「私って、力不足…?」と感じる女性マネージャーへの【おすすめ映画】特集!

[最終更新日]2020/02/07

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「私って、力不足…?」と感じる女性マネージャーへの【おすすめ映画】特集!

この記事は、管理職・マネージャーの業務や人間関係のうえでの悩みへのヒントとなる映画を紹介する連載企画です。

第三回目のテーマは女性マネージャーの方を対象に『今の業務で「力不足」を感じる女性マネージャーにおすすめの映画』

管理職・マネージャーとして日々働くなかで「私では力不足…?」と感じられたことのある方はいませんか?

そこで、明日を生きる活力・ヒントになりそうな2本の映画をご紹介します。

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Index

目次

「今の業務は、私では力不足…」と感じる女性マネージャーはどれくらいいる?

本サイトでは、働く女性管理職・マネージャーの方を対象に『あなたは管理職として働くなかで「私では力不足」と感じる時がありますか?』への回答を募集しました。

以下が回答結果です。

Q.あなたは管理職として働くなかで「私は力不足」と感じる時がありますか?

最も多かったのが、同数10で「メンバーに業務の指導・指示出しをする際」「メンバーに対し育成・フォローを行う際」という回答でした。

次いで「上司や組織(別部署)への折衝・交渉の際」「顧客への対応や交渉を行う際」「チームをまとめる・調整する際」などの回答がありました。

管理職・マネージャーという立場ですから、やはり部下やチームのメンバーに対する「責任感」に付随する意見が多かったようです。

では、具体的な理由・背景をご紹介します。




「メンバーに業務の指導・指示出しをする際」で悩む管理職・マネージャーの方のコメント

繁忙期を迎える準備の際に、業務を上手く割り振れなくて、オーバーワークになってしまいました。
部下一人一人の作業レベルが違いますので、それぞれに見合った指示を出さなければならず、自身の業務と指示出し・管理の業務が過多となっていまい、力不足を感じました。

(32歳/飲食店)

部下とは価値観が異なり、しばしばすれ違いが起こります。
「サービスとしてやるべきこと」を指導しても「何故しなければいけないのか」が分からないようです。

私なりに答えを説明したつもりでも、部下はどこか腑に落ちないような表情で。
納得させてあげられない自分に力不足を感じます。

(34歳/不動産会社)

部署柄、営業職の人などから雑用を押し付けられ、裏方として他部署の人と交渉をすることが少なくありません。
私の部下たちは雑用を押し付けられることに不満を持つので、そちらの意見も取り入れようとすると全員にいい顔をしようすると、却って混乱を招いてしまいます。
他部署の方からは「言いなりで主体性がない」という話をされてしまい、部下からの信頼も失っているようで苦しんでいます。

(36歳/事務職)

管理職になってから多くの方が悩まれるのが、「自分自身が業務をすること」「他人(部下)に業務を支持すること」の違いと、後者に対する難しさです。

また、会社の規模によっても差はありますが、人によっては十数人の部下を束ねる立場の方もいらっしゃることでしょう。

当然、個々のメンバーの業務理解力や作業能率も異なりますから、全員に同じ指示出しをしていたのでは、組織としてのパフォーマンスも改善されません。

管理職・マネージャーとしての仕事の傍ら、そういった一人ひとりへの指導・指示出しも行わなければならないため、オーバーワークになったり、指示の伝達が思うようにいかないこともしばしばあるようです。




「メンバーに対し育成・フォローを行う際」で悩む管理職・マネージャーの方のコメント

具体的には、部下からの相談に明確な答えを示せないときです。
一緒に考えることはできますが、正しい答えを出してあげられないことで不安にもなります。

(29歳/経理)

結構頻繁に思う場面があります。
特に多いのは、部下のモチベーションの維持を図ろうとする時です。

業務の最中に落ち込んでいる部下や、社歴も長くなりキャリアビジョンが曖昧になっている部下に対して
モチベーションを高められる言葉をかけてあげられず、もどかしくなる事が多いです。

(28歳/アパレル)

部下の失敗で叱責されるとき、

・部下が失敗してしまったのは、それまでにフォローできなかった自分が悪い
・でもなぜ自分がここまで言われなければいけないのか・・
・部下個人の問題が大半なのに・・
・でも、それを指摘できなかった自分が悪い

という考えのループに陥ります。
部下のことを自分のこととして捉えられずに悩んでいる自分に気づくと、力不足だなと感じます。

(33歳/旅行会社)

部下の育成・フォローに悩む管理職は、性別に関わらず多いことでしょう。
そこにはひょっとすると「部下との関係性を壊したくない」という気持ちも作用しているかもしれません。

「管理職・マネージャー」という立場を意識するあまり、部下へのフォローが必要な場面においても、かけるべき言葉を選び、結果としてもやもやを残してしまうのかもしれませんね。

また、「部下の失敗への責任も負わなければならない理不尽さ」への言及は、まさしく管理職・マネージャーならではの葛藤ではないでしょうか。

メンバーへの指導やフォローの不十分さから「自身の力不足」を感じてしまう女性マネージャーの方は、実際に多いことが分かります。

では、これら課題に対しての有効な解決策はあるのでしょうか。

女性管理職の方々が「力不足」を感じた際に、振り返りたいポイント2点

組織の中での管理職・マネージャーの役割は「組織と人(部下)を繋げる」ことです。

組織としての理念や目標の達成に尽力するかたわら、個々のメンバーが十二分にパフォーマンスを発揮するための指導やマネジメントが求められるのです。

そして、組織と人を繋げる行為には多くの場合、「共感力」、そして「協調・調和」の働きかけが求められ、それらは(平均的に見て)男性よりも女性の方が「強み」として発揮されやすいといいます




女性管理職・マネージャー「だからこそ」の強みを知る

人によって個人差はあるものの、男性は「数値」や「目標達成」などの成果を気にする傾向があり、対して女性は前述のとおり「共感」や「調和」を重んじる傾向があります

そして、女性の管理職・マネージャーの方が自身の「力不足」を感じたとき、それは男性が「強み」して発揮しやすい数値意識や目標達成に関わるところで発生することが多いのは、前章のアンケート結果でもお伝えした通りです。

それら資質はどれも、管理職・マネージャーとして業務を遂行するうえでとても大切な資質ではありますが、あえて優先順序をつけるならば、自身の「強み」と思える資質を優先して意識・行動すべきです。

女性管理職、女性マネージャーとして、そしてあなた自身としての「強み」がどこにあるのか──。
まずその点を明確にして、そしてその「強み」をより大きく発揮していけるよう取り組むことが、感じた「力不足」を払拭していくための一番の対策になり得るでしょう。




共感できる「ロールモデル」を探してみよう

さて、「自身の強みを探求し、そして伸ばしていく」上で大切となるのが、手本となるロールモデルの存在です。

「ロールモデル」とは「自分の模範となる人物像」を意味します。
ロールモデルはその人の「目標」や「行動指針」を掲げる際に手本とされ、それゆえに将来的なキャリア形成においても非常に重要な影響を与えます。

これまでロールモデルというと「身近にいる先輩・年長者」といったイメージが強くありました。
ですが、現代においては「モザイク型ロールモデル」といって多数の人の良い所を組み合わせてロールモデルとするスタイルが主流になりつつあります。

例えば、「部下への接し方」についてはAさん、「顧客へのプレゼン」についてはBさん、「効率的な仕事の進め方」についてはCさん、というように様々な人の良いところを部分部分でロールモデルとしてイメージしていく、ということですね。

さて、「モザイク型ロールモデル」でロールモデルになりうるのは、何も「人」だけではありません。

例えば、以下の映画に登場する女性キャラクターが、これからのあなたのキャリアを描くうえで、重要なロールモデルとして関わってくることもあるかもしれません。

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『女神の見えざる手』(2016/フランス、アメリカ)
『プラダを着た悪魔』(2006/アメリカ)

『女神の見えざる手』

【あらすじ】

政治ロビイストのエリザベス(ジェシカ・チャスティン)は、巧妙な戦略術を活かし、さまざまな政治改革に関わってきた。
彼女はある日「銃所持を促進するための戦略」を立てることを依頼されるが、その依頼を断り、反対に「銃規制」を訴える小会社に移る。
その裏には、彼女のある信念があった。




見どころ1 あまり馴染みのない「政治ロビイスト」という仕事へフォーカスを当てた傑作

参照:『女神の見えざる手』公式サイト

「政治ロビイスト」という職業は、なかなか聞き馴染みもなく、実態の掴めない職業ですよね。

政治ロビイストとは、政党や議員、またはマスコミに対して「政治決定」を左右する影響を与える活動を行う仕事です。
聞き馴染みのないのも当然といえば当然で、具体的な活動内容は秘密裏に進められるのです。

かといって、この作品がどこか遠い出来事に感じられることはありません。
ここで描かれているのは「組織で働くこと」「自分の信念を曲げないこと」といった、人としてごくありふれたメッセージを掲げているからです。

フィクションとして、そういった珍しい仕事の内実に迫れるのも楽しいですし、今作は「心理サスペンス」としての楽しみも加えられ、二転三転する展開は映画としての興奮も与えてくれます。

目まぐるしい会話の応酬など、やや難しく感じてしまう内容にもなっていますが、結末には「そういうことだったのか!」と驚くことでしょう。




見どころ2 大きなものに立ち向かうヒロインの姿に勇気づけられる

参照:『女神の見えざる手』公式サイト

ヒロインのエリザベスは、言ってしまえば「超エリート」です。
物事の判断を瞬時に下し、部下たちに適材適所の指示出しを行います。

まさしく、その姿は管理職・マネージャーとしての理想と言ってよいでしょう。

しかし、常に完璧であり続ける彼女の姿は、周囲の登場人物たち、はては私たち観客にも「冷たい人間」である印象を与えます(後半の展開のために、意識的にそうキャラ付けている部分はあると思います)。

そんな彼女も、蓋を開けてみれば一人の女性。彼女の「偽りの仮面」が剥がされ、あまりにも人間的な一面が垣間見えた時、エリザベスという人間への愛情が湧いてくることでしょう。

どんなエリートであっても、誰もが悩み立ち向かっている。
それはあらゆる女性管理職・マネージャーの方が抱える等身大の悩みそのものであるはずです。

そんな悩みに共感しつつ、エリートとしての彼女の仕事ぶりに学ぶことも多いはず。
ぜひ、おすすめします!

『プラダを着た悪魔』

【あらすじ】

アンディ(アン・ハサウェイ)は、大学を卒業後、ジャーナリストを志しNYへ越してくる。
彼女はダメもとで大手ファッション雑誌編集部の面接を受け、見事内定を獲得する。
アンディがアシスタントとして就くことになったのは、鬼編集長のミランダ(メリル・ストリープ)だった。




見どころ1  鬼編集長メリル・ストリープはじめ、女性たちの存在感

プラダを着た悪魔
参照元:amazon

アンディがアシスタントとして配属されたのは、鬼編集長のミランダ。
ミランダは社内でも噂の「怖い上司」で、表情は冷淡、最小限の言葉のみで要件を伝えて来ます。

そんな彼女の噂を聞いたアンディは、早くも及び腰に。しかしアシスタント職なので、ほぼ一日中、彼女と過ごさなければいけない。

前半は、まったく未経験の環境で、強烈な上司のもと右往左往するさまをコミカルに映していきます。仕事では本当に多くの方と関わり合いますから、主要人物が絶妙なテンポで物語に介入していく流れもうまいです。

ファッション業界ですから、華やかな衣装がたくさんあり、個性的な女性たちも次々に現れます。
同じ女性でも価値観の合わない、苦手な相手もその中にはいます。

そんなストーリーテリングとキャラクター紹介のスムーズさが、この華やかな世界への入り口になっているのです。




見どころ2 さまざまな女性キャラクターに織り込まれた、それぞれの悩み・葛藤

編集長ミランダの役をオファーされたメリル・ストリープは、当初提示されたギャラでは満足できず「そのオファーでは、私の価値をきちんと反映できていなかったのよ」と強気な言葉を投げかけています。 まさにミランダの生き写しのような女優です。

そんな彼女のアシスタントとして四苦八苦するアンディは、次第に彼女に感化され成長しつつも、次第に反発心も抱く役柄。多くの観客が、彼女に感情移入することでしょう。

ミランダをロールモデルにアンディは仕事をこなしていきますが、天真爛漫な彼女の働きぶりに、ミランダもかつての自分の姿をアンディに投影していきます。
仕事仲間の枠を超え、互いにロールモデル・メンターとして補い合う二人は、映画冒頭とは見違え、強力なバディに変わっていきます。

どんなに理不尽な要求でも自分の主義主張を諦めないこと、相手のことを知ろうとする試みが、アンディを一人の女性として成長させていくのです。

人間関係の板挟みに陥りやすい管理職・マネージャーの仕事だからこそ、学ぶべきことも多い作品ではないでしょうか。

まとめ)弱さもまた自分自身。うまく飼い馴らしていこう

いかがでしたか。
映画には様々なジャンルがあり、さまざまなお仕事映画があります。

その意味するところはまさしく、同じ状況で悩む方々へのロールモデル、メンター的役割を担ってくれることも少なくありません。

単純に休日の娯楽としてもカラッと楽しめる作品をピックアップしてみました。
ご興味がありましたら、ぜひご覧になってみてください。

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