管理職体験レポート:管理職とは、部下にとっての「心の受け皿」でいられる存在。

[最終更新日]2019/04/12

体験談
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地元の公営団体に勤めている公務員になります。

主に地域のスポーツ振興を担当していまして、たとえば国体であったり、スポーツクラブの運営など、スポーツにまつわる様々な業務に携わっています。

さとうさん(男性 30歳)
職業
地方公営団体職員
職種
準公務員
年収
秘匿
従業員規模
10名
地域
大分県

Index

目次

管理職としての私の仕事。

国体では全国のトップアスリートたちが集い、彼らのプレーを間近で見ることができます。
元々スポーツ少年だった私にとっては、この上ない喜びです。

一社会人であると同時に、自分の趣味を追求できる仕事でもあると思っています。

私は現在、数人の部下を率いる管理職のポジションにいますが、その前は「管理職は何でも自分の思い通りに事業を展開できる無敵のポジション」という認識でいました。

ですので管理職の任に就けたことは、私からすれば「願ったり叶ったり」という気持ちです。

部下から「私のやりたいことはどうせ認めてもらえない」と言われ。

管理職の業務で苦労することは、やはり部下の育成全般でしょうね。

特に部下のモチベーションが下がっているな、と感じた時などは「どうすればやる気を見せてくれるのか」それを考えるのに苦労します。

頻繁に飲みに誘ったりもして(それ自体が嫌な部下も中にはいるでしょうが)話を聞いてあげられる機会はなるべく作るようにしています。

そうすると、少しずつではありますが部下の口から

部下

「私がやりたいことは、いつも上司(私のさらに上層部です)に一蹴され、無かったことにされてしまう」

そんな本音を聞き出すことができました。

そういった考えは、私が一般社員であるころに同じように思っていたことでしたので、部下の気持ちは痛いほどよくわかりました。
熱意を持ってアピールした事柄でも、そうして頭ごなしに否定されてしまうと「頑張ってもどうせ意味がない」という思考に陥ってしまいかねません。

ただ私も人の上に立つ立場になってから、上司も上司で色々な思いを抱えていること、ただ部下の頑張りを頭ごなしに否定しているわけではないことも熟知していました。
しかしそれを言ったところで、部下は腑に落ちないでしょう。

部下にとっての「心の受け皿」でいられるように。

いわば上司と部下の間で、私は板挟み状態だったわけです。
これは管理職になる以前に想像していた以上の大変さでした。

「何かあったら伝えてくれ。俺が上司と掛け合うから」

そうは伝えましたが、上司に伝える内容にも限度があるだろうことはわかっていました。
その場を取りなすために、やや無責任なことを口走ってしまったと思っています。

それ以外では、どんなに些細なことでも、部下へ感謝の言葉をかけることは怠りませんでした。
とにかく私までもが「話をしても意味がない上司」と思われては、部下にとっても組織にとってもよくないだろうと思いましたから。

相変わらず、意見の風通しはよくない職場ではあると思います。
しかしそんな時に、部下は気兼ねなく私に愚痴を吐いてくれるようにはなりました。

たとえ自分の意見が通らずとも、私に話すことで、少しはストレスのはけ口にはなっているのかなと、前向きに捉えるようにしています。

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「自分は必要とされているんだ」という実感を部下に。

何にしても、はじめのうちは意見を跳ね返されるものだと私は考えます。
耐え忍ぶ時期というのは、人生のうちに多少なりとも必要だとも思います。

上司から与えられた任を、たとえ内心では不満を溜め込んでいようと完璧にこなし、信頼を勝ち得ることで、
後に管理職などの役職が与えられ、多少なりとも自分の意見が通しやすいポジションに就くことができるからです。

部下には私の姿勢を通して、そのことを教えていきたいと思っています。

また、部下のモチベーションを保つためには、いかに私にとって、そして組織にとって「自分はこの組織に必要なんだ」と思わせてあげられるかということです。
必要とされている実感こそが、自分がその組織で働くことの意味にも繋がっていくでしょう。

今回の出来事は管理職になって最初の壁でしたが、おかげで今後の教育方針が固まった次第でもありました。

私が思う管理職。

管理職は仕事に対する管理はもちろんのこと、部下の心に対する管理も必要であると身に染みて感じました。

こうした経験を踏まえて、今の管理職に対するイメージは、「事業を思い通りに展開できる」というイメージから「部下の心を巻き込みつつ、確実な成果を出していく」ことが管理職であると感じています。

自分自身を振り返ってみると、まだまだ部下の心をつかみきれておらず、全員が気持ちよく仕事ができていないと思います。
そのため、これからは上司に部下の意見をしっかりと伝えること、そして業務をしっかりと遂行していくことはもちろんのこと、部下の心の変化にも敏感に反応し、全員が心地よくかつ自主性を持って業務が遂行できる職場にしていきたいと考えています。

これまで、様々な部下を持ってきましたが、全員が高いモチベーションを保ったまま仕事を続けられていたかというとそうではありませんので。
これからを見据えて行動していきたいです。

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