「こんな青春時代を過ごしたかった…」と思う映画TOP10 ~女性編~
[最終更新日]2022/12/15
毎日忙しく仕事をしていると、ふと「青春時代が懐かしい…」と思うことはありませんか?
学校に行って、勉強をしたり、友達と一緒に過ごしたり、部活をがんばったり……。青春時代には、たくさんの思い出が詰まっていますよね。
今回は、300人の女性からアンケートをとり、「こんな青春時代を過ごしたかった…」と思う映画TOP10をご紹介します。懐かしい気持ちになると同時に、きっと毎日を「がんばろう!」という気持ちにさせてくれるはず。
青春時代を振り返りながら、日々の活力になるような映画をご紹介します。
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Index
目次
まずは、11位~20位までを紹介
まずは、惜しくもTOP10入りを逃したものの複数票を獲得した作品をご紹介します。
順位 | 映画名 | 票数 |
---|---|---|
11位 | 恋空 | 5票 |
11位 | ハチミツとクローバー | 5票 |
11位 | ハイスクール・ミュージカル | 5票 |
14位 | ぼくたちと駐在さんの700日戦争 | 4票 |
14位 | ピッチ・パーフェクト | 4票 |
14位 | ハリー・ポッター シリーズ | 4票 |
14位 | orange | 4票 |
18位 | ひるなかの流星 | 3票 |
18位 | コクリコ坂から | 3票 |
18位 | 映画 ビリギャル | 3票 |
18位 | シング・ストリート 未来へのうた | 3票 |
18位 | 君の膵臓をたべたい | 3票 |
18位 | キューティ・ブロンド | 3票 |
18位 | ヘアスプレー | 3票 |
18位 | ストロボ・エッジ | 3票 |
18位 | フラガール | 3票 |
18位 | ヒロイン失格 | 3票 |
青春時代の、恋に勉強に部活に、一生懸命がんばる主人公の映画がならんでいますね。
TOP10には入らなかったものの、誰もが「こんな青春時代を過ごしたかった…」と懐かしく思うと同時に、勇気を出せる内容となっています。
ギャルが偏差値を上げて、日本トップの大学に入学する『映画 ビリギャル』や、女子高生の恋が詰まった『恋空』や『ひるなかの流星』は女性の視点ならではの作品です。
さて、次からはいよいよTOP10の発表となります。どの映画も、きっとあなたの毎日を応援してくれるはず!
10位(同率) 青空エール(6票)
【あらすじ】
北海道・札幌。野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した小野つばさは、野球部のトロフィーを眺めていた野球部員の山田大介と出会う。吹奏楽部に憧れるつばさは、「甲子園で戦う大介をスタンドで応援する」と約束を交わし、その約束を実現させるため、2人は互いに惹かれあいながらも、それぞれの部活動に邁進していく。
これまで数々のヒット漫画を生み出してきた、河原和音作の大人気漫画『青空エール』の実写化映画。監督は青春映画を得意とする三木孝浩。
少し内気だけど、吹奏楽に取り組む女子高生のつばさと、野球に一生懸命うちこむ大介。まっすぐ部活動に取り組む2人は、時に挫折してしまうことも…。
しかし、お互いを励まし合って目標に向かって進む姿には、多くの人が勇気をもらえるはずです。それと同時に青春時代の恋の微妙な距離を描けたのは、青春映画を得意とする三木監督ならではと思わされます。
タイトル通り青空の下でエールを送り合う姿には、原作の漫画ファンも納得の映画になっているようです。
部活動の厳しさを描きつつも、努力して成功を掴むストーリーを描いた『青空エール』には、多くの人が憧れる青春時代が詰まっています。
『青空エール』をおすすめした人のコメント
- 「0から何かに挑戦しておけばよかった、最後まで死ぬ気で何かに打ち込めばよかったと思わせてくれる作品」(36歳)
- 「部活と片思いと友情、まさに青春そのものだから」(50歳)
- 「やりたかった吹奏楽部に入部し、3年間必死で仲間と練習に明け暮れる生活がうらやましかった。」(40歳)
青空エール
調査日:2020/09/23
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
10位(同率) スタンド・バイ・ミー(6票)
【あらすじ】
オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。それぞれに家庭の問題を抱える4人の少年たちが、町から30キロばかり離れたところに列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、死体探しの旅に出る。
これまで『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』等、数々の名作映画の原作者であるスティーヴン・キングの小説を元に作られたのが本作『スタンド・バイ・ミー』です。
夏のオレゴン州の片田舎で、12歳の少年4人が「死体を探しに行く」という、一風変わった目的達成のために一致団結して冒険をするという内容になっています。それぞれに複雑な事情を抱える少年たちは、冒険の中で悩みを互いに打ち明け、時に涙して励まし合いながら、仲間の絆を深めていきます。
映画の最後、パソコンに打ち込まれた「あの12歳の時のような友だちはもう2度とできない。もう2度と…」のセリフには、二度と戻らない青春への思いが込められており、多くの人が共感する部分となっています。
それゆえに青春時代の思い出を蘇らせてくれる映画として、公開から30年たった今でも人々の心を揺さぶり続けるのでしょう。
『スタンド・バイ・ミー』をおすすめした人のコメント
- 「こんな友達が居たら良かった、友情や悲しさなど色々な気持ちがこみ上げ、心熱くなる映画です」(44歳)
- 「当作品の少年達のように、無計画に冒険に出たり秘密や弱さを分けあったり‥見るたびに失ってしまった青春を思い出します。」(32歳)
- 「冒険は楽しいことばかりじゃなかったけれど、大人になっても痛烈に思い出される青春時代を過ごしたかったなと思いました。」(45歳)
スタンド・バイ・ミー
調査日:2020/04/28
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
6位(同率) SUNNY 強い気持ち・強い愛(8票)
【あらすじ】
90年代、青春の真っ只中にあった女子高生グループ「サニー」。楽しかったあの頃から、20年以上という歳月を経て、メンバーの6人はそれぞれが問題を抱える大人の女性になっていた。「サニー」の元メンバーで専業主婦の奈美は、かつての親友・芹香と久しぶりに再会する。しかし、芹香の体はすでに末期がんに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけみんなに会いたい」という芹香の願いを実現するため、彼女たちの時間がふたたび動き出す。
『SUNNY強い気持ち・強い愛』は『モテキ』『バクマン』などでヒットを繰り出した、大根仁監督の映画です。韓国で大ヒットした映画『サニー永遠の仲間たち』を原作に、日本で新たな作品として生まれたのが本作です。
舞台である1990年代を演出するため、音楽は小室哲哉が担当。当時のヒットナンバーが劇中歌としてふんだんに使用されており、青春時代の友情や恋などを思い出さずにはいられません。
物語は、奈美たちが青春時代を振り返りながら進みます。余命1ヶ月の友人のために…という少々重たいテーマとなっているものの、鑑賞後は「またがんばろう!」という爽やかな気持ちにさせてくれます。それも青春時代の素晴らしい思い出がテンポよく挟まれるほか、登場人物たちの豊かな人間性の演出によるものでしょう。
現代でさまざまな事情を抱えて悩む大人の女性たちが、葛藤しつつ友人とともに壁を乗り越えていく姿に、多くの女性たちから票が集まりました。篠原涼子をはじめとした、一流女優たちの演技も必見です。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をおすすめした人のコメント
- 「仲のいい友達と歌って踊って楽しそうだった」(33歳)
- 「コギャルが最強だった時代、もっとはっちゃければよかった。」(41歳)
- 「女同士の友情が非常に強く、それぞれいろんなことを抱えながらも支え合って過ごしていて憧れるから」(26歳)
SUNNY 強い気持ち・強い愛
調査日:2020/09/23
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
6位(同率) アオハライド(8票)
【あらすじ】
中学1年生の双葉と洸は互いに淡い恋心を抱いていたが、洸の突然の転校によって離ればなれになってしまう。4年後、高校2年生になった双葉は洸と思いがけず再会を果たすが、洸は以前とは正反対のクールな性格に変わってしまっていた。戸惑いを隠しきれない双葉だったが、そっけない言動の中に見え隠れする洸の優しさに触れ、再び彼にひかれていく。やがて、洸の空白の4年間が明らかになっていき……。
『アオハライド』は咲坂伊緒の大ヒット漫画の実写映画化作品。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」で第3位にランクインし、アニメ化もされています。監督は同記事内10位『青空エール』と同じ三木孝浩が務めました。
複雑な家庭環境から、何度もすれ違ってしまう2人。互いに相手を思っていながらも、うまくいかない…そんなもどかしい感情や距離感が描かれています。悩みながらも、友人に支えられつつ気持ちが通じていく双葉と洸の姿は、純粋さあふれる青春そのもの。
「男女のグループで学校生活を楽しむと言うことをしてみたかった」というコメントのように、青春時代の楽しさと恋愛の切なさが詰まった本作品は、多くの女性が憧れる内容となっています。
『アオハライド』をお薦めした人のコメント
- 「高校生同士の青春はとても憧れるから」(22歳)
- 「登場人物たちのように男女のグループで学校生活を楽しむと言うことをしてみたかったです」(23歳)
- 「漫画も好きで何回も読んでる作品なんですが、映画もすごくよかったです」(33歳)
アオハライド
調査日:2020/09/23
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
6位(同率) 時をかける少女(8票)
【あらすじ】
高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶の確かな過去に飛べる能力だという。半信半疑の真琴だが、日常の些細(ささい)な不満やストレス解消などのため、むやみやたらに能力を乱用しだし……。
『時をかける少女』を手掛けるのは細田守監督。『サマーウォーズ』や『バケモノの子』等、ファンタジーな世界の中で主人公が成長する過程を描き、観る人に愛や勇気・元気を与える映画を作る監督です。
物語の主人公は、タイムリープを使える、ちょっと不思議な女子高生です。タイムリープを使って、自分に都合の良い展開に現実を変えていく真琴ですが、同時に他者の心の痛みも経験します。
恋と友情に揺れる真琴の微妙な心情は、まさに青春真っ只中。青春時代の未熟さゆえの青さや痛みを思い出させてくれると同時に、ラストでは前向きに、どこかスッキリとした気持ちにさせてもらえます。
少し切ないラストですが、男友達との微妙な関係や夏の入道雲など、青春らしさを感じる場面が多いことから得票に繋がりました。
『時をかける少女』をおすすめした人のコメント
- 「男友達との友達なのか恋愛なのか微妙な関係が楽しくも切なくていいな思います」(34歳)
- 「夏の入道雲が美しく描かれているので、夏の青春を感じさせる話です」(28歳)
- 「学生の時は当たり前で気付かなかった大切な物を、もう一度思い出させてくれる映画です」(42歳)
時をかける少女
調査日:2020/09/04
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
6位(同率) スウィングガールズ(8票)
【あらすじ】
サボりの口実としてビックバンドを始めた、“やる気のない”女子高生たちだったが、次第にジャズの魅力に引き込まれ、楽器は無いが自分たちだけのバンドを結成する。
映画『スウィングガールズ』は同記事内4位の『ウォーターボーイズ』と同じ監督・矢口史靖によるジャズが舞台の高校生映画となっています。
東北の田舎町で、補修をサボる口実のため吹奏楽部に入部した友子達。はじめのうちこそ、やる気のないメンバーでしたが、続けるうちに音楽の楽しさを知り、「ジャズやるべ!」と自分達でジャズバンドを結成。思わず笑ってしまうシーンもありますが、ラストの演奏シーンでは彼女たちが作り上げた音楽に感動してしまうでしょう。
『ウォーターボーイズ』と同様、高校生たちが一生懸命一つの目標に向かってひた走る姿は、まさに青春時代を思い出させてくれます。劇中で演奏された曲たちは、どれもジャズの名曲ばかり。それも吹き替えではなく、出演者たちによって実際に演奏されたというのだから驚きです。
主演の友子を演じた上野樹里は、この後『のだめカンタービレ』や『アオハライド』で音楽に携わる人物を多く演じます。彼女自身ピアノが得意であることから、音楽を元にした映画の出演が多いのかもしれませんね。
『スウィングガールズ』をおすすめした人のコメント
- 「こんな青春を送りたい!と思い、実際に中学では吹奏楽部に入りました」(26歳)
- 「楽器に没頭する学生時代は自分とは無縁だったので、過ごしてみたいなぁと思います」(33歳)
- 「青春時代に仲間たちと何かに夢中になって取り組む、青春って素晴らしいなと感じました」(31歳)
5位 チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~(10票)
【あらすじ】
高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生の孝介を応援したいという軽い気持ちでチアダンス部に入部する。そんなひかりを待ち受けていたのは、顧問の早乙女薫子によるスパルタ指導。おでこ出しは絶対必須、恋愛は禁止という厳しく部員たちを指導する早乙女は全米大会制覇を目標に掲げていた。早乙女の指導に周りの部員たちが次々と退部していく中、チームメイトである彩乃とともに、チアダンスを続けていく決意をしたひかりは、仲間たち、そして早乙女とともに大きな目標に向かってまい進する。
タイトルにあるように、2009年福井県のチアリーダーがアメリカのチアダンス選手権大会で優勝したという実話に基づいて製作されたのが本作です。映画の反響を受け、2018年にはドラマにもなった『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』。
チアダンスを練習するために、主演の広瀬すずはじめキャストたちは半年以上かけて取り組んだとか。内容はもちろん、披露されるパフォーマンスも必見となっています!
ひかりと部活の仲間たち、そして顧問の早乙女が目指すのはアメリカのチアダンス選手権大会優勝。普通であれば臆してしまうような目標ですが、時に挫折し、厳しい声掛けをしながら、全員で一つのことに取り組むその姿は、高校生の仲良しグループというよりも、同士や戦友といった言葉が当てはまるかもしれません。
女子高生の物語ながら、スポ根あふれる内容となっています。「くじけてしまいそうな毎日だけど、もうちょっとがんばりたい…」そんなとき、この映画を見ると励まされる人も多いでしょう。
『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』をおすすめした人のコメント
- 「学生時代にあんなに部活に熱中できてなかったので、もっと真剣に取り組んでたら少しは違ったかなとか思います。」(25歳)
- 「友情が生まれたり、同じ目標に向かって頑張る姿が素敵」(25歳)
- 「何かに一生懸命になれる素晴らしさや、仲間っていう一生ものの宝が出来る話に心が弾むから」(26歳)
チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~
調査日:2020/09/23
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4位 ウォーターボーイズ(13票)
【あらすじ】
唯野男子高校水泳部の部員は3年生の鈴木ただ1人で、廃部の危機に陥っていた。そんな中、美人教師・佐久間が顧問に就任したことをきっかけに、部員数は一気に30人に膨れ上がる。しかし佐久間が本当に教えたかったのは競泳ではなくシンクロで、それを知った途端にほとんどの部員が逃げ出し、鈴木を含む5人だけが取り残されてしまう。渋々シンクロをすることになった彼らは、学園祭での発表を目指して特訓を開始するが……。
「男子高校生×シンクロ」の全く新しいジャンルの映画『ウォーターボーイズ』。同じく青春映画の『スウィングガールズ』でもヒットを生み出した矢口史靖監督による作品です。
俳優・妻夫木聡の初主演映画で、撮影まで共演者とともに2ヶ月以上毎日シンクロ練習に取り組んだとか。それだけにシンクロの完成度も非常に高く、楽しい作品となっています。
青春コメディ映画といわれるように、熱い友情と淡い恋。時にコミカルな演出を含めながらも、真剣に練習に取り組む主人公たち。時にぶつかりながらも、学園祭でのシンクロ発表を成功させたサクセスストーリーには、誰もが感動してしまうはず。
男子高校生たちの、まっすぐ一生懸命にものごとに取り組む姿は、何かに打ち込む熱い気持ちを思い出させてくれます。
『ウォーターボーイズ』をおすすめした人のコメント
- 「女ですが、あんな何かに夢中になれる青春を送ってみたかったです」(31歳)
- 「私はユルいテニス部だったので、もっと真剣に打ち込めばよかったと少し後悔しています」(46歳)
- 「最後に文化祭で大勢の前でシンクロする彼らはキラキラ輝いてました!彼らの肉体美も素晴らしかったです」(44歳)
3位 ちはやふる シリーズ(14票)
【あらすじ】
幼なじみの綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人は、新に教わった「競技かるた」でいつも一緒に遊んでいた。新の競技かるたにかける情熱に、千早は夢を持つことの大切さを教わるが、そんな矢先に新は家の事情で遠くへ引っ越してしまう。高校生になった千早は、新に会いたい一心で「競技かるた部」創設を決意し、高校で再会した太一とともに部員集めに奔走。なんとか5人の部員を集めて競技かるた部を立ち上げた千早は、全国大会を目指して練習に励む。
『ちはやふる』は同名の大ヒット漫画が実写化された映画で、3部作となっています。『上の句』『下の句』で観客動員数200万人を超える大ヒットを果たし、完結編の『結び』も傑作との呼び声が高い作品となっています。
「競技かるた」を題材にした作品で、真剣にかるたに向き合う千早の姿を思わず応援してしまう人も多いのではないでしょうか? もちろん青春らしく、友情や恋愛、進路などに葛藤する姿も描かれています。
かるたの試合シーンでは、素晴らしいカメラワークによって、手札をとる場面が描かれています。躍動感と美しさが際立っており、競技かるたを詳しく知らない人でも思わず固唾を呑んでしまうでしょう。また、広瀬すずが演じる千早の迫真の演技には圧倒され、魅力を改めて感じさせられます。
「高校生ならでは」の真剣に一つのことに力を注ぐ姿に、熱い青春時代を思い出した人も多かったようです。
『ちはやふる』シリーズをおすすめした人のコメント
- 「高校生ならではなの、注げる力があると思います。そんな熱い思いを感じさせてくれる作品です」(29歳)
- 「大人になっても恋はできるけど、部活動は学生ならではって感じで文句言いながらもやる時はやるぜ!な雰囲気がぐっとくる」(29歳)
- 「部活に熱中するとか部活の仲間と喧嘩してぶつかったりしても乗り越えていくのが凄くかっこよかった。」(23歳)
- 「競技かるたに青春をかける姿に、自分も人生の土台になるような青春をかけた何かに出会いたかったと思います」(37歳)
- 「競技かるたがあんなにすごいものとは思わなかったし、広瀬すずの可愛さと強さを合わせもつところが同性から見ても魅力的だから」(43歳)
ちはやふる ~上の句~
調査日:2020/09/23
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
2位 耳をすませば(22票)
【あらすじ】
読書好きな中学生3年生の少女・月島雫は、自分が図書館で借りてくる本の貸し出しカードの多くに「天沢聖司」という名前があるのを見つけ、それ以来、顔も知らない天沢聖司の存在が気になっていた。夏休みのある日、図書館に向かう途中で遭遇した一匹のネコに導かれ、雫は「地球屋」という不思議な雑貨店に迷い込む。やがて店主の孫の少年が天沢聖司であることを知り、2人は徐々に距離を縮めていく。しかしバイオリン職人を目指す聖司は、中学を卒業したらイタリアへ渡ることを決めていた。その姿に刺激を受けた雫は、本を読むばかりではなく、自らも物語を生みだそうと決意するが……。
『耳をすませば』といえば、スタジオジブリ作品としても有名です。しかし実はこの作品、少女漫画「りぼん」で連載されていた、『耳をすませば』が原作というのは知らない人もいるのではないでしょうか?
バイオリン職人を夢見る聖司と、読書が好きな雫。雫が夢を追って前を歩く聖司に強く影響を受けて、夢や目標に向かって努力する姿が描かれています。
雫の心境が空想の世界で描写されるシーンがあり、なんとも幻想的な風景やセリフ・世界観はジブリ映画そのもの。少女漫画の世界とは一線を画した演出となっています。
「悩みながらも目標に向けてがんばっているところが好き。」など、青春時代の恋愛要素を多く含みながらも、雫が成長していく姿に多くの人から好感を持たれています。映画を見終えた後は、ノスタルジックな感傷に浸るとともに、未来への希望も湧いてくるでしょう。
『耳をすませば』をおすすめした人のコメント
- 「高校生ならではの甘酸っぱい恋愛を見るといろんな感情になって青春を感じるから」(29歳)
- 「爽やかでかわいくて憧れます」(31歳)
- 「自分の夢に向かって一生懸命な主人公の姿がかっこいいし、何度見てもキュンキュンするからです」(36歳)
- 「友達がたくさんいて一緒に悩んだりしながらもそれぞれ目標にむかってがんばっているところが好き」(32歳)
- 「読書好き・図書館好きだったこともあり、中学生の頃の恋がよみがえりまくる映画です」(42歳)
1位 君に届け(32票)
【あらすじ】
見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。
椎名軽穂による大ヒット漫画、『君に届け』が原作の本作。アニメ化やゲーム化など、女子向けのコミックながら異例のヒット作となっています。
ヒロインは「爽子」の本名と対照的に「貞子」と呼ばれる内気な女子高生。「一日一善」をモットーに毎日人の役に立つことをしますが、なかなか周囲に気づいてもらえません。
しかし風早だけは爽子を見ており、お互いに惹かれ合いつつも、途中で思いがすれ違ってしまう場面も…。その不安定な距離感も青春の甘酸っぱさを感じられる部分で、この映画が人気の理由の一つでしょう。
内気な女の子が、恋愛・友情を通して成長していく姿が、前向きに描かれており、そこに多くの女性からの支持が集まりました。「ピュアなラブストーリーでキュンキュンします!」など、大人の女性が憧れる、恋愛青春映画の金字塔のような存在となっています。
『君を届け』をおすすめした人のコメント
- 「青春の甘酸っぱい感じがいいです」(32歳)
- 「素敵な人に出会あってドキドキした日々を過ごしたかった」(31歳)
- 「全然雰囲気の違う男子生徒と女子生徒がひかれあうとても素晴らしい作品でした」(46歳)
- 「今見ても、全く古さを感じません。多分、これからもずっと見続けるはずです」(52歳)
- 「とてもピュアなラブストーリーで、キュンキュンします!」(20歳)
君に届け
調査日:2020/09/04
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
まとめ)「輝いていたあの頃」が明日を生きる力になる。
女性らしく、恋愛要素を含む映画が多かったですね!感情をうまく伝えられない主人公たちに、思わずもどかしい気持ちになってしまう人も多かったのではないでしょうか?しかし、それと同時にどの映画も、青春時代ならではのひたむきさや、一生懸命何かに取り組む姿を私たちに思い出させてくれます。
懐かしくて、甘酸っぱい。笑えるけど、ちょっと泣ける。楽しいだけじゃなくて、ほろ苦い。友情や恋愛など、青春時代にはたくさんのことを経験して大切なことを学びましたが、仕事に忙しい毎日だとついつい忘れがちです。
仕事で辛いことがあったときや、もう少しがんばりたいとき、青春映画からは多くの力をもらえるはず。ホッと一息つきながら、映画を観てみてはいかがでしょうか?
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