管理職体験談:まずは管理職が先陣を切って臨むべし。

[最終更新日]2019/05/31

体験談
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すべては手探りでのスタート。わが社の製品を知ってもらうため。

現在、食品製造会社で総務・経理兼、管理職を務めています。

主な業務内容としては、銀行業務全般、仕訳作業及び試算表作成、資金繰り、給与支払い手続き、労務管理全般といった、とにかく多岐にわたります。

TOBBYYさん(男性 41歳)
職業
食品製造
職種
総務・経理
年収
400万円
従業員規模
50人
地域
鹿児島県

Index

目次

管理職としての私の仕事。

そもそも総務・経理自体があまり人を置かない部署のため、現在は正社員かつ管理職である私以外に、サポートとしてパートの方が一名いるだけの大変小さな所帯の部署になります。

その専門性に加えて気密性の高い部署でもあるため、他部署へのうっかりした情報漏洩など言語道断、常に気を配ってなければなりません。
自分自身の軽はずみな一言で、ともすれば会社経営全般にも影響しかねない非常に重要なポジションだと自覚しております。

私の性格としましては、コツコツと忍耐強く物事に取り組み、とっさの判断を下すことのできる瞬発力があると思っています。
しかしその反面で少々短気なところがあるため、初対面の方には気難しく思われることもあります。

管理職のイメージとしては、とにかく責任重大なポジションだというぐらいしか認識がありませんでした。

より広く、わが社の製品を知ってもらうために。

管理職になって一番印象に残っているエピソードは、ISOの審査を通過し、ISOを社内一丸となって取得したことです。

それまで小さな食品製造会社としてコツコツと経営してきたのですが、経営者が代わったのをきっかけに、
より県内に、そして全国にわが社の製品を味わってほしいという社長の提言により、「まずはISOの取得から」となったのです。

ISOを取得すれば、より大々的に会社をアピールすることができます。

ISO取得に関しては、私もまったくの無知でした。
よって、すべては手探りからのスタート。

調べていくうちに、とても大変な作業がびっしりで、本当にわが社が取得できるのかという不安がよぎりました。

まずは自分から。

発端は「これまでの会社の歴史を大きく変えたい」という、熱い思いのもとスタートしたことです。

それまでは、どの部署でも作業記録を残さず口頭のみのやり取りしかしていないという、悪しき習慣が根付いていました。
その点ISO取得は、とにかく記録を細かく残し、それらをフィードバックし、さらなる業務改善につなげていくためのものであり、今の会社に関してまさに必要な事だと実感しました。

まずは総務である私自身が全部署の先駆けとなってISOに関わり、学んだ内容を全部署に理解しやすいようにかみ砕き、周知管理することから始めました。

書類をある程度揃え、審査を受けるまでに約半年間の時間を要しました。

部署によっては文句が出ていたことも事実です。
しかし会社発展のためには、是が非でも必要な事であることを説得し、一緒に寄り添いながら業務を進めました。

色々な苦労の末、審査当日はさほど指摘もなく、数点の改善箇所の修正で済みました。
数日後、無事にISOを取得することができました。

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私の理想の管理職。

理想の管理職像は、適材適所の対応ができるプロフェッショナルです。

現場といえ、立てる所は立て、注意すべきところはしっかりと注意することが大事ですが、管理職としての叱り方はとても大事だと思います。

たとえばミスをした部下がいたとします。
当然事情を確認しますが、その理由に擁護すべき点が無かったとしますよね。

そうすると多少、感情的になってしまうのは無理ありません。
しかしまずは感情をコントロールすべきです。
でないとそれは叱るのではなく、ただ単に怒っているだけになるからです。

まずはとにかく相手の意見を聞く役に徹することです。
そして自分でその過ちに気づかせてあげられる余裕を持たせる。要は諭してあげることが肝要だと思います。

そしてそれ以上に大切なのが「褒める」こと。
この褒めるという行為は、その人のやりがいを上げる重要なプロセスです。

叱るときは叱るが、褒める時は素直に褒める。このバランスが理想の管理職だと思います。

今後、私が目指したいこと。

私は管理職として、経験数的にも人間的にもまだまだ未熟な部分が多々あると感じています。

部下たちには申し訳ないと思うほど、自分自身をふがいなく感じることもあります。

今後は自分自身の人間力にさらに磨きをかけるために、寺での座禅修行などを経験したいと思います。
実は幼い頃に祖父に連れられてよく近くのお寺で座禅を組んでいた経験があるのです。

ずっと座りっぱなしで足がしびれたことが一番記憶として残っておりますが、不思議と無とは言わなくとも心が静かに穏やかになれる瞬間であったことを子供ながらに実感したものです。

そうすることで今の自分自身をリセットし、より考え問題点を見つけ、改めて深く自分自身と向き合えることができそうな気がします。

そういった経験がより部下とのコミュニケーションに活かされるのではないかと思っています。
管理職と言えども、まだまだ修行の身。精進していきたいです。

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