【朝礼ネタ】「イライラ・苛立ち」について

[最終更新日]2022/12/15

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朝礼ネタ:「イライラ・苛立ち」について

今回は、日常的に感じる「イライラ・苛立ち」について構成したスピーチを紹介し、聴き手の持つ悩みの解決を目指してみたいと思います。

イライラ・苛立ちの解決方法や関連知識を共有できるような良いスピーチを、以下を参考に組み立ててみましょう。

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目次

急いでいる方は気になるネタを押してください。

朝礼のネタ:その苛立ちの原因は?

皆さんは、普段どんなことから苛立ちを感じるでしょうか。
生きている限り、何かにイライラして心を乱してしまうことはあると思います。
なかにはつい物に当たったり、心理的に思いつめてしまったりする人もいるかもしれません。

その苛立ちの原因を突き止めずに放っておくことは、自分にとっても周りにとってもマイナスとなるでしょう。
そこで本日は、苛立ちの原因となりやすいものと、その原因を探ることのメリットについて紹介します。

まず把握しておきたいのが、「一般的に苛立ちを引き起こしやすい原因について」です。
たとえば、「仕事でやることが多すぎる」「周囲からの期待によるプレッシャーが強い」「完璧に全てをこなそうとしてしまう」といったことが、日常的な苛立ちの原因になりやすいとされています。 (口頭でも良いですが、ボードに書いて可視化するのもおすすめです。)

どうでしょうか。こういった苛立ちの原因の中に、心当たりは見つかりませんか。
もし見つかったのなら、それをどう解消していくかを考えることで、苛立ちを抑えることができるかもしれません。

一方で、思い当たる原因がないという人は、まず苛立ちの原因をカテゴライズすることから始めてみましょう。

苛立ちの原因が「仕事かプライベートか」「自分のせいか周りのせいか」「肉体的なものか精神的なものか」といった2択の質問で絞り込んでいくと、少しずつその中身がわかってきます。
苛立ちの原因がすぐにはわからないときには、このカテゴライズを一度試してみてください。

苛立ちの原因を知ることは一種の「自己分析」であり、自分の本当の気持ちに気付けるというメリットがあります。

具体的には「仕事が上手くいかなくてイライラする」→「なぜ上手くいかないのか?」→「良い結果を出そうとして焦っている」→「なぜ良い結果を出したいのか?」→「それは誰かに認めてもらいたいから」→「なぜ認めてもらいたいのか」と形で考えをつなげていくことで、自分の奥底にある本当の気持ちを発見することができます。

私も自分が苛立つ原因を知ったことで、自分の考え方や気持ちを改めて見つめ直すことができました。
苛立ちはもちろん無いに越したことはありませんが、それをきっかけに新しい自分を発見するというメリットを獲得することもできるのです。

皆さんもこの機会に、苛立ちの原因を知ってその解決法を考えながら、自分の本当の気持ちを確かめてみることをおすすめします。

朝礼スピーチのコツ)「小さな共感」で、聴き手の関心を得る

朝礼スピーチを行う際には、小さな共感を提示して聴き手の関心を得ることがポイントです。
共感できるような言葉を追加することで、聴き手は「このスピーチは自分に関係することかもしれない」という興味を持てるようになります。

それは真剣にスピーチを聴くきっかけになるため、構成を考える際にはぜひ共感を意識するようにしましょう。

共感は、スピーチの導入段階で話すのがコツです。
冒頭で共感できる要素を提示できれば、早めにスピーチに聴き入ってもらえます。
最初にまず共感を設置して、そこから本題に入っていけるようなスピーチを考えてみましょう。

朝礼のネタ:SNSを覗いてイライラ……

皆さんは、普段からSNSを使ってコミュニケーションを取っていますか。
最近はこのSNSが原因となって、苛立ちを感じるケースが増えているようです。

この「SNS疲れ」は、皆さんも少なからず経験したことがあるのではないでしょうか。
そこで本日は、このSNS疲れによる苛立ちの原因と、その対処法を考えていきます。

このSNS疲れの原因には、大きく2種類あると考えられます。
ひとつは「他人の行動や言葉が原因」になるパターンです。
SNSに投稿された誰かの心ない暴言や呆れるような行動を見て、苛立ちを感じることは珍しくないと思います。

2つ目は、周囲との比較や圧力によって感じるSNS疲れです。
友人や同僚のSNSを見ているときに、「自分も何かすごい投稿をしなくちゃ」「友達の投稿に反応しなくちゃ」という気持ちになることも多いのではないでしょうか。

そういった強迫的な状況が、SNS疲れによるイライラを増長させることがあるのです。
自分がどちらのパターンで苛立ちを感じているのかを、まずは分析してみるといいでしょう。

SNS疲れの対処法としては、アプリの「通知オフ」と「利用時間の限定」が挙げられます。
SNSアプリの通知をオフにすることで、新しい投稿を確認する回数を減らすことが可能です。

特にツイッターやインスタグラムなど複数のSNSを併用している人は、通知に振り回されないように設定でオフにすることがおすすめです。

利用時間の限定方法ですが、実はスマホ本体にアプリの利用制限をかける機能がついていることはご存知ですか。

たとえばiPhoneには「スクリーンタイム」という機能があり、指定したアプリの利用時間を1日の中で制限することができます。

このスクリーンタイムを使って「ツイッターは1日2時間まで」といった形で制限してしまえば、SNSを長時間見る習慣を修正していくことができるかもしれません。

私も実際にこのスクリーンタイム機能を使っていますが、SNSを使う時間を少しずつ減らすことができています。
なかなかSNSを止められないという人は、ぜひこの機能を試してみてください。

SNS疲れによる苛立ちは、まさしく現代病の一種だと言えるでしょう。
仕方ないと諦めるのではなく、本日をきっかけに対処方法を考えて、実践してみることをおすすめします。

朝礼スピーチのコツ)朝礼スピーチのコツ)ボディランゲージで内容を印象付ける

朝礼スピーチを行う際には、ボディランゲージを積極的に取り入れるのがコツです。
身振り手振りを加えたり、少し歩いて体を動かしたりすることで、スピーチはより印象的なものになります。

スピーチの構成を考えた後には、それに合わせてどんなボディランゲージをするのかもイメージしてみましょう。

ボディランゲージのような非言語による接触は、「ノンバーバルコミュニケーション」と呼ばれています。
積極的にこのノンバーバルコミュニケーションを行えば、スピーチ中の言葉では伝えきれない部分を補うことも可能です。

朝礼スピーチはどうしても短時間になるので、話のポイントや熱意を正確に伝えきれないことも多いです。
だからこそボディランゲージを積極的に導入して、「言葉以外で話す方法」をマスターすることをおすすめします。

朝礼のネタ:私のイライラ解消法 ~職場編~

皆さんは普段職場でイライラすることはないですか。

職場での苛立ちは、作業効率の低下やコミュニケーションの不全といったデメリットの原因のひとつになります。
そこで本日は、私が実践している職場でのイライラ解消法を、皆さんと共有してみたいと思います。

私は職場で「イライラしている」と感じたら、「自分のシーンを切り替える」ように意識して対処しています。
「自分のシーンを切り替える」とは、わかりやすく言えば気分転換、気持ちの切り替えですね。

例えるとしたら、自分が映画の中の登場人物とするなら「イライラのシーンを早く終わらせて、次のシーンに移動する」といった感覚です。

具体的には、場所を移したり仕事の内容を変更したりして、現在のシーンを切り替えます。
「休憩して本を楽しんでいる自分のシーン」や「外の食事でやる気を出す自分のシーン」などといったプラスのシーンに移動して、気持ちをリフレッシュさせるのです。

シーンを切り替えるとイライラしていた自分と距離を取れるので、苛立ちが遠ざかってそのうち自然と消えることがあります。

映画の登場人物のように自分を捉えるこの考え方は、一種の遊びにもなるので仕事に新鮮さを導入することにもなるでしょう。

イライラした状態でそのまま無理に仕事を続けるよりも、一度別のシーンを挟んで「いつも通り仕事をしているシーン」に修正するのが大切だと私は思います。

「気分転換をしたいけど、なかなか上手くいかない」という人には、このシーンの切り替えを一度試してみてほしいです。

朝礼スピーチのコツ)「断定的」な物言いはなるべく避ける

朝礼スピーチで扱うネタによっては、断定的な物言いを避けることがポイントになります。
「絶対に〇〇だ」「〇〇しなければならない」という断定口調は、聴き手に違和感を与える可能性があります。
あまりに強い断定の場合、聴き手の考え方と合わずに反感を買うこと可能性もあります。

そのため朝礼スピーチでは、「〇〇のひとつです」「〇〇が有効かもしれません」「試しにやってみては?」といった断定を避けるニュアンスを使うことがおすすめです。

考えを押し付けるのではなく、ひとつの可能性として提示するようなスタンスが、聴き手の心を開かせるコツになるでしょう。

朝礼のネタ:私のイライラ解消法 ~プライベート編~

今回は、私がおすすめするプライベートでのイライラ解消法を紹介します。

私がおすすめするイライラの解消法とは、ずばり「入浴」です。
ただお風呂に入るのではなく、「プラスアルファ」を取り入れたちょっと特別な入浴法になります。

たとえば「入浴しながら音楽を聴く」「入浴しながらタブレットで映画を見る」「お風呂にアロマオイルを入れて匂いを楽しむ」といった、楽しいプラスアルファを取り入れています。

疲れた体を癒すだけでなく、自分の好きなことに時間を使って充実感を得られるので、より強いリフレッシュ効果が期待できます。

以前までの私はイライラしているときには外出して気分転換を図っていたのですが、外に出てもイライラを引きずってしまうことが多く、結果的に疲れが増しただけということがよくありました。

それならいっそのこと自宅でイライラを忘れられるような方法がないか考えた結果、今の入浴法に落ち着きました。

もちろんすべての人に対して効果が期待できる方法ではないですが、今のご時世では気軽に出かけることも難しい分、自宅でできる気軽なリフレッシュは始める際のハードルも低いのではないでしょうか。

今後プライベートでイライラするような出来事があったなら、ぬるめのお湯を入れてゆっくりと時間をかけて入浴をし、その中で自分の好きなプラスアルファの行動を楽しんでみてはいかがでしょう。

朝礼スピーチで「イライラ・苛立ち」をネタにするとき知っておきたいこと

朝礼スピーチで「イライラ・苛立ち」について話す場合、いくつか把握しておきたいポイントがあります。
取り上げたネタの意味や伝えたいことを正確に聴き手に届けられるように、最後に以下の2点をチェックしておきましょう。




「実体験」を踏まえると、聴き手の共感を得やすい

朝礼スピーチでイライラ・苛立ちをネタに扱うときには、「実体験」を踏まえた構成にすることで、聴き手から共感を得やすくなります。

実体験がベースにあると、スピーチの中で聴き手に自身の感情を伝えやすくなり、そこから共感が生まれます。

自分が実際にイライラしたときのエピソードを話したり、実践している苛立ちの解消法を紹介したりして、聴き手を引き入れる工夫をしてみるのがおすすめです。

実体験を話す際には五感で感じたことを思い出して、具体性を持たせるとより良いスピーチになります。
自分の感覚を前面に出すことで、スピーチの内容にリアルさが追加され、オリジナル性も高まります。
スピーチを構成するときには、意識して「実体験」を取り入れることも考えてみましょう。




スピーチは「聞いている人のため」という根底を忘れずに

スピーチは基本的に、「聞いてくれている人のため」に行うものです。
そのため独自のアイデアを一方的に押し付けたりするような構成はNGとなります。
聴き手のメリットになることを第一に考えるのがスピーチのコツです。

スピーチを聞いた結果、聴き手がプラスの感情や前向きな気持ちを得られることが、理想的な内容になります。

スピーチをする側は、客観性を持って「聞いている人の気持ち」も想像しながらスピーチを修正していきましょう。




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まとめ)イライラ・苛立ちの解消法をスピーチで共有する

イライラ・苛立ちは、多くの人に当てはまる共通の悩みであることが考えられます。
それだけに、スピーチでその解消法を共有することには大きなメリットがあるでしょう。

上記の構成を参考にして、イライラ・苛立ちに関する朝礼スピーチを考えてみてください。

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