【おすすめ映画#18】『ベイウォッチ』が無料で配信されているVODサービスは?
[最終更新日]2023/03/11
(C) 2017 Paramount Pictures.
どんなに仕事が好きな人でも、時には思いっきり羽を伸ばしたくなることもありますよね。そんな時に、海で過ごすのは最適な休暇の一つでしょう。
どこまでも広がる海に青い空。照り付ける日差し。開放感溢れる海で過ごせば、仕事や日常生活のストレスが一気に吹き飛ぶでしょう。
本記事で紹介するのがアメリカ人男性でInstagramフォロワー数ナンバー1を記録する俳優、ドウェイン・ジョンソン主演の映画『ベイウォッチ』です。
海を守るライフガードの活躍を描いた本作はノンストレスのアクションコメディ。仕事に日常に疲れた時に見るのが最適です。本記事では映画『ベイウォッチ』を社会人の視点で紹介する他、本作が無料で観られる動画配信サービスもご紹介します。
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目次
ベイウォッチ
調査日:2021/03/02
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
映画『ベイウォッチ』の概要
タイトル | ベイウォッチ |
---|---|
公開日 | 劇場未公開 |
上映時間 | 116分 |
映倫区分 | R15+ |
オフィシャルサイト | – |
スタッフ | 監督:セス・ゴードン 脚本:ロバート・ベン・ガランド |
キャスト | ドウェイン・ジョンソン ザック・エフロン アレクサンドラ・ダダリオ |
映画『ベイウォッチ』のあらすじ・見どころ
映画『ベイウォッチ』のあらすじ(一部ネタバレあり)
フロリダ州エメラルド・ベイ・エリアのエリート海難救助隊、通称「ベイウォッチ」のリーダー、ミッチ・ブキャナンはエメラルド・ベイの海を何年も守り、500人以上を救ってきたベテランガード。その類まれなる肉体とカリスマ性で地元近隣の人々から慕われていました。
そんなある日、ビーチで少年がドラッグの詰まった袋が流れ着いたのを発見します。それを少年から聞いたミッチは、この海で麻薬取引が行われているのではないかと危惧します。
そんなフロリダのビーチに一人の青年がやってきました。彼の名前はマット・ブロディ。オリンピック水泳競技の金メダリストですが、団体戦で競技中にゲロを吐いたことからゲロ彗星と呼ばれ、「イカれてて自制心がない」と言われている嫌われ者。
「自分を分析するなら80%は実力で30%はドープ」と答えるマットは、地元で迷惑行為を働き、司法取引で社会奉仕をするためにベイウォッチで働くことになったのです。
年々予算が削減されるベイウォッチも「PRのため」とミッチの承諾を得ずに採用するものの、海の安全を第一に考えるミッチはそれを拒否します。「ベイウォッチで働くにはトライアウトを受けなければならない」と。
こうしてはじまったトライアウト。多くの挑戦者が気骨を見せる中、マットは浜辺でビールを飲みはじめます。そんなマットに「入隊したければテストを受けろ」と声をかけるミッチですが「働いてやるから仕事をさせろ」と上から目線。そこでミッチは勝負を持ちかけます。
上級者コースと呼ばれる筋力・体力・棋力全てをを問われる過酷なレースに挑戦したマットですが、ミッチの圧倒的筋力の差に敗北します。「はじめる前に疲れていた」と言い訳するマットですが、「ライフガードは体力温存が基本」と逆にアドバイスを受けます。
その時、遠くの桟橋で三人の親子が海へ落下する事故が発生。早急に行動しライフガード用の四輪バギーで走り出すミッチ率いるベイウォッチ。それに対してバイクを盗んだマットはミッチを追い抜き真っ先に助けに入ります。
しかし、ライフガード初心者であるマットはうまく助け出すことができません。むしろ、溺れた人を落ち着かせることができず、さらなる危険に晒すことに。そこへ駆け付けたミッチとベイウォッチのメンバーは、熟練した経験と技術で三人の家族を助け出します。
全てを終えたミッチは、マットに声をかけます。「速さと度胸はある。だが人を危険に晒したらダメだ」と。しかし、こうも付け加えるのでした。「不本意ながら合格だ」と。
こうして新生ベイウォッチはエメラルド・ベイの安全と治安を守るために動き出したのでした。
映画『ベイウォッチ』の見どころ
本作はド派手なアクションに、小粋な会話、とびっきりの美女にとびっきりのハンサム。まさに頭を使わずに見れるような、陽気なアクション映画です。
本作の舞台はフロリダ州。温暖な気候の地域として知られており、白い砂浜に青い海と、リゾート地としても大人気です。
物語の舞台も「エメラルド・ベイ」と呼ばれる架空のリゾート地。照り付ける太陽に輝く海と、画面越しからもフロリダらしい陽気な雰囲気が伝わってきます。
とにかく暗いストーリーやストレスフルな展開は一切なく、カラッと明るいエンターテインメント作品です。
家にいながらまるでリゾート地にいるかのような気分を味わえる。忙しい社会人こそ、スキマ時間に気軽に見て欲しい映画です。
アメリカ人男性Instagramフォロワー数1位の男、ドウェイン・ジョンソン
参照:wikipedia
映画『ベイウォッチ』で主演を務めるのは今をときめくアメリカの大スター、ドウェイン・ジョンソンです。先日、Instagramのフォロワー数がアメリカ人男性で世界一(約2.1億人)になったことでも話題となりました。
そんなドウェイン・ジョンソンの特徴と言えば、80年代を代表するアクションスター、シルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーを継承するような、筋骨隆々の体格でしょう。
元はプロレスラーだったドウェイン・ジョンソンは、その体格を活かしたアクションやサモア系とアフリカ系の混血というエキゾチックな見た目でやがてスターの座へ上り詰め、2019年には世界で最も稼いだ男優に選ばれました。
本作では、そんなドウェイン・ジョンソンのカリスマ性を陽気な方向に発揮。「エメラルド・ベイの海を何年も守り、500人以上を救ってきた地元からの信頼も厚いライフセイバー」という役どころを、違和感を感じさせることなく説得力抜群に演じています。
ベイウォッチ
調査日:2021/03/02
○印は見放題配信。金額表示はレンタル料金です。動画の配信状況はマネージャーライフが調査した時点での情報です。詳細は各公式サイトでご確認頂けますようお願いします。
社会人として観る『ベイウォッチ』
プロフェッショナルの流儀
本作は陽気なコメディアクション映画ですが、「人を守る」という行為を冗談半分でやっているわけではありません。むしろ、本作は「ライフガード」という仕事を真正面から描いている側面があると言えます。
特に、ドウェイン・ジョンソン演じるミッチは誰よりもプロ意識を持ち、常に海の安全を第一に考えて妥協せずに行動します。その意識は、ベイウォッチのトライアウト前に行う、ミッチやベイウォッチのメンバーによる演説に現れています。
「我々が海を守っているからシングルマザーが安心して子供を水遊びさせられる」「救助にはルールがある。従わなければ人が死ぬ」「机仕事なら居眠りしても大きな問題にならないけど、ここでは気を抜くと人が死ぬ」と。これはライフガードの仕事を端的に表しています。
観光客で賑わうリゾート地。そこへは当然、誰もが楽しむことを目的に訪れます。しかし、海とは人の思い通りにならない自然の領域であり、いついかなる時も凄惨な事故の可能性が付きまとうもの。そんな海が「楽しい場所」であり続けているのは、他でもないライフガードがいるからです。
また、人が集まるということはその分治安も悪くなる可能性を孕んでいます。特に物語の舞台であるフロリダは治安の悪さで良く知られています。本作ではただの海難事故だけではなく、人が日焼けしている隙を狙って財布を盗むビーチのスリ師や、クラブを中心にドラッグを蔓延させる麻薬密売組織など、様々な危険が蔓延っています。
マット・ブロディはベイウォッチの仕事を「人が日焼けするのを防いだり溺れてるのを助けたりする仕事」という認識を持っていました。しかし、全ての厄介ごとに気を配り、市民の安全を確保し誰もが楽しめるようなビーチにする。それが本作の主人公であるミッチ・ブキャナンの仕事なのです。
仕事の縄張り意識とプロ意識
仕事には縄張りというものがあります。特にベイウォッチのようなライフガードや警察機関などは、縄張りに敏感であることで知られています。そうでなくとも、自分の仕事の領域に部外者にあれこれ口を出されるのは、誰でもいい気分はしないでしょう。
本作の主人公であるミッチは、海の平和を守ることに命を懸けています。そのため、海難事故に見せかけた殺人事件やビーチのドラッグの蔓延を見過ごせず、自らの手で解決しようと動き出します。
当然、そのことに警察はいい顔をしません。反発も起きます。新人のマット・ブロディは当然「警察に任せるべきだ」と反論しています。
しかし、海の安全を第一に考え、決して妥協の許さぬミッチは決して止まりません。自ら黒幕のいるクラブへ乗り込んだり、殺人事件の遺体が収容されている検死官事務所へ忍び込んだりと大暴れ。
挙句の果てに容疑者を追跡して街でひと騒動を起こします。結果、物語の中盤にミッチはベイウォッチをクビとなります。
このことから、「結果を出さずに自身の仕事の領域を越えてはいけない」という教訓が学べます。とはいえ、ミッチは妥協を許さぬ男。最終的には結果を出すことが約束されています。それも「ビーチの平和を守る」という大義があります。
もし、絶対的に果たさねばならない目標があるのならば、時に手段を問わず仕事の領域を越えた行動をとることも大切なのかもしれません。
完璧な人はいないからこそチームワークはある
独善的な金メダリストであるマット・ブロディはチームプレイが大の苦手。個人戦の水泳競技では金メダルをとるほどの腕の持ち主ですが、リレーでは前日に酒を飲みすぎて競技中にゲロを吐き全てを台無しにするという大惨事を起こしています。
海難救助隊「ベイウォッチ」は、一人が秀でていても全てを救えるわけではありません。リーダーシップのあるミッチがいて、冷静な判断ができるメンバーや機械に強いメンバーなどがいてはじめて多くの人を救えることができるのです。
故に、本作でミッチが単独で行動することはなく、常に仲間と共に行動していることが意図的に描かれています。
最初はベイウォッチに馴染めず「大切なのは自分とメダルだけ」とミッチに指摘されたマットも、やがて自らメダルを投げ捨て、仲間と協力するようになります。
俳優ドウェイン・ジョンソンは今でこそ最強のアクションスターの地位を築いていますが、その一方で実生活では鬱病を患っていた経験なども語っています。
現代では、「男は常に男らしくならねばならない」というマッチョイズムの押しつけは、差別や偏見を助長するとして問題視されています。
そんな中、ドウェイン・ジョンソンは筋骨隆々な肉体を持ちながら、誰よりも弱さを肯定し、マッチョイズムを否定するアクションスターなのです。
ひと昔前のアクションヒーローとは違い、完璧ではない。だからこそ「チームワーク」という形で自分の足りないところを互いに補い合う。
完璧な人はいない。誰もが弱さを併せ持ちます。だからこそ、この社会では何よりもチームワークが重要であるということを、ドウェイン・ジョンソンはこの作品で表現しているのです。
ベイウォッチ
調査日:2021/03/02
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まとめ)アメリカ人男性フォロワー数1位の男が伝えたいこと
Instagramアメリカ人男性フォロワー数1位のドウェイン・ジョンソンは、アメリカで最も影響力のある男と言っても過言ではないでしょう。そんな彼だからこそ、映画では常に何を発信し、どのように訴えかけるかを試行錯誤しています。
本作は気軽に楽しめる明るいコメディ映画ですが、至る所にドウェイン・ジョンソンからのメッセージが、しっかりと発信されています。
今現在、アメリカで最も成功している男の言葉は、社会に生き、常に前進を目指す人ならば耳を傾ける価値があるのではないでしょうか。
ベイウォッチ
調査日:2021/03/02
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