管理職体験談:波風を立てぬよう振る舞っていた結果、部下たちの猛反発に遭い。

[最終更新日]2019/07/25

体験談
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何を言われても「イエス」ばかり。そんな私を部下たちは。

都内の企業立病院のリハビリ課で、課長を務めています。

現在の仕事内容は、部下育成、売り上げ・勤務表の管理、研修会の開催などです。

ニックスさん(男性 34歳)
職業
企業立病院リハビリ課
職種
医療
年収
500万円
従業員規模
300人
地域
東京都

Index

目次

管理職としての私の仕事。

私の上の立場になります事務部長は、とても売り上げの数字に固執する傾向があり、
まだ月初の数字が確定していない段階から、

事務部長

「今月の数字はどんな感じだ?」

と、細かく催促してくるのです。
個人のスキルよりも、部署全体での売り上げに重きを置いている感じは否めないですね。

また、部下育成も板挟みの状態で行わねばなりません。

私としてはしっかりと時間をかけて、優秀な部下を育てていきたいという気持ちがあるのですが、
数字が第一の職場ですから、あまり部下育成のための時間を割いてくれないのが現状です。

保守的な私の振る舞いに、部下たちは耐え切れず。

そもそも、私の前任の課長が、事務部長ともめた末に辞めてしまったことが、私が課長となったきっかけでした。

私は、部署の中でも比較的社歴が浅い方であるため、課長への抜擢は青天の霹靂でした。

他の古株の社員や主任クラスを押しのけて、私が上のポジションに立つことも、非常に気が引けていました。

また、前任者の事務部長とのやり取りも傍で見ていただけに、

(あの人の下で働くのは嫌だなぁ)

と、昇進がむしろ苦痛でもあったのです。

そんな思いの中、私はとにかく「波風を立てないこと」を一番に考えて、
事務部長からの命令はとりあえず何でも「イエス」と答えることにしていました。

その結果、本来であれば他部署がやってしかるべきの仕事ですらやることになり、毎日が残業の連続に。
その状態に異論を唱えたのは、もちろん部下たちでした。

傷ついたが、意義のある話し合いの末。

私もまず、課長になる心構えができていなかったなと。
事務部長や他部署の言いなりになって、自分の部下たちに気を配ってあげることができていませんでした。

前任者

「そこで働く社員が幸せじゃないと、いいサービスなんて提供できません」

前任者が口を酸っぱくして言っていた言葉です。
私もまったく共感します。

私は部署内で、部下にヒアリングする機会を設けました。
そこで改めて、現状に対する不満や要望について、率直な意見を部下に求めたのです。

部下

「課長は上層部の顔色ばかりうかがっていて頼りない」

部下

「今の環境で仕事をしていても何も楽しくない」

正直、私にとってはキツイ言葉でした。
しかし、しっかりと聞く意義のある言葉でもありました。

その後は私も、こちらの部署がやる必要のない業務に関しては、はっきりと断る姿勢を崩さずにいます。
事務部長からは、はじめ嫌味を言われていましたが、私の強硬な姿勢に、遂には折れた様子です。

徐々に良い方向に、変わっていきつつあると思っています。

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私の理想の管理職像。

上司と部下の間に立ち、両者の関係性の維持に一役を買う。
大きく言えば「大使館」のような役割を、管理職は担っていると思います。

大使館と国民には主従関係がなく、横並びの存在です。
これは管理職という立場がら、理想とする関係なのではないでしょうか。

福沢諭吉の「天は人の上に人をつくらず」の言葉にならい、
私は決して偉ぶることなく、常に両者の均衡を保つために尽力したいと思っています。

今後、私が目指したいこと。

部下たちの待遇を、どうしたらよりよいものにしていけるのか。
それが今後の課題です。

リハビリ職は専門職ではありますが、実際的な医療行為には携わることはありません。
そのため、他の医療専門職に比べると、やや給与が低くはなってしまいます。

今後、院内でのリハビリ課の存在を高め、給与のベースアップを図りたい。
そのためには現状以上の収益を残し、事務部長を納得させる必要があります。

チームワークを高めていくためにも、今度趣味であるキャンプに部下たちを誘ってみようかなと考えています。

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