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管理職の理想像は「課長 島耕作」。…でもそんな管理職なんて、現実にはいません。

[最終更新日]2018/11/20

体験談
15
マンション管理会社において、マンションフロント業務に従事しています。

管理課の課長です。

マンションフロント業務の仕事内容は、委託を受けたマンションの維持管理や管理組合の総会や理事会の運営補助・改善提案、そのマンションで従事する管理人・清掃スタッフの指導教育がメインです。

その業務に加えて、課長になると管理課において、スタッフの指導教育も行います。


ヒロさん(男性 42歳)
職業
会社員
職種
マンション管理業
年収
従業員規模
5,633人
地域
埼玉県

Index

目次

マンション管理会社において、マンションフロント業務に従事しています。

マンションフロント業務のスタッフは、自分より年齢の低い20代~30代が多く、管理人・清掃スタッフは60歳以上が多いのが特徴です。

私の仕事は、委託を受けたマンションの住民の方々が快適に居住生活を送れる様にサポートして、そのサポートを幅広い年齢層のスタッフを使って行うのが主な内容です。

私は若い時は気が短く、直ぐに友人と衝突していましたが、分譲マンションの住民の方々は色々と無理難題を言ってくる事が多く、その事案を一つ一つ丁寧に解決していくことで、だんだんと我慢強い性格になりました。

色々と大変で、ストレスの溜る仕事ですが、残業はそれ程多くなく、休日も週に2日あるため、1日は家族サービス、もう1日は趣味である釣りに行っています。

人生で一番怒られ、謝罪した日。

ある日の出来事です。

委託を受けているマンションの理事長から、「管理人が決められた順番通りに仕事をやらないから指導して欲しい」という苦情が来て、そのマンションの担当フロントを管理人のところに行かせました。

しばらくすると、また理事長から電話がきて、2人が喧嘩をしているから、直ぐ来て欲しいとのこと。

直ぐに現場に駆け付けると、喧嘩は収まっていましたが、2人とも興奮している様子で。
担当者から事情を聞くと、

担当者

「お客様からあなたの仕事について苦情が来て、会った早々いきなり怒りだしてきて・・・。本当に、何なんですかこの人。非常識にも程があります」

──とのこと。

管理人から事情を聞くと、

管理人

「前の仕事では副社長をやっていて、自分には今まで生きてきた経験がある。その経験から仕事の順番を変えただけで真面目にやっている。それなのに、自分の息子より年下の者に批判される覚えはない!」

と言われまして。

取りあえず、担当者を営業所に帰して、マンションの理事長に事情を説明すると、今度は理事長のほうが怒り出して。

理事長

「職場で喧嘩を始めるなんて、何ていい加減な管理会社だ!」

と、たいそうなご立腹ぶりでした。

営業所に戻ると、今度は所長から

所長

「お前は部下の管理がなっていない!だからこんなことになるんだ!」

とまた怒られました。

 

その後マンション理事長が本社にクレームの電話を入れて、私は更に本社に顛末書を持って事情報告をしに行くことに。

 

結局、喧嘩した担当者とマンション管理人の2人は、「喧嘩両成敗」という本社の結論になり、管理人は退職し、フロント担当者は新潟支店に転勤させられました。

──あと味の悪い体験でしたね。今でも、とても印象に残っています。

 

当時の出来事を振り返って、今思うことは。

お客様から苦情が出た場合、担当者に任せるのではなく、担当者と一緒に自分自身も行く事が重要だと感じました。

担当者が、普段から管理人への指導教育が良くないから、お客様から苦情がくるのであって、同じ者を行かせて解決はせず、その担当者の上の立場の者が管理人の仕事内容を見たり聞いたりして判断し、指導教育しないと改善はありません。

仕事が忙しいからといって部下に任せると、小さな苦情が大きくなり、さらに本社を巻き込んで、自分自身の評価や立場を悪くさせると痛感しました。

さらに、マンションフロント担当者は、20代や30代の者が多く、60歳以上の管理人や清掃員を指導教育します。

フロント担当者の方が上の立場ですが、60歳以上の方(特に男性)はプライドが高い人が多く、言い方に注意しないとトラブルになる──ということを、普段からフロント担当者に教えていなかった私の指導不足でした。

そのためフロント担当者に、自分自身が上の立場でも年上の方には敬語を使い、指導する時は注意するのではなくお願いするという感覚で接する様に、と毎日のように言っています。

逆に、管理人・清掃員には、「自分の息子さんより年下の人から指導を受ける事がありますが、必ず従って下さい。何かあれば、トラブルになる前に、私に相談して下さい」と言い、トラブルを未然に防ぐ対策を考えて実行しています。

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管理職・マネージャーとして、今後目指していきたいことは。

今考えていることは、部下からの提案書や意見書の提出を任意で求めようということです。

言葉では色々と言えない事も、書面にすると言いやすくなり、部下が一人一人どのような考えで仕事をしているか、上司に対してどう思っているかが分かり、改めて自分の仕事内容を見直すことによって、仕事に対する新しい提案などが出てくるのではないかと思っています。

自分自身も部下よりも一歩先を行く存在でなければいけないと考えているので、マンション管理士の資格の取得を目指したいと考えています。

マンション管理士は、合格率が8%前後と難関資格ですが、マンションの維持管理に関して、管理組合や住民に対して適切な助言・指導その他の援助のコンサルティング業務を行うマンション管理のスペシャリストとしての資格です。

もちろん、その資格は並大抵な苦労では取得できません。ですが、そのような目に見える成果を出す事によって、部下も「上司が頑張っているから自分も頑張らないと」と思ってくれることを期待しています。

理想の管理職は『島耕作』。でも、現実では違う「あり方」を目指したい。

「理想の管理職」といったら、やっぱり『島耕作』でしょう。

上司からの圧力に屈せずに自分の信念を貫き、仕事ができ、部下から尊敬され、女性にもモテる。

そんな『島耕作』みたいな管理職がいれば、人間関係も上手くいき仕事が楽しく会社も大きくなれます。しかし、あんな人は現実にはいません。

私が考える、一番望ましい管理職の「あり方」とは『仕事が出来て、かつ嫌われるのを恐れないこと』です。

上司と部下の仲が良く、何でも言い合える仲は非常に素晴らしい事ですが、ぬるま湯状態では、人間はサボる事を覚えてしまうので必ずうまく行きません。

そのため、組織内において1人は、厳しい事が言える嫌われる人が必要なのです。

しかし、仕事が出来ない上司や平社員が嫌われ役になると組織内では反発しか生まれません。

そのため、上に立つ者で仕事が出来る人で、厳しい事が言える人が必要になってきます。

注意したいのは、嫌われる事を恐れない事と、実際に嫌われる事とは違います。

もちろん職場では良好な関係を築くようにしますが、仕事でミスをした、遅刻してきた、怠慢にやっているなどの理由で部下に注意する時に、優しく言うのではなく厳しく注意をする。その結果として嫌われるなら仕方がないということです。

これが、私の一番の理想とする管理職のイメージです。

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