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管理職の私が、今でも忘れない一日──「マスクを取れ!」と部下達に怒鳴った日。

[最終更新日]2018/11/20

体験談
40
現在私は、日帰りバスツアーをメインで行っている旅行会社の部長職として、新卒での入社より約12年働いています。

部員の労働管理全般はもちろんですが、社員の考えた旅行企画の判断を行い、実際にその企画を実行に移す際の広告の枠の確保、そして日帰りバスツアーでもっとも重要な「バス」の手配を中心に行っています。

ハルさん(女性 36歳)
職業
サービス業
職種
日帰りのバスを中心としたバス旅行業
年収
控えさせていただきます。
従業員規模
約70人(所属部では20名)
地域
東京都

Index

目次

旅行会社の部長職として従事して。

私はこれまで、登山やハイキングなど、自然の中で余暇を過ごすことに興味を持っていました。

最近ようやく、「山ガール」という言葉が出てきていますが、私は女性の管理職として、その言葉が出る前から個人的な趣味でアウトドアを楽しみ、また、仕事(旅行商品)としても取り組んできました。

旅行会社はどこも薄利多売で、かつ、残業が多い業種として知られています。

私も最近結婚し、将来子どもも出来ることを踏まえ、これまでの管理職としての仕事だけではなく、この労働環境を少しでも良くすることを念頭に置いて、日々業務に励んでいます。

部会で、部下みんなに怒鳴ってしまい──。

初めて課長職を頂いた後すぐに、自分で企画した旅行商品がヒットしたことは素直に嬉しかったです。

ただ一方で、特に現在の部長職になってからは、成績が思った以上にあがらないこと以上に、様々なことで、管理職の大変さを身に染みている昨今です。

つい最近あったことですが、約10名いる私の部員のほとんどが、当日、マスクをして出社してきました。

特に風邪をひいている人間ばかりではないのは明白だったため、そのことを全員が集まる朝の部会のときに、皆に聞いたのですが、

部下

「予防のためです」

とのことでした。
 

当時、部の成績も予算未達成だったため、思わず私は部会の中で、

「マスクするのは気合が足りないからだ!気持ちを強く持っていたら病気なんてしない!部の雰囲気が悪くなるから、マスクは取りなさい!」

と叱ってしまいました。

その後、その日の終業時、弊社の社長から呼び出しがあり、私の部員から、私の指導法に問題がある旨の相談を受けたと言われてしまったのです。

当時の出来事を振り返って、今思うことは。

私は今でも、自分で話した「風邪を引くのは気持ちも問題だ」という内容に、決して間違いはないとは思っています。

ただ一方で、部全体のことを考えると、自分一人で独裁を行ってはいけないと改めて感じた次第です。

人間には、Aという人間もいれば、Bという人間もいます。

つまり、色々なタイプや特徴をもった人間が集まることで、質も量も豊富な大きな仕事を達成できるということでしょう。

──つまり、私一人では何も出来ません。

もちろん、部長の私が下手に出て、結果、部員の皆からなめられたり、部内でダラダラした雰囲気が蔓延するのはもっての他ですが、翻って、Aと言う人間の長所、Bと言う人間の長所それぞれを引き出してあげることで、集団で群れているからこそ出来る、大きな仕事をこのメンバーで達成したい──。

今回の一件は、そのことを強く決心することになった機会となりました。

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私にとっての管理職・マネージャーとは、「経験」と「発想」を併せ持つ人

 

旅行という職種に沿ってお話しますと、「売れる商品」とは2種類あり、一つは「過去のヒット商品をコピーする」こと、そしてもう一つが、「需要があるけど供給が追いついていない商品を新しく作成する」ことです。

前者に関しては、極端な話、新入社員でも能力があれば達成することの出来る、いわば旅行業の基本となる部分です。

しかし後者に限って申し上げますと、これは一長一短では良い案は浮かんでこないといっても過言ではありません。

私の中での、理想とする管理職のあり方とはつまり、この後者に関する具体的な案を、常に部員に提供できるような豊富な「経験」と、「発想」を併せ持つ人間を指します。

ある一つの仕事を行い、達成するプロセスの中で、「企画発案者」がいれば、「業務従事者」もいて、「最後の締めを行う者」もいますが、私は、より部員が着いて行きたいと思われるような「企画発案者」を目指していきたいと思います。

管理職・マネージャーとして、今後目指していきたいことは。

課長職の頃までは経理関係のことはほぼ無知の状態でしたが、部長職になり、お蔭様で会社全体の経理の部分を詳しく知る機会が多くなってきました。

その結果思うのが、「利益に結びつかない仕事は自分でもやらないし、部員にもさせない」という意識の徹底こそが、会社の健全な経営において、何よりも重要と肌で感じています。

例を挙げますと、今現在、私の部では、幾つかの課がありますが、いわゆる全員で行う「部会」はほとんど行わず、日々の会議は全て「課会」として行うことを徹底しています。

どういう意味かと申しますと、「旅行」はジャンルが広しと言えど、海外も国内も、バスも飛行機も鉄道も、全て完璧にマスターする必要はないと言うことです。

将来的には、その課は○○のスペシャリスト、あの課は○○のスペシャリストという感じで、オールラウンダーを育てるのではなく完璧な分業制にすることで、「その道のプロ」を育成する環境を少しずつですが、整えています。

──そういった環境を創っていくのもまた、管理職の役目なのでしょう。
まだまだやらなければならいことは、沢山あります。

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