GW目前!連休中に見たい”旅する”映画12選

[最終更新日]2020/03/26

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連休に観たい”旅する”映画

ゴールデンウィークも目前に迫ってきている中、新型コロナウィルス(COVID-19)の流行により、まだまだ外出自粛のムードが漂っている昨今の状況。

連休の予定を急きょキャンセルしたり、フラストレーションを溜めている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、家の中でも「旅行気分」を味わえるような”旅する映画”を12本セレクトしてみました。

連休のお共に、ぜひご覧ください。

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Index

目次

「ここではないどこか」を求めて

おすすめその①『最高の人生の見つけ方』(2007年/アメリカ/97分)

【あらすじ】
大富豪のエドワードはある日、病で余命半年を宣告されてしまう。
これまで人生のすべてを仕事に捧げてきた彼は、ふいに訪れた「最期」に途方に暮れてしまう。
しかし、病室で隣り合ったカーターと知り合い、彼もまた余命半年であることを知ったエドワードは、残りの人生を悔いなく過ごすために、カーターと共に「やり残したことリスト」を作成。半年でそれらを実行することを決意する。

残された時間を、どう過ごすかが重要。

ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンという二大俳優が共演したヒューマン・ドラマです。
「余命宣告」「やり残したことリスト」という、シビアなワードが並びますが、作品の雰囲気は終始爽やかです。

これまでの人生をすべて仕事に捧げてきたエドワードにとって、カーターという存在は、いわば人生の最後に出会った「心からの友人」です。
人生の中で、たとえ少ない人数、一瞬であっても、心の底から信頼し合える存在がいることの大切さを身に染みて感じることができるでしょう。

また、ロードムービーとしての側面も、この作品の大きな魅力です。
大富豪のエドワードにとってみれば、世界を回ることなど、金銭的には何一つ問題が無いからこそ、彼らは行く先々でド派手な経験をしていきます。
「こんなことをいつかしてみたい!」という願望を抱かせてくれます。

本作は昨年、吉永小百合、天海祐希の共演でリメイクされたことでも話題になりました。
主人公の性別が変更されている分、また違った楽しみ方もできるかもしれません。





おすすめその②『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988年/アメリカ/117分)

【あらすじ】
アフリカの小国ザムンダの王子アキームは、21歳を迎えた今年まで、身の回りのすべてを両親に決められてきたことに不満を抱いていた。
ある時、花嫁候補までを勝手に決められてしまった彼は「結婚は自分が愛した人とする」と、生まれて初めて故郷を飛び出し、花嫁探しに大都会ニューヨークへと向かう。

人生は、自分自身で決断すること。

ハリウッドの人気コメディアン、エディ・マーフィ主演による1988年の作品。
架空の小国ザムンダの王子が、自分の人生を手に入れるために大都会ニューヨークへと旅立ち、そこで巻き起こる騒動をテンポよく映し出していきます。

生まれながらに地位を手に入れながらも、これまで何一つ自分で決断をさせてもらえなかったアキームは、精神的には不自由な葛藤を抱えています。

そんな彼にとって、初めて降り立つニューヨークの地はまさに「自由」の象徴そのものです。
生活のために仕事をしてお金を稼ぐことが当たり前になっている私たちから見ると、初めてハンバーガーショップのアルバイトをして活き活きとした表情を見せるアキームの姿は、忘れつつあった「自分で働いて生活を切り開いていく」ことの価値を改めて実感させてくれます

『星の王子 ニューヨークへ行く』はこのたび、実に32年ぶりに続編の全米公開も決定されました。
日本での公開はまだ未定ですが、予習の意味も含めて今観る価値のある作品です!





おすすめその③『500ページの夢の束』(2017年/アメリカ/93分)

【あらすじ】
自閉症の少女ウェンディは、TVドラマシリーズ『スター・トレック』を愛してやまない。
しかし、人に心を開けない彼女は、その思いを自分の中でだけ消化してきた。
ある日、「スター・トレック脚本コンテスト」の開催を知った彼女は、溢れる衝動のままに500ページに及ぶ大作を仕上げるも、郵送では〆切に間に合わないことに気づき……。

誰にでも届けたい「思い」がある。

多くの人が、自分にとってかけがえのない人や作品があると思います。
たとえそれがフィクションであろうと、物語の中のキャラクターであろうと、時に実人生を支える大切な存在にもなり得るものです。

『500ページの夢の束』は、そんな「かけがえのないもの」を巡る作品になっています。

今作で重要になってくるのが『スター・トレック』という人気TVドラマシリーズ。
宇宙船内を舞台に、様々な種族が一致団結し、困難を乗り越えていきます。
一部のファンの間では「『スター・ウォーズ』派か『スター・トレック』派か」という論争を巻き起こすほど、熱狂的な人気を博してきたようです。

本作の主人公ウェンディも、『スター・トレック』から「異種族との絆」という大事なテーマを受け取り、そこに自分の人生を重ねてきました。

人とうまく関わることができない自分を、彼女は「異種族」と捉えています。
そんな彼女が、初めて自分以外の「誰か」に向けて物語を紡ぎ、その物語を届けるために大冒険に出る。

観終わった後、自分にとっての「かけがえのないもの」について、誰かと語り合ってみたくなることでしょう。





おすすめその④『ダージリン急行』(2007年/アメリカ/91分)

【あらすじ】
フランシス、ピーター、ジャックの3兄弟は、父の死をきっかけに疎遠になっていた。
しかしフランシスが事故に遭ったのをきっかけに、3人は再会。再び家族の絆を取り戻すためインド旅行の計画を立てる。

大人になりきれない大人たちのためのロードムービー。

本作の監督であるウェス・アンダーソンは、日本でのファンも多く、まるで絵本の中に飛び込んだかのようなポップな画面構成が特徴的な作品を多く撮っています。
『ダージリン急行』はインドを舞台に、特有のポップな世界観が繰り広げられます。

本作のテーマは「相互理解」
父親の死をきっかけに仲違いをしていた兄弟が、再会し旅行をするのですが、道中でも些細なことがきっかけで彼らはすぐにケンカをしてしまいます。

彼らはいわば「父性の喪失」をきっかけに別々の人生を自分勝手に生きてきた「大人になりれない大人たち」
そんな彼らがインドへの旅を通じて、つかの間童心を取り戻して共に楽しんだり、困難に直面して大人への階段を昇ったり、様々な経験をしていきます。

初めて訪れる場所で初めての経験をすることで、自分が一歩成長したような感覚は、誰もが何となく感じたことがあるのではないでしょうか。

ただ楽しむための旅行も素敵ですが、この作品を通じて「今度は別の角度から旅行を楽しんでみよう」という気持ちが湧いてくるはず。

時間・空間を越えて

おすすめその⑤『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(1985~1990年/アメリカ)

【あらすじ】
友人の科学者ドクの開発した車型タイムマシン「デロリアン」の試運転に駆り出された高校生のマーティ。
しかし、試運転の際、ドクが何者かに撃たれ、焦ったマーティはそのままデロリアンで30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。
そこで出会ったのは、まだ結婚する前の両親だった。(PART1)

言わずと知れた名作。この機会にシリーズを一気見してみては。

誰もが一度は聞いたことのあるタイトルかもしれません。
その知名度に比例して、30年以上を経た今観てもじゅうぶんに楽しめる作品です。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、シリーズ作品として計3作が制作されました。
それぞれ一作目では30年前、二作目では30年後、三作目では西部開拓時代へと舞台を移して、主人公マーティとその友人である科学者ドクの時空を超えた大冒険が描かれます。

二作目が公開されたのは1989年、舞台は30年後の2015年でした。
89年当時に描かれた2015年の世界は、車が空を飛び、ロボットの力によって生活機能が上がっているファンタジックな環境です。
しかし、それから5年が経った2020年現在、まだ車は空を飛んでいませんね。

ただ、考え方を変えてみれば、今から30年後の2050年、世界はどのように変化しているのか。
そんな空想を広げてみるのも楽しい時間かもしれません。

また、現実の2015年には実現しなかった要素もあれば、実際に実現している要素も、作中にはいくつか見られます。
名作の部類に含まれる作品だけに、多くの人が「未来予測説」に言及していたりもしますので、多くの方と意見を交換しつつ、これを機会にシリーズを一気見してみるのいいかもしれませんね。





おすすめその⑥『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』(2013年/イギリス/124分)

【あらすじ】
20歳を過ぎても恋人のいない生活に悩むティムは、21歳の誕生日に、父親から彼の家系にまつわるある「秘密」を打ち明けられる。
それは、「21歳を迎えた一家の男たちは、時間を遡ることができる能力を身につける」というものだった。
半信半疑のティムだったが、ある夜、一目ぼれした女性メアリーと結ばれるために、初めて能力を行使する。

「今日」という一日を愛すること。

「タイムトラベル」「ラブストーリー」を掛け合わせた大胆な設定が魅力の作品です。
意中の女性を射止めるために何度も時間を巻き戻すのは、どこか道理に反する気もしなくはないのですが…。
しかし、この作品が最後に着地するのは、過去でも未来でもなく「今日」という一日を生きる大切さです。

はじめの内こそ、タイムトラベルの能力を重宝し、人生を自分の都合の良い筋道へ導くための「便利道具」として扱っていたティムでしたが、徐々に自らの人生を積み上げていくうちに、たとえタイムトラベルでも決して取り戻せない「その日一日」の輝きがあることを学んでいきます。

たとえ時間を巻き戻せたとしても、その瞬間に感じた「輝き」を、そのときの感動を、そっくりそのまま再現することは不可能なのです。

「あの日に戻りたい」とは誰もが一度は経験したことのある感情かもしれませんが、この作品を観るときっと、「今日」という一日を、そして明日からも続いていく一日一日を大切に過ごしていこうという気持ちが芽生えるはずです。





おすすめその⑦『スペース カウボーイ』(2000年/アメリカ/130分)

【あらすじ】
かつてアメリカ初の宇宙飛行士となるはずだったチーム「ダイダロス」の面々だったが、計画は急きょ中止に。チームは解散、彼らは宇宙飛行士の夢を絶たれてしまう。
しかし40年後、通信衛星の故障がきっかけに、当時の技術を知る「ダイダロス」のメンバーが再び召集され、宇宙を目指す。

どんなに年を重ねても、諦めきれない夢がある。

突然ですが、あなたにとっての「夢」はなんですか?
あるいは、諦めてしまった「夢」はありますか?

クリント・イーストウッドが監督と主演を務めた『スペース カウボーイ』は、そんな「夢を諦めてしまった」「今でも叶えたい夢がある」方にこそ、深く訴えかける作品になっています。

老齢にさしかかった彼らにとって、宇宙を目指すという行為は無謀な賭けに近いものです。
それでも彼らは、かつて抱いた夢を叶えるために、数々の過酷なトレーニングにも必死で励みます。

私たちは、大人になるにしたがって、大きな夢を語ることに、どことなく恥じらいを感じたりするものです。
しかし、「夢を抱く気持ち」こそが生きるための活力に変わることも往々にしてありますよね。

また、NASAの考証による宇宙訓練や宇宙空間のリアルさも、この作品の面白さを彩る要素の一つです。

押さえこんでいた情熱に再び火を灯してくれる熱い一作になっています。





おすすめその⑧『インターステラー』(2014年/アメリカ/169分)

【あらすじ】
かつてない規模の自然災害により、食糧難にさらされている近未来の地球。
人類滅亡へのカウントダウンが刻々と迫る中、元エンジニアの男クーパーは「第二の地球」となる人類の居住可能な惑星探索のミッションに抜擢される。
しかし、彼にはまだ幼い息子と娘がおり、彼らを残して宇宙へ飛び立つべきか否か、葛藤に悩まされていた。

時間・空間を越えた父娘の絆

宇宙空間や科学技術を取り扱うSF作品の中でも、科学考証に極めて正確に則った物語を「ハードSF」と位置付けます。
本作『インターステラー』も、「量子力学」「相対性理論」を作中に盛り込んだ、本格的なハードSF作品と捉えることができます。

こう聞くと、「科学のことはよく分からない」「難しい映画なのでは?」と思われてしまうかもしれませんが、この作品は科学に明るくない観客にとっても、非常に噛み砕きやすくエンターテインメントの中に落とし込んでいるため、誰でも楽しんで観ることができる造りになっています。

今作で取り上げられるテーマは親子の絆、とりわけ「父と娘」に焦点が置かれ、物語が紡がれていきます。

「家族を残して宇宙へ飛び立つべきか否か」天秤にかけた時、滅びゆく運命の地球に子供たちを生かしておく危険性を考えれば、第二の地球を探すため、宇宙へ飛び立つ決断をすべきと多くの方が思うかもしれません。

しかし、主人公のクーパーが悩んでいるのは、宇宙と地球での「時間経過の差」です。
実際、作中に登場する惑星での2年間は、地球での23年間に相当するのです。

結果的に人類の未来は救えたとしても、家族との時間は奪われてしまうことになる。
その重大な選択に、主人公がどのような決断を下すのか、そして地球の運命は?
約3時間という長尺を一切感じさせない、手に汗握るハードSFの傑作です。

まだ出会ったことのない自分に会うために

おすすめその⑨『コンタクト』(1997年/アメリカ/150分)

【あらすじ】
天文学者のエリ―は、遠く宇宙にいるはずの生命体の存在を信じ、日夜研究を重ねていた。
そんなある日、ヴェガ(恒星)から定期的に発信されていた謎の電波信号をキャッチ。それは未知の生命体の存在を証明するものだった。

遠く未知の声に導かれて。

「この広い宇宙を見渡せば、人類の他にも、まだ出会ったことのない生命体がいるかもしれない」
人類最大の謎であり、だからこそ想像の余地が広がるロマンが、宇宙にはあります。

主人公の天文学者エリーも、「私たちは宇宙の中で、決して孤独ではない」という信念のもと、地球外生命体との“コンタクト”に挑み続けています。

そして劇中、ついに未知の生命体の存在を確証づける信号をキャッチしたことにより、物語は大きく動き出します。
未知の生命体に対する地球上の人々の意見は、様々なものでした。

もしこの地球上で我々以外の存在がいるのであれば、ぜひとも会ってみたい
我々にとって、彼らは危険な存在なのではないか
そもそも、彼らとの交信は、許されてはいけない“神の行為”なのではないか

次第に作品は「科学か信仰か」という巨大なテーマを含み、壮大な広がりを見せていきます。

また、本作は地球と宇宙空間を舞台に、父と娘の絆を巡る、先に挙げた『インターステラー』とも、非常に似たつくりになっている作品です。
制作年としては、本作の方が先なので、『インターステラー』が『コンタクト』から多大な影響を受けオマージュを捧げていることは間違いないでしょう。

映画にはしばしばこういった「過去の名作」と紐づけて観ることのできる要素がたくさんあります。
そんな観方を身につけることで、より多角的な視点から映画を楽しむことができるかもしれません。





おすすめその⑩『トゥルーマン・ショー』(1998年/アメリカ/103分)

【あらすじ】
アメリカの片田舎で、これまで不自由なく過ごしてきた青年トゥルーマンは、ある時ふと、生活の端々に「誰かに見られているような」違和感を感じ始める。
なんと彼の生活は、出生から今に至るまで「トゥルーマン・ショー」という番組によって仕組まれたフィクションだった。

これまでの人生のすべてが「誰かによって作られた物語」だったとしたら。

私たちはほとんどの場合、人生の全てを、自分自身で決断し生活しています。改めてそのことを疑ってみたことのある方はなかなかいらっしゃらないでしょう。

本作の主人公トゥルーマンも、そんなふうに、自分の人生を疑ってみたことのない一人でした。
しかしあるきっかけによって、自身の生活の全てが監視され、身に起こる出来事の全ても、番組側が用意したシナリオであったという驚きの事実にたどり着いてしまいます

そんな悲運を背負うことになってしまった青年トゥルーマンを演じるのは、数々のコメディ映画で主演を務めてきたジム・キャリー
普段の彼のオーバーアクトな演技を封印し、本作では主人公の細かな感情の機微を見事に演じてみせ、彼のキャリアでも初となる「ゴールデングローブ主演男優賞」を受賞しました。

生まれてからの生活すべてを筋書きによって導かれていたトゥルーマンの人生は、見方を変えれば、メディアという絶対的な存在によって、自らの存在を保護されてきた、とも見て取れます

しかし事実を知ったトゥルーマンは、番組の監視を振り切り、初めて自分自身で本当の人生を手に入れるために奔走します。

SNSも普及した昨今、普段私たちが当たり前のように触れているメディアの在り方にも、改めて思い直してみるきっかけをくれる作品です。





おすすめその⑪『スタンド・バイ・ミー』(1986年/アメリカ/89分)

【あらすじ】
1959年、12歳のゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、田舎町でいつも一緒に遊んでいた。
ある日彼らは、3日前から行方不明になっている少年の死体が、30キロ先の森の中にあるという噂を聞き、「死体探し」の旅に出ることにする。

少年ゆえの好奇心と、冒険による大人への一歩。

『キャリー』『シャイニング』など、著作が次々と映画化されている現代ホラー作家スティーヴン・キングによる小説を、先に挙げた『最高の人生の見つけ方』のロブ・ライナーが監督した青春映画です。

スティーヴン・キングのキャリアからすると珍しい「非ホラー」の作品で(死体探し、という要素はありますが)、冒険を通して様々な葛藤や成長を遂げていく少年たちの様子に、自身の幼き日のことも思い出し、懐かしい気分に浸ることができるでしょう。

この作品の特徴は、小説も映画も同様に、語り部である大人になったゴーディの「回想録」として物語が進んでいくところにあります。

当然ながら、様々な経験をしてきた現在と少年期では、あらゆる物の見方や価値観も変わってくるものです。
ゴーディは大人になった今、当時の4人の関係性を「奇妙な関係」だと評しています。

性格も考え方もバラバラだった4人が、あの夏、どうして30キロにも及ぶ長い旅を達成することができたのか。

ゴーディのように、当時はうまく説明できなかった何事かも、大人になった今改めて考えてみれば、新しい答えが見つかるかもしれません。





おすすめその⑫『インサイド・ヘッド』(2015年/アメリカ/94分)

【あらすじ】
11歳の女の子ライリーの頭の中には、彼女の感情を司るヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが働いている。
しかしある事故からヨロコビとカナシミが司令塔から落下してしまい、ライリーの感情に変化が……。

ピクサーの新境地ともいうべき、脳内世界。

『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』など、これまで数々の名作CGアニメを生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオによる作品。

11歳の女の子の脳内を舞台に、彼女のあらゆる感情たちを擬人化して見せる革新的なストーリーになっています。

ライリーは引っ越しをきっかけに、新しい土地に馴染めず、徐々に感情が不安定になっていきます。
その感情の変化に伴い、“頭の中の彼ら”も、様々なトラブルに見舞われてしまうのです。

頭の「中」と「外」で同時に物語が進行し、互いに作用しあいながら描かれるストーリーは、複雑になることなくそれこそ誰もが“感情移入”しながら没頭できることでしょう。

毎回、幾度も改稿を重ねながら物語を創り上げていくことで有名なピクサー作品ですから、本作も感情の機微について、心理学的な見地からもリアリティを盛り込み、唯一無二の作品に仕上げています。

人の感情の動きを、ある意味で客観的に眺めるつくりの作品にもなっているため、自分自身の喜怒哀楽の流れについても、今後は立ち止まって考えて見たくなる作品でもあります。

まとめ)自粛ムードの漂う連休も、映画で有意義に過ごそう

「旅する映画」と称し、様々な角度から12本の映画を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

平日、お仕事をされていると、なかなか忙しくて映画を観る時間が取れない方も多いことかと思います。

新型コロナウイルスの流行により、先の見えない不安な日々が続きますが、ぜひ今度の連休の際には、映画の世界に浸ってリフレッシュする時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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