目立ちます。

その行動力の要因となったのは、もしかしたら今回紹介した「喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。」の格言なのかもしれません。

スピーチの際にはゲーテの行動力の高さを紹介しつつ、「ゲーテもこの格言を実体験したからこそ、あれだけ多くの行動を起こせたのかもしれない」と伝える構成も考えられます。

朝礼のネタ:「自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。」

「自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。」

本日は古代ペルシアに多くの偉業を残したキュロス2世の格言、「自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。」を紹介します。
幸せを定義する哲学的な格言なので、この格言を軸にして自分の幸せについて考えてみましょう。

まず最初に聞いてみたいと思いますが、皆さんは自分が幸福だと思いますか。
キュロス2世の「自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。」によれば、まず自分が幸福に思うことが幸福になる条件となります。

自分自身を幸福に思うためには、まず自分のことを「客観視」しなければならないでしょう。
客観視して自分の環境を見つめ直すことで、「あ、こんな幸福が身近にあったんだ」と気づくことができます。
しかし、いきなり自分を客観視しろと言われても、難しいと感じられるかもしれません。

そんなときには、自分を主人公にした童話を作ってみる方法がおすすめです。
たとえば「昔々あるところに”私”と言う人間がいました。彼は趣味の映画鑑賞を毎週の楽しみとし、新しい刺激を映像作品から受けることを幸福に感じていました」という書き方で、自分のことを紹介します。

このように童話風に自分のことを書き出すと、どんな幸福が自分にあるのかを客観的に発見しやすくなるでしょう。

私がそうなのですが、SNSや日記で自分の幸福について書くことを、恥ずかしいと感じることがあると思います。
しかし、童話だと子供っぽさが前面に出るので、比較的気楽に書くことができますよ。

自分を幸福に思うことって、何となく照れ臭いものですよね。
しかし、幸福を肯定することこそが、本当に幸福になるための第一歩になります。
皆さんもこの機会に、自分を幸福に思えるように意識を改革してみてはいかがでしょうか。

キュロス2世の名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「キュロス2世ってどんな人?」

キュロス2世(BC600-529)アケネス朝ペルシアの初代国王。古代エジプトを除く全ての古代オリエント諸国を統一。空前の大帝国を建設した。

参照:wikipedia

キュロス2世とは、紀元前600〜500年代ごろに記録が残っている偉人です。
アケメネス朝ペルシアの建国やメソポタミアの統一、バビロン捕囚となっていたユダヤ人の解放など、歴史的な偉業をいくつも達成した人物として知られています。

その偉大さは後世になっても讃えられていて、マキアヴェリの有名な著書『君主論』では、幸運に頼らないで自分の力で君主になった人物として、ローマの建国者であるロムルスなどと一緒に紹介されています。

外的な幸福を利用するのではなく、自分自身の能力だけで成り上がったために、先に紹介した「自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。」という格言を作れたのかもしれません。

スピーチではその点に触れて、キュロス2世が絶対的な幸福に甘えていた訳ではないことを伝えるのもいいでしょう。

朝礼のネタ:「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。」

「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。」

皆さんは夜眠るとき、次の朝起きることを楽しみにできているでしょうか。
スイスの哲学者カール・ヒルティが残した「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。」という格言によると、睡眠の心構えが幸福を作ることがあるとされています。

本日は睡眠と起床という人生に欠かせない基本行動を軸にして、幸福について考えてみましょう。

「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。」という言葉を聞いて、私はとっても納得しましたが、皆さんはどうでしょうか。

確かに「明日嫌な仕事があるな」「朝は寒いから起きたくないな」と考えながら眠るとき、幸福感はありません。

逆に「明日起きたら〇〇をしよう」「〇〇が届くから明日は1日中楽しもう」と考えることができれば、幸福なまま眠りにつくことができますよね。
カール・ヒルティの格言は、簡単ながら幸福の本質をついたものだと言えるでしょう。

では実際にどうすれば翌朝を楽しみにできるかと考えると、私は2つのポイントがあると思います。
ひとつ目は、「嫌なことはその日のうちに片付けておく」ということです。
問題を先送りにしないでその日のうちに解決する癖をつければ、翌朝に不安を持ち越さずに済みます。

たとえば翌朝の仕事の準備を眠る前にしておくだけでも、不安感や緊張感を薄れさせることが可能です。
解決できるものは積極的に手をつけて、不安を継続させないでおくのがおすすめです。

2つ目は、「楽しみにできることをひとつ設定しておく」ことです。
自分にとっての楽しみを起床時に設定すれば、それを目的に眠ることができます。
子供の頃に翌日のイベントが楽しみで、眠れなくなった経験はありませんか。

それに近い感情を生み出すことが、幸福につながるきっかけになるでしょう。

マイナスをなくし、プラスを作る、それがカール・ヒルティの格言を再現するポイントです。
私もこの格言を意識するようになってから、朝起きるのが辛くなくなり、何となく幸福でいられるようになった気がします。

睡眠の質を高めることにもつながるので、皆さんもぜひ明日の朝を楽しみにできるような睡眠を導入してみてください。

カール・ヒルティの名言・格言を紹介する前に知っておきたい、「カール・ヒルティってどんな人?」

カール・ヒルティ(1833.2.28-1909.10.12)スイスの下院議員を務め、法学者、文筆家としても知られる。主な著作に『幸福論』『眠られぬ夜のために』

参照:wikipedia

カール・ヒルティとは、19〜20世紀のスイスで活躍した法学者・文筆家・政治家です。
日本国内では『幸福論』や『眠られぬ夜のために』などの書籍があり、宗教的な倫理観を突き詰めた敬虔な人物として知られています。

そんなカール・ヒルティは大学教授として働く際、早朝に講義をすることを好んだそうです。
冬でも8時、夏には7時に講義が始められたとのことから、かなりの朝型であったことが想像できます。

「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。」という格言は、この朝型の生き方ゆえに発言されたものなのかもしれません。

カール・ヒルティという人物の肉付けにもなるので、朝礼スピーチではこの朝型のエピソードを加えてみることもおすすめです。

朝礼スピーチで「幸せ・幸福」に関する名言・格言をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチで「幸せ・幸福」に関係する格言を紹介する際には、以下の要素を事前にチェックしておくことがおすすめです。

朝礼スピーチでしっかりと聴き手の興味を引けるように、下記の2点を把握しておきましょう。




その名言・格言に込められた思いや、人物の背景についてしっかり調査する!

朝礼スピーチで偉人の格言を紹介するときには、その言葉を残した人物の背景を調査しておきましょう。
ただ言葉だけを切り取るのではなく、その発言をした人物の性格や思想、生きていた時代背景などを理解することがポイントです。

深く知るほどスピーチの内容に厚みを持たすことができ、インパクトのある構成に仕上げることができます。
調査の過程で知ったちょっとしたエピソードを交えることも可能になるので、話の幅を広げることができるでしょう。

中途半端な知識だけでは、聴き手に「話してる方もあんまり知らないんだな」と見抜かれてしまいます。
そうなれば聴き手はスピーチへの興味を失い、せっかく準備した話が無駄になることもあるでしょう。

ただ格言の表面をなぞるのではなく、積極的にその偉人を調べて、言葉に気持ちを乗せられるように意識するのがコツです。




ストーリーや引用を加えると、メッセージは伝わりやすくなる

朝礼スピーチで幸せや幸福に関する格言を話すときには、ストーリーや引用を積極的に加える構成も考えられます。
具体性のあるストーリーや事実を引用できると、よりスピーチ内のメッセージが伝わりやすくなるでしょう。

「〇〇です」とただメッセージを話すよりも、「〇〇という話がありました。だからこそ〇〇だと言えるのです」と提示することで、聴き手はその意味を理解しやすくなります。

スピーチを楽しく聞くきっかけにもなるので、関連ストーリーや引用は思いつく限り構成に導入していくのがおすすめです。

その格言を残した本人のストーリーだけでなく、関係する別の人物のエピソードや格言を引用するケースも考えられます。

「〇〇も同じような格言を残しています」という形で構成すると、紹介した格言の価値を高めることができるでしょう。
しかし、あまり多くの人物や格言を紹介しすぎると、情報過多になって聴き手が混乱する恐れがあります。

あくまでメインメッセージを補佐することが目的になるので、ストーリーや引用に力を入れすぎないように注意しましょう。




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まとめ)幸せは偉人の格言からも学ぶことができる!

幸せや幸福は、人生において非常に重要な位置を占めるものであるため、多くの偉人が関連する格言を残してきました。

その格言からは今でも多くのことを学べるので、朝礼スピーチとして取り上げることで聴き手に気づきを与えることができるでしょう。

幸せは普遍のものであり、多くの人の共通の悩みでもあります。
スピーチの題材として非常に優秀なものなので、上記を参考にいくつか構成を考えてみてはいかがでしょうか。

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