ジョニー・デップ出演映画おすすめ12選
[最終更新日]2022/12/15
1984年よりキャリアをスタートさせ、今や日本でも大人気の俳優ジョニー・デップ。
日本で一躍有名になったのは、ディズニーランドの人気アトラクションを映画化した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでのジャック・スパロウ船長が最初ではないでしょうか。
コミカルな役からミステリアスな役まで「カメレオン俳優」の異名も持つジョニー・デップの出演映画を12本ピックアップしてみました。
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Index
目次
- 『シザーハンズ』(1990年/アメリカ/98分)
- 『ギルバート・グレイプ』(1993年/アメリカ/117分)
- 『フェイク』(1997年/アメリカ/126分)
- 『スリーピー・ホロウ』(1999年/アメリカ/98分)
- 『ショコラ』(2000年/アメリカ/121分)
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(2003年~/アメリカ/)
- 『ネバーランド』(2004年/イギリス・アメリカ/100分)
- 『シークレット ウインドウ』(2004年/アメリカ/96分)
- 『チャーリーとチョコレート工場』(2005年/アメリカ・イギリス/115分)
- 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007年/アメリカ/117分)
- 『ローン・レンジャー』(2013年/アメリカ/149分)
- 『トランセンデンス』(2014年/アメリカ/119分)
- まとめ)硬派な役、変人の役、何でもこなすカメレオン俳優
『シザーハンズ』(1990年/アメリカ/98分)
【あらすじ】
丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが……。
ただ、触れたい。けど、触れられない…。
その後も様々な作品でタッグを組むことになるティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演の名作『シザーハンズ』は、公開から30年が経過する今も多くのファンを持つファンタジー映画です。
人里離れた丘の上の屋敷で、ある発明家によって命を吹き込まれた人造人間のエドワードは、両手に長いハサミを持っている。
ある時、ひょんなことがきっかけで町へと出ることになったエドワードは、キムという名の少女に恋をします。
しかし、彼女を大切に思えば思うほど、両手についたハサミでは、彼女を抱きしめることすらできないジレンマにエドワードは苦しんでいくことになります。
そんな中、偶然に起きた事故がきっかけで、これまでエドワードに好意的に接してきた町の住人たちが一転、彼を非難するようになっていき……。
見た目に対するコンプレックスや周囲からの偏見など、エドワードは本物の人間ではないものの、描かれているテーマはごく身近に感じられるものです。
切ない余韻と美しさをたたえたラストシーンは、きっと観た人の心を掴んで離さないでしょう。
シザーハンズ
調査日:2020/10/06
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『ギルバート・グレイプ』(1993年/アメリカ/117分)
【あらすじ】
身動きが取れないほど太った過食症の母と知的障害者の弟を持つ青年ギルバート。家族の世話に追われる毎日を送っていた彼が、トレーラーで旅をする少女との出会いをきっかけに自分の人生を見つめ直す。
人生は、新たな出会いで溢れている。
ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの2大スターが兄弟役を演じたことでも話題になった『ギルバート・グレイプ』。
アメリカの片田舎でひっそりと暮らす家族。
生まれてこの方町を出たことがないギルバート青年は、極度の肥満で身動きのとれなくなった母親と、知的障がいを抱える弟に代わって生活を支えている。ある日彼は、トレーラーで旅をするある少女と出会ったことによって、まだ見ぬ世界への憧憬を抱くようになっていきます。
青春映画のフォーマットでもある「ここではないどこか」を夢見るギルバートの姿は、思春期に限らずどんな人でも大なり小なり抱えたことの(あるいは現在進行形で抱えている)思いではないでしょうか。
これまで閉じられた世界の中で窮屈に生きてきた青年が、外からやって来た新しい人たちとの出会いによって徐々に見えている世界が広がっていく。
人との出会いの大切さを改めて再確認させられる作品です。
ギルバート・グレイプ
調査日:2020/04/17
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『フェイク』(1997年/アメリカ/126分)
【あらすじ】
78年、ブルックリン。FBI捜査官ジョー・ピストーネは囮捜査官として、マフィア組織に潜入することを命じられた。彼の潜入名はドニー・ブラスコ。マフィアとの接触を狙っていた彼が最初に近づいたのは、末端の気さくな男レフティ・ルギエーロだった。
決して結ばれてはいけなかった友情
『ゴッドファーザー』シリーズや『スカーフェイス』など、数多くのギャング映画で頭角を現した名優アル・パチーノとジョニー・デップの共演も見どころの『フェイク』。
ジョニー・デップ演じる潜入捜査官ジョーは、あるマフィアへ潜入し、組織の末端の男レフティと絆を深めていく。
本作は「ドニー・ブラスコ」の名で約6年間マフィア組織の内部へ潜入し、大量摘発に貢献した実在のFBI捜査官ジョー・ピストーネの手記を基にした実録映画。
潜入捜査を主軸にした映画は、「いつバレるのか」のサスペンスを映画にもたらしますが、本作はそれ以上にジョニー・デップ演じるジョーと、アル・パチーノ演じるレフティの、住む世界が違う男同士の友情がメインに物語られます。
組織の末端でありながらも、ジョーとの出会いにより再び組織で成り上がる夢を抱くレフティを演じるアル・パチーノが、凶暴でありながらも憎めないキャラクター像を絶妙に体現してみせています。
本作のラストは、原作の手記とは別の、映画的な結末を迎えます。
2人の友情の行く末を、ぜひ見届けてみてください。
フェイク
調査日:2020/10/06
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『スリーピー・ホロウ』(1999年/アメリカ/98分)
【あらすじ】
1799年、ニューヨーク。市警の捜査官イカボッドは身の毛もよだつ事件の捜査に向かう馬車に揺られていた。行き先は郊外の村“スリーピー・ホロウ”。異様な雰囲気が漂うこの村で、人々を恐怖に陥れている“首なし”連続殺人事件が起きていたのだ。イカボッドは村に着くなり長老たちに呼び出され、この殺人事件が“首なし騎士”――かつて独立戦争の最中この村で殺されたドイツ人騎士の幽霊――によるものだと聞かされる。
“首なし騎士”の伝説をティム・バートンが映画化
もはやお馴染みとなったティム・バートン監督×ジョニー・デップによる1999年の作品『スリーピー・ホロウ』は、ニューヨークの都市伝説である「首なし騎士」を描いたホラー作品となっています。
開拓時代のアメリカを舞台に、かつて首を失った騎士が夜な夜な現れ、森にやって来る人の首を狩るという事件が発生する。
ジョニー・デップ演じる刑事のイカボッドは、捜査を依頼されますが……。
スリーピー・ホロウの伝説の執筆者であるワシントン・アーヴィングも眠る「スリーピー・ホロウ墓地」が、本作での重要舞台として置かれています。
これまでダークな世界観を持ちつつも、持ち前のユーモアで独特な世界観を確立してきたティム・バートン監督による本格的なホラーである本作は、意外性を孕みつつもより幅広いファンを獲得するに至りました。
スリーピー・ホロウ
調査日:2020/10/06
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『ショコラ』(2000年/アメリカ/121分)
【あらすじ】
冬のある日、フランスの小さな村に謎めいた女性ビアンヌが娘を連れて越してきた。母娘は村人が見たこともないような美味しそうなチョコレートであふれた店を開く。客の好みにピタリと合わせて勧められるチョコレートは人々を虜にし、村人はカトリックの断食期間にも教義に反しチョコレートを食べていた。村の指導者レノ伯爵はその事実に愕然となり、ビアンヌを村から追放しようとする。そんな時、ジプシーの青年ルーの船が村にやってきた。
チョコレートは時に甘くて、時にビター。
『ギルバート・グレイプ』でもジョニー・デップと組んだラッセ・ハルストレム監督による2000年製作のラブストーリー。
フランスの小さな村に越してきたビアンヌは、町に一つのチョコレート店を開くが、カトリックの教義に反すると、一部の人間から猛烈なバッシングを受けてしまう。
そんな折、村へジプシーの青年ルーの乗る船がやって来ます。
『ギルバート・グレイプ』では、生まれ育った町から出ることなく、外部からの訪問者によって心を開いていく青年を演じていたジョニー・デップが、本作ではまさに「外部からの訪問者ルー」を演じているのも感慨深いキャスティングとなっています。
食と宗教の問題、人と人との問題、それらを美味しいチョコレートが優しくコーティングする、味わい深い作品です。
ショコラ
調査日:2020/10/06
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(2003年~/アメリカ/)
【あらすじ】
月光の下では生きた白骨と化す呪われた海賊たち。その呪いを解く鍵となるペンダントを持つのは、総督の娘エリザベス。彼女が海賊達に連れ去られ、彼女に恋する青年ウィルは、海賊スパロウ船長に協力を仰いで、彼女の救出に向かう。
ジョニー・デップの代表作となったアドベンチャーシリーズ
ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」を実写映画化したアクション・アドベンチャーシリーズ。
これまでにシリーズ5作品が公開され、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長は彼のキャリアの中でも最大の当たり役となりました。
物語の世界観はアトラクションを下敷きにしつつも、数々の魅力的なオリジナルキャラクターによって、本作のクオリティをさらに底上げさせています。
18世紀。キャプテン・バルボッサ率いるブラックパール号が、総督の娘エリザベスをさらってしまう。
彼女に恋するウィル・ターナーは、一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベス奪還のため航海に出る。
ジャック・スパロウをはじめ、ウィル・ターナー、エリザベス、キャプテン・バルボッサは、シリーズ2作目以降も重要なポジションとなる人気キャラクターです。
手に汗握るアクションや、謎めいた冒険にラブストーリーなど、エンターテインメントてんこ盛りです!
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
調査日:2020/10/06
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『ネバーランド』(2004年/イギリス・アメリカ/100分)
【あらすじ】
ロンドンの劇場で劇作家のジェームズ・バリは新作の『リトル・メアリー』の初日を迎えていた。しかし、観客の反応は芳しくなく、翌日の新聞でも、酷評されてしまう。失意の中で日課の散歩に出かけるジェームズ・バリはそこで無邪気に遊んでいる子供を目にする。
名作『ピーター・パン』誕生秘話
劇作家のジェームス・マシュー・バリーが、後の名作『ピーター・パン』誕生のきっかけとなる少年との出会いを通じて、物語を完成させるまでの心の交流を描いたヒューマンドラマ。
ジョニー・デップは、主人公のジェームズ・マシュー・バリーを演じています。
1903年のロンドン。劇作家のジェームズは、新作舞台の脚本を担当するも、評論家たちによって酷評され失意の底にいた。
翌日、日課である散歩で公園を訪れたジェームズは、父親を亡くした少年ピーターに出会い、「夢見ることの大切さ」を教え、少しずつ心の距離を縮めていく。
大人でありながら、少年の心も忘れていないジェームズだからこそ、ピーターの心に寄り添い、良き理解者となることに成功します。
「大人にならない少年」であるピーター・パンの誕生のきっかけは、少年ピーターとの出会いがきっかけではありましたが、同時にジェームズ自身の「少年の心を忘れたくない」という願望が生み出したキャラクターなのでしょう。
純粋であること、そして物語の力を信じることの大切さを教えてくれる作品です。
ネバーランド
調査日:2020/10/06
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『シークレット ウインドウ』(2004年/アメリカ/96分)
【あらすじ】
人気作家レイニーの前に、彼が自分の小説を盗んだと糾弾する男シューターが出現。身に覚えのない言いがかりに困惑するレイニーだが、その日から彼の周囲で奇妙な出来事が続出する。
見知らぬ男の訪問で崩れ去る平穏な日常
世界的ホラー小説家として知られるスティーヴン・キングの原作を、ジョニー・デップ主演で映画化した『シークレット ウインドウ』。
離婚して湖畔の家に暮らす小説家のレイニー。
ある日彼のもとを謎の男が訪れ「俺の作品を盗作しただろ」と詰め寄られる。
まったく身に覚えのないレイニーは男を追い返すも、その日から彼の周囲で不可解な事件が多発する。
孤独な小説家の日常が謎の男の襲来によって不穏な影をまとい出すのは、数多くのサイコ・ホラー作品を世に生み出してきたスティーヴン・キングならではの展開です。
本作はラストで大きなどんでん返しがあるものの、そのトリックを抜きにしてもじわじわと忍び寄るような恐怖は見ごたえありです。
シークレット ウインドウ
調査日:2020/10/06
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『チャーリーとチョコレート工場』(2005年/アメリカ・イギリス/115分)
【あらすじ】
怪しいチョコレート工場主ウィリー・ウォンカが、黄金のチケット入りのチョコレートを買った子供5人を工場見学にご招待。貧しいが純真な少年チャーリーはじめチケットを手に入れた5人の少年少女たちは、チョコレート工場に招かれて奇妙な体験をしていく。
世界一オカシな工場見学へ!
ロアルド・ダールの人気児童小説『チョコレート工場の秘密』を、ティム・バートン監督が映画化。
ジョニー・デップは怪しげなチョコレート工場主のウィリー・ウォンカ役を怪演しています。
世界中の子供たちに大人気のチョコレート菓子を製造するウィリー・ウォンカ。
しかし、その実態は謎のヴェールに包まれ、多くの子供たちが「工場見学をしてみたい!」と願っていた。
ある日、「ウィリー・ウォンカ製品のチョコレートの中に5枚だけ工場への金のチケットが同封されている」と発表され、貧乏な少年チャーリーをはじめ5人の子供たちが、謎に包まれたチョコレート工場へと足を踏み入れます。
大人も子供も楽しめるファンタジー映画を幾度も世に送り出してきたバートン×デップのタッグは、もはやその名前だけで作品の面白さを保証してくれる存在へとなりました。
ティム・バートン印のファンタジーとダークが融合した工場の中は、とにかくシュール。
本作はむしろ、大人になった今だからこそクスリと笑えるブラック・コメディかもしれません。
チャーリーとチョコレート工場
調査日:2020/10/06
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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007年/アメリカ/117分)
【あらすじ】
19世紀末のロンドン。色好みなターピン判事に妻子を奪われた上に無実の罪を着せられ、流刑にされてしまった理髪師ベンジャミン・バーカーが、15年ぶりにロンドンへと舞い戻ってきた。スウィーニー・トッドと名を変えた彼はターピンへの復讐を開始する。
そうして彼は殺人鬼と化した…
トニー賞8部門を獲得した傑作ミュージカルを、ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演で映画化。
かつて無実の罪で流刑に処され、挙句の果てに妻子までを奪われた理髪師の男が、自分を陥れた判事に復讐するために人殺しへと変貌する。
さらに彼の理髪店の下の階に住むパイ屋の女主人が、彼の復讐に加担。
自前のカミソリで客の喉を掻っ切り、その死体をパイにして売り出すというおぞましい物語を、主人公のスウィーニー・トッドの哀切な歌声が彩る。
ジョニー・デップは俳優の他にもミュージシャンとしての一面もあり、バンド活動によって培われた伸びやかな歌声は、スウィーニー・トッドの15年間の悲痛さを体現しています。
本作は学生時代に舞台『スウィーニー・トッド』を鑑賞した監督が長年温めて続けた映画化の夢を実現させた経緯もあり、その熱の入りようは、本作を観れば明らかなはず。
色彩豊かなティム・バートン映画のキャリアを一新するようなダークな色合いも、本作を唯一無二の作品に仕上げています。
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
調査日:2020/10/06
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『ローン・レンジャー』(2013年/アメリカ/149分)
【あらすじ】
少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願を果たすため、瀕死の重傷を負った郡検事ジョンを聖なる力で甦らせる。愛する者を奪われたジョンは、愛馬シルバーにまたがり、白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーロー、ローン・レンジャーとなり、トントとともに巨悪に立ち向かう。
不死身のヒーロー、ローン・レンジャー
『ローン・レンジャー』は1933年のラジオドラマに始まり、後にコミックス化、テレビドラマ化もされた人気アクション・アドベンチャー。
瀕死の重傷を負った郡検事の男ジョンを、聖なる力で蘇らせた悪霊ハンターのトント。
愛する者を奪われた過去のあるジョンは「ローン・レンジャー」と名乗るヒーローに、そして同じく過去のある事件への復讐に燃えるトントは手を組み、巨大な悪へと立ち向かっていきます。
監督を務めたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』初期三部作でもジョニー・デップと組んだゴア・ヴァービンスキー。
地形や身近なアイテムを駆使したアクション造りに定評があり、本作ラストの列車での戦闘シーンは、間違いなく本作白眉の創意工夫に溢れています。
ジョニー・デップは、本作で悪霊ハンターのトントを、やはり奇抜な白塗りメイクで怪演。
本作のキーワードでもある「キモサベ(相棒の意)」も随所に散りばめられた、手に汗握るアクション・アドベンチャーです。
ローン・レンジャー
調査日:2020/10/06
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『トランセンデンス』(2014年/アメリカ/119分)
【あらすじ】
人類の未来のため、意識をもったスーパーコンピューターを研究開発している科学者ウィルは、反テクノロジーを掲げる過激派組織の凶弾に倒れるが、妻のエヴリンによってウィルの脳はスーパーコンピューターにアップロードされる。消滅するはずだったウィルの意識はコンピューターの中で生き続け、やがてネットワークの力によって地球上のあらゆる知識を手に入れ、予想もしない進化を始める。
死後インストールされた科学者の意識、それは次第に強力な”自我”を芽生えさせる
「超越」を意味するタイトルを冠したSF映画『トランセンデンス』は、死後に意識をコンピューターの中へ移植した科学者の暴走を描きます。
ジョニー・デップ演じる本作の主人公ウィルは、反テクノロジーのテロリストによって撃たれ、瀕死の状態に。
ウィルの妻エヴリンは、彼の意識をコンピューター内にアップロードすることで、死後もウィルとコミュニケートすることに成功する。
しかし、人工知能と化したウィルの意識は、やがて驚異的な進化を遂げていき、人類を危機に陥れていく。
『インターステラー』『TENET テネット』などで知られるクリストファー・ノーランが製作総指揮に名を連ねていることもあり、本作は科学的な考証に基づいた「いつ起こるかもしれない」科学の発展の恐ろしさを描いています。
「シンギュラリティ(技術的特異点)はすぐそこまで来ている」とも言われる現代。
本作を観て、来るべき未来に思いを馳せてみませんか。
トランセンデンス
調査日:2020/10/06
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まとめ)硬派な役、変人の役、何でもこなすカメレオン俳優
ジョニー・デップの出演作を12本ピックアップしましたが、いかがでしたでしょうか。
日本でこれから観ることができるジョニー・デップの最新作は、水俣病の取材を行い、全世界へ発信したアメリカ人写真家の奔走を描いた『ミナマタ』(正式な公開日は未定)です。
日本から真田広之、浅野忠信、加瀬亮などのキャストも名を連ね、ジョニー・デップとどのような演技を繰り広げるのか、今から期待が高まります!
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