【朝礼ネタ】仕事中でもできる運動・ストレッチ・筋トレについて
[最終更新日]2019/10/10
ふだんの仕事の中で、疲れや体の不調を感じている人は驚くほど多いものです。
肩こりや腰痛といった、明らかな「痛み」として感じられる不調はもちろんのこと、「太りやすくなった」「冷え性で常に寒い」といった人は、もしかしたら日頃の運動不足や仕事中の姿勢が原因の1つになっているのかもしれません。
そこで、デスクワークの人も外回りの仕事の人も、ちょっとした工夫で筋トレやストレッチができる方法について、朝礼スピーチ例をご紹介します。
忙しくてジムに通えない・・・といった悩みを抱えている人に喜ばれるネタですので、ぜひ参考にしてください。
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目次
急いでいる方は気になる以下のネタを押してください。
朝礼のネタ:仕事中の「姿勢」を良くするだけで、私たちはたくさんの「恩恵」を受けられる!
今日は、まず皆さんに1つ質問です。「ストレートネック」という言葉をお聞きになったことがある方、どのぐらいいますか?手を挙げてみてください。
・・・・・・半分ぐらいの方はご存知のようですね。
ストレートネックとは、本当なら湾曲しているはずの首の骨がまっすぐに近い状態に変形してしまう症状のことです。スマホやPCを長時間見ていて、前のめりの姿勢が習慣化することで首の骨の形まで変わってしまうというのです。
こうなると頭の重さをうまく支えられなくなるので、ますます姿勢が悪くなっていく悪循環に陥りやすくなるそうです。ふだん仕事中の姿勢を振り返ってみて、いかがでしょうか?PCを長時間使う方はとくに、無意識のうちに画面を覗き込む姿勢を取っていると背中が丸くなっていたりするものです。
こうした姿勢が長く続いていると、体の重心が正常な位置からずれていってしまいますので、筋肉や関節に負荷がかかりやすく、肩こりや腰痛の原因になりやすいそうです。
また、背中を丸くしていると内臓が圧迫されますので、血流が悪くなったり呼吸がしにくい状態が続いたりして、冷え性や眼精疲労の原因にもなります。
ではどうすればいいかと言うと、とても簡単です。「良い姿勢」を意識すればいいのです。
良い姿勢とは、背筋を伸ばし、両足を床につけて座る姿勢のことです。
外回りの方は、移動中に立ったり歩いたりしているときに背筋を伸ばすことを意識してみましょう。こうするだけで筋肉や関節に負荷がかかりにくくなり、血行や呼吸が改善されるのです。良いことずくめですね。
このように、良い姿勢を意識するだけで多くの恩恵を受けられます。姿勢が良い人は見た目の印象も良くなりますので、今日からぜひ実践してみてください。
スピーチの印象は見た目も重要!姿勢を正して話そう
良い姿勢の重要性についてスピーチをしている本人の姿勢が悪いようだと、説得力に欠けますね。
姿勢がスピーチネタのときに限らず、話すときの姿勢はスピーチの印象を大きく左右する重要な要素です。
スピーチ中に片足に重心を乗せて体を傾ける人を見かけることがありますが、高圧的で「偉そう」な印象を与えることがあるので注意が必要です。
スピーチ中は体をまっすぐに保ち、両足に重心をかけて立つようにしましょう。
また、スピーチ中に顔やベルト、腕時計などを触るのも、自信がなさそうな印象を与えます。これではスピーチの内容そのものも真偽が疑わしいような印象を与えかねません。
腕の位置は基本的には体の横にし、必要に応じてジェスチャーを加えるときだけ動かすようにすると説得力が増し、効果的にスピーチのメッセージを伝えることにつながります。
朝礼のネタ:デスクワークでも実践できる効果的な筋トレ・ストレッチは?
皆さん、肩こりに悩まされていませんか?私は肩がこりやすいほうで、以前は毎月のように整体に通っていました。
でも、いくら整体へ行って調子が良くなっても、またふだんのデスクワークに戻ると数日で肩こりが再発してしまうんですね。
そこで、気づいたわけです。
「ふだんから少しずつストレッチで体をほぐすことが大切なのか!」と。そこで、今日はふだん私が実践しているストレッチをご紹介したいと思います。まず、ふだん仕事で使っている椅子に浅く腰掛けます。両手は膝の上に置いて、息を吐きながら骨盤を後ろに倒し、背中と腰を丸めて伸ばします。体重を後ろにかけながら首は前に持って行く感じですね。
次に、骨盤を前に倒して背骨を反らしていきます。ちょうど高いところを見ているような姿勢になります。この一連の動作を30秒ほど繰り返すと、背中から首にかけてほぐすことができますよ。
もう1つ、二の腕の簡単な筋トレ方法をご紹介します。
とても簡単な方法で、椅子に座った状態のままこぶしを軽く握り、小指側を下にしてデスクに置きます。
両手のこぶしでデスクを下方向へ押します。この状態で10秒間キープします。次に、デスクの下側に手を入れ、両手を開いて手のひらを上に向けます。そして、デスクを上向きに持ち上げるように力を入れます。この状態を10秒間キープしましょう。
この動作を1日3セット行うことで、二の腕を引き締める効果があります。
座ったまま、仕事中のちょっとした休憩を兼ねて実践できるので、とてもオススメです。
朝礼スピーチのコツ)自慢話のように聞こえてしまうとスピーチは台なし
有益な情報を伝えようとするあまり、自分が課題をクリアできた体験や困難を解消した経験を絡めて話すことがありますが、これは一歩間違えると「単なる自慢話」と受け取られてしまう恐れがあるため注意しましょう。
自慢話と受け取られてしまった瞬間に、「ただの自己満足」と判断されて聞いてもらえなくなってしまうからです。
ただ、スピーチの内容を実践した結果、有益な効果が得られたという「実績」を伝えたほうが効果的なケースもあるはずです。
その場合には、「〜のおかげで」「〜の助けがあって」といった、自分以外の誰かに対する感謝の念が込められていると、印象を大きく変えられる場合があります。
スピーチを組み立てた後は、全体を通じて「自慢話っぽく聞こえないだろうか?」と客観的にチェックしてみることも忘れないようにしましょう。
朝礼のネタ:通勤・移動中でも実践できる効果的な筋トレは?
皆さん、最近体を動かしていますか?
私はジム通いをしようとして会員になったのですが、一度も通わない月が何度か続いたので退会してしまったことがあります。
そのぐらい、ふだん運動しない人なので、どうにかして体を鍛えなくてはいけないな、と思ってきました。
今日は、時間がない方で通勤中や移動中に電車の中で実践できる筋トレの方法をご紹介します。まず、電車内で立っているときの筋トレ方法です。
吊り革につかまっているとき、その腕を下側に力を込めて引っぱり、腕の曲がり方が90度に近くなる位置を探しましょう。そして、この位置を10秒続けて力を抜き、再び力を入れるという動作を3セット繰り返します。二の腕を引き締める効果が期待できるエクササイズです。もう1つは、座った状態でできる筋トレです。インナーマッスルを鍛えるドローインと呼ばれる方法です。
背筋を伸ばして座り、おへそから4〜5㎝下あたりの位置に意識を集中します。そして、ゆっくりを吐きながらお腹をへこませていきます。この動きを3セット行うことで、インナーマッスルを引き締める効果が期待できます。
今回ご紹介した2つの方法は、いずれも簡単に実践できるものですので、ぜひ毎日少しずつ続けてみてください。
ポイントは「毎日少しずつ」という部分です。
通勤や移動中など、時間とタイミングを決めて毎日実践するのです。こうすることで、無理なくエクササイズを積み上げ、徐々に効果を実感できるようになっていきます。
朝礼スピーチのコツ)声の抑揚を付けて、スピーチが単調になるのを防ぐ
一般的に、スピーチのときは早口にならないように意識的にゆっくりと話したほうがいいと言われます。ゆっくり・はっきりと話すのは良いことなのですが、ずっと同じ調子で話し続けていると「単調」な印象を与えることにもつながります。
声の抑揚を付けると話し方が単調になりにくい、とよく言われますが、抑揚とは声の大小や調子の強弱だけを指すのではありません。話す速度も抑揚をつけるためのテクニックになり得るのです。
ふだん早口になりやすい人は、はじめ意識的にゆっくりと話し始め、スピーチが終盤に近づき、結論やポイントとなる箇所では普段よりもやや遅いぐらいのスピードで話すように心がけましょう。反対に、ふだんゆっくりとした口調の人は、伝えたい箇所で意識して早めの口調で話すようにすると変化をつけやすくなります。
朝礼のネタ:「深呼吸」は、仕事中にできる最強の運動&リラクゼーション
世の中にはいろいろなストレッチや軽い運動の方法がありますが、とくに手軽に、しかも仕事中の小休憩としても実践できるリラクゼーションの方法があることをご存知でしょうか?
それは「深呼吸」です。
深呼吸は自律神経のバランスを整えたり、血圧を安定させたりする効果があることが知られています。
血行も良くなりますので、冷え性や肩こりへの効果も期待できます。気持ちの面でもリフレッシュできますので、集中力が高まり、気分を変えて仕事に取り組むことができるようになるのです。
ところで、深呼吸のやり方はよく誤解されていますので注意してください。
私もそうだったのですが、深呼吸と聞くとどうしても「息を吸う」ことに意識が向いてしまいがちです。
人間の体は息を「吸う」ことに関しては比較的自然とできるのですが、息を完全に「吐ききる」ことは普段していないため、意識しないとできないのです。
息を吐ききれば自然と肺に空気が入ってきますので、息を深く吸うこともできるというわけです。
では、「吐ききる」ことを意識した深呼吸を実践してみましょう。
皆さん、お腹に手を当ててください。・・・できましたか?では、お腹をふくらませることを意識して息を吸ってください。
十分お腹が膨らんだと感じたら、次に息をゆっくりと吐いていきます。吐くときは吸ったときの倍の時間をかけるのがポイントです。
では、息を吐いていきましょう。ゆっくりと、倍の時間をかけて、です。
いかがでしたか?きっと、息を吐ききったときには腹筋にかなり力が入ったのを実感したのではないかと思います。
吸うときの倍の時間をかけて息を吐くことで、息を「吐ききる」ことを意識した深呼吸をしやすくなります。
このような深呼吸を続けて5回行うことで、心拍数と血圧を安定させる効果を得られるのです。
朝礼スピーチのコツ)スピーチ中の表情にも気を配る
スピーチを聞いているとき、聞き手は基本的に話し手のほうを見ているはずです。スピーチの内容はもちろんのこと、スピーチをしている人の様子も聞き手はよく見ているのです。そのため、スピーチでは内容だけでなく、伝えるときの表情にも気を配ることがとても大切です。
ごく普通のことを話していても、どこか堅苦しい印象を持たれやすい人は、表情に原因がある場合が多いのです。無表情だったり、眉間にシワが寄っていたりすると、それだけで「怖い」「堅苦しい」といった印象を与えてしまいがちです。
スピーチ中、とくに出だしの部分では表情を和らげ、笑顔で話すことを心がけましょう。こうすることでスピーチ全体の印象を向上させるだけでなく、話している自分自身の気持ちを落ち着け、リラックスさせる効果も期待できます。
朝礼スピーチで「運動系(筋トレ・ストレッチ)」をネタにするとき知っておきたいこと
筋トレやストレッチに関するテーマを朝礼スピーチで取り上げると、日頃からこうした事柄に関心を寄せている人も少なくないため「ウケがいい」のはたしかです。
ただし、伝える内容は人の体や健康に関するものになりますので、誤った情報を伝えてしまうと重大な損失を与えてしまう恐れもありますので十分注意する必要があります。
筋トレやストレッチといった運動系のネタを朝礼スピーチで取り上げる際、気をつけておきたい2つのポイントについて確認しておきましょう。
誤った情報を伝えないように、参考にする情報元は細かくチェックを
誤った情報を伝えてしまう原因としては、主に次の5つが挙げられます。
- 情報の出所が不明確
- 情報の正確性を確認していない
- 情報が古い
- 情報の目的や媒体を確認していない
- 情報を複数見比べていない
これらのミスを防ぐには、次のことを確実にチェックしておくことが大切です。
- 誰が書いた情報なのか(人名・所属など)
- 論文や学会誌などで発表されているなどの実績があるか
- いつ公開された情報か(本の初版年月、ネット記事の更新年月)
- Webサイトの運営会社や本のあとがき・前書き、宣伝目的の記事ではないか
- 複数の書籍やWebサイトを比較する
ある時期には「健康に良い」とされていたことが、新たに発見された科学的事実などによって逆に「健康に害がある」と評価が180度変わることは十分にあり得ます。又聞きの情報や不確かな記憶に頼ることなく、きちんと情報元をチェックすることが大切です。
自分がやろうともしないことは、朝礼では話さない。
運動・ストレッチのテーマに限らず、朝礼スピーチでは「自分が本当に実践していること」「本心から取り組みたいと思っていること」を伝えるようにしましょう。
朝礼スピーチの順番が回ってきて何か話さなくてはいけないからといって、自分がやろうともしていないことを話しても、聞き手に伝わるスピーチにはなりません。
どんなに技術的な面でうまく演じてみても、やはり「何となく伝わるものがない」「スピーチを聞いたものの、自分もやってみたいと思えない」といった受け取り方をされる可能性が高いものです。
必ずしも「十分に実績が出ていて、自信を持っておすすめできる」というレベルに達している必要はありませんが、少なくとも自分が実際にやったことのあること、実感をもって効果を伝えられることに絞ってスピーチに取り入れるようにしましょう。
この記事を読んで「ストレッチなら、うちの会社の人たちも興味を持ってくれそうだ」と感じていただけたのなら、まずご自身で実際にやってみて、少しでも効果を実感してからスピーチで取り上げることをおすすめします。
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まとめ)職場のニーズを推測して「喜ばれるスピーチ」を目指そう
ストレッチや筋トレは、「肩こりに悩んでいる人が多い」「デスクワーク中心で運動不足の人がいる」といった職場の状況から、ある程度ニーズを推測できるはずです。
実践して役立つことをスピーチで紹介すれば、「良い情報を聞けた」「役立てられそうだ」と実感してもらいやすく、有意義なスピーチだったと受け取ってもらえる可能性も高いことでしょう。
聞き手である職場の方々がどんな悩みを抱えているのかを推測して、喜んでいただきたいという気持ちをもってスピーチを組み立てることが、結果的に良いスピーチの実践へとつながっていくのです。
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