30代・40代ビジネスパーソンは「休日の過ごし方」も大切に!【男性編】

[最終更新日]2019/07/26

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ビジネスパーソンにとってオンタイムが重要であることは言うまでもありませんが、オフの日の過ごし方についてはいかがでしょうか?

よく「オンとオフの切り替え」「メリハリをつける」と表現されることがありますので、オンタイムでしっかりと働いてさえいれば、休日の過ごし方はそれほど重要ではないのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、一流のビジネスパーソンほど、仕事中だけでなく休日の過ごし方にもこだわりを持ち、無為に過ごしてしまうことのないよう気を配っているものです。

30代・40代のビジネスパーソンが、休日を上手に活用するために気をつけておきたいポイントについて見ていきましょう。

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目次



休日を「なんとなく過ごしてしまった」「ダラダラして終わり」を繰り返している方は──

ときに「何もしないこと」も重要。ただし、そんな休日に「焦り」を感じ始めていたら要注意

オンの日は集中と緊張の連続……という人は、休日ぐらい何もせずのんびり過ごしたい、と感じることもあるでしょう。人間の脳は常にフル回転を続けるとエネルギー切れの状態になってしまい、休息を求めるようになります。そのため、ときには何もせず自分と向き合って過ごす時間を持つのも重要なことです。

日々慌ただしく働いていると、自分の行動や考え方について振り返ってみる時間を取ることがなかなかできないかもしれません。のんびりとした気持ちで、リラックスした時間を過ごすことも必要なのです。

ただし、「何もしない」を「無為に過ごしてしまった」と感じたり、「ゆっくり過ごす」を「ダラダラ過ごしている」と感じたりするなど、自分自身の休日の過ごし方について焦りを感じ始めたら、それは危険信号と思ったほうがいいでしょう

「何かしないと時間がもったいない」「こんなことでいいのだろうか?」といった焦りによって、かえって気が休まらなくなってしまうことがあるからです。あまりダラダラと過ごす癖がついてしまうと、生活習慣行など健康を害するリスクも増してしまいます。

大切なポイントは、日々の生活に「幸福感」「有意義さ」を感じていること

何もしない=休息が取れている、とは限りません。「休日に何もしなかったら、かえって疲れてしまった」「ゴロゴロして過ごしたら、むしろ体調を崩した」といった経験はないでしょうか。休んでいるはずなのになぜか元気になった気がしない。これには「幸福感」が大きく影響しています。

人が元気を維持したり取り戻したりするには、エネルギーが必要です。そのエネルギーはどこからやってくるかと言えば、最終的には自分の内側から発せられるものでなければ、根本的に「元気」になるのは難しいのです。エネルギーが湧き上がってくるような心の状態になるには、何らかの行動や習慣を通じて幸福感を感じられたり、有意義な時間を過ごしたと感じられたりすることが重要です。

前述のような「何もしない」時間ばかりが続くと、はじめは休めたような気分になっていても、間もなく「退屈」「惰性」「無意味さ」を感じるようになり、幸福感や有意義さといった感覚から遠ざかってしまうのです。

人は、どういうときに「幸福感」「有意義さ」を実感できるか

「幸せ」には、5つのパターンがある?マーティン・セリグマンの唱える「5つの幸せ」

では、人はどういうときに幸福感を覚え、有意義に過ごせたと実感できるのでしょうか。心理学者マーティン・セリグマンは、幸福を次の5つの種類に分類しています。

マーティン・セリグマンが唱える、5つの「幸せ」の種類

・快楽
気分が良くなり、ポジティブな気持ちになることができる状態のことを指しています。

・没頭
寝食を忘れるほど物事に熱中し、時間を経つのも忘れてしまうような状態のことを表しています。

・良好な人間関係
家族や気心の知れた仲間との関係性がうまくいっており、互いの安心感や信頼を感じられる状態のことです。

・意味合い
意味もなく楽しかった、ではなく、今後に活かせることや身になることなど、意義を見出せることを指します。

・達成
打ち込んだ結果が良い形で表れてくることによって、自信を得られる状態のことです。

これらの5つを全て満たす必要があるということではなく、いずれかに当てはまっていれば幸せだと感じやすくなる、ということです。仕事のストレスを解消しようとして暴飲暴食に走ったり、夜更かしをしたりといった経験がある人は多いはずですが、そういった行為は一時の退屈しのぎになっても「幸せ」を実感しにくいのは、これら5つの要素のどれも満たしていないからなのです。

自分にフィットする「幸福感」「有意義さ」の形を探求していこう

幸福だと感じられる休日の過ごし方を探す際に重要なこととして、「何を幸せ・有意義だと感じるかは人それぞれ」という点が挙げられます。ある人にとって没頭できる趣味であっても、全く興味のない人にとっては退屈にしか感じられないように、幸福感や有意義さは誰にとっても当てはまるものではありません。

人から聞いた話や一般論に流されるのではなく、自分自身にとってフィットする幸福感や有意義さとは何か?を探求することが大切です。

自分にフィットする幸福感・有意義さを求めるには、まず無理をしないことです。何か新しいことを始めて習慣化していくためには、ある程度は自分を律してルールを決めることが必要な時期もあります。

しかし、不慣れなことを無理にやろうとするあまり、かえってストレスを抱えたり体調を崩してしまったりするようでは本末転倒です。自分の行動や性格と照らし合わせながら、最適な休日の過ごし方のタイプを探していきましょう。

有意義な休日を実践するための、おすすめの取り組み・アクション タイプ別3点!

有意義な休日の過ごし方は人それぞれですが、代表的な取り組みやアクションもいくつか存在します。
ここでは、そのうちから次の3つのタイプを挙げてみます。

  • 「達成」&「快楽」重視型
  • 「意味合い」&「没頭」重視型
  • 「良質な人間関係」重視型

いずれも、前述の「5つの幸せ」に当てはまっているのがポイントです。
あくまでも例ではありますが、おすすめの取り組みやアクションをご紹介しますので、自分にとって心地良いと感じられる過ごし方を探してみてください。

「達成」&「快楽」を重要視する方は──。

山を登って「頂上まで到達した」と感じられたり、部屋を掃除して「きれいになった」と実感したりすることによって、達成感や快楽を得たい人に向いている取り組みを挙げてみます。活動的なものから内面的なものまでありますが、いずれも何らかの目標やゴールがあり、それを達成することでポジティブな気持ちになれる点が特徴です。

  • アウトドア・アクティビティ(登山・トレッキング・ハイキング等)
  • トレーニング
  • スポーツ(ジョギング・水泳など)
  • 芸術活動(楽器・絵画・書道など)
  • 自己投資(講演会・セミナー・ワークショップなど)
  • 部屋の掃除
  • 資格の勉強
  • 副業

体を動かしたり、「1日〇回」などの目標を持って取り組んだりするアクティビティは、達成感・快楽を得られるアクティビティの代表例と言えます。初めから高すぎる目標を掲げて挫折してしまったり、かえって体を壊してしまったりするようでは逆効果ですので、無理なく続けられそうなペースで行うようにしましょう。

楽器の演奏や絵画を描くことのような自己表現も、達成感・快楽を得るためには有効です。必ずしも人前で披露しなくてもいいので、自分にとって楽しいと感じられる形で続けるといいでしょう。

前向きな気持ちにさせてくれる講演会やセミナーに参加するのも良い方法です。良い話を聞くと「明日から実践しなければ…!」という気持ちになるものですが、実践できていないことを負い目に感じてストレスになっては本末転倒です。前向きな気持ちになれたこと自体を喜べるのも大切なことなのです。

資格の勉強や副業も、コツコツと続けることで達成感を得られる習慣と言えるでしょう。試験合格や報酬獲得といった目に見えた成果を得るのも大切ですが、毎日少しずつでも進歩したことや上達したことに対して達成感や快楽を感じていくのも、継続する上では大切なことです。

「意味合い」&「没頭」を重要視する方は──。

今後に活きることや、時間を忘れて没頭できることを重視したいという人には、無心になって打ち込めるようなアクティビティをおすすめします。「意味合い」と聞くと大仰な感じがするかもしれませんが、「社会貢献につながる」といった壮大なものである必要はありません。あくまでも「自分にとって」「自分の中では」意味がある、といったレベルで十分です。

  • ボランティア
  • 読書・映画鑑賞
  • ヨガ
  • 日帰り旅行
  • ブログ
  • 料理
  • DIY
  • 整理整頓

ボランティアのように周囲の人のためになり、かつ自分にとって没頭できることがあれば、意義のある休日の過ごし方ができるはずです。ボランティアがすぐに思いつかない人も、読書や映画鑑賞、料理といった身になる趣味に没頭することで、充実感を得ることは可能です。

積極的にアウトプットすることもおすすめの過ごし方です。自分が得意な分野のことや好きなことについてブログで情報発信することによって、頭の整理ができたり、文章にするために詳しく調べる過程で知見が深まったりする効果があります。DIYのように、完成したものを日常生活の中で有効活用できるものも、意味合いを明確に見出せるのでおすすめです。

すぐに取り組めそうなアクティビティが思いつかない人は、身のまわりを整理整頓するといいでしょう。整理整頓は地味なようで意外と奥が深く、身辺にある無駄なものに気づいたり、普段の行動を見直したりするきっかけにもなります。より良い整理の仕方を追究するのも案外楽しいものですので、一度挑戦してみるといいでしょう。

「良質な人間関係」を重要視する方は──。

人とのつながりや絆を通じて充実感を得たい人は、良質な人間関係を築くことにつながるアクティビティをおすすめします。いろいろなアクティビティが考えられますが、一人でやることではなく誰かと一緒に取り組むものであることが前提となります。ここでは、その中でも比較的気軽に始めやすいものをピックアップしています。

  • 地域イベント参加
  • ボランティア
  • ホームパーティ
  • スポーツ(テニス・フットサルなど)
  • バーベキュー
  • ツーリング
  • 習いごと
  • オフ会

人とのつながりを実感するには、人がたくさん集まる場所で行うアクティビティに参加するのが最も近道です。地域イベントやチームで行うボランティアなどがおすすめです。

スポーツや習いごとも、二人以上で取り組むものであれば人とのつながりを感じることができます。職場とは別の人間関係を作ったり、ビジネスの場にはない刺激を得られたりするでしょう。

気心の知れた友人とのバーベキューやツーリングを通じて、さらに交流を深めるのもおすすめです。日常を離れた自然の中で会話を交わすことで、普段とは違ったお互いの一面を知ることができるかもしれません。

何らかの趣味や得意分野がある人は、オンラインのサークルや同好会に参加するのも手です。定期的にオフ会を開催していることもありますので、オフ会に参加するのも人間関係を広げるための有効な方法の1つとなるでしょう。

職場の人間関係とは異なるつながりを持っていることで、職場の同僚と接するときに気持ちの余裕を持つことができるものです。休日に良い人間関係を築くことで、仕事にも良い影響を与えるシナジーが生まれるのです。

事例 「週末はボーイスカウトの指導者として活躍」

Nさんは30代の男性で、小学生向け教具メーカーに勤務しています。趣味はキャンプや釣りなどのアウトドアで、キャンプ用品についてのブログを10年以上続けるほどの愛好家です。

Nさんは学生時代からボーイスカウトの指導者をしてきました。社会人になった今でも、週末は小学生のキャンプや山登りの引率をしています。引率をする中で、自然と小学生がどんなことに興味を持っていて、学校で何が流行っているのかが見えてきます。メディアなどを通じて得る情報と比べると、小学生から直接聞く話にはリアリティがあり、しばしば感心したり考えさせられたりすることがあります。

キャンプを引率する仲間には、大学時代からの友人もいます。教育関係の仕事に就いている人も何人かいるため、ボーイスカウトは貴重な情報交換の場でもあるのです。

Nさんにとってボーイスカウトの指導者を続けることは、「今の小学生が使う教具」の企画を考えることに役立っています。そして何より、屈託のない小学生たちと話すひとときを持つことは、心をニュートラルな状態に戻し、日々のストレスの中で気づかないうちに溜め込んでいた「歪み」を修正する意味合いもあるのです。

Nさんは、教育への興味関心、アウトドア好きという一面、気の置けない友人らとの良好な人間関係、ポジティブな気持ちを取り戻せるひとときという、幸福度の高い休日を過ごしていると言えるでしょう。

休日の幸福感がオンタイムのパフォーマンスを高める

休日は休むための日ですので、仕事に直結する何かをしなくてはいけないわけではありません。しかし、幸福感を得られる休日の過ごし方をすることで、オンタイムの集中力が上がり、パフォーマンスを高めることにもつながるのも事実です。

反対に「無為に過ごしてしまった」という休日が続くと、仕事だけでなく生活全般の幸福度が下がってしまったように感じられ、暮らしに張り合いがなくなってしまう恐れもあります。自分に合った休日の過ごし方を見つけ、幸福感につながる行動を習慣化していくようにしましょう。

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