人生の先輩に学ぶ。「老人が主役の映画」12選

[最終更新日]2020/05/20

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老人が主役の映画12選

「老人が主役の映画」と聞くと、ともすれば自分はターゲット外…と敬遠してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、いざ観てみると、「今後の人生」はもちろん、現時点での人生への学びにも富んだ、様々な名作があります。

今回はそんな「老人が主役」の映画を12作品ご紹介します!

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Index

目次

新しい人生の始め方

おすすめその①『コクーン』(1985年/アメリカ/117分)

【あらすじ】
老人ホームで退屈な日々を過ごすアートたちの密かな楽しみは、隣の別荘地にあるプールに忍び込み、気ままに泳ぐことだった。
しかしある時、いつものようにプールに忍び込むと、水中には謎の球体が。
気にせず泳ぎ続けるアートたちだったが、次の日、彼らの身体に異変が起きる。

英知を越えた存在と、老人たちの出会い

ある日、老人たちが何気なく触れた球体。
それは遠く異星に住むアンタレス星人の生命エネルギーが宿った繭(コクーン)でした。

「老い」「死」をテーマにしたこの作品は、同時に異星人との交友を描いたSFでもあります。

生命エネルギーに触れてしまった老人たちは、翌日から生命力に漲り、街に繰り出しディスコで踊り狂う。
噂を聞いた他の老人たちも、次々にプールにやってきて、コクーンの恩恵にあやかっていきます。

しかし、この作品が老人たちの単なる「青春回想譚」で終わらないのは、登場人物一人一人に個性を与え、「一人の人間」として丁寧に描いている点にあります。

たとえば、生命力にあふれたある老人は、途端に浮気をしてしまいますし、「与えられた生を精いっぱい生きる」と、あえてコクーンに触れない、という選択をする老人もいます。

人間、100人いれば100通りの選択と結果が待ち受けている。
そんな人生のあらゆる側面を、1本の作品から学ぶことができます。

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おすすめその②『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年/アメリカ/103分)

【あらすじ】
カールは亡き妻との思い出が詰まった家に住み続ける孤独な老人。
しかし、街の再開発により、彼の家にも立ち退き要求が出されてしまう。
頑なに拒み続けるカールだったが、遂に立ち退かざるをえない状況がやって来た時、妻との約束を果たすため、無数の風船を結び付け、家ごと旅に出る。

家を飛ばして旅に出ます。

ディズニー・ピクサーが制作した『カールじいさんの空飛ぶ家』
これまでのピクサー作品と一線を画すのは、人の「死」を真っ向から描いたことでしょう。

冒頭、若き日のカールと妻エリーの出会いから始まり、結婚、流産、そして死別までを、一切のセリフなく約8分間のダイジェストで見せていきます。

いつか夫婦二人で「パラダイス・フォール」へ旅をすることを夢見ていたものの、その約束は遂に果たされないまま……。
しかし、思い出の詰まった家を手放さざるをえなくなったとき、カールは「家ごと」飛んで約束の地へと向かう決心をするのです。

本作のカールじいさんの姿を通じて、「新しいこと・冒険を始めるのに、年齢が枷になることはない」というメッセージを受け取ることができます。

大切な人との「別れ」から始まるストーリーですが、ピクサーらしい華やかかつスリリングな冒険の果てに、前向きなメッセージが待つ、ピクサー屈指の「大人向け」アニメーションです。

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カールじいさんの空飛ぶ家

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おすすめその③『ドライビングMissデイジー』(1989年/アメリカ/99分)

【あらすじ】
元教師の老婦人デイジーは、買い物に出かけようと乗り込んだキャデラックで、運転を誤り隣家の垣根に突っ込んでしまう。
見かねた息子により、初老の黒人運転手ホークがやって来るが、デイジーは彼を拒絶し続ける。

夢のように走り抜けた25年

ユダヤ系老婦人と、黒人運転手との、人種や年齢の壁を越えた心の交流を描いたヒューマンドラマ。
黒人運転手ホークを、モーガン・フリーマンが演じています。

運転手としてデイジー宅を訪れたホークを、はじめのうちデイジーは拒絶し続けます。
それは決してデイジーが差別や偏見を持っていたためではなく、「お抱え運転手を持つ嫌味な成金」と自分が思われたくないという自尊心からくるものでした。

しかし、実直かつ安全に運転を務めるホークの仕事と性格に、次第にデイジーも心を開いていきます。

本作は、2人の友情を描きつつ、50~60年代の人種差別問題を、徐々に変革を見せていくアメリカ史も背景に描いています。
物語の終盤、かの有名なマーティン・ルーサー・キング牧師のセリフが胸を打ちます。

「差別とは、人々の無関心・無意識から生まれる」

年老いてもなお、新しく人間関係を構築していく彼らの姿は、大きな感動を観客に与えます。

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おすすめその④『ロンドンゾンビ紀行』(2012年/イギリス/88分)

【あらすじ】
ある日、ロンドンの街中は、地下墓地からよみがえったゾンビたちに覆いつくされ、絶望的な状況に。
アンディ、テリーの兄弟は、老人ホームに住む祖父を救うため、武器を手にし老人ホームを目指す。
その頃老人ホームでは、ゾンビの大群と老人たちによる、超低速な攻防が繰り広げられていた……。

世界の危機に、下町老人たちが立ち上がる!

今やホラー映画のトップアイコンとなっている「ゾンビ」映画。
これまで手を変え品を変え、様々なゾンビ映画が製作されてきましたが、本作『ロンドンゾンビ紀行』は、ゾンビ VS 老人軍団の、時速1.7kmの決死の(?)サバイバル劇が繰り広げられます

街の再開発により立ち退きを要求されている老人ホームを舞台に、歩行器を手に歩く老人よりも足の遅いゾンビ…など、ゾンビ映画のお約束を踏襲しつつオリジナルのシュールな笑いが散りばめられており、「ゾンビ映画はグロくて見られない…」という方にも問題のない安心設計になっています。

また、本作の一番の魅力が、個性あふれる老人たち。
動きはスローでも、戦争を知っている彼らは、ゾンビ相手にマシンガンを躊躇なくぶっ放す。

お年寄りだからって、助けられるだけの存在では決してない。
そんな力強いメッセージさえ受け取れる、唯一無二のゾンビ映画です。

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ロンドンゾンビ紀行

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ビ紀行
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過去・現在との向き合い方

おすすめその⑤『手紙は憶えている』(2015年/カナダ・ドイツ/95分)

【あらすじ】
介護施設に暮らし、認知症を患っている90歳の老人ゼヴ。
彼の元に、ある日マックスと名乗る友人から手紙が届く。
手紙には「我々はアウシュビッツ収容所で出会った。我々はナチスに家族を殺された」と書かれていた。
日々薄れていく記憶と手紙を頼りに、ゼヴは家族を殺した兵士への復讐を誓う。

手がかりは1通の手紙。しかし、寝て起きると記憶が無くなってしまう…

「ホロコースト」をテーマに、家族を殺した兵士への復讐に走る老人の姿を描いたサスペンス。

サスペンスとは、物語上で不安や緊張による「宙づり」状態を観客に与える役割を担っていますが、本作における最大のサスペンス、それは復讐のための手掛かりが、1通の手紙と「薄れゆく記憶」にしかない主人公の描き方にあるでしょう。

全編を通し、主人公ゼヴの一人称視点で進んでいくため、彼が電車に乗りふと眠りについてしまった時など、たとえ些細な場面でも「彼は自分の目的を忘れてしまっていないか」とハラハラさせられます。

友人からの手紙を頼りに、徐々に真相に迫っていくゼヴ。
やがて彼が知った真実とは?

結末はぜひ、本編を観て確かめてみてください!

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手紙は憶えている

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手紙は憶えて
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おすすめその⑥『100歳の華麗なる冒険』(2013年/スウェーデン/115分)

【あらすじ】
老人ホームに暮らすアランは、100歳の誕生日にホームを飛び出す。
道中で偶然にも大金を手に入れたアランは、警察・ギャングに追われつつも、自身の長い人生を回想していく。

今も昔も、人生はいつだって予測不可

小説『窓から逃げた100歳老人』を原作にしたコメディ映画。
原作は人口950万人のスウェーデンにて、ミリオンセラーを売り上げたほどの超人気作。

冒頭、老人らしいスローな動きでゆっくりと老人ホームを抜け出すアラン。
そんな始まりからは想像できない奇妙かつノンストップな彼の人生に、良い意味で裏切られることでしょう。

アランの人生はまさに波乱万丈。
ロシア革命から第二次世界大戦、東西冷戦を生き続け、歴史上の大事件に「無意識に」巻き込まれていくアラン。
そんな彼は100歳を迎えた現在でも、ギャングの金を無意識に持ち出し、大事件を巻き起こしていく。

世界中で大ベストセラーを記録したのも納得のユニークなストーリーを、ぜひお楽しみください。

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100歳の華麗なる冒険

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麗なる冒険
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おすすめその⑦『愛、アムール』(2012年/フランス・ドイツ・オーストリア/127分)

【あらすじ】
長年連れ添ったジョルジュとアンヌ。しかし、アンヌの病により、穏やかだった生活は一変する。
「病院には行きたくない」というアンヌの願いを尊重し、自宅で日々彼女のために献身的に世話を続けるジョルジュだったが……。

あなたは、まだそこにいますか?

長年連れ添った夫婦の穏やかな時間と、次第にその生活が壊れていくさまを描いた『愛、アムール』
二人には娘が一人いますが、母が病に侵された姿を見せまいと、ジョルジュは娘を遠ざけてしまい、ただ一人、来る日も来る日も妻の介護に時間を費やしていきます。

高齢化・核家族化の進行に伴い、「老老介護」は日本でも決して他人事ではない問題の一つとなっています。
ジョルジュは、誰の助けも求めず、自らその選択肢を狭めていくように「世間」から隔絶していきます。

しかし、それは決して「人生の諦観」からくるものではなく、愛する妻の「人間としての尊厳」を守るための選択でした。

本作を監督したのは、『ファニーゲーム』『白いリボン』などの作品で知られるミヒャエル・ハネケ。
人間が普段、心の奥底に閉じこめている本質を突く作品を、コンスタントに発表し続ける監督です。

この作品のラストに、あなたは一体何を感じるでしょうか。

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おすすめその⑧『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年/日本/167分)

【あらすじ】
1918年、ベンジャミン・バトンはまるで80歳の老人のような容姿で生まれた。
身寄りのないその子を「神の子」だと信じ、「きっと長くは生きられないだろう」という医者からの通告もありながら、ある黒人夫婦によって、ベンジャミンは実の子のように大切に育てられる。
しかし、誰にも予想のできなかった出来事が。
ベンジャミンは歳を取るごとに、見た目は若返っていくのだった。

80歳で生まれ、若返っていく男の物語

老人として生まれ、赤ん坊として死んでいく。
そんな数奇な人生を歩むこととなった男の半生を、ブラッド・ピット主演で描いたヒューマンドラマ。

医者の予想とは裏腹に、体が若返り、次第に元気を取り戻していくベンジャミンは、様々な人と出会い、その出会いから生きることの意味を見出していきます。

しかし、「時間」だけは、彼の味方にはなってくれず無情に過ぎていく。
その他大勢の人々とまったく逆の人生の流れを経験しているベンジャミンにとって、時間は何よりも残酷なものでした。

互いに惹かれ合った女性デイジーと、年齢が重なるそのわずかな一年を、彼らは「永遠」のように愛し合う。
その先には、残酷な運命が待ち構えていようとも、今その瞬間を生きることの意味を、2人は選択したのです。

ファンタジックな設定ながらも、人生の普遍的な命題を描いたこの作品は、観る人の心にいつまでも残り続ける一作になることでしょう。

視覚効果も駆使しつつ、一人の男の人生を体現するブラッド・ピットの演技力も必見です。

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

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ベンジャミン
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人生の締めくくり方

おすすめその⑨『モリのいる場所』(2017年/日本/99分)

【あらすじ】
30年間、自宅の庭から一歩も出ずに、草花や生き物を観察し続ける画家のモリ。
妻・秀子と気ままに暮らす彼らの家には、常に誰かが訪れる。

その画家は、30年間庭から一歩も出なかった

日本を代表する名優・山崎努と、故・樹木希林が初共演を果たした人間ドラマ。
30年間、自宅の庭を探検し、草花や生き物を観察し続けた伝説の画家・熊谷守一の日常が描かれます。

監督・脚本は、『南極料理人』『横道世之介』など、普通の人々の何気ない日常を描くことに定評のある沖田修一。

これまで数々の日本映画で独特の存在感を放ってきた山崎努さんと樹木希林さんが、今作が初の共演であることにも驚きですが、それ以上に、本当に50年以上を共に連れ添ってきた夫婦であるかのような2人の自然なお芝居にも魅了されます。

毎日ただひたすら、自宅の庭を探検するだけの日々が30年も続くと考えると、私たちは途方もない思いに駆られるかもしれません。
しかし、モリは言います。

「新しい発見とは常にあるもので、だからこそ生きているって素晴らしい」

たとえば、庭に転がっている小石が、昨日より数センチ横にずれているだけであっても、「昨日とは違う一日」が、そこに顔を覗かせているのです。

古ぼけた民家の小さな庭が、まるで深遠な宇宙空間のようにすら感じられる不思議な作品です。

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モリのいる場所

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おすすめその⑩『ラッキー』(2017年/アメリカ/88分)

【あらすじ】
無神論者で偏屈な一匹狼の老人ラッキーは、朝目覚め馴染みのバーに通い酒を飲むだけのルーティンのような生活を続けていた。
しかし、ある日突然意識を失ったラッキーは、次第に自身の「死」を意識するようになる。

“孤独”は“1人”のことじゃない。

『パリ、テキサス』などの作品で知られる俳優ハリー・ディーン・スタントンの、最後の主演作にして遺作となった作品。
奇しくも、本作のテーマも「人生の終わり」に関するものでした。

ラッキーの毎日は、決まったルーティンで始まる。
朝目覚めると一杯のコーヒーとともにタバコを吹かす。

馴染みのバーで馴染みの客たちと、何気ない会話を楽しみ、眠りにつく。
そんな日々の途上で突然倒れたことにより、変わらない毎日の中に「死」の影が差し込むようになっていきます。

人間、誰もが最期を経験することは決められていつつ、改めて「死」について考える時間は少なかったり、あるいはなるべく考えずにいたい内容でもあります。

ラッキーは「孤独」を好んで生きた男でしたが、決して「一人」というわけじゃない。
人間、元を正せば皆「一人」。だからこそ、自然に人と人とが繋がっていく。

人生を、そして世界を悟ったラッキーの姿に胸打たれる傑作です。

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ラッキー

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おすすめその⑪『グラン・トリノ』(2008年/アメリカ/117分)

【あらすじ】
自動車工として働き続けたコワルスキーは、妻の死後、東洋人で溢れたデトロイトで静かに暮らしていた。
ある日、隣家に住む少年が、コワルスキーの愛車「グラン・トリノ」を盗み出そうと忍び込むも、コワルスキーに見つかり、あえなく計画は失敗する。
その少年タオが、ギャングに指示され仕方なく盗みを働こうとしていたという背景を知ったコワルスキーは、次第に彼と心を通わせていく。

時代に取り残された男の、人生の締めくくり方

これまで数多くの名作を生み出してきたクリント・イーストウッドが、「自作での主演はこれで最後」と決め挑んだヒューマンドラマ。

コワルスキーの愛車である「グラン・トリノ」は、フォード社が生み出した名車。
しかし、日本車の台頭により、グラン・トリノは「在りし日のアメリカン・ドリーム」を象徴する存在に。

一方で、マカロニ・ウエスタンの終わりを見てきた俳優クリント・イーストウッド自身もまた、在りし日のアメリカン・ドリームを象徴するような存在。
まさに、本作『グラン・トリノ』と、作り手のクリント・イーストウッドの実人生が重なる映画となっています。

時代に取り残され、かつての栄華を奪ったアジア人を差別的な眼差しで見つめるコワルスキーは、隣家の少年タオとの出会いをきっかけに、その偏狭な視点を広げ、人と人との関係の尊さを学んでいく。

作品の完成度はもちろんのこと、人間クリント・イーストウッドをもっと知りたい!と思える一作です。

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グラン・トリノ

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グラン・トリ
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おすすめその⑫『運び屋』(2018年/アメリカ/116分)

【あらすじ】
園芸家として名をはせたアールだったが、インターネットでの園芸品の販売の波に乗れず、経済的に困窮していた。
家族をそっちのけで仕事に明け暮れていたため、頼れる人間もいない。
そんな折、「ある積み荷をトラックに載せて運ぶだけで、大金を得られる仕事がある」と持ち掛けられ……。

監督が宣言を撤回してまで映したかったものとは?

2008年の『グラン・トリノ』で、事実上の俳優引退を宣言していたクリント・イーストウッドが、宣言を撤回してまで10年ぶりに監督・主演を務めた作品。

新聞記事の実際の事件から着想を得たこの作品。
近年、実話ベースの作品をコンスタントに撮り続けてきたイーストウッドの十八番ともいえる作品です。

『グラン・トリノ』では、古くからの価値観で凝り固まった偏屈な老人を演じましたが、本作『運び屋』での主人公アールは、その対極ともいえる人物。
人当たりがよく、新しい価値観をすぐにアップデートできる。

機械には疎いが、その処世術でもって、アールはメキシコギャングたちから信頼を勝ち得ていきます。
しかし一方で、本来一番近くにいるはずの家族との距離は一向に縮まらない。

生活のためにドラッグを運び、そして失われた家族との時間を取り戻そうと走り続けるアールの姿には、常に「人としての正しさ」「法としての誤り」の相反する要素が背中合わせに存在しています。

しかしその矛盾こそがまた生身の人間であり、人間としての普遍的な葛藤でもあるのかもしれません。

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運び屋

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運び屋 440円 400円~
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まとめ)老人映画、それは「これからの人生」の予習

いかがでしたか。

年齢など関係なく、新しいことに挑戦し続けること。
人生の酸いも甘いも知り尽くしてきたからこその説得力あふれるメッセージ。

それは現役社会人として働く私たちも、いずれは必ず通る道です。

「老人が主役の映画」は他にもたくさんあります。
今後の人生の予習も兼ねて、ぜひたくさんの名作に出会ってください!

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