今日から始めるポイ活入門⁉おすすめ共通ポイント6選の特徴&強み大紹介!
[最終更新日]2022/12/15

キャッシュレス決済が注目されるようになり、電子マネーによる支払方法を導入する店舗が増えつつあります。
キャッシュレス推進の裏で密かにブームになっているのが「ポイント」です。ポイントを上手に活用することで、お得にショッピングやグルメなどを楽しむことができるからです。
でも、ポイントには多くの種類があり、それぞれのポイントのちがいや特徴が分かりづらいと感じている人は少なくないはず。
そこでこの記事では、ポイントを貯めるメリットや上手な活用方法について紹介していきます。今日から使えるお得な情報をぜひ見つけてください。
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Index
目次
いまさら聞けない?共通ポイントってなんだろう?
共通ポイントとは?そのメリット

皆さんは「買い物をすると付いてくるポイント」にどんなイメージを持っていますか?
正直なところ、「ポイントを貯めても大した額にならないのでは・・・?」と思っている人もいるのではないでしょうか?
実は、ポイントを上手に貯めて活用すると意外とあなどれないお得な効果が期待できます。よく使うお店やサービスで日常的にポイントを貯めることで、「現金を払わずポイントだけで買い物ができてしまう」ほどになることもめずらしくありません。
ポイントはもともと各店舗が再来店してもらいたいという思いを込めてスタンプカードなどを作っていたことが始まりです。しかし、いろいろな業態の店舗が独自のポイントを作っていくと、私たちの財布はいつかポイントカードで膨れあがってしまいます。
そこで便利なのが「共通ポイント」です。共通ポイントとは、業種や店舗をまたいで幅広く利用できるポイントのことで、煩雑になりやすいポイントカードをすっきりとまとめることができます。
共通ポイントを貯めることで、主に次のようなメリットが得られます。
共通ポイントを貯めるメリット

- いろいろなお店で使うことができ、財布がかさばらない
- 1ポイント=1円に換算して利用することができる
- さまざまな業種・業態のお店でポイントを貯められる
- 利用者に合わせたサービスの提案・提供を受けられる
共通ポイントを選ぶコツ

- 使える・貯められる場所が多いポイントを選ぶ
- 付与率が高いポイントを選ぶ
- 二重取りができるポイントを選ぶ
- スマホアプリで利用できるポイントを選ぶ
共通ポイントを利用するにあたって重要なこととして、どのポイントを貯めるかが挙げられます。
せっかくポイントを貯めるのであれば、多くの場所で使える・貯まることをまず重視しましょう。利用できるシーンが多いということは、それだけポイントが早く貯まることにつながるからです。
また、ポイントには「付与率」というものがあります。これは1ポイントを獲得するために何円分の買い物をする必要があるかを示す数値で、付与率が高いポイントほどお得と考えることができます。
さらに、ポイントには「二重取り」と言って、ポイントと相性の良いクレジットカードで支払うことによってポイントが付与されるのと同時に、クレジットカードのポイントももらうことができる場合があります。
スマホアプリで利用できるかどうかも重要な点です。アプリで利用できればポイントカードを持ち運ぶ必要がなく、必要なときにサッと取り出すことができるからです。
こうした点を踏まえて、お得に利用できるおすすめポイントについて見ていきましょう。
おすすめ共通ポイント6選、それぞれの強みを比較!!

現在、日本国内で使える共通ポイントは非常に数多く存在します。その中でもとくにおすすめできる共通ポイントは、「数多くの業態・店舗で利用できるポイント」です。いろいろな店舗で使うことができればポイントを早く貯められるだけでなく、ポイントで代金を払える機会も増えるからです。
ただ、共通ポイントには利用できるシーンにそれぞれの強みがあります。次に挙げる6つの共通ポイントは、おそらく多くの人が耳にしたことのある有名どころのポイントです。まずはそれぞれの共通ポイントの付与率と使える主なお店について確認しておきましょう。
- Tポイント
- 楽天スーパーポイント
- Pontaポイント
- WAONポイント
- nanacoポイント
- dポイント
共有ポイント付与率と店舗一覧表
ポイント名称 | 付与率 | 使える主なお店 |
---|---|---|
Tポイント | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) | ・ファミリーマート ・ガスト ・ドトールコーヒー ・ENEOS ・Yahoo! JAPAN…他 |
楽天スーパーポイント | 1.0%(100円で1ポイント付与) | ・マクドナルド ・COCO’S ・ツルハドラッグ ・ビックカメラ ・楽天市場…他 |
Pontaポイント | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) | ・ローソン ・ケンタッキーフライドチキン ・昭和シェル石油 ・ルートインホテルズ ・ゲオ…他 |
WAONポイント | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) | ・イオン ・ファミリーマート ・ミニストップ ・ダイエー ・マックスバリュー…他 |
nanacoポイント | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) | ・セブンイレブン ・イトーヨーカドー ・デニーズ ・LOFT ・成田国際空港…他 |
dポイント | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) | ・ローソン ・マツモトキヨシ ・高島屋 ・ぐるなび ・dマーケット…他 |
おすすめ共通ポイント6選
ここからは、おすすめ共通ポイントについて1つ1つ詳しく見ていきます。
共通ポイントを上手に活用するには、付与率だけでなく連携電子マネーやポイントが貯まりやすいクレジットカードについても知っておくと便利です。
また、ポイントは現金とはちがって有効期限が決められていることがほとんどです。期限内に使われなかったポイントは消滅してしまいますので、有効期限を把握した上でうまく活用していきましょう。
Tポイント

ポイントカード名称 | Tポイントカード |
---|---|
ポイント付与率 | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | 楽天Edy・nanaco |
ポイントがたまる クレジットカード | Yahoo! JAPANカード ファミマTカード |
アプリの有無 | 有 |
ポイント有効期限 | 1年間(最終利用日から起算) |
Tポイントの強み
Tポイントは共通ポイントの先駆け的な存在で、他のポイントと比べて長く使われてきました。そのため、幅広い業態で多くの店舗が導入しており、さまざまなシーンで活用できるのが最大の強みです。
コンビニやファミレス、カフェなど飲食系の店舗で使えるほか、ガソリンスタンドやネットショッピングでも利用することができます。ファミリーマートは独自にファミマTカードを発行しており、ファミリーマートで買い物をする際にファミマTカードを提示するだけで200円につき1ポイントを付けてもらうことができます。
また、TポイントとYahoo! JAPANとの連携は強力で、Yahoo!ショッピングで買い物をする機会が多い人にとっては必須と言ってもいいポイントです。家電製品など比較的高額な製品をネットで注文すれば、日用品がポイントだけで購入できてしまうほど多くのポイントを得られることもあります。
こんな人におすすめ
- コンビニ(ファミリーマート)やファミレスを休憩時間のランチなどでよく利用する人
- 喫茶店を商談や打ち合わせでよく利用する人
- 仕事やプライベートで車を運転する機会が多い人
- Yahoo! ネットショッピングをよく利用する人
Tポイントは日常的な飲食や日用品購入で幅広く利用できますので、仕事やプライベートでよく利用するコンビニ、ファミレス、喫茶店、ガソリンスタンドといった身近なサービスとの相性が良いです。
職場の近くにファミリーマートがある人や、車通勤の人で通勤ルートにENEOSがあるという人は、Tカードは持っておいて損はありません。さらに、消耗品を定期的にYahoo!ショッピングで購入すれば、いつの間にかTポイントが貯まっていきます。
「ポイ活入門したい」という人は、まずはTポイントから始めてみるといいでしょう。
楽天スーパーポイント

ポイントカード名称 | 楽天ポイントカード |
---|---|
ポイント付与率 | 1.0%(100円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | 楽天ペイ |
ポイントがたまる クレジットカード | 楽天カード |
アプリの有無 | 有 |
ポイント有効期限 | 1年間(1年以内に新たなポイントを獲得すれば無期限) |
楽天スーパーポイントの強み
楽天スーパーポイントはネットサービスで有名な楽天グループが発行しているポイントです。
ショッピングサイト「楽天市場」をはじめ、楽天トラベルや楽天ブックスといった楽天グループのサービスを利用するとポイントが貯まっていきます。楽天銀行とも連携しており、口座残高に応じて付与率がアップしたり、振込手数料がポイントで支払えたりといった優遇プログラムが用意されているのも大きな魅力です。
給与の振込口座や生活口座が楽天銀行の人は、楽天スーパーポイントをさらにお得に獲得できるチャンスが広がります。
このほかにも、ファストフードやファミレス、ドラッグストア、家電量販店といった幅広い業態で導入されているポイントですので、外出先で持っておくと便利なポイントカードの1つに挙げることができます。
こんな人におすすめ
- ファストフード店やファミレスを休憩や商談でよく利用する人
- ドラッグストアで買い物をする機会が多い人
- 家電など電化製品を量販店やネットショップでよく買う人
- 楽天のサービスをよく利用する人
楽天スーパーポイントは、マクドナルドやCOCO’Sといった飲食店で提示することで貯まっていきますので、仕事中の休憩時間や商談でこうした店舗をよく利用する人は、スマホに楽天ポイントアプリを入れておくと非常に便利です。
また、楽天市場で買い物をする人、出張時のビジネスホテル宿泊予約を楽天トラベルで行う人なども、楽天スーパーポイントを貯めることができます。
家電製品の購入や宿泊予約といった場面では一度の利用で付与されるポイントが千円以上に達することもめずらしくないため、ぜひポイントを貯めて利用していきましょう。
Pontaポイント

ポイントカード名称 | Pontaカード |
---|---|
ポイント付与率 | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | 楽天Edy |
ポイントがたまる クレジットカード | JNBローソンPontaカードVISA Ponta Premium Plus |
アプリの有無 | 有 |
ポイント有効期限 | 1年間(最終のポイント加算日から起算) |
Pontaポイントの強み
Pontaは三菱商事系のポイントで、関連グループであるローソンや昭和シェル石油といった各種サービスで利用することができます。
日常の買い物からレンタルDVD、ガソリンの給油、さらにはホテルでの宿泊といった幅広いシーンに対応しているのが特徴です。
また、旧リクルートポイントがPontaポイントに統合されたため、「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティ」「じゃらん」といったリクルート系列のサービスを利用した際にもPontaポイントが付与され、ポイントによる支払いにも対応しています。
リクルートIDを持っている人はこれらのサービスを利用するたびにPontaポイントを獲得できますので、Pontaポイントへの統合がまだの人は移行しておくことをおすすめします。
こんな人におすすめ
- コンビニ(ローソン)をふだんからよく利用する人
- 仕事やプライベートでよく車を運転する人
- 出張などでビジネスホテルに宿泊する機会が多い人
- リクルート系列のサービスをよく利用する人
職場や自宅の周辺にローソンがある人は、Pontaポイントを持っておくとコツコツとポイントを貯めやすいでしょう。また、車をよく運転する人は昭和シェルで給油した際にPontaポイントカードを提示するとポイントが付与されますので持っておいたほうがお得です。
そして、職場の懇親会や宴会で飲食店を予約する機会がある人、美容院やネイルサロンの予約をネットで行う人、旅行の予約をネットで行う人は、リクルート系列のサービスを利用している可能性がありますので、Pontaポイントが付与されることを覚えておくと「いつの間にか」ポイントが貯まっていくはずです。
WAONポイント

ポイントカード名称 | WAONポイントカード |
---|---|
ポイント付与率 | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | WAON |
ポイントがたまる クレジットカード | イオンカードセレクト |
アプリの有無 | 有(電子マネーWAONのみ) |
ポイント有効期限 | 2年間(1年間のポイント加算期間を含む) |
WAONポイントの強み
WAONポイントはイオングループが発行する共通ポイントで、イオンモールをはじめマックスバリューやミニストップといったイオン系列の全店で利用することができます。
食料品や日用品など日々の買い物は定期的に必要になるため、効率的にポイントを貯められるのが大きな強みと言えます。
イオンでは毎月5日、15日、25日の「お客様わくわくデー」に200円ごとに2ポイントを貯めることができます。また、毎月10日の「ありが10デー」は200円ごとに5ポイント貯めることができます。
クレジット機能付きのイオンカードセレクトを利用することで「ときめきポイント」が貯まり、電子マネーWAONに交換することができます。
さらに、現金やWAONで支払うとWAONポイントが貯まるという仕組みになっているため、使えば使うほどポイントのメリットを感じられるでしょう。
こんな人におすすめ
- イオンやマックスバリューでよく買い物をする人
- コンビニ(ファミリーマート・ミニストップ)をよく利用する人
- イオンカードセレクトの利用でポイントの二重取りをしたい人
- 宅配サービスを利用して荷物を発送する機会が多い人
食料品や日用品の買い物でイオン系列のお店をよく利用する人は、WAONポイントのメリットをとくに実感することができるでしょう。
イオンモールには食料品だけでなく、アパレルや家電量販店など、比較的高額になりやすい業種のテナントも入っているため、1回の買い物でまとまったWAONポイントを獲得できる場合もあります。
イオンカードセレクトと併用した場合、たとえば光熱費の支払いをクレジットカード払いに設定しておくだけで自動的にWAONポイントを貯めることができます。
nanacoポイント

ポイントカード名称 | nanacoポイントカード |
---|---|
ポイント付与率 | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | nanaco |
ポイントがたまる クレジットカード | セブンカードプラス |
アプリの有無 | 有 |
ポイント有効期限 | 2年間 |
nanacoポイントの強み
nanacoポイントはセブンアンドアイホールディングスが発行する共通ポイントで、セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズといった系列サービスの全店で貯める&利用することができます。
同じ系列のサービスにセブン銀行がありますが、給与口座に設定すると初回の給与受け取り時に500ポイントが自動的にもらえたり、デビットカードを利用するとポイントがもらえたりと、他の共通ポイントにあまり見られないユニークなサービスを提供しています。
このほか、成田国際空港内の店舗でもnanacoを利用することができますので、海外旅行や海外出張時の買い物に利用することでポイントを貯めることができます。
また、海外旅行で余った外貨を電子マネーに交換できるサービス「ポケットチェンジ」の端末を利用することで、外貨をnanacoに変えることができるのも便利です。
こんな人におすすめ
- コンビニ(セブンイレブン)をよく利用する人
- イトーヨーカドーで日用品や食料品をよく買う人
- 商談や打ち合わせでファミレスをよく利用する人
- 海外出張をする機会が比較的多い人
勤務先や自宅の近くにセブンイレブンがある人は、日常的な買い物でnanacoポイントを貯めやすいためnanacoポイントカードを持っておくことをおすすめします。
生活圏にイトーヨーカドーがあり週末のショッピングで利用する機会が多い人は、食料品や日用品を購入するたびにnanacoポイントが貯まっていきますので、気づいたらまとまったポイントが貯まっていることもあるはずです。
海外旅行や海外出張の機会が多い人にも、空港でnanacoが貯められることを覚えておくと、お得にポイントを貯めやすいでしょう。
dポイント

ポイントカード名称 | dポイントカード |
---|---|
ポイント付与率 | 0.5〜1.0%(100〜200円で1ポイント付与) |
ポイント価値計算 | 1ポイント=1円 |
連携電子マネー | iD |
ポイントがたまる クレジットカード | dカード |
アプリの有無 | 有 |
ポイント有効期限 | 4年間 |
dポイントの強み
dポイントはNTT docomoが発行する共通ポイントで、docomoを利用していない人でもポイントを貯める・利用することができます。
docomoユーザーであれば毎月の通信利用料金からポイントが還元されるため、とくに意識しなくてもポイントが貯まっていきます。ポイント有効期限が4年間と長いのも大きなメリットです。
ローソンやマツモトキヨシといった日用品の買い物でポイントが貯まるほか、百貨店の高島屋やグルメ予約サービス「ぐるなび」提携店でもポイントを獲得することができます。
dポイントの最大の強みは、docomoが運営するdマーケットの利用によってポイントが貯まることです。dショッピングやdブック、dミュージック、dトラベルといった各種サービスを利用するたびにポイントが貯まりますので、暮らしの中のさまざまなシーンでポイントを貯められるのが魅力です。
こんな人におすすめ
- コンビニ(ローソン)をよく利用する人
- ぐるなびで飲食店を予約する機会が多い人
- dマーケットのサービスを利用している人
- スマートフォンの通信キャリアがdocomoの人
ぐるなびは居酒屋やレストランなど、会社行事などでもよく使われるお店が充実したサービスです。職場のイベントで幹事を務めることが多い人や、レストランを予約して利用することがよくある人は、ぐるなび提携店でdポイントを貯めやすいでしょう。
dマーケットのサービスを利用している人やdocomoユーザーの人であれば、知らない間にポイントが貯まっていくチャンスがたくさんありますので、dポイントが貯まっているか定期的にチェックしてみるといいでしょう。
まとめ)共通ポイントをスマートに活用してメリットを最大限に活かそう
多くの種類がある共通ポイントですが、今回紹介した主要6つの共通ポイントに関しては、それぞれ利用シーンや貯められる場所に特徴があることがお分かりいただけたでしょうか。
共通ポイントを上手に利用することで、日常の買い物やサービス利用の「ついで」にポイントを貯めていくことができ、ポイントでの支払いによって割安で買い物をすることができるのです。
共通ポイントの特徴を知り、スマートに活用することでメリットを最大限に活かしていきましょう。
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