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管理職必見映画#3『ヴィンセントが教えてくれたこと』

[最終更新日]2018/11/20

お役立ち情報
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管理職必見映画第3弾は、笑って泣けて考えさせられるこの映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』をご紹介します。

老人と少年との、年齢を越えた友情を描く、一見するとほのぼの人間ドラマな本作ですが、現代のアメリカが抱える労働問題や、人と人とのコミュニケーションの難しさと、お互いを理解した先にある光を示した、非常に重厚なテーマも孕んでいます。

あなたの身の回りにに意地悪な上司や人はいませんか?
あの人は誰からも嫌われているイヤな人」。しかし、その評価は果たして正しいのでしょうか?

忙しくなるほど見失いがちな、「その人の良い面を見つける力」。
今作の主人公の少年オリヴァーを通して、改めて教えられることも多いかもしれません。

Index

目次

「ダメ親父」は、ビル・マーレイの代名詞

『ヴィンセントが教えてくれたこと』は、2014年のアメリカ映画。
主演はビル・マーレイ。『ゴーストバスターズ』シリーズの主演でお馴染みですね。その他にも、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツといった名優たちが名を連ねています。

タイトル ヴィンセントが教えてくれたこと(原題:St.Vincent)
公開日 2015年9月4日
上映時間 102分
映倫区分 G
オフィシャルサイト http://vincent.jp/
スタッフ 監督・脚本:セオドア・メルフィ
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ディラン・セラーズ
ドン・チードル
G・マック・ブラウン
キャスト ビル・マーレイ
ジェイデン・リーバハー
メリッサ・マッカーシー
ナオミ・ワッツ

ビル・マーレイの特徴は何といってもこの顔。

映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』公式サイト

なんだか不満げな、それでいて憎めないこの表情。実際に彼のこれまでの出演作を見ても、そんなどこかひねくれた感じの役が多い印象です。自分の色を持っている役者というのは、それだけで強みになりそうですね。

ここで、今作の一癖ある登場人物たちを簡単にご紹介します。

『ヴィンセントが教えてくれたこと』登場人物

ヴィンセント(ビル・マーレイ)
今作の主人公。偏屈な性格で人嫌い、そして近所の嫌われ者。ほとんどゴミ屋敷のような家に暮らしており、出かけるといえば競馬場と酒場くらい。借金取りに追われている。

オリヴァー(ジェイデン・リーバハー)
12歳の少年。母マギーとともに、ヴィンセントの隣家へ引っ越してくる。転校先のクラスに馴染めず、同級生からはイジメられている。

マギー(メリッサ・マッカーシー)
オリヴァーの母。レントゲン技師。血の繋がらない息子であるオリヴァーを、心から愛している。別居中の夫と、離婚とオリヴァーの親権を巡り争っている。

ダカ(ナオミ・ワッツ)
妊娠中の娼婦。ヴィンセントの元へ頻繁に通っており、自堕落な生活を送る彼を放っておけない。

『ヴィンセントが教えてくれたこと』あらすじ

12歳の少年オリヴァーは、母マギーと郊外の一軒家へ引っ越してくる。

転校先の学校はカトリック系で、授業内容も宗教ばかり。オリヴァーは早くも学校生活に飽き飽きしていた。
おまけにクラスメイトからは目をつけられイジメられる始末。

そんなある日の学校帰り、オリヴァーは家の鍵を忘れ、中に入れなくなる。
その時、後ろから声がーー。

そこに立っていたのは、隣の家に住む老人ヴィンセント。引っ越しの初日に、庭の柵を壊したと言いがかりをつけ、弁償しろと迫ってきた面倒くさそうな男だった。

しかし意外にも、ヴィンセントはオリヴァーを家に招き、母が帰ってくるまで待たせてくれた。
その日からヴィンセントは、母マギーに「1時間10ドル」という条件付きでオリヴァーの面倒を見ることを買って出る。

放課後から母が帰宅するまで、ヴィンセントと過ごすようになったオリヴァー。彼から競馬のやり方を学び、酒場でのマナーを学び、ケンカの方法を学び、“夜の女”について学び……。

すっかりヴィンセントになついたオリヴァーだったが、ある日事件が起きる。

人は誰でも聖人になれる!(ネタバレあり)

映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』公式サイト

この映画のタイトル『ヴィンセントが教えてくれたこと』。確かに序盤から中盤にかけては、ヴィンセントがオリヴァーに、肩で風を切りながら色々と教えていくわけです(主に悪いことを)。

特に、いじめっ子の鼻を折る奥義をガレージで2人で練習する場面は、この作品のハイライトとも言える印象的なシーンです。

しかしこの映画の仕掛けは中盤以降の展開にあるんですね。大人としての含蓄を説いているつもりのヴィンセントが、ある事件を境に「実はオリヴァーからもたくさんのことを教わっていた」と気付くのです。

偏屈なあまり人から嫌われ、よりその偏屈さを肥大させてきたヴィンセント。そんな彼の孤独な心を溶かしたのは、孫ほど年の離れているオリヴァーでした。

そのことに気づいた瞬間、2人の関係は「お隣さん」から「年の離れた友人」へと変わったのです。

原題『St.Vincent』

この映画、原題は『St.Vincent』直訳すると『聖人ヴィンセント』となります。
この「聖人」という言葉は劇中、オリヴァーの通うカトリック学校の授業で何度も登場します。

歴史上や神話上の物語の中で、彼らがいかに自らを犠牲にして人々を救ったのかを、訥々と語る担任教師。しかしそれを聞くオリヴァーは「?」という表情。「それって本当に聖人なの?」と。

ある日、学校のスピーチ大会でクラス代表に選ばれたオリヴァー。スピーチのテーマは「私の身近な聖人」。
オリヴァーが選んだ聖人こそが、タイトルの通りヴィンセントでした。

偏屈で、自堕落で、聖人とは真逆の雰囲気であるヴィンセントがなぜ?
その理由は、クライマックスのオリヴァーのスピーチによって明かされます。

少年ゆえの純真さが、誰もが欠点しか見つけられないような男ヴィンセントの、人としての素晴らしい部分を見つけられたのです。
この映画の最後は、ぜひ本編をご覧になってみてください。

この映画が孕んだ裏のテーマ

作中では明確に語られませんが、この映画の裏テーマとして「ままならない人生を享受することの大切さ」があると思います。

たとえば妊婦の娼婦ダカは、生まれ来る子供の父親を知りません。しかし産むことを決意した以上、今の仕事を続けながら子育てもしていかなければいけない。それは生半可な気持ちでは務まらないでしょう。

オリヴァーの母マギーも、オリヴァーを思い昼夜を問わず働いているのに、離婚協議中の夫に親権まで奪われそうになっている。夫はほとんどオリヴァーの面倒を見たことなどなかったのに。

そしてヴィンセント自身も、人生に嫌気が差している。かつて戦争で何人もの仲間の死を見送り、唯一心を許せる妻は認知症を患い、ヴィンセントのことを忘れてしまっている。

これらの問題は作中でも、解決されるものはされますが、そのまま残り続ける問題もあります。
そんな「人生のままならなさ」に立ち止まっている人々の時間が、オリヴァーの純粋さによって少しずつ動き出す。

どんな人生であっても輝ける瞬間はあるのだということ。それに気づかせてくれるのは、身近にいる大切な人かもしれませんし、あるいは思いもよらない人物からだったりもするのかもしれませんね。

映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』を「すぐ観たい!」という方はAmazon プライム、Netflixがお薦め

『ヴィンセントが教えてくれたこと』はTSUTAYAなどのレンタルDVD店でレンタルが可能です!
お近くにお店が無い方は、AmazonプライムビデオNetflixでも取り扱いされていますので安心です。

心温まる作品ですので、お家で大切な人とゆっくりご覧になられるのもいいかと思います!

たかが映画。されど映画。時に人生の大切なものに気づかされることもあります。
ここで紹介した作品が、皆様にとっても大切な作品になれば幸いです。

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この記事を書いた人

深夜

アーティエンス株式会社 メディア事業部所属。
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週末はラップしてます。

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