管理職体験談:業績悪化。その時、私がとった「奇策」とは……?
[最終更新日]2022/12/15
私は現在、ある生命保険会社で営業・管理職を務めています。
営業部は今20数名おり、彼らの業務指導や勉強会を定期的に開くなどしています。
ケイシ☆さん(男性 28歳)
- 職業
- 生命保険会社
- 職種
- 営業
- 年収
- 980万円
- 従業員規模
- 30名
- 地域
- 東京都
Index
目次
管理職としての私の仕事。
保険の仕事はやはりお客様への対応力が強く求められる仕事です。
こちらの理想を押し付けるのではなく、お客様の要望に沿える内容をこちらが提供する。
そのためのフォローの方法などを大切に教えています。
仕事のやりがいは、やはりそうした指導の結果、部下が営業を成功させていく姿を見ることですね。
自分が管理職になる前は、忙しそうだし、自分はマネジメントの器じゃないと消極的でしたが、何だかんだ悪戦苦闘しながらも、うまくやっていると思っています。
業績が下がり始め、私がとった行動は。
管理職になって1番の思い出は、昨年度のことになります。
当時、私の営業所はなかなか月の目標が達成出来ず、苦戦を強いられていた時期でした。
上司や同僚などにもたくさん相談をして、どのようにすれば目標が達成するかなどをアドバイスいただいていました。
しかし、それでも数字は下がる一方。
- 私
-
(やはり私には部下を引っ張っていく力が無いんじゃないのか……?)
私も部下たちも、弱気になっていました。
そこで私の行った「奇策」は、営業職員全員にカレーライスを御馳走することです。
しかも、私の手づくりです笑。
もちろん、カレーを食べたからと言って目標が達成されるわけではありません。
しかし当時の社内に漂っていた暗い空気は、かなり和らいだと思います。
社内の気持ちが一つになった出来事として、強く私の胸に刻まれることとなりました。
ちなみに、その月の目標は見事達成されました。
管理職は、数字だけが全てじゃない。
やはり仕事において、社内のだれ一人として欠けることは考えられないのだと強く思いました。
私一人では目標を達成できませんし、私が居なければチームもまとまりを欠いたままだったかもしれません。
後日、一人の部下からこんな言葉が。
- 部下
-
「所長の作るカレー、全然おいしくなかったですけど、なんか、すごい元気になりました笑」
管理職は数字ばかりを見るのではなく、共に働く部下の様子もきちんと把握していなければなりません。
それからはより一層、マネジメントに精を出し、以後は順調に業績を上げています。
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私の理想の管理職。
私を所長に推薦してくれた上司が、私の理想とする管理職像です。
私の職場は女性の数が多く、性別の違いなどからやりにくいことも多かったと思うのですが、
その上司は細かな気配りで男女それぞれに適した距離感・指導を行っていました。
そしていかなる時にも、笑顔を絶やさないのです。
これは決して簡単なことではないと思います。
実際、私が今それをできているかと問われれば、決してイエスとは言えません。
まだまだ、理想には届いていない状況です。
今後、私が目指したいこと。
私が最低限、管理職として気を付けていることは、
「部下の願いや悩みには、きちんと時間を割くこと」
「誰かの悪口は言わないこと」
この2つです。
今後は、さらに営業部署を発展させ、部下たちに不自由なく仕事をしてもらえるよう、取り組んでいく所存です。
そして将来的には、部長クラスへ昇進し、お客様のため、共に働く社員のために貢献していきたいと思います。
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