上司からのひと言:それから行動や言動に不備が無かったか、振り返られるようになった。

[最終更新日]2019/08/22

体験談
5
これだから平成生まれは常識がなくて困るのよ。

「これだから平成生まれは常識がなくて困るのよ」

のんさん(女性 26歳)
職業
医療事務
職種
医療
年収
秘匿
従業員規模
秘匿
地域
広島県

Index

目次

私の仕事。

私は今、地元の整形外科クリニックで医療事務の仕事をしています。

主な仕事内容は、受付業務と精算、レセプト請求などです。
備品の発注や清掃などの雑務も、基本的には私がこなしています。

一口に整形外科クリニックといっても、様々な肩書きの方が働いていて、
ドクターも看護師も、理学療法士、作業療法士、そして医療事務といった感じです。

私は一番には看護師の方と連携して仕事をすることが多く、
私の直属の上司は看護師長となります。

性格的には皆さんフレンドリーな方が多く、
人間関係の面においては大きな不自由もなく仕事ができていると思います。

患者様は何かと不安を抱えてクリニックに訪れていると思いますので、
そういった方々が少しでも気軽に、そして気持ちよく帰っていただけるように、
接客にはとても気を配っています。

土日も基本的には勤務になりますし、
一年を通してみても休日は少ない仕事だとは思いますが、
患者様と受付の際にお話ししたり、時に感謝の言葉をかけてくださるのが日々の糧です。

私の上司。

さて、上司から言われたひと言で印象深いのは、先ほど話した看護師長に言われたものです。

その方は50代の女性で、このクリニックではかれこれ20年以上働いているベテランになります。

年齢を感じさせないハキハキとした喋りと、スラっとした体形から、
私が就職した当初から

(キャリアウーマンって、こういう人のことを言うんだろうなぁ)

と、早くも憧れの的でした。

部下への指導も丁寧で、とても頼りになる上司です。

ただ一つだけ難点を挙げるとするならば、気分に左右されやすい性格の方で
機嫌の悪い時はこちらが挨拶しても、冷たい対応をされてしまうこともあります。

そんな日を除けば、本当にいい方なんですけどね……。

お孫さんがいらっしゃるので、ほのぼのとしたエピソードを聞かせてくれたり、
たまに仕事で分からないことがあり尋ねると、

看護師長

「あら、こんなことも分からないの。しっかりしんさい」

と、冗談めかして教えてくださります。

仕事の上司としてだけでなく、一人の人間としても、とても学ぶことの多い方だと思っています。

上司からのひと言。

それだけに彼女からのあのひと言は余計にショックでしたし、腹も立ちました。

ある時、学生時代からの友人に「結婚式での友人代表スピーチ」を頼まれたことがありました。

結婚式まではまだ3ヵ月ほどあり、それならばシフトにも都合をつけられるだろうと、私は快く引き受けたのです。

クリニックでのシフトは基本的に看護師長が組んでいて、私は翌日すぐに、3ヵ月後の希望休を伝えました。

看護師長

「あら、それは大役ね。わかった、休みの届けは忘れずに出しておいてね」

とても好意的な反応でしたので、私はすっかり安心しきっていました。

しかし、友人の結婚式を翌週に控えた日のこと。
改めて彼女に「来週お休みをいただきますが、よろしくお願いいたします」と
届とともに告げたのですが、

看護師長

「何それ、ちょっと急すぎじゃない? こっちの負担も考えなさいよ。これだから平成生まれは常識がなくて困るわね」

と、この前と真逆の反応を返されてしまったのです。

私が2ヵ月前に希望休についてお話ししたのを、忘れてしまっていたんですね。



そのひと言のおかげで。

誰にでも「うっかり」はありますし、とても仕事ができる方なので、忘れられていたことそれ自体には腹を立てていません。
問題は、その言い方だと思いました。

その日は特別に、彼女の機嫌も良くはなかったのだと思いますが、
「平成生まれは常識が無い」と、一括りにされたことには、まったく納得がいきません。

「2ヵ月前の時点で、お伝えしていましたし、その時は了承をいただけていました。大事な友人の結婚式なので、行かせてもらえませんか?」

内心は怒りもありましたが、下手に頼み込むと、看護師長も最終的には納得してくださりました。

私が伝えるタイミングが少し早すぎたのも、また口頭でしか伝えられていなかったのも、問題があったと思います。

以降は、何か大事な連絡がある際は、口頭だけでなく、きちんと書面にも起こしてお伝えするよう心掛けるようになりました。
それからは、先のようなトラブルは起きていません。

それからの私の変化。

「念には念を」

社会人としては当たり前のことですが、あのやり取りがあってから、より意識して行動できるようになったと思います。
その意味では、あのように厳しめの言葉をかけられましたが、感謝もしています。

看護師長との関係は、あれから悪くなってしまったというか、ドライな関係になったと思います。

それまでは彼女からの誘いで業後に食事に行くことも多かったのですが、
あの言葉を言われてからすぐは、私も自分の中で消化できていない思いもあり、しばらく断っていたのです。

それから徐々に彼女との雑談も減っていって、「仕事の関係」になってしまいました。

残念に思う反面、彼女の感情の波に戸惑うことも少なくなったので、
なるべく前向きに捉えようと思っています。

今後も付き合いは続いていきますので、少しずつ、以前のような関係に近づければいいな、と思っています。