管理職体験レポート:「他人は信用するな」と思ってきた私が、多くの部下を束ねる管理職になって。

[最終更新日]2019/01/08

体験談
5

メーカーとして、組立製造をしている工場の工場長をしています。
今から25年前にこの会社に転職してきました。

とむるなさん(男性 58歳)
職業
工場長
職種
製造業
年収
1,200万円
従業員規模
250名
地域
岡山県

Index

目次

管理職としての私の仕事。

前職もメーカーの工場スタッフ(生産性、歩留、品質)として働いていました。

この会社にきてからは生産管理をかじり、システムの構築に手をそめて、生産管理課長にまでなりました。
その後製造自体も見るようになり次長→工場長となりました。

私の性格は「取り組み出したら熱中するタイプ」です。

子供は息子が2人に娘が1人です。
今は3人とも独立し、夫婦二人と猫5匹で住んでいます。

部下を信用できない……。

最初に生産管理課長になった時、ものすごいプレッッシャーに襲われました。

笑われるかもしれませんが、土曜や日曜も仕事のことが忘れられず、

(部品調達が漏れて生産出来ず、納期遅れが起きないだろうか……? 部下に任せず自分でやったほうが安心じゃないか)

そんなことを考える毎日でした。
除夜の鐘を会社の事務所で一人聞いたことも、正月に中国の会社と電話でやりとりしたりもしました。

それは全て、「管理職は責任を負わなければいけない立場」というプレッシャーからくるものでした。

普通なら、そのうち気を病んでしまいそうなものですが、なぜかその責任のプレッシャーが、自分の頑張り次第で解消されていくことが嬉しくて夢中で仕事をしていました。

キャリアを積むごとに、部下への信用も上がっていき。

そんなわけで、部下の能力をあまり信用できていない状況だったと思います。
部下からしてみれば、いちいち全部の業務を見直しされるので、「もっと信用してよ」と思っていたことでしょう。

大きく変わったのは次長になった時です。

このポストになると、仕事をチェックする機会も無くなり、部下を信用するしかありません。
また、部下に仕事を教えることに専念するようになります。

運用の仕方などを、コンピユータシステムを用いるなどして課員を教育しました。
課員もそのうち質問してくるようになり、初めて打ち解けた感じがありました。

そして工場長となった頃には、私自身も経営の勉強をしなければならず、おまけに現場の設備導入や人員確保も仕事の範疇になり、トラブルへの対応が主な業務となりなした。

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管理職としてあるべき姿。

はじめこそ「人を信頼しても信用するな」と自分に言い聞かせてきましたが、それは正しい事だったか、とよく思います。
よく考えれば、私は部下を信頼もしていない事が多かったかんじゃないかと思います。

それでも、ほとんどの課員が私についてきてくれたのです。
それを思うと、こんなわがままで、利己主義の人間に、よく管理職が務まったなと思います。
部下には感謝しかありません。

ただ、私も部下には必要以上に厳しい言葉はかけないようにしようと心がけていました。
顔色は変えても、

「失敗してしまったものは仕方ない。これからどうするか一緒に考えよう」

という対処をしてきました。
これは良い対処の仕方だったのではないかと思います。

反対に、上司には臆せず色々な意見を言いました。
それがいいこととは言いませんが、時には部下の気持ちを管理職が代弁することも必要なのだと思います。

今後、私が目指したいこと。

キャリアを積み上げるたびに、先を見据えた行動力が求められると思います。
管理職は少なくとも3ヵ月先は見据えながら、業務をこなしていくべきポジションだと思っています。

現在、私は取締役になりました。
年齢は58歳ですが、定年までに更に大きく工場を変えてみたいと思っています。

具体的なイメージがあるわけではないのですが、部下が土日を楽しみに待つサラリーマンではなく、月曜日出勤するのがわくわくするような、「あれやってみたい、これやってみたい」を実際に実現できる環境にしてあげたいのです。

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