【おすすめ映画】『フォードvsフェラーリ』働く人たちに改めて観てほしい映画#7

[最終更新日]2020/11/12

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フォードvsフェラーリ

(C)映画『フォードvsフェラーリ』公式サイト

いつの時代も、どんな職種でも必ずあるのが、現場と上層部の軋轢です。現場に無理解な上層部が、現場で働く人々を振り回すなんてことは、よくある話ではないでしょうか。

しかし、現場ばかり優先していると会社が立ち行かなくなるというジレンマも存在します。とはいえ、管理職・マネージャーの方々も現場を理解したいという想いは共通しているのではないでしょうか。

そこで紹介するのが2020年1月公開の映画『フォードvsフェラーリ』です。一見、レース映画のように思えるかもしれませんが、その実情は現場で働く男たちのドラマです。また、フォードという肥大化した大企業の体質にメスを入れつつ、管理職はどうあるべきかが描かれているビジネス劇でもあります。

本記事では、社会人としての視点を交えつつ、熱いレース映画でもある本作の見どころを紹介していきます。

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Index

目次

映画『フォードvsフェラーリ』の概要

タイトル フォードvsフェラーリ
公開日 2020年1月10日
上映時間 153分
映倫区分 G
オフィシャルサイト http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/
スタッフ 監督:ジェームズ・マンゴールド
撮影:フェドン・パパマイ
編集:アンドリュー・バックランド
キャスト マット・デイモン(キャロル・シェルビー)
クリスチャン・ベール(ケン・マイルズ)
リー・アイアコッカ(ジョン・バーンサル)

フォードvsフェラーリが視聴できるイチオシ動画配信サービス

2020/11/09

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フォードvsフェラーリ

調査日:2020/11/09

○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。

VOD
フォードvs
フェラーリ
440円 400円
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映画『フォードvsフェラーリ』のあらすじ・見どころ

映画『フォードvsフェラーリ』のあらすじ(一部ネタバレあり)

フランスのル・マン近郊で行われる「ル・マン24時間レース」。それに優勝したキャロル・シェルビーは、心臓病を抱えたことにより引退を余儀なくされます。その後、理想のスポーツカーを創るため、「シェルビー・アメリカン」を設立したシェルビーは、経営を成功させるも、心の奥底ではレースの熱狂を渇望していました。

一方、レーサーであるケン・マイルズは、イギリス軍を除隊後、アメリカに移住。自動車整備工場を経営する傍ら、レースに参戦していました。レーサーとして天才的なテクニックを発揮するマイルズですが、職人気質な気難しい性格が災いして自動車整備工場は経営難に。

そんな最中、アメリカの巨大自動車メーカーであるフォード・モーターの社長、ヘンリー・フォード2世は、さらなる躍進を遂げるためのアイデアを募集していました。そこで副社長のリー・アイアコッカはブランドイメージを一新するために、フェラーリの買収を提言します。

フェラーリはル・マン24時間レースを4連覇する栄光を持つ、若者憧れのブランドでしたが、経営難に陥っていました。

フェラーリとの契約を進めるために本社へと訪れたアイアコッカを待ち受けたのは、創業者であるエンツォ・フェラーリ。なんと彼は、土壇場で契約を破談。さらにはフォード社を裏で続けていた売却話のだしにしたのでした。

これに激怒したヘンリー・フォード2世は「社の総力をあげて、ル・マン24時間レースでフェラーリを打ち負かす車を開発する」と決意。開発を依頼されたのは、24時間レース優勝経験のあるキャロル・シェルビー。そしてシェルビーは、テストドライバー兼テクニカルアドバイザーとしてケン・マイルズに声をかけるのでした。




映画『フォードvsフェラーリ』の見どころ

心臓病を患いレーサーから一線を退いたシェルビーに、経営難からレーサーの引退を考えていたマイルズ。二人はフォードからの「90日で絶対王者フェラーリに勝てる車を開発しろ」という無理難題に再び心に火を灯します。シェルビーとマイルズは時に殴り合い、挫折しながらも「フェラーリに勝てる車」を完成させていきます。

本作は、『フォードvsフェラーリ』という表題作に対し、熱い男二人によるGT40開発記がメインの映画です。一度は挫折し、燻った想いを抱えた二人の男が、どこまでも純粋に車に対する熱意を燃やします。その集大成であるレースシーンは圧巻の出来栄え。

アカデミー賞で編集賞と音響編集賞を受賞した本作は、その技術力を殆どレースシーンにて発揮しています。体を貫くような強烈なエンジン音に、疾走感溢れる編集。さらにはCGを使わず実車を使用した撮影は臨場感抜群。レースをより手に汗握るものとしています。

二人の男による熱い開発記と圧巻のレースシーンを楽しめるのが『フォートvsフェラーリ』です。上映時間153分に対して、長さを全く感じない疾走感のある物語は見る者の心を熱くします。




実話映画であることの意味

映画『フォードvsフェラーリ』は実際にあった出来事を元にした実話映画です。映画向けに多少の脚色はしてあるものの、キャロル・シェルビーもケン・マイルズも実在の人物です。

フェラーリにコケにされたフォードが、フェラーリに勝つための車を開発するという戯曲じみたストーリーさえも、実際にあった出来事を元にしています。

当時、ル・マン24時間レースで5年連続の優勝を果たしたフェラーリは、まさに絶対王者と言うべき存在でした。それに一から立ち向うというのは、まさに不可能としか言いようがありません。しかし、それでもシェルビーもマイルズも、恐れおののかず立ち向かいます。

そんな不可能に挑んだ二人の物語が実話であるという事実は、様々な無理難題の多いこの現代社会に生きる我々に、熱い勇気を与えてくれるのではないでしょうか。




衝撃の肉体改造!クリスチャン・ベールの演技

フォードvsフェラーリ

(C)映画『フォードvsフェラーリ』公式サイト

『フォードvsフェラーリ』の主人公であるキャロル・シェルビーとケン・マイルズは実在した人物です。そんな両名を、本作では『ボーン・アイデンティティー』などで知られるマット・デイモンと、『ダークナイト』などで知られるクリスチャン・ベールが演じています。

キャロル・シェルビーを演じるマット・デイモンの繊細さを交えた演技は、時に涙を誘うほど素晴らしいものでした。しかし、やはり特筆すべきは、ケン・マイルズの存在を完全に憑依させたクリスチャン・ベールの演技でしょう。

クリスチャン・ベールと言えば、過酷な肉体改造で知られる演技派俳優。映画『バイス』で実在の副大統領ディック・チェイニーを演じるため20kgの増量を果たしたクリスチャン・ベールは、次回作である『フォードvsフェラーリ』で30kgの減量を実行。肥満体型のチェイニーから痩身長躯のマイルズへ転身を遂げました。

こうして体形を限りなく近づけたクリスチャン・ベールは、職人気質で気難しい男、ケン・マイルズを説得力抜群に演じます。アカデミー賞にはノミネートされなかったものの、本作で彼が見せる演技は、知識が無くとも圧倒されるような生命力に満ち溢れています。

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社会人として観る『フォードvsフェラーリ』

旧態依然の上層部にどう立ち向かうか?

『フォードvsフェラーリ』は現場で働く男たちの物語です。キャロル・シェルビーとケン・マイルズは上層部から指示を受けて、「フェラーリに勝てる車」を開発する最前線で働いています。しかし、どの業界でもつきものなのが、現場と上層部との熾烈な争いです。

フォード・モーターと言えばアメリカを代表する大企業。旧態依然とした指揮系統に、シェルビーとマイルズの現場組は幾度も無く翻弄されていきます。それは、まるで池井戸潤作品を彷彿とさせるビジネス劇です。

ひたすら速い車を追求し、レースで勝利したいシェルビーとマイルズですが、上層部は違います。企業イメージを向上し、車で利益をあげなければ話になりません。本作に登場するフォードの重役、レオ・ビーブはホワイトカラーの代表的な存在です。

彼は、フォードのイメージにそぐわない職人気質なマイルズをレーサーから外そうと目論みます。現場を知らぬ上層部の思いつきのような無茶ぶりに、シェルビーとマイルズがどう戦っていくかも見どころとなっています。

本作は大迫力のレース映画であると同時に。現代社会で働く人が共感できる普遍的なテーマを持つ仕事映画なのです。




中間管理職の悲哀

『ウォーキング・デッド』や『パニッシャー』などで知られるジョン・バーンサル演じるリー・アイアコッカは、本作に登場する上層部の中でも現場組へ理解のあるキャラクターとして描かれています。それ故に、中間管理職の悲哀を一身に背負わされているキャラクターでもあります。

フェラーリの買収を推し進めていたアイアコッカは、土壇場でエンツォ・フェラーリから買収を破談とされ、さらにはエンツォ・フェラーリからフォード2世への罵詈雑言を聞かされます。

フォードは車も工場も醜い。ヘンリー・フォード2世は太っており、偉大な祖父には遠く及ばない」その言葉をフォード2世から詰められ、直接伝えることとなるアイアコッカ。このシーンは、ビジネスの場に身を置くものは、誰もがヒヤリと来るシーンなのではないでしょうか。

しかし、このシーンは同時にアイアコッカがフォード2世を扇動するシーンでもあります。アイアコッカの目論見通り、フォード2世はフェラーリに勝つ車の開発を決意するのでした。

本作のインタビューで、「上司に仕えるということは、ただ言いなりになるのではなく正しいと思う行動を取ることだ」と語るジョン・バーンサルの言葉は、リー・アイアコッカという人物を象徴しているように思えます。

実在の人物であるリー・アイアコッカは、後にフォードの社長にまで上り詰めます。人を理解し、時にクレバーに振舞うアイアコッカという人物は、管理職のお手本のような存在だと言えるのではないでしょうか。




フォードvsフェラーリの組織論と交渉術

シェルビーの開発した車は一度、ル・マン24時間レースでフェラーリに敗北してしまいます。そこでヘンリー・フォード2世に呼び出されたシェルビーは、悪びれるどころか逆にフォード2世を叱責。フォード2世と現場の間で、何人もの幹部が間に入り、横やりを入れてくる大企業特有の体質を指摘します。

そこで、フォード2世はフェラーリに勝つため、指揮系統を自分のみに絞り、現場とのやり取りをより迅速なものとしました。

また、本作では幾度もテストドライバーであるケン・マイルズがレースチームから外されそうになります。そこでシェルビーは画策して、ヘンリー・フォード2世をGT40に乗せ、レーサーたちが経験している高速の世界を体感させます。

恐怖で泣き出したフォード2世は「こんなの知らなかった。父に乗せてあげたかった」と語ります。

それに対して「誰にでも扱える車じゃない。レースで勝つにはケン・マイルズが必要です」と語るシェルビー。フォード2世は「当然だ」と認め、ケン・マイルズを正式にレースドライバーに指名します。

これらのシーンからは、交渉は時に直接的に、大胆な手を取ることが必要であるということが見て取れます。また、シンプルな指揮系統の重要さと、現場を知ることの大切さも訴えています。組織論や交渉術を学べるのが『フォードvsフェラーリ』なのです。




ヘンリー・フォード2世は愚者か切れ者か

映画『フォードvsフェラーリ』に登場するキャラクターは、どれも実在の人物ばかり。当然、ヘンリー・フォード2世もまた実在の人物です。ヘンリー・フォード2世は、アメリカを代表する大企業、フォード・モーターを起業したヘンリー・フォードの孫で、フォード・モーターのCEOです。

本作に登場するヘンリー・フォード2世は、エンツォ・フェラーリから買収話を反故にされ、小馬鹿にされたことで激怒。打倒フェラーリを掲げることとなります。

当時のフォードの印象は、金持ちの老人向けの車。シェルビーがマイルズに話を持ち掛けた時、マイルズはこう問いかけます。「フェラーリを負かすって? あの”フォード”が? 開発するのに何年かかる。200年、いや300年か?」と。車好きの間では、それほどフォードの評判は落ちぶれたものでした。

実際に、本作のヘンリー・フォード2世は非常に感情的で、切れ者と言うにはビーブの甘言に乗せられたりなど単純な面が目立ちます。しかし、この映画の素晴らしい点は、登場人物を多面的に描けていることです。ヘンリー・フォード2世は、時に真実を見通す決断力に優れた人物でもあります。

シェルビーがヘンリー・フォード2世との交渉に何度も成功したのはシェルビー自身の交渉術もありますが、ヘンリー・フォード2世が相手の話にきちんと耳を傾け、公平かつ柔軟に判断できる人物だからでもあります。

本当にフォード2世が愚かであったら、シェルビーの策は一つも通らなかったでしょう。彼は、シェルビーの高速の世界を体験させられた後も、現場の人たちの現状をきちんと受け止め、公平に判断しました。

本作のヘンリー・フォード2世は愚者と切れ者。二つに割り切れるキャラクターではありません。しかし、誰であろうとも耳を傾け、公平に判断できるという、指導者に必要な資質を備えた人物です。

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まとめ)『フォードvsフェラーリ』は駆け抜けた男たちのドラマ

映画『フォードvsフェラーリ』は不可能に挑んだ物語です。本作の主人公であるキャロル・シェルビーとケン・マイルズは、フェラーリに勝つことがどれだけ難しいことを知りながら、果敢に挑みました。

そのやり方は、ただ優れた車を開発することだけではありません。時には上層部とぶつかり合い、交渉しなければなりません。しかし、彼ら二人は止まらず進み続けました。

『フォードvsフェラーリ』は、その映画自体がレースのような疾走感に溢れています。二人の男の生きざまは、現代社会を生き抜くヒントのようなものが隠れているのかもしれません。

また、本作に登場するレースシーンは臨場感抜群でアドレナリンが噴き出るほどエキサイティング。仕事のストレスを豪快に吹き飛ばしてくれるでしょう。アカデミー賞で編集賞と音響編集賞を獲得したことは伊達ではないと実感できます。

学び、熱くなり、涙する。映画『フォードvsフェラーリ』は、今こそ多忙な社会人の方々に見てほしい映画です。

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