管理職体験談:新しい部署の管理職になって、同年代の部下ができて。

[最終更新日]2022/12/15

体験談
25
「叱らない」ということは、もう、匙を投げたということです。

ある機械製造の会社で管理職をしています。

JuJu_memeさん(男性 40歳)
職業
管理職
職種
製造業
年収
700万円
従業員規模
30人
地域
大分県

Index

目次

管理職としての私の仕事。

業務は会社全体の設備保守・管理です。
管理職としては対外的な監査および客先の窓口も担っています。

私は比較的真面目にコツコツと仕事をするタイプだと思います。

責任ある仕事ですので、緊張感とやりがいを持って仕事に臨んでいます。

趣味は仕事の付き合いで始めたゴルフ。今ではどっぷりとハマっています。
旅行や美味しいものを食べるのも好きです。

動かない部下に苦戦。

10月の組織編成に伴い、新しい部署の責任者になりました。

業務自体はそこまで苦ではないのですが、新しい部下の扱いに苦慮しています。

その部下は業務が増えると不平不満を漏らし、常に指示待ちの状態で必要以上の業務はやりません。

私が代わりに業務を行った方がよっぽど効率はいいのですが、それでは部下が育ちませんし、私の業務もかさんでしまうので負のスパイラルにはまってしまうことになります。

職務怠慢も見過ごせないレベルとなり……。

ある時、その部下に定例会議で使う資料作成を頼みました。

事前に必要ない頁がいくつかあったので、それを省いて作成するよう指示を出していました。
にもかかわらず、定例会議に用意された資料はこれまで通り、余計な頁の含まれたままのものでした。

私は直接叱るようなことはしませんでした。
代わりに、定例会議内で割り振っていたその部下のプレゼンを、他の者に回しました。

いわば「無言の叱責」だったわけですが、本人からそれに対する謝罪はありません。

先日、その部下の評価査定を行う機会があったのですが、当然評価を下げました。

本人とは表面上はうまく仕事をしています。

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同年代の部下との接し方。

その部下は私と同年代ということもあり、どこか「ナメている」節があると思います。

かといって私が高圧的に指示をした場合、それはパワハラになりますので、私の意図を本人も正確に汲み取ったうえで業務を遂行することが大切だと思います
そうすればやがて、やりがいや達成感も生まれるでしょう。

ただ私も、同年代の部下を持ったのは初めての経験ですし、どのように接したらいいか測りかねている部分もあります。
部下の方にもこれまでの経験からくる固定観念もあると思いますし、なかなかお互いに理解し合えないジレンマがあります。

私もまだまだ発展途上です。

今後、私が目指したいこと。

管理職は当然、何かしらの組織の責任者ということになります。

しかし、私の持論ですが、管理職になったからといってその人が偉くなったわけではなく、その判断は周囲が下すものだと思います
そこを履き違えている方がたまにいるように思います。

私の上司にもそのような者が居ますが、私は「反面教師」として考えています。

また、管理職は部下の見本となり、同時に経営者としての目も持っていないといけないと思います

これからも私の後継者となる部下育成に努めていきたいと思います。
個人的な目標としては、今よりももう一つ上の役職へ昇り詰めたいと考えています。

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