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管理職体験レポート:会社の売り上げを取るか、部下の将来を取るか。管理職としての葛藤。

[最終更新日]2018/11/20

体験談
10

私の仕事はリフォーム会社の営業になります。 部下のマネジメント及び、私自身も営業に出向いている状況です。

まめすけさん(男性 42歳)
職業
建設業
職種
営業
年収
400万円
従業員規模
100人
地域
神奈川県

Index

目次

温厚な私が、部下を取りまとめる管理職に。

その他の役割としましては、部署の年間スケジュールや社員のシフト管理等、運営にまつわる業務全般になります。

私の上にも上司がおり、その方と打ち合わせを重ねながら方針を固めていきます。

仕事は大変です。 やることは多いですが、やり遂げた後の達成感を部署のメンバーで分かち合える時間は、この仕事において大きなやりがいとなっています。

私の性格は、一言でいえば温厚だと思います。 あまり押しの強い性格ではないため営業では苦労することもありますが、部下の育成には気を配っています。

部下からもそれなりに慕ってもらえていると自負しています。

趣味は筋トレと旅行です。 休日は妻と一緒に買い物に出かけたり、ウォーキングしたりします。 年に数回、二人で旅行に行き温泉でリフレッシュ。それが生きがいの一つでもあります。

入社から育て上げた後輩が退職し。

管理職になってから一番辛かった出来事は、後輩が辞めてしまったことです。 彼の入社から、私が面倒を見てきたので、悲しみも大きかったです。

彼は仕事の能率は悪かったですが、それでも一生懸命に仕事をしていました。 私が退社した後にも、夜遅くまで一人残って仕事をしていたようです。

売り上げを上げようと努力するその姿勢は、部署の雰囲気も良い方向に変えてくれていたと思います。 彼自身のムードメーカー気質で、部署の誰からも好かれていました。

そんな彼が仕事を辞めた原因は、実家のお父様の病気です。 はじめの頃は、彼も仕事を続けるつもりだったらしく、実家と会社とをせわしなく行き来していました。

しかし彼は目に見えて疲弊していき、お父さんのそばにいた方が良いのは誰が見ても明白でした。

「お父さんのそばにいてあげたほうがいいんじゃないか」

彼にそう伝えましたが

「全然!大丈夫ですよ」

と、カラ元気で話していました。 誰よりも周りの人や会社のことを気にかけている彼らしい反応でした。

ですが、このまま働き続けては彼がダメになってしまう。 そう思った私は、彼と話し合いました。

最終的に彼は、実家に戻りお父様の面倒を見ることに決めたのです。

会社としては惜しい人材を失いましたが、彼にとっての最良の選択ができたんじゃないかと思っています。

苦難を乗り越えることで絆は生まれる。

彼の退職を巡っては、実は私と上司の対立がありました。 会社の戦力として、彼は無くてはならない存在であったのは確かです。

しかし私は彼の意志を尊重してあげたかったのです。 最終的には私が上司の反対を押し切るかたちで決定しました。

当時はそのことで上司との仲が危うい状況でしたが、今では元に戻っています。

彼が退職してから売り上げに影響が出たのは事実です。 その時あらためて

(彼はこの会社にとって本当に必要な人材だったんだな)

と痛感しました。

私は彼の後進を育てるべく、より一層部下の教育に力を入れています。 会社の将来を見据えた際に、できる人間を一人でも多く増やしておきたいからです。

一時期は右肩下がりだった売り上げも、少しずつ軌道修正ができるようになっています。

職場環境も良い方向に向かっていけている気がします。

苦しい時期を共に乗り越えることで絆は深まるのだなと思いました。

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当時を振り返って、今思うことは。

当時を振り返ってみても、彼の意志を尊重したことに間違いは無かったと断言できます。

目先の売り上げを優先することも大事ですが、一人の部下の人生をないがしろにするようでは良い組織にはなれないと思いますので。

しかし同時に、売り上げが減少したことで会社に迷惑をかけたのも事実です。 このジレンマが管理職の大変さだとも思います。

彼が退職する前から対策を練り、損失を最小限に食い止めることは可能だったと思います。 そういう意味で、私は管理職としてまだまだだなと思います。

私の今後の課題です。

管理職とは。そして今後目指していきたいことは。

同じ組織に属してはいますが、個々の人生があるので、同じような事態も今後想定できます。

管理職として業績を上げることはもちろんですが、部下一人一人の人生がよりよいものになっていけるようサポートするのも必要な仕事です。

そのためには業務上の悩みだけでなく、プライベートで部下が抱えている問題などにもきちんと向き合っていきたいと思いました。 それが指導者たる姿勢だと考えています。

年齢や肩書に囚われず、フラットに部下と接していけたらと思います。

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