家族の「崩壊/再生」を描いた映画おすすめ10選
［最終更新日］2023/03/11
恋人や友人とは異なり、切っても切れない関係にあるのが「家族」です。
何年経っても仲の良い家族もいれば、さまざまな事情から決してそうとは言い切れない家族もいると思います。
今回は、家族の「崩壊」と「再生」を描いた映画を10本ご紹介します。
家族に問題を抱える方もそうでない方も、今一度、自身と家族の距離感について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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Index
目次
1）家族の「崩壊」を描いた映画5本
『ブルーバレンタイン』（2010年/アメリカ/112分）
【あらすじ】
仕事が芳しくないディーンと、長年の勉強の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディの夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。2人はお互いに相手に不満を抱えていたが、それを口に出せば平和な日常が崩れてしまうことを恐れていた……。
夫になったことで人生が完結した男と、妻になることで人生を諦めた女
「星の王子さま」などの著者として知られるサン＝テグジュペリは、自著「人間の大地」の中で、「愛するとは決して互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見ることだ」という言葉を綴っています。
本作『ブルーバレンタイン』はいわば、「互いに同じ方向を見れなくなってしまった夫婦」を描いた作品です。
本作はディーンとシンディという男女の「出会ってから結婚するまで」と「夫婦生活が破綻し離婚するまで」の2つの時制を行き来します。
そのため、お互いに相手を見つめ合っていた輝かしい場面のすぐ後で、すっかりくたびれてしまった2人の現在が挿入されるなど、痛ましくもリアルな男女の心の機微が緻密に描かれていきます。
夫のディーンは今でもシンディのことを愛しているが、シンディの方はかつての頃のような眼差しではディーンのことを見つめられなくなっている。
2人が辿り着いた結末は、胸を抉られるような余韻を残します。
ブルーバレンタイン
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『ジュリアン』（2017年/フランス/93分）
【あらすじ】
離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。ミリアムは夫のアントワーヌに子どもを近づけたくはなかったが、裁判所はアントワーヌに隔週の週末ごとにジュリアンへの面会の権利を与える。アントワーヌはジュリアンに、共同親権を盾にミリアムの連絡先を聞き出そうとするが、ジュリアンは母を守るために必死で嘘をつき続けていた。アントワーヌの不満は徐々に蓄積されていき、やがてジュリアンの嘘を見破るが……。
呼吸も忘れるほどの93分間の緊張
本作『ジュリアン』の冒頭は、離婚したブレッソン夫妻が一人息子のジュリアンの親権を巡って争っている場面から始まります。およそ15分にわたるこのシーンにより、彼らが再び家族に戻る可能性は決して無いのだという印象を観ている者に伝えてきます。
親権争いは平行線を辿り、ジュリアンは隔週ごとに2人の親の元を行ったり来たりする生活をすることになります。
先述した『ブルーバレンタイン』が、家族の崩壊を夫婦の目線から捉えた作品ならば、本作は「子供」の視点から見た家族の崩壊を残酷なまでにあぶり出していきます。
離婚前は度々妻へ暴力を振るっていたというアントワーヌはとても大柄で強面な男。ジュリアンの前では良き父親として振る舞おうと努力していますが、同時にふとした瞬間に垣間見える暴力的な視線に、ジュリアンは委縮してしまいます。
子供を通じ、元妻の居場所を探ろうとするアントワーヌと、それを阻止しようと沈黙を貫くジュリアン。
ギリギリの均衡状態を保ってきた糸がついにプツリと切れてしまった時、本作は背筋も凍る展開へと雪崩れ込んでいきます。
ジュリアン
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『プリズナーズ』（2013年/アメリカ/153分）
【あらすじ】
家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町でひとりの少女が失踪する。手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の証言から、彼が誘拐犯だと確信。自らの手で娘を助け出すため、一線を超える決意をする。
娘を取り戻すため、「父」であることを辞めた男
『ボーダーライン』や『ブレードランナー2049』など、巧みなストーリーテリングの中に人間の複雑な心の機微を描出してきたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による2013年の作品『プリズナーズ』。
物語はある2家族の幸せなホームパーティーの様子から幕を開けます。
ふと目を離した隙に姿を消した娘。家族の必死の捜索も虚しく、数日が経過しても娘は見つからない。
そんな中逮捕された一人の青年。これで事件が動き出すかと思いきや、青年は知能の遅れがあり犯行は不可能であると断定され釈放されてしまいます。
しかし、娘を思う父親は「あの男こそが犯人だ」という妄念にとりつかれ、ついに一線を越えてしまいます。
物語のプロットは典型的なミステリーですが、本作のテーマは「愛する我が子のために、父であることをやめた男」を描くことにあります。
妻も息子もいるにも関わらず、「消えた娘」の姿だけを追い常軌を逸していく主人公の姿を通して、「もしこれがあなたの立場だったら？」という問いかけを観客に投げかけてくる重厚な一作です。
プリズナーズ
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『葛城事件』（2016年/日本/120分）
【あらすじ】
親が始めた金物屋を継いだ葛城清は、美しい妻・伸子と共に2人の息子を育て、念願のマイホームも建てて理想の家庭を築き上げたはずだった。しかし、清の強い思いは知らず知らずのうちに家族を抑圧し、支配するようになっていた。長男の保は従順だが対人関係に悩み、会社をリストラされたことも言い出せない。そして、アルバイトが長続きしないことを清に責められ、理不尽な思いを募らせてきた次男の稔は、ある日突然、8人を殺傷する無差別殺人事件を起こす。死刑判決を受けた稔は、死刑制度反対を訴える女・星野が稔と獄中結婚することになるが……。
家族という名の「地獄」をさまよう人間たち
ある日突然に通り魔殺人の犯人となってしまった息子を皮切りに、家族の崩壊が明るみに出る様を描いたのが赤堀雅秋監督による『葛城事件』です。
主人公となる一家の父・清は、独善的な性格により家族を抑圧してきた人物です。長男はそんな父親に歯向かうことなく生きてきた結果、ストレスを内に溜め込む人間へと成長し、反対に次男はその怒りを社会に向けて発散させてしまう。
葛城家の崩壊は次男の起こした事件によって白日の下へとさらされますが、実はそれ以前から家族の崩壊はとっくに始まってしまっていたことが、次第に明らかになっていきます。
まったく共感のできるところのないモンスターのように描かれている父・清ですが、同時に彼こそが最も「理想の家族」という像を追い求め続け、それを手に入れることができなかった虚しさに、「この一家のようになってしまうことのないように」という監督の警鐘が、本作のメッセージとなっています。
中盤で描かれるリアルな通り魔殺人のシーンなど、目を背けてしまいそうな描写もありますが、決して他人事とは言えない家族の物語は、間違いなく一見の価値があるでしょう。
葛城事件
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』（2007年/日本/112分）
【あらすじ】
女優を目指して上京したものの全く芽が出ない自意識過剰の勘違い女・澄伽、かつて澄伽の秘密を漫画に描き暴露してしまったために彼女から壮絶ないびりを受ける妹・清深、姉妹の間で板ばさみになってしまう兄・宍道、お人好しの兄嫁・待子。澄伽の帰省をきっかけに巻き起こる一触即発の人間模様を、ブラック・ユーモアたっぷりに描く。
「やっぱりお姉ちゃんは、最高に面白いよ」
劇団主宰者、そして芥川賞作家でもある本谷有希子の戯曲を、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督が映画化したのが『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』です。
長年音信不通だった姉の澄伽が実家に戻ってきたことに端を発する、姉妹の確執や周囲の人々の葛藤が、圧倒的なブラック・ユーモアを交えつつ描かれていきます。
元々が戯曲であることから、本作のメインの登場人物はわずか4人です。
女優を目指して上京した自意識過剰な姉と、そんな姉を冷めた目で観察し漫画のキャラとして描き続ける妹、なぜか姉に従順な兄に、お人好しなその妻。
4人の生活は、それぞれの隠された思いが表出すると同時に、歪な不協和音を奏で始めます。
舞台となる田舎町の風景もまた、「どこにも逃げ場がない」という閉塞的な空気を醸し出し、本作の家族劇を一段不気味なものにしています。
家族の「再生」を描いた映画5本
『リトル・ミス・サンシャイン』（2006年/アメリカ/100分）
【あらすじ】
アリゾナからカリフォルニアまでのバス旅行を通じて、崩壊寸前だった家族の再生を描く。
「家族」という名の運命共同体
それぞれに個性の強すぎるがゆえにまとまりの無かった家族が、娘の美少女コンテスト出場のために会場であるカリフォルニアまでミニバスを走らせていく中で、徐々に絆を取り戻していくまでを描いた作品が『リトル・ミス・サンシャイン』です。
のどかな田舎道を舞台に描かれる物語は、ともすれば牧歌的なロードムービーになりがちですが、本作はその中にもいくつものトラブルを盛り込み、故障寸前のミニバスとは対照的に疾走感あふれる作品に仕上がっています。
とにかく「勝ち負け」だけに重きを置く父、ニーチェの著書に影響を受け沈黙を貫く長男、失恋の果てに自殺未遂をした伯父など、それぞれに問題を抱えた家族たちが、迫りくるトラブルを前に少しずつ互いを認め合っていく姿が静かな感動を与えてくれます。
一本筋のようで予測のできないストーリーと、家族のドラマが融合した傑作でしょう。
リトル・ミス・サンシャイン
調査日:2021/06/09
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『ミッチェル家とマシンの反乱』（2021年/アメリカ・カナダ・フランス・香港/114分）
【あらすじ】
幼い頃から映画作りが好きな変わり者の女の子ケイティ・ミッチェルは、念願の映画学校への進学が決まり実家を出ることに。一刻も早く新たな環境へ飛び込みたいケイティだったが、自然を愛する父リックの提案で、家族揃ってケイティを学校まで送り届けるドライブ旅行へ出発する。そんな矢先、巨大IT企業・PAL社のロボットが人類に反旗を翻し、世界中が大パニックに陥ってしまう。周囲の人々がロボット軍団に捕らえられていく中、運良く逃げ延びたケイティたちは、世界を救うべく立ち上がる。
「家族の絆」を描いた笑って泣けるジェットコースタームービー
Netflixで配信中のCGアニメ映画『ミッチェル家とマシンの反乱』は、家族のドラマと「技術的特異点の到来によるAIの暴走」をマッチさせた娯楽作となっています。
変わり者一家として見られているミッチェル一家は、まもなく大学入学のため一人暮らしを始めようとしている映画監督志望のケイティと、そんな彼女の夢を心から応援できずにいる父リックの間に流れる不穏な空気に支配されています。
父リックは親子の絆を取り戻すために、ケイティの下宿先までのドライブ旅行を計画しますが、そんな矢先に大企業のロボットが人類へ反旗を翻し始めます。
それぞれに個性の強すぎる一家が、ひょんなことから人類の危機に立ち向かうという構図は、日本人であれば劇場版の「クレヨンしんちゃん」を想起し、親しみを感じる方も多いことでしょう。
大きな敵を前に再び一丸となっていく家族の絆と、実写ではほぼ表現不可能な規格外のアクションシーンが詰まった贅沢な一作です。
ミッチェル家とマシンの反乱
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
『そして父になる』（2013年/日本/120分）
【あらすじ】
大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。
家族を構成するのは「血の繋がり」か「過ごした時間」か
「我が子の取り違え」というショッキングなテーマを描きつつも、どの家族にも通じる普遍的なメッセージに着地してみせる『そして父になる』は、後にカンヌ国際映画祭にて最高賞のパルムドールを獲得するに至る是枝裕和監督の手腕が光る一作です。
本作では、互いの子供を取り違えられた2組の家族、なかでも2人の「父」が対比して描かれています。
1人は福山雅治演じるエリートの良多。彼は「血の繋がりこそが家族の証である」という考えから、6年間共に生活してきた息子を「交換」することにあまりためらいがありません。
一方のリリー・フランキー演じる雄大は「血の繋がりよりも過ごしてきた時間」を重んじる穏やかで包容力のある父親です。
試験的に一定期間、互いの息子を交換することとなった2家族ですが、どちらの父親も正しく、同時に間違いもあることが描かれ、まさしくそんな欠点こそも「家族」であるのだと気づきます。
「子役には台本を渡さず、その場の生のリアクションを大切にする」という監督の演出方法も冴えており、本当に2つの家族の間で逡巡しているかに見える子供たちの眼差しも、本作の欠かせないピースとなっています。
そして父になる
調査日:2020/04/30
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『ぼくたちの家族』（2014年/日本/117分）
【あらすじ】
ごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れながらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装おうとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する。
絶望の中に仄見える「再生」への光
ある日を境に物忘れの激しくなった母。病院で検査を受けたところ、「余命1週間」を宣告されてしまう。
どんな家族にもやがては起こり得る「死」をきっかけに、ばらばらだった家族の心が一つになる『ぼくたちの家族』は、原作者・早見和真さんの実体験を基にしています。
物語は結婚して家を離れていた長男の視点がメインになっています。自身の家庭を築いている間に、生まれ育った家族が知らぬ間に崩壊してしまっていたことに気づいた戸惑いが、抑制の効いた演出によって丁寧に描写されています。
序盤の悲劇の連鎖から一転、「母の病の治療法が見つかるかもしれない」という一縷の希望にかけ、再びまとまり出す中盤からは、家族の笑顔も増え、コミカルなやり取りも飛び交うなど、鑑賞後は爽やかな気分に浸れる作品になっています。
きっと観終わった後に、家族の声が聴きたくなることでしょう。
ぼくたちの家族が視聴できるイチオシ動画配信サービス
2021/06/09
ぼくたちの家族
調査日:2021/06/09
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『サバイバルファミリー』（2017年/日本/117分）
【あらすじ】
東京で暮らすごく平凡な一家、鈴木家。当たり前のように電化製品に囲まれた生活を送っていたある日、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなり、東京は大混乱に陥ってしまう。交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップした生活に人々が困り果てる中、鈴木家の亭主関白な父・義之は、家族を連れて東京を脱出することを決意するが……。
ある日、世界から電気が消えてしまったら
もしもある日、この世から電気が消えてしまったら――。
そんなifの世界を描いたコメディ映画が、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などの作品で知られる矢口史靖監督による『サバイバルファミリー』です。
小日向文世演じる主人公の義之は、一家の大黒柱でありながら、家族からは軽んじられている存在です。
電気が消え、一家は東京脱出を試みますが、彼らの行く手には様々な障害が立ちはだかります。
本作は「未曽有の出来事に陥った時、どのように生きていけばいいのか」を描くシミュレーション映画であると同時に、バラバラだった家族が絆を取り戻していくまでの物語でもあります。
特に、見栄っ張りな性格の父・義之が物語終盤で「ある物」を捨てるシーンは、クスリとしつつ大きな感動をもたらしてくれます。
また、物語冒頭の電車も車も止まってしまった中で、それでもとりあえず会社に向かおうと歩くサラリーマンの群れなどは、図らずも今の現実を映したようでもあり、また違った感慨を得られることでしょう。
サバイバルファミリーが視聴できるイチオシ動画配信サービス
2021/06/09
サバイバルファミリー
調査日:2021/06/09
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
映画の視聴にはVODサービスがおすすめ
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 Netflix（ネットフリックス） | 非公開 | なし | 月額990円～1980円 |
 amazonプライムビデオ | 32,000作品以上 | 30日間 | 月額500円 |
 dtv | 120,000作品以上 | 31日間 | 月額550円 |
 FODプレミアム | 50,000作品以上 | 14日間 | 月額976円 |
 TSUTAYA TV | 10,000作品以上 | 30日間 | 月額1,026円 |
 Paravi | 8,000作品以上 | 14日間 | 月額1,027円 |
まとめ）崩壊も再生も「小さな一歩」から
家族の「崩壊」と「再生」をテーマにした作品をそれぞれ5本ずつご紹介してきました。
誰しもに当てはまる最も身近な存在である「家族」を描いた作品は、本記事で紹介しきれなかったものも含め多くあります。
これらの作品を観てみると、崩壊も再生も、どちらも紙一重であることが分かると思います。
些細なボタンの掛け違いによって取り返しのつかない状態へと至ってしまうこともあれば、同様にやり直すきっかけもまた、ごく些細なアクションだったりもします。
純粋に娯楽として楽しむのも良いですし、自身の家族を重ねて物語に没入することで、多くの気づきが得られるかもしれません。
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